「ローランド」の版間の差分
→打楽器: 言語間リンク→仮リンク タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
m編集の要約なし |
||
38行目: | 38行目: | ||
}} |
}} |
||
'''ローランド株式会社'''({{Lang-en-short| |
'''ローランド株式会社'''({{Lang-en-short|Roland Corporation}})は、[[日本]]の大手[[電子楽器]]メーカー。自らが創業した[[エース電子工業]]を退社した[[梯郁太郎]]が、[[1972年]]([[昭和]]47年)に[[大阪市]]で創業。長らく、本社・広報機能を大阪に、製造・研究開発拠点を[[静岡県]][[浜松市]]に置いていたが、[[2005年]]([[平成]]17年)に、本社を浜松に移転した。 |
||
== 概要 == |
== 概要 == |
||
主に、[[シンセサイザー]]、[[デジタルピアノ]]、[[電子オルガン]]、[[電子ドラム]]、[[ギターアンプ]]や[[半導体]]の製品を開発・製造・販売する。[[ヤマハ]]や[[河合楽器製作所|カワイ]]とともに、日本を代表する楽器メーカーである。 |
主に、[[シンセサイザー]]、[[デジタルピアノ]]、[[電子オルガン]]、[[電子ドラム]]、[[ギターアンプ]]や[[半導体]]の製品を開発・製造・販売する。[[ヤマハ]]や[[河合楽器製作所|カワイ]]とともに、日本を代表する楽器メーカーである。 |
||
初期には、[[電気楽器]]([[エレクトリックギター|エレキギター]]、[[エレクトリックベース|エレキベース]])の演奏時に音色を加工する機器「[[エフェクター]]」や演奏用スピーカーアンプ |
初期には、[[電気楽器]]([[エレクトリックギター|エレキギター]]、[[エレクトリックベース|エレキベース]])の演奏時に音色を加工する機器「[[エフェクター]]」や演奏用スピーカーアンプ([[ローランド・JC-120|ジャズ・コーラス]] JCシリーズ JC-120など)、プリセット式のリズムマシン、音響ミキサーの製造を行っている。[[1973年]](昭和48年)からは[[シンセサイザー]]や[[エレクトロニックピアノ]]などの製造も手がけるようになった。[[1970年代]]後半には、富士弦楽器(現・[[フジゲン]])との合弁で「富士ローランド」を設立し、[[ギターシンセサイザー]]の製造を開始した。 |
||
社名は |
社名は中世ヨーロッパの叙事詩である『[[ローランの歌]]』の主人公ローランからとられている <ref>[http://www.roland.co.jp/about/slogan.html ローランド社企業理念・スローガン]</ref>。梯は、ローランド創業時に日本国外への展開を考え、どの国の言葉で発音してもよく聞こえるような2音節からなる響きのよい名前を探した。まず、梯は「R」から始まる社名にすることを決めた。これは、ローランド創業当時の電子楽器業界ではRから始まる社名があまり使われておらず、イニシャル1文字で社名を書いたときに都合がよいからであるという。そして、梯はこれらの条件にあてはまる単語として「ローランド」を選んだ<ref>梯郁太郎『ライフワークは音楽 電子楽器の開発にかけた夢』ISBN 4276237718 [[音楽之友社]]、2001年、41頁。</ref>。 |
||
[[大輪会]]の会員企業である<ref>[http://izumisano-kyuryo.jp/dairinkai/ 大輪会(だいりんかい)とは] - [http://izumisano-kyuryo.jp/ 泉佐野丘陵緑地公式サイト]内のページ。</ref>。 |
[[大輪会]]の会員企業である<ref>[http://izumisano-kyuryo.jp/dairinkai/ 大輪会(だいりんかい)とは] - [http://izumisano-kyuryo.jp/ 泉佐野丘陵緑地公式サイト]内のページ。</ref>。 |
2019年2月11日 (月) 03:07時点における版
ローランド本社工場 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒431-1304 静岡県浜松市北区細江町中川2036-1[1] 北緯34度48分31.8秒 東経137度39分20.6秒 / 北緯34.808833度 東経137.655722度座標: 北緯34度48分31.8秒 東経137度39分20.6秒 / 北緯34.808833度 東経137.655722度 |
設立 | 1972年(昭和47年)4月18日[1] |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 6080401010213 |
事業内容 | 電子楽器、電子機器及びソフトウェアの製造販売・輸出入 |
代表者 | 代表取締役社長:三木純一 |
資本金 | 94億2100万円(2016年3月31日現在) |
売上高 |
単独 314億円 連結 856億円 (2014年3月期) |
純利益 |
単独 △5億円 連結 4億円 (2014年3月期) |
純資産 |
単独 321億円 連結 631億円 (2014年3月31日現在) |
総資産 |
単独 387億円 連結 840億円 (2014年3月31日現在) |
従業員数 |
単体741名 連結2,945名 (2014年3月31日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 常若コーポレーション |
主要子会社 | 外部リンクグループ会社を参照 |
関係する人物 | 梯郁太郎 |
外部リンク | http://www.roland.com/jp/ |
特記事項:2014年3月の数値はローランド ディー. ジー.株式会社を連結している |
ローランド株式会社(英: Roland Corporation)は、日本の大手電子楽器メーカー。自らが創業したエース電子工業を退社した梯郁太郎が、1972年(昭和47年)に大阪市で創業。長らく、本社・広報機能を大阪に、製造・研究開発拠点を静岡県浜松市に置いていたが、2005年(平成17年)に、本社を浜松に移転した。
概要
主に、シンセサイザー、デジタルピアノ、電子オルガン、電子ドラム、ギターアンプや半導体の製品を開発・製造・販売する。ヤマハやカワイとともに、日本を代表する楽器メーカーである。
初期には、電気楽器(エレキギター、エレキベース)の演奏時に音色を加工する機器「エフェクター」や演奏用スピーカーアンプ(ジャズ・コーラス JCシリーズ JC-120など)、プリセット式のリズムマシン、音響ミキサーの製造を行っている。1973年(昭和48年)からはシンセサイザーやエレクトロニックピアノなどの製造も手がけるようになった。1970年代後半には、富士弦楽器(現・フジゲン)との合弁で「富士ローランド」を設立し、ギターシンセサイザーの製造を開始した。
社名は中世ヨーロッパの叙事詩である『ローランの歌』の主人公ローランからとられている [2]。梯は、ローランド創業時に日本国外への展開を考え、どの国の言葉で発音してもよく聞こえるような2音節からなる響きのよい名前を探した。まず、梯は「R」から始まる社名にすることを決めた。これは、ローランド創業当時の電子楽器業界ではRから始まる社名があまり使われておらず、イニシャル1文字で社名を書いたときに都合がよいからであるという。そして、梯はこれらの条件にあてはまる単語として「ローランド」を選んだ[3]。
- シンセサイザー
70〜80年台半ばまではモノフォニック(単音)/ポリフォニック(4〜12音)のアナログ・シンセサイザーを製造販売。1987年には同社初のフルデジタル・シンセサイザーD-50を発表、ヒット商品となった。その後デジタルが主流の時代になると、プロやハイアマチュア向けに拡張ボードで波形を供給できる音源モジュールJVシリーズ、XVシリーズを発表した。2000年代以降は、ライブ向けの軽量シンセサイザー、シーケンサー搭載のワークステーション型シンセサイザーなどの製品を中心に販売している。その一方で、クラブ音楽等で根強いアナログ式音源へのニーズを意識した、デジタル信号処理でアナログ音源を再現したアナログ・モデリング方式の製品も展開。近年は完全アナログ方式を望む声に合わせ、デジタル・アナログ統合型のシンセサイザーや、他社との協業企画によるフル・アナログ音源なども製品ラインナップに加えている。
- DTM関連
同社はシーケンサー・マイクロコンポーザーMC-8(1977年発売)を発表して以来コンピュータと電子楽器の連携に注力した企業であり、ヤマハ、シーケンシャル・サーキット等と共にMIDI規格を提唱した。同規格が制定された後、MT-32等DTMの製品を開発、鍵盤を持たないシンセサイザーである音源モジュールなどの機器を使用し、生演奏ではなくコンピュータにデータを入力することで楽器を演奏する手法が広まった。1990年代にはDTM向けに特化した音源モジュールとしてGS音源SCシリーズを発売した。
- 電子ピアノ
早くから取り組みがなされ、創業2年目の1973年には、アナログ音源電子ピアノ EP-10、翌74年には純電子方式としては初めて鍵盤タッチによる強弱表現を可能にしたEP-30を発売した。1986年にはSA(Structured Adaptive)方式デジタル音源を備えたプロ向けステージピアノ「RD-1000」を発売。従来にない表現力・リアルさを実現した同音源は、「HP」シリーズをはじめとする家庭用モデルにも転用された。その後も30年以上に渡り、88鍵個別サンプリング音源、ピアノの構造や弦素材をモデリングする「V-Piano」音源など、ピアノに特化した様々な音源方式を導入。また鍵盤機構や、家庭用モデルの再生系、ペダル機構、外観デザイン等についても、アコースティックピアノをよりリアルに再現すべく技術開発が繰り返されている。現在、デジタルピアノ市場においてはヤマハ、カワイ、他各社と並ぶ主要ブランドとなっている。
- 電子ドラム・打楽器
打楽器事業には、1985年「OCTAPAD」(初代・音源を内蔵しないMIDIパッドコントローラー)の発売により本格参入した。ほぼ同時期には同社初のフルドラムキットであり、アナログ電子音源の「αドラム」を発売。同カテゴリで先行していた英SIMMONS社を追う形で、数年に渡り販売した。90年代前半には「コンパクト・ドラム・システム」にコンセプトを改めて電子ドラム製品を復活。PCM音源によるリアルな生ドラム音と小型パッドの組み合わせにより、場所を取らずヘッドホンも使える練習キットとして人気を呼んだ。1997年には、独自開発のメッシュヘッド(打感や静粛性に優れた網状素材の打面)や新音源などを備え、よりアコースティックドラムに近い演奏感を実現した「V-Drums」シリーズを発売。以降同シリーズを基幹製品とし、主な電子ドラムメーカーのひとつとして事業を継続している。この他、サンプリング・パッドや電子音源を組み合わせたカホンなど、ドラムス以外の電子打楽器もしばしば製品化している。
- レコーディング機器
1995年、ハードディスクに演奏を記憶して楽曲作成ができるVS-880を発表。追って関係会社のボス(後に吸収合併)からも、ギタリスト向け仕様のハードディスク/メモリーレコーダーを発売した。また2000年代前半には、小型高音質フィールドレコーダー(Rシリーズ)を市場に投入した。
- プログラマブル・リズムマシン〜ダンスミュージック向け製品
同社は80年代、プログラム可能なリズムマシン「TR-808」「TR-909」、ベース音源「TB-303」などを市場に投入。生産完了後、その独特のアナログサウンドが主にクラブ/ダンスミュージックのアーティストに評価され重用された。これを背景に、90年代後半頃から10年間ほどに渡り、クラブ/ダンスミュージック向けのハードウエア製品(MC-303/505系やSPシリーズのサンプラーなど)に注力した。2014年以降は、同分野に再び参入する形で新製品 (AIRA シリーズ、Boutique シリーズ)を展開している。
- その他の事業分野
楽器商品としては、2016年同社初のデジタル管楽器「エアロフォン」を発売し、管楽器分野への参入を果した他、サブスクリプション方式によるソフトウエア音源提供サービス「Roland Cloud」も立ち上げ、DAWプラグイン音源事業の取り組み強化を打ち出している。楽器関連以外の事業としては、業務用音響機器(デジタルミキサーなど)や映像機器(ビデオスイッチャーなど)の開発・販売、海外ブランドのオーディオ周辺機器(ヘッドホンやモニタースピーカーなど)の輸入販売、音楽教室の運営なども行っている。
ブランド
ローランドは、製品分野別にブランドを設ける「マルチブランド」展開をしていたが、近年はRoland及びBOSSの2ブランドに集約する方向となっている。
現行ブランド
- Roland
- メインとなるブランド。楽器全般(デジタルピアノ/オルガン、シンセサイザー、電子打楽器、楽器用アンプなど)に広く使用。2010年(平成22年)9月以降は、レコーダー、業務音響機器、コンピュータミュージック関連ハードウエアも使われている。
- BOSS
- 各種エフェクター、ギターアンプ及びギター・ベース周辺機器、チューナーなどのブランド。
販売終了ブランド
- EDIROL by Roland
- レコーダーなどに使われた旧ブランド。時期によりコンピュータミュージック関連ハードウェアにも使用された。2010年(平成22年)9月、Rolandブランドに統合された。「EDIROL」は edit + Roland の合成語。
- RSS by Roland
- ライブミキサーなど業務音響機器の旧ブランド。2010年(平成22年)9月、Rolandブランドに統合された。RSSはRoland System Solutions の頭文字。同社の3次元音響処理技術「Roland Sound Space」もRSSと表記されるため混同されやすいが別語。
- Cakewalk by Roland
- コンピュータミュージック関連ソフトウエア商品のブランド。一時期は関連ハードウエア製品にも使用された。「by Roland」は、開発元の米Cakewalk社が、ローランドによる株式取得によりグループ会社となって以降付記されたもの。2013年9月同社がCakewalkをギブソンに売却したことにより使用を終了。
- RODGERS (ロジャース)
- 米国のクラシックオルガンのメーカー/ブランド。1988年にローランドの資本傘下となり、デジタル技術を応用したクラシックオルガン製品を展開していたが、2016年1月、オランダの Vandeweerd family に事業売却された[5]。その後(株)河合楽器製作所がロジャース社の日本代理店となっている[6]。
沿革
- 1972年(昭和47年)4月18日 - 資本金3300万円で大阪府大阪市住之江区に設立。
- 1973年(昭和48年) - 同社初のシンセサイザーSH-1000発売。
- 1977年(昭和52年) - 国内初[7]のギターシンセサイザーGR-500発売。
- 1984年(昭和59年) - 大阪市北区梅田に音楽教室を開設。
- 1985年(昭和60年) - 東京都渋谷区に音楽教室を開設。
- 1988年(昭和63年) - 大阪証券取引所第2部に上場。
- 1993年(平成5年) - 本社を大阪市北区に移転。
- 1996年(平成8年) - ISO9002を取得。
- 1998年(平成10年) - 東京証券取引所第2部に上場。
- 1999年(平成11年) - 東証・大証第1部に上場。ISO14001を取得。
- 2001年(平成13年) - ビクター・テクニクス・ミュージック株式会社を子会社化。(後に吸収合併)
- 2005年(平成17年) - 本社を静岡県浜松市の細江工場(現・本社工場)内に移転。
- 2013年(平成25年) - MIDI規格創案の功績により、創業者・梯郁太郎がシーケンシャル・サーキット社設立者であるデイヴ・スミスとともにグラミー賞テクニカル賞を個人名で受賞。
- 2014年(平成26年) - MBOを実施し上場廃止。上場子会社であったローランド ディー. ジー.株式会社に当社が保有する同社株式の一部を譲渡し、同社を持分法適用関連会社化[8]。
- 2015年(平成27年) - 持分法適用関連会社であったローランド ディー. ジー.株式会社株式の一部を売却したため、同社は持分法適用関連会社ではなくなる。
- 2018年(平成30年) - 子会社であったボス株式会社を吸収合併[9]。
MBOによる上場廃止
2014年(平成26年)5月14日に、アメリカの投資ファンド・タイヨウファンドと三木純一社長によるMBOを実施すると発表[10][1]。 この買収は同月15日から6月25日までを買収期間としたが[10]、7月14日までに延長された[11]。
この買収に対し、創業者の梯郁太郎が「悪辣な乗っ取りだ」として反発[12]。
2014年(平成26年)5月1日に開催されたローランド芸術文化振興財団(現・かけはし芸術文化振興財団)の臨時理事会の招集手続を問題視して理事会をやり直しとなり[12]、同年6月20日の評議員会では売却賛成が3分の2以上に満たないことで否決となった[12][13]。
そして、2014年(平成26年)6月27日の株主総会では、会社側が「ローランド芸術文化振興財団(現・かけはし芸術文化振興財団)」としての総会出席者は専務理事であるとして、同財団理事長で当社創業者の梯郁太郎を個人株主扱いとした[12]。 このため、株主総会でも梯郁太郎と三木社長がMBOの是非を巡り激しく応酬する形となった[12]。 また、この株主総会は先述の通り買い付け期間が7月14日までに延長されたことから、買い付け期間中の株主総会という異例のものとなった[11]。
そうした混乱はあったものの、2014年(平成26年)7月14日までに発行株式の約82.92%の応募があったため成立した[12][14]。 ローランド芸術文化振興財団保有分を含む残余株式はローランドが買い取る形となり、上場廃止となった[15]。
主要製品
アナログシンセサイザー
- モジュラーシンセサイザー
- System100, System100M, System500, System700
- Promars
- SHシリーズ
- Jupiterシリーズ
- Jupiter-4, Jupiter-6, Jupiter-8
- Junoシリーズ
- Juno-6, Juno-60, Juno-106, Juno-106S, αJuno-1, αJuno-2
- JXシリーズ
- JX-3P, JX-8P, JX-10
- MKSシリーズ
- MKS-80 Super Jupiter, MKS-70, MKS-30, MKS-10, MKS-7
- Boutiqueシリーズ
- SE-02
- ギターシンセサイザー音源ユニット
- GR-300, GR-500, GR-700
- シーケンサー内蔵型シンセサイザー
- MC-202
- TB-303
デジタルシンセサイザー
- Dシリーズ
- D-5, D-10, D-20, D-50, D-70, D-110
- Uシリーズ
- U-20, U-110, U-220
- JDシリーズ
- JD-800, JD-990, JD-XA, JD-Xi
- JPシリーズ
- JP-8000, JP-8080
- JVシリーズ
- JV-30, JV-35, JV-50, JV-80, JV-90, JV-880, JV-1000, JV-1010, JV-1080, JV-2080
- XPシリーズ
- XP-10, XP-30, XP-50, XP-60, XP-80
- XVシリーズ
- XV-88, XV-2020, XV-3080, XV-5050, XV-5080
- Fantomシリーズ
- Fantom, Fantom-S, Fantom-X, Fantom-XR, Fantom-G
- JUNOシリーズ
- JUNO-D, JUNO-Di, JUNO-DS, JUNO-G, JUNO-Gi, JUNO-STAGE
- FAシリーズ
- FA-06, FA-07, FA-08
- Grooveboxシリーズ
- AIRAシリーズ
- SYSTEM-1, SYSTEM-1m
- SYSTEM-8
- TB-3, VT-3
- Boutiqueシリーズ
- JP-08, JU-06, JX-03, VP-03, TB-03, SH-01a, D-05
- V-Synthシリーズ
- V-Synth/V-Synth XT
- V-Synth GT
- JUPITERシリーズ、他
- JUPITER-50, JUPITER-80
- INTEGRA-7
- SH-201
- GAIA SH-01
- VariOS
- DJ-70
他多数
リズムマシン
- TRシリーズ
- Rシリーズ
- R-5, R-8, R-8M, R-8mkII
ピアノ、オルガンなどの鍵盤楽器
- ローランドピアノ・デジタル(電子ピアノ)
- ステージピアノ
- アナログステージピアノ MP-700, MP-600, EP-09
- デジタルステージピアノ RD-700, RD-800, RD-1000, RD-2000, V-Piano, FP-90, FP-60, FP-30
- 電子オルガン
- ミュージック・アトリエ
- 家庭用電子オルガン
- AT-75, AT-100, AT-300, AT-500, AT-800, AT-900C, AT-900
- アトリエ・コンボ
- AT-350C
- コンボ・オルガン
- VK-09, VK-7, VK-77, VK-8, VK-9, VK-88, VK-8M(モジュールタイプ)
- Vコンボ (V-Combo)
- VR-760, VR-700, VR-09
- ローランド・クラシック・シリーズ
- C-200, C-230, C-330, C-380, C-30 (C-30のみ電子チェンバロ)
- ロジャースオルガン(英語:ロジァース・インストゥルメンツ):[:en]
- デジタルクラシックオルガン。教会、ホテルなどの施設に導入されている大型オルガンが中心。
- ミュージック・アトリエ
- Vアコーディオン(電子アコーディオン)
- FR-1, FR-1B, FR-1X, FR-1Xb, FR-3, FR-3b, FR-3s, FR-3sb, FR-3X, FR-3Xb, FR-5, FR-5b, FR-7, FR-7b, FR-7X, FR-7Xb, FR-8X,FR-8xb, FV-200
- ボコーダー/ボーカルキーボード
- VP-330 Vocoder Plus
- VP-550, VP-770, VP-7
- SVC-350
- ストリングスキーボード, 他
- RS-505 Paraphonic Strings
- RS-09
- SA-09 Saturn
打楽器
- Vドラム (電子ドラム)
シーケンサー
- アナログ出力デジタルミュージックシーケンサー
- CSQ-100
- CSQ-600
- MC-8 マイクロコンポーザー
- 同社初。1977年発売。8ch仕様で合計5400音記憶可能。定価1,200,000円。CPUはIntel 8080。
- MC-4
- FSKインターフェイスが追加されMTRとの同期レコーディングが可能となった。
- 記憶媒体はカセットテープインターフェースを使用した。
- デジタルキーボードレコーダーMSQシリーズ(MIDI系)
- MSQ-100
- MSQ-700
- マイクロ・コンポーザーシリーズ(MIDI系)
- MC-500
- MC-300
- 1988年発売。定価98,000円。MC-500のローコスト版。入力1系統、出力2系統。
- MC-500mkII
- 1988年発売。定価180,000円。シーケンスソフトは大幅に改良されたSuper-MRC。リズムトラック+16ch×8トラック。CPUをZ80からHD64180Zに変更しメモリーを倍に増やしたモデル。
- MC-50
- MC-50mkII
- 1992年発売。MC-50にSMFの対応などしたマイナーチェンジ版。
- MC-80
- 1999年発売 定価99,800円 シーケンスソフトはSuper-MRCからシンセサイザーXP-60/XP-80にも搭載されているMRC-Proとなった。20桁X2行のLCD液晶から320×80フル・ドット画面に替わり機能が強化されたがリズムトラックの概念が廃止された。四分音符あたりの分解能は480。従来の2DDから2HDのサポート、HDDやZIPドライブの拡張や音源モジュールの内蔵が可能。
- MC-80EX
- 1999年発売。定価138,000円。EXはMC-80にSC-88PRO音源モジュールであるVE-GSProを内蔵したもの。
音楽制作関連機器
- ミュージくん
- ミュージ郎
- ローランド・SCシリーズ(サウンド・キャンバス)
- ローランド・VSC(バーチャル・サウンド・キャンバス)
- ローランド・VSシリーズ - マルチトラックハードディスクレコーダー
- エディロール・SDシリーズ(スタジオ・キャンバス)
- エディロール・UAシリーズ(現:ローランド・UAシリーズ) - USB接続マルチトラックオーディオキャプチャーユニット、およびUSB接続ポータブルDAC
- エディロール・HQソフトウェア・シンセサイザー
- ローランド・Rubixシリーズ - USB接続マルチトラックオーディオキャプチャーユニット
- Sonic Cell
ミュージック・プロダクション・システム
- MV-30「STUDIO M」
- MV-8000
音楽制作ソフトウェア
- Cakewalk SONARシリーズ - Cakewalkが開発するDAWソフトウェア
- 2013年9月24日、ローランドは傘下にあった米Cakewalkをギブソンに売却することを発表。以降2017年まで、SONARはギブソンが既に買収していたTEACのTASCAMブランドの製品として販売された。[16]。
音響関連機器
'RSS:業務用音響機器のブランド
- RSS Digital Snake
- RSS V-Mixing System - ライブ用ミキシング・システム
- RSS ARシリーズ - メモリー・カード・レコーダー
映像関連機器
- V-1200HD - フラグシップビデオスイッチャー
- V-800HD - 8ch ビデオスイッチャー
- V-1HD - 4ch ビデオスイッチャー
- VR-50HD - フラグシップAVミキサー
- VR-4HD - HD AV Mixer
音楽教室
1984年(昭和59年)より「ローランドミュージックスタジオ」を運営し、2010年(平成22年)に「ローランド・ミュージック・スクール」へ改称した。
2001年(平成13年)9月7日付けでテクニトーンを用いる日本ビクター・松下電器産業の音楽教室部門 ビクター・テクニクス・ミュージック株式会社を買収し、社名をローランドミュージックスタジオへ改称の上「ローランドRMS音楽教室」へ再編。国内音楽教室業界においてヤマハ・カワイに次ぐ第3位の規模となる[17]。
2001年(平成13年)にビクター・テクニクス・ミュージックから承継した特約店が運営する教室と、国内8ヶ所でローランド直営センタースクールの他、2008年(平成20年)10月1日に「ローランド・サテラ」という直営スクールを運営していたが、後に特約店運営教室に移管された。
ローランド・ミュージック・スクール
開講科目
音楽教室主催イベント
- オルガン・ミュージックフェスティバル
- 電子オルガンのコンクール。参加資格はローランド・ミュージック・スクール会員のみ。全国を6地区に分け、代表1名がファイナルへの出場権を得る。ファイナルは毎年10月ごろ、偶数年が東京、奇数年が大阪で開催されている。
- ピアノ・ミュージックフェスティバル(旧:ファンタスティック・ピアノコンクール)
- ポピュラー曲中心のピアノコンクール。参加はローランド・ミュージック・スクール会員の他、一般も可能。全国を13地区に分け、代表1名がファイナルへの出場権を得る。ファイナルは毎年3月東京で開催されている。
ローランド・プロデュースショップ
ローランドがプロデュースする、楽器店内の専門コーナー。専門スタッフを配置し、ユーザーサポートの役割も担っている。
- Planet
- ローランド電子ドラム、シンセサイザー、コンピュータ関連機器を専門に展示・販売コーナー
- Planet X
- 「Planet」をコンパクトにした展示・販売コーナー
- Roland Foresta
- ローランドのデジタルピアノを専門に展示・販売コーナー
主要工場・研究所
関連項目
脚注
- ^ a b c d MBOの実施及び応募推奨に関するお知らせ - ローランド ニュースリリース、2014年5月14日
- ^ ローランド社企業理念・スローガン
- ^ 梯郁太郎『ライフワークは音楽 電子楽器の開発にかけた夢』ISBN 4276237718 音楽之友社、2001年、41頁。
- ^ 大輪会(だいりんかい)とは - 泉佐野丘陵緑地公式サイト内のページ。
- ^ 「IN MEMORY OF IKUTARO KAKEHASHI」 - RODGERS INSTRUMENTS US LLC WEBサイト
- ^ 「DEALERS」 - RODGERS INSTRUMENTS US LLC WEBサイト
- ^ WAVE KIT Guitar Synthesizerが先行していた可能性もある。
- ^ 親会社、その他の関係会社及び主要株主の異動に関するお知らせ - ローランド ディー. ジー.株式会社 ニュースリリース
- ^ ボス株式会社の情報 - 国税庁 法人番号公表サイト
- ^ a b “ローランドが上場廃止方針 MBO発表”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2014年5月15日)
- ^ a b “ローランド総会、創業者と社長が激しい応酬”. 東洋経済ONLINE (2014年7月4日). 2014年7月12日閲覧。
- ^ a b c d e f 鳴沢大(2014年7月16日). “経営再建@浜松 創業者VS.経営陣、最後まで ローランド”. 朝日新聞(朝日新聞社)
- ^ “ローランドのMBO、筆頭株主応じず 創業者が理事長の財団”. 日本経済新聞. (2014年6月20日) 2014年7月12日閲覧。
- ^ 株式会社常若コーポレーションによる当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ - ローランド ニュースリリース
- ^ 定款の一部変更及び全部取得条項付普通株式の取得に関するお知らせ - ローランド ニュースリリース
- ^ ローランド ニュースリリース
- ^ 出典:2001年7月31日、ローランドニュースリリース
外部リンク
- ローランド株式会社 公式サイト
- ローランド (@MyRoland) - X(旧Twitter)
- ローランド (roland.co.jp) - Facebook