「利用者:Psychotic Blue/下書き2」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Psychotic Blue (会話 | 投稿記録) 編集の要約なし |
Psychotic Blue (会話 | 投稿記録) Psychotic Blue (会話) による ID:57010728 の版を取り消し |
||
366行目: | 366行目: | ||
== 関連人物 == |
== 関連人物 == |
||
{{ウィキプロジェクトリンク|人物伝}} |
|||
;精神病理学 |
;精神病理学 |
||
*[[島崎敏樹 (精神科医)|島崎敏樹]] |
*[[島崎敏樹 (精神科医)|島崎敏樹]] |
||
389行目: | 390行目: | ||
== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
||
{{ウィキポータルリンク|医学と医療}} |
|||
;学問 |
;学問 |
||
*[[精神医学]] |
*[[精神医学]] |
||
416行目: | 418行目: | ||
== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
||
{{Commonscat|Psychopathology|精神病理学}} |
|||
;公式 |
;公式 |
||
*[http://www.studio.co.jp/ichihashi/ 市橋クリニック] |
*[http://www.studio.co.jp/ichihashi/ 市橋クリニック] |
2015年9月29日 (火) 15:28時点における版
市橋 秀夫 (いちはし ひでお) | |
---|---|
生誕 |
市橋 秀夫 (いちはし ひでお) 1943年生まれ 日本・東京都葛飾区柴又 |
居住 | 日本 |
国籍 | 日本 |
研究分野 |
精神医学 精神病理学 児童精神医学 精神薬理学 行動生物学 精神療法 |
研究機関 |
東京医科歯科大学医学部 東京都精神医学総合研究所 福島大学教育学部 福島大学大学院教育学研究科 |
出身校 |
東京医科歯科大学医学部医学科 医学博士(東京医科歯科大学・1980年) |
影響を 受けた人物 |
島薗安雄 宮本忠雄 小田晋 中井久夫 |
主な受賞歴 | 島崎・島薗学術賞(1986年) |
プロジェクト:人物伝 |
市橋 秀夫(いちはし ひでお、1943年(昭和18年) - )は、日本の医学者、精神科医。専門は精神病理学、児童精神医学、精神療法[1][2]。元福島大学教授。医学博士[3]。統合失調症とパーソナリティ障害の臨床と研究で知られる。その臨床経験から精神療法家として知られており、著書も多い。
来歴
- 1943年(昭和18年) - 東京都葛飾区柴又に生まれる[4]
- 1968年(昭和43年) - 東京医科歯科大学医学部卒業。東京医科歯科大学神経精神医学教室入局
- 1972年(昭和47年) - 東京都立松沢病院医員。東京都精神医学総合研究所兼務研究員
- 1979年(昭和54年) - 東京都立墨東病院精神神経科医長
- 1980年(昭和55年) - 医学博士(東京医科歯科大学)[3]
- 1987年(昭和62年) - 福島大学教育学部助教授
- 1990年(平成2年) - 福島大学大学院教育学研究科教授
- 1995年(平成7年) - 市橋クリニック開院
人物
1989年には境界性パーソナリティ障害(BPD)患者が引き起こす操作性に対して、医療機関が対応する際の指針を簡潔に提示した『ボーダーラインシフト(BLS)』を提唱し[6]、後の精神科医療におけるBPD対応の標準化に多大な影響を与えた[7][8][9][10][11]。また、精神療法のスーパービジョン等を通じて、長年に渡り専門医の教育に力を注いでいる[12]。パーソナリティ障害臨床の第一人者である[13]。著書は専門書多数。
受賞歴
- 主論文『挿話性緊張病の精神病理と身体距離図式』をはじめとした身体空間の精神病理に関する一連の研究により受賞[14]
学会
- 日本精神病理学会評議員
- 日本うつ病学会評議員
- 日本芸術療法学会評議員
- 日本外来臨床精神医学会理事、元会長
- 日本外来精神医療学会理事、元会長[5]
学職 | ||
---|---|---|
先代 山田和夫 |
日本外来臨床精神医学会会長 第14回:2014年2月16日 東京医科歯科大学 |
次代 市川光洋 |
先代 澤温 |
日本外来精神医療学会会長 第4回:2004年7月17日 - 2004年7月18日 ホテルメトロポリタン |
次代 山口直彦 |
著書
単著
- 『精神科・治療と看護のエッセンス』星和書店、1981年。ISBN 9784791100613。
- 『空間の病い 分裂病のエソロジー』海鳴社、1984年。ISBN 9784875250241。
- 『心の地図〈上〉—こころの障害を理解する』星和書店、1997年。ISBN 9784791103553。
- 『心の地図〈下〉—こころの障害を理解する』星和書店、1997年。ISBN 9784791103560。
- 『図解決定版 パーソナリティ障害を乗りこえる!正しい理解と最新知識』日東書院本社、2011年。ISBN 9784528012424。
- 『ダイエット依存症を乗りこえる!正しい治し方と知識』日東書院本社、2012年。ISBN 9784528016996。
共著
- 村上靖彦、永田俊彦、市橋秀夫、中安信夫『座談 精神科臨床の考え方—危機を乗り越えるべく』メディカルレビュー社、2005年。ISBN 9784896008265。
監修
- 『パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本』講談社、2006年。ISBN 9784062594080。
- 『境界性パーソナリティ障害は治せる!正しい理解と治療法』大和出版、2013年。ISBN 9784804762234。
一部監修
- 『ポジうつ!「うつ友達」がいれば、ポジティブに生きられる!Yes, we can!』マガジンハウス、2007年。ISBN 9784838717484。
編著
- 『分裂病の精神病理と治療 7 経過と予後』星和書店、1996年。ISBN 9784791103201。
- 『精神科臨床ニューアプローチ 5 パーソナリティ障害・摂食障害』メジカルビュー社、2006年。ISBN 9784758302302。
- 『精神科臨床ニューアプローチ 1 症候から見た精神医学』メジカルビュー社、2007年。ISBN 9784758302265。
共編
- 『精神科プラクティス 第4巻 コンサルテーション・リエゾン精神医学』星和書店、1996年。ISBN 9784791103232。
共編著
- 『精神科エマージェンシー』中外医学社、1991年。ISBN 9784498028722。
- 『精神科プラクティス 第1巻 精神分裂病』星和書店、1991年。ISBN 9784791102150。
- 『精神科プラクティス 第5巻 器質性・外因性精神障害のとらえ方』星和書店、1992年。ISBN 9784791102457。
- 『精神科エマージェンシー 第2版』中外医学社、1994年。ISBN 9784498028739。(初版のコンパクト版)
分担執筆
- 『分裂病の精神病理 11』東京大学出版会、1982年。ISBN 9784130610919。
- 『分裂病の精神病理 12』東京大学出版会、1983年。ISBN 9784130610926。
- 『中井久夫著作集 別巻1 H・NAKAI 風景構成法』岩崎学術出版社、1984年。ISBN 9784753384136。
- 『分裂病の精神病理 13』東京大学出版会、1984年。ISBN 9784130610933。
- 『精神神経科マニュアル』朝倉書店、1988年。ISBN 9784254321180。
- 『精神分裂病—基礎と臨床—』朝倉書店、1990年。ISBN 9784254321395。
- 『分裂病の精神病理と治療 5』星和書店、1993年。ISBN 9784791102587。
- 『精神科症例集 第1巻 精神分裂病 I 精神病理』中山書店、1994年。ISBN 9784521450216。
- 『精神医学レビューNo.11 ヒポコンドリー(心気)』ライフ・サイエンス、1994年。ISBN 9784898011010。
- 『臨床精神医学講座 第3巻 精神分裂病 II』中山書店、1997年。ISBN 9784521490212。
- 『分裂病の精神病理と治療 8 治療の展開』星和書店、1997年。ISBN 9784791103591。
- 『新・病気とからだの読本 4 脳・神経と精神の病気』暮しの手帖社、2001年。ISBN 9784766000719。
- 『今日のうつ病 治療と研究への最新アプローチ』アルタ出版、2004年。ISBN 9784901694100。
- 『精神科臨床ニューアプローチ 4 統合失調症と類縁疾患』メジカルビュー社、2005年。ISBN 9784758302296。
- 『うつ病診療のコツと落とし穴』中山書店、2005年。ISBN 9784521672212。
- 『TODAY'S THERAPY 2006 今日の治療指針 私はこう治療している』医学書院、2006年。ISBN 9784260001014。
- 『気分障害』医学書院、2008年。ISBN 9784260005678。
- 『現代医療文化のなかの人格障害 新世紀の精神科治療 5 新装版』中山書店、2008年。ISBN 9784521730813。
- 『こころの科学セレクション こころの病気のセルフチェック』日本評論社、2011年。ISBN 9784535561052。
海外書籍
- 市桥秀夫(著)胡静敏(訳)『高压下的人格障碍—心理专家帮你改善人际关系(图解版)(パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本)』黄山书社、2007年。ISBN 9787807075516。(简体中文版)
- 市桥秀夫(著)徐琳(訳)『人人都有病 图解人格障碍(図解決定版 パーソナリティ障害を乗りこえる!正しい理解と最新知識)』光明日报出版社、2012年。ISBN 9787511219923。(简体中文版)
連載
家族のための精神医学
- 「家族のための精神医学1 入院までの家族の役割」『ぜんかれん』第219号、1985年、18-19頁。(初稿)
- 「家族のための精神医学58 最終回」『ぜんかれん』第304号、1992年、18-19頁。(最終稿)
論文
統合失調症
- 「慢性分裂病者の存在様式と絵画表現」『芸術療法』第3巻、1971年、53-59頁。
- 「慢性分裂病者の体験構造と描画様式」『芸術療法』第4巻、1972年、27-36頁。
- 「比較行動学的精神病理学について」『Yushima Psychiatrie』第3巻第2号、東京医科歯科大学 精神科医の会、1978年、1-6頁。
- 「長期在院と社会復帰—精神分裂病の慢性化の問題をめぐって」『病院』第37巻第6号、1978年、506-509頁。
- 「比較行動学的見地よりみた精神分裂病の精神病理—ナワバリ行動障害の問題を中心にして」『精神神経学雑誌』第81巻第9号、1979年、587-605頁。(博士論文)
- 「〈第5回精神医療懇話会より〉精神分裂病の慢性化について」『Yushima Psychiatrie』第5巻第1号、東京医科歯科大学 精神科医の会、1980年、28-29頁。
- 「緊張病親和的な地域特性」『社会精神医学』第6巻第2号、1983年、87-92頁。
- 「分裂病か感情病か—北村氏の批判にこたえる」『こころの臨床ア・ラ・カルト』第9号、1984年、15-19頁。
- 「治療論的立場よりみた内因性精神病の病前性格—緊張病親和型を中心として」『臨床精神病理』第6巻第1号、1985年、29-42頁。
- 「臨界期描画の意味するもの」『芸術療法』第16巻、1985年、23-31頁。
- 「緊張型分裂病 1)興奮」『臨床精神病理』第15巻第6号、1986年、887-890頁。
- 「妄想解体における鍵体験—罪業妄想の症例を中心として—」『精神科治療学』第1巻第1号、1986年、67-77頁。
- 「〈分裂病の原因を求めて〉性格との関連」『こころの科学』第10号、1986年、53-58頁。
- 「〈海外文献 Journal Club〉分裂感情病躁型再考」『精神科治療学』第3巻第6号、1988年、976-979頁。
- 「〈病前性格〉非定型精神病者の性格‐緊張病親和型性格を中心として‐」『精神科治療学』第5巻第10号、1994年、1239-1247頁。
- 「身体空間の病理—分裂病のスペーシング-アタッチング機能仮説」『臨床精神病理』第2巻第6号、1991年、118-123頁。
- 「「ファントム理論」をめぐって 司会者の立場から」『臨床精神病理』第12巻第1号、1991年、42-44頁。
- 「〈わが国で慣用されてきた臨床単位の今日的意義 〉緊張病—分裂病緊張型‐周期性緊張病‐挿話性緊張病」『精神科治療学』第9巻第3号、1994年、283-289頁。
- 「分裂病緊張病型」『精神科治療学 第10巻増刊 臨時特大号』1995年、80-81頁。
- 「急性一過性精神病性障害」『精神科治療学 第10巻増刊 臨時特大号』1995年、102-103頁。
- 「〈既報症例のその後〉妄想解体における鍵体験」『精神科治療学』第13巻第12号、1998年、1475-1479頁。
- 「〈分裂病の治療ガイドライン〉初診面接」『精神科治療学 第15巻増刊号』2000年、65-68頁。
- 「分裂病の治療—過去・現在・未来」『こころの科学』第90号、2000年、9-16頁。
- 「〈こころの病気のチェックリスト〉統合失調症」『こころの科学』第106号、2002年、71-75頁。
- 「〈精神病性障害の診断を巡って〉外来臨床における分裂病」『日本外来臨床精神医学』第1巻第1号、2003年、60-62頁。
- 「第5回ワークショップ 統合失調症(II)症例報告」『日本外来臨床精神医学』第1巻第1号、2003年、114-123頁。
- 「〈統合失調症圏の様々な病像を診ぬく〉 挿話性緊張病」『精神科治療学』第25巻第4号、2010年、499-507頁。
- 「永田論文「分裂病性残遺状態における挿話性病理現象」について」『精神科治療学』第26巻第4号、2011年、417-422頁。
- 「統合失調症をなぜ誤診するのか」『こころの科学』第164号、2012年、67-73頁。
パーソナリティ障害
- 「パーソナリティ障害の抑うつ」『精神科治療学』第13巻第2号、1998年、137-141頁。
- 「境界性人格障害と自己愛性人格障害の表出」『精神科治療学』第17巻第10号、2002年、1231-1234頁。
- 「パーソナリティ障害の診かたと接しかた」『精神科』第9巻第6号、2006年、500-505頁。
- 「〈パーソナリティ障害 Q&A〉全般的な問題」『市橋秀夫(編):精神科臨床ニューアプローチ 5 パーソナリティ障害・摂食障害』、メジカルビュー社、2006年、156-159頁。
- 「自称パーソナリティ障害をどう診立てるか」『精神科』第18巻第3号、2011年、303-307頁。
境界性パーソナリティ障害
- 「境界人格障害の治療」『日本精神病院協会雑誌』第8巻第12号、1989年、1118-1125頁。
- 「境界人格障害の初期治療」『精神科治療学』第6巻第7号、1991年、789-800頁。
- 「パーソナリティ障害—境界性人格障害の治療技法—」『精神科治療学 第13巻増刊号』1998年、105-110頁。
- 「境界性パーソナリティ障害の治療技法」『精神科治療学』第19巻第7号、2004年、845-851頁。
- 「境界性パーソナリティ障害 外来治療の治療構造」『市橋秀夫(編):精神科臨床ニューアプローチ 5 パーソナリティ障害・摂食障害』、メジカルビュー社、2006年、37-42頁。
- 「〈Q&A〉境界性パーソナリティ障害」『市橋秀夫(編):精神科臨床ニューアプローチ 5 パーソナリティ障害・摂食障害』、メジカルビュー社、2006年、160-166頁。
- 「BPD外来治療—現実の外来機能に対応したガイドライン作成—」『精神神経学雑誌』第109巻第6号、2007年、583-584頁。
- 「境界性パーソナリティ障害の外来治療研究〈構造的面接法(小精神療法)とその有効性について〉」『境界性人格障害の治療ガイドラインの検証に関する研究 平成17-19年度 研究報告書』、厚生労働省、2008年、77頁。
- 「パーソナリティ障害への関わり方を考える 主に境界性パーソナリティ障害について」『日本精神病院協会雑誌』第28巻第7号、2009年、517-522頁。
自己愛性パーソナリティ障害
- 「〈特集にあたって〉自己愛型人格障害」『精神科治療学』第10巻第11号、1995年、1205-1206頁。
- 「少子化と現代の子ども—自己愛構造の蔓延—」『心と社会』第94巻、日本精神衛生会、1998年、10-14頁。
- 「強迫症状と自己愛性人格構造」『精神科治療学』第14巻第8号、1999年、835-842頁。
- 「現代青少年の病理 価値観の変化と自己愛性人格構造との関連で」『日本精神科病院協会雑誌』第21巻第1号、2002年、71-75頁。
- 「自己愛性人格障害」『日本外来臨床精神医学』第2巻第1号、2004年、37-46頁。
- 「精神病理学はどのように精神療法に寄与するか—自己愛性パーソナリティ障害を中心に—」『臨床精神病理』第27巻第2号、2006年、121-127頁。
- 「自己愛性パーソナリティ障害 診断のための鍵」『市橋秀夫(編):精神科臨床ニューアプローチ 5 パーソナリティ障害・摂食障害』、メジカルビュー社、2006年、89-97頁。
- 「〈Q&A〉自己愛性パーソナリティ障害」『市橋秀夫(編):精神科臨床ニューアプローチ 5 パーソナリティ障害・摂食障害』、メジカルビュー社、2006年、167-172頁。
- 「パーソナリティ障害の基盤にあったもの」『精神科治療学』第23巻第6号、2008年、655-658頁。
- 「自己愛性パーソナリティ障害の精神療法」『精神科』第13巻第3号、2008年、233-237頁。
- 「自己愛と人格」『新宮一成 他(編):現代医療文化のなかの人格障害』、中山書店、2008年、247-260頁。
- 「男性の自己愛性パーソナリティ障害と抑うつ」『Depression Frontier』第7巻第2号、2009年、20-26頁。
- 「自己愛性心的構造と精神療法」『日本サイコセラピー学会雑誌』第11巻第1号、2010年、15-25頁。
- 「自己愛性心的構造に対する精神療法—自尊心の病理—」『精神療法』第41巻第3号、2015年、322-326頁。
摂食障害
- 「〈特集にあたって〉過食症」『精神科治療学』第8巻第3号、1993年、253頁。
- 「肥満恐怖の社会文化的影響」『精神科治療学』第12巻第12号、1997年、1405-1412頁。
- 「摂食障害 診断と診察・診療のポイント—社会的背景と精神病理をふまえて」『市橋秀夫(編):精神科臨床ニューアプローチ 5 パーソナリティ障害・摂食障害』、メジカルビュー社、2006年、134-142頁。
- 「〈Q&A〉摂食障害」『市橋秀夫(編):精神科臨床ニューアプローチ 5 パーソナリティ障害・摂食障害』、メジカルビュー社、2006年、175-176頁。
解離性障害
- 「重症離人症の精神病理と治療—症例を通して—」『精神科治療学』第4巻第12号、1989年、1529-1539頁。
- 「〈Q&A〉解離性同一性障害」『市橋秀夫(編):精神科臨床ニューアプローチ 5 パーソナリティ障害・摂食障害』、メジカルビュー社、2006年、173-174頁。
うつ病
- 「うつ病の遷延化-治療関係の要因-」『精神科治療学』第2巻第1号、1987年、37-43頁。
- 「私のうつ病の再発・再燃防止策」『精神科治療学』第15巻第2号、2000年、155-158頁。
- 「プライマリケアにおけるうつ病の診断と治療」『日本医学会総会会誌』第27巻、2007年、173頁。
- 「中核群うつ病」『精神科治療学』第24巻第1号、2009年、27-31頁。
- 「現代型うつ病—変貌する臨床像の変化とその対応」『〈別冊 医学のあゆみ〉最新 うつ病のすべて』、医歯薬出版株式会社、2010年、22-27頁。
- 「現代型うつ病をどう治療するか」『月刊カレントテラピー』第29巻第3号、2011年、64頁。
- 「パーソナリティとうつ病」『Depression Frontier』第11巻第1号、2013年、93-94頁。
双極性障害
- 「躁うつ病の典型例」『精神科治療学』第27巻第7号、2012年、873-877頁。
適応障害
- 「適応障害の治療」『毎日ライフ』第36巻第03号、2005年、24-27頁。
注意欠陥多動性障害
- 「大人のADHD 注意欠陥多動性障害(成人型)」『東京保険医新聞 2003年1月25日 4面』2003年。
- 「成人における ADD, ADHD—私の治療手技—」『精神科治療学』第19巻第5号、2004年、547-552頁。
- 「〈特集—大人のAD/HD〉診断と治療」『毎日ライフ』第36巻第2号、2005年、24-27頁。
- 「大人のADHD」『PSYCHO TOPICS』第155巻、2005年、1-3頁。
- 「注意欠如性障害者の生きにくさの源泉—社会・文化的枠組みからの考察—」『精神科治療学』第25巻第7号、2010年、845-851頁。
自閉症
- 「自閉症の原因は乳児感染症か」『醫學のあゆみ』第146巻第2号、1988年、106頁。
- 「自閉症の精神衛生対策」『心と社会』第55巻、日本精神衛生会、1989年、63-75頁。
心気症
- 「心気症の小精神療法」『精神科治療学』第6巻第3号、1991年、275-282頁。
- 「心気症と身体化障害の診断と治療」『総合病院精神医学』第10巻第2号、1998年、90-95頁。
精神科臨床
- 「誤診 診断のすすめ方 1」『こころの臨床ア・ラ・カルト』第4号、1983年、26-28頁。
- 「誤診 診断のすすめ方 2」『こころの臨床ア・ラ・カルト』第5号、1983年、14-15頁。
- 「誤診 診断のすすめ方 5」『こころの臨床ア・ラ・カルト』第8号、1984年、17-21頁。
- 「誤診 診断のすすめ方 6」『こころの臨床ア・ラ・カルト』第9号、1984年、9-12頁。
- 「精神医学入門 心理検査」『治療』第68巻第4号、1986年、957-961頁。
- 「〈知っておきたいメンタルヘルス〉精神症状について 知能の障害」『日本精神病院協会雑誌』第16巻第3号、1997年、72頁。
- 「〈特集—精神科臨床における話しことばの具体例〉「苦しいときには足元だけを見て歩く」「結果よりもプロセスが大切」」『精神科治療学』第16巻第9号、2001年、877-879頁。
- 「精神療法における薬物療法」『精神科臨床サービス』第2巻第4号、2002年、442-447頁。
- 「精神科外来における新しい病態と新しい治療法 会社員の休職—産業医との連携」『日本外来臨床精神医学』第5巻第1号、2007年、47-48頁。
- 「精神科医に求められるもの」『日本精神神経科診療所協会誌ジャーナル 第15回(通算36回)学術研究会千葉大会特集号』2009年、13-27頁。
- 「処方の精神病理」『日本精神神経学会総会プログラム・抄録集』第107巻、2011年、340頁。
- 「精神療法とはなにか」『日本外来臨床精神医学』第12巻第1号、2014年。
外来精神医学
- 「〈21世紀の外来精神医療〉診療所の立場から」『外来精神医療』第1巻第1号、2002年、27-29頁。
- 「〈地域社会における精神障害・症状と対策〉メンタルクリニックの役割」『日本医師会雑誌』第131巻第12号、2004年、266-269頁。
- 「軽症化によって, 精神科外来はどのように変わったか」『日本外来臨床精神医学』第6巻第1号、2008年、25-31頁。
- 「私の外来初診診察のやり方」『日本外来臨床精神医学』第6巻第1号、2008年、65-66頁。
社会文化論
- 「下町の患者たち」『東京の精神衛生』第3巻第2号、1983年、3-4頁。
- 「文化における超自我機能の衰弱と精神病の軽症化」『精神科治療学』第8巻第11号、1993年、1275-1281頁。
- 「〈21世紀のコミュニティ精神医療〉コミュニティとはなにか」『精神科治療学』第11巻第12号、1996年、1261-1267頁。
- 「1970年から2000年までに我が国でどのような価値観の変動があったか」『精神科治療学』第15巻第11号、2000年、1117-1125頁。
- 「内的価値の崩壊と結果主義はどのように精神発達に影響しているか」『精神科治療学』第15巻第12号、2000年、1229-1236頁。
- 「戦後60年の価値観の変化と青年の変貌」『外来精神医療』第4巻第1号、2004年、7-13頁。
- 「軽症化はなぜ進行したのか」『こころの科学』第168号、2013年、20-25頁。
その他
- 「永田俊彦先生を悼む」『精神科治療学』第25巻第11号、2010年、1543-1546頁。
共著論文
- 仮屋哲彦、小林健一、融道男、市橋秀夫、小屋明子、島薗安雄「炭酸リチウムによる躁うつ病の治療効果および副作用に関する臨床的ならびに神経化学的研究(第1報)」『精神薬療基金研究年報』第2巻、1971年、30-35頁。
- 仮屋哲彦、小林健一、市橋秀夫、中河原通夫、融道男、島薗安雄「炭酸リチウムによる躁うつ病の治療効果および副作用に関する臨床的ならびに神経化学的研究(第2報)」『精神薬療基金研究年報』第3巻、1972年、48-54頁。
- 菅野圭樹、吉田正郎、鈴木進介、佐藤親次、高江洲義英、市橋秀夫「精神分裂病に対するsulpirideの使用経験」『診療と新薬』第10巻、1973年、2709-2727頁。
- 市橋秀夫、小林健一、中河原通夫、仮屋哲彦「動物の行動変化とリチウム代謝」『精神薬療基金研究年報』第5巻、1974年、65-70頁。
- 市橋秀夫、小林暉佳、小林健一、小田桐恵、岡田敬蔵「エタノール急性, 慢性投与および禁断時のラット脳モノアミン代謝」『精神薬療基金研究年報』第7巻、1976年、75-79頁。
- 市橋秀夫、小林健一、小林暉佳、小田桐恵「急性, 慢性エタノール投与およびエタノール禁断のラット脳モノアミン代謝におよぼす影響」『神経化学』第15巻、1976年、44-47頁。
- 市橋秀夫、小林暉佳、小林健一、小田桐恵「エタノール依存マウスの禁断症状群に対する各種薬物の影響」『精神薬療基金研究年報』第8巻、1977年、243-249頁。
- 市橋秀夫、山田陽子「自殺を企図する精神病患者の看護」『臨床看護』第4巻第13号、1978年、110-123頁。
- 雪竹朗、市橋秀夫、原研治、新川善博、石井一平「東京都における精神科救急の1年間 松沢病院の事例を中心として」『精神医学』第23巻第3号、1981年、291-299頁。
- 宮崎忠男、市橋秀夫「ロールシャッハ・テストのエソロジー的接近」『ロールシャッハ研究』第23巻、1981年、129-143頁。
- 市橋秀夫、熊倉徹雄「誤診 診断のすすめ方 3」『こころの臨床ア・ラ・カルト』第6号、1984年、17-19頁。
- 市橋秀夫、山崎久美子「誤診 診断のすすめ方 4」『こころの臨床ア・ラ・カルト』第7号、1984年、17-22頁。
- 市橋秀夫、加藤寛「〈分裂病圏精神障害の再発と再燃〉入院後ゆさぶられ現象」『精神科治療学』第1巻第4号、1986年、615-627頁。
- 渡辺昭彦、市橋秀夫「児童・思春期のヒステリー再考」『精神科治療学』第10巻第2号、1995年、131-141頁。
- 市橋秀夫、渡辺昭彦「多動性障害と関連障害の予防」『精神科治療学』第10巻第4号、1995年、385-394頁。
- 渡辺昭彦、市橋秀夫「〈海外文献 Journal Club〉小児および思春期精神障害の薬物療法」『精神科治療学』第11巻第8号、1996年、891-894頁。
- 市橋秀夫、里村淳、岡野高明、大塚明彦、浅川雅晴、中野和広「境界性人格障害の外来治療 外来における小精神療法の可能性」『厚生労働省 境界性人格障害の治療ガイドラインの検証に関する研究 平成17-19年度 研究報告書』2008年、78-85頁。
対談
- 中井久夫、市橋秀夫「「精神科治療の覚書」をめぐって」『からだの科学』第108巻、1982年、7-15頁。
- 牛島定信、市橋秀夫「統合失調症と社会学 一昨今の精神症状の軽症化について一」『MARTA』第15巻第1号、日本イーライリリー、2006年、2-10頁。
座談会
- 安克昌、市橋秀夫、江口重幸、中安信夫、山口直彦「わが国における多重人格—その病理と治療—」『精神科治療学』第12巻第9号、1997年、1053-1063頁。
- 安克昌、市橋秀夫、江口重幸、中安信夫、山口直彦「わが国における多重人格—その病理と治療— その2」『精神科治療学』第12巻第10号、1997年、1189-1195頁。
- 上島国利、大平健、市橋秀夫、福島章「現代日本人の心性と社会的異常現象をどうみるか」『日本医師会雑誌』第119巻第9号、1998年、1355-1370頁。
- 岩崎徹也、市橋秀夫、三國雅彦、太田龍朗「不安の臨床—今日の課題」『高橋徹(編):精神医学レビューNo.39 不安の精神医学』、ライフ・サイエンス、2001年、115-130頁。
- 菅野圭樹、久場川哲二、市橋秀夫、牛島定信「抑うつ関連症候群と新世代抗うつ薬」『Journal of the American Medical Association(JAMA)日本語版』第22巻第10号、2001年、80-85頁。
- 田中康雄、市橋秀夫、兼本浩祐「成人におけるADD, ADHD」『精神科治療学』第19巻第5号、2004年、615-631頁。
- 市橋秀夫、野田文隆、山科満、安田美弥子「こころの病気とは「生きにくさ」ではないか」『現代のエスプリ』第487巻、2008年、5-34頁。
- 野村総一郎、市橋秀夫、上島国利「今日のうつ病治療」『上島国利(編):気分障害 躁うつ病 改訂第2版』、最新医学社、2009年、284-290頁。
- 上島国利、市橋秀夫、石郷岡純「寛解を目指すうつ病治療」『臨床精神薬理』第13巻第8号、2010年、1631-1641頁。
- 加藤進昌、牛島定信、市橋秀夫、辻井正次、白波瀬丈一郎、日詰正文「再びアスペルガー症候群をめぐって—成人の症例を中心に」『臨床精神医学』第39巻第9号、2010年、1083-1095頁。
- 上島国利、市橋秀夫、大森哲郎「うつ病診療のUpdate 治療抵抗性うつ病への治療戦略」『Depression journal』第2巻第2号、2014年、41-47頁。
ケースカンファレンス
- 大内力、市橋秀夫、中安信夫、花村誠一、皆川邦直「不登校と家庭内暴力で事例化した対人恐怖症の一症例(1)」『精神科治療学』第13巻第10号、1998年、1271-1277頁。
- 大内力、市橋秀夫、中安信夫、花村誠一、皆川邦直「不登校と家庭内暴力で事例化した対人恐怖症の一症例(2)」『精神科治療学』第13巻第11号、1998年、1377-1383頁。
- 野中幸之助、植田尚樹、竹中秀夫、小島卓也、中安信夫、市橋秀夫「幻聴を呈した摂食障害の1例」『精神科治療学』第15巻第02号、2000年、201-221頁。
- 阿部隆明、岡島美朗、加藤敏、黒木茂広、星出聡、永田俊彦、市橋秀夫「職場の持続的なストレスから高血圧,パニック発作,抑うつを呈した1例 -リエゾン精神医学の現場から-」『精神科治療学』第16巻第01号、2001年、63-76頁。
シンポジウム
- 市橋秀夫、大山美香子、近藤直司、皆川邦直、山崎久美子「ひきこもりとパーソナリティ障害」『外来精神医療』第2巻第1号、2003年、66-68頁。
- 大河原昌夫、市橋秀夫、信田さよ子「パーソナリティ障害とは何か、その対応」『外来精神医療』第4巻第1号、2004年、68-87頁。(「パーソナリティ障害は人格障害か」、74-87頁。)
- 大塚明彦、石山淳一、市橋秀夫「アスペルガー症候群で治療中の医大生」『日本外来臨床精神医学』第3巻第1号、2005年、81-87頁。
脚注
- ^ a b 市橋秀夫 (1997) 巻末
- ^ 上島国利、大平健、市橋秀夫、福島章 (1998) p.1358
- ^ a b 市橋秀夫 (1980)
- ^ 村上靖彦、永田俊彦、市橋秀夫、中安信夫 (2005) p.215
- ^ a b 市橋秀夫 (2012) 巻末
- ^ 市橋秀夫 (1989)
- ^ 山本愛子、渡辺由美子、林芳弘 他 (1996)
- ^ 山内昭雄、今忠 他 (1997) pp.164-165
- ^ 那須誠二、穴田幸一、藤野弘樹、瀬尾美香、山田久子 (2002)
- ^ 中井優子、青木恵美、幸田恵、山本玲華、高田章代、山岡由紀子 (2005)
- ^ 河野伸子 (2007)
- ^ 志津雄一郎 (2009)
- ^ 井原裕 (2006) pp.98-100
- ^ 東京医科歯科大学医学部神経精神医学教室 (1998) p.112
- ^ 市橋秀夫 (2004b)
参考文献
図書
- 市橋秀夫「境界人格障害の治療」『日本精神病院協会雑誌』第8巻第12号、1989年、1118-1125頁。
- 市橋秀夫『心の地図〈下〉—こころの障害を理解する』星和書店、1997年。ISBN 9784791103560。
- 市橋秀夫「戦後60年の価値観の変化と青年の変貌」『外来精神医療』第4巻第1号、2004年、7-13頁。
- 市橋秀夫『ダイエット依存症を乗りこえる!正しい治し方と知識』日東書院本社、2012年。ISBN 9784528016996。
- 井原裕「都市型臨床の時代(1) 治療文化のフロンティア」『こころの科学』第129号、2006年、94-100頁。
- 上島国利、大平健、市橋秀夫、福島章「現代日本人の心性と社会的異常現象をどうみるか」『日本医師会雑誌』第119巻第9号、1998年、1355-1370頁。
- 河野伸子「精神障害を持つ人の看護 ボーダーラインシフト」『萱間真美(編):精神科看護実習ガイド パーフェクト臨床実習ガイド』、照林社、2007年、179-180頁。
- 東京医科歯科大学医学部神経精神医学教室『東京医科歯科大学医学部神経精神医学教室15年のあゆみ』東京医科歯科大学医学部神経精神医学教室内融道男教授退官記念事業会、1998年。
- 中井優子、青木恵美、幸田恵、山本玲華、高田章代、山岡由紀子「人格に課題を有するPTSD患者にボーダーラインシフトを試みて 急性期病棟での実践の考察」『日本精神科看護学会誌』第48巻第1号、2005年、198-199頁。
- 那須誠二、穴田幸一、藤野弘樹、瀬尾美香、山田久子「境界例患者への対応 ボーダーラインシフトの実施」『日精看四国地区看護研究論文集録』第6号、2002年、69-72頁。
- 村上靖彦、永田俊彦、市橋秀夫、中安信夫『座談 精神科臨床の考え方—危機を乗り越えるべく』メディカルレビュー社、2005年。ISBN 9784896008265。
- 山内昭雄、今忠、青野牧子、大場奏子、仲田洋子、三島節子、横井妙『こころの辞典』丸善出版、1997年。ISBN 9784621043660。
- 山本愛子、渡辺由美子、林芳弘、他スタッフ一同「境界性人格障害患者の退院までのプロセス—家族との関わりとボーダーライン・シフトの有効性—」『日本精神科看護学会誌』第21巻、1996年、105-107頁。
Web
- 市橋秀夫 (1980年). “比較行動学的見地よりみた精神分裂病の精神病理—ナワバリ行動障害の問題を中心にして”. 国立国会図書館. 2013年2月11日閲覧。
- 志津雄一郎 (2009年). “第15回(通算36回)日本精神神経科診療所協会総会・学術研究会 - ご挨拶”. 日本精神神経科診療所協会. 2015年4月3日閲覧。
関連人物
- 精神病理学
- 精神分析学
- 精神薬理学
- 心理学
関連項目
- 学問
- 技法
- 精神疾患
- 書物
外部リンク
- 公式
- 記事
- 朝日新聞 - アタマを探る(3)「幸福薬 気分高揚 米では胃腸薬感覚」 - ウェイバックマシン(2002年10月5日アーカイブ分)
- 日本精神科病院協会 - 知っておきたいメンタルヘルス「人格障害」 - ウェイバックマシン(2006年7月10日アーカイブ分)
- 日本精神科病院協会 - 知っておきたいメンタルヘルス「精神症状について」 - ウェイバックマシン(2006年7月15日アーカイブ分)
- 日本経済新聞 - 専門医は語る 第19回「新しいタイプのうつ病が増えている」 - ウェイバックマシン(2010年5月29日アーカイブ分)
- 日本経済新聞 - 専門医は語る 第20回「結果ではなくプロセスに目を向けよう」 - ウェイバックマシン(2010年10月22日アーカイブ分)
- ダイヤモンドオンライン - 「引きこもり」するオトナたち 第20回「成績優秀な人ほど要注意!一度の失敗で“うつ”になるエリートたち」
- ドクターズファイル vol.1374