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2009年9月21日 (月) 21:38時点における版
日本映画学校(にほんえいががっこう)は、日本の映画学校の一つ。3年制の専門学校(2008年現在、俳優科は2年制)。映画監督の今村昌平が開校した横浜放送映画専門学院(2年制)を前身とする。
概要
理念に「自己をも含めた人間観察の場」とあるように一貫して人間探求のカリキュラムを組み、俳優、映画監督、脚本家を始めとして映画スタッフを数多く輩出している。特徴としては、俳優科のカリキュラムに”漫才”が取り入れられていることによりお笑いタレントも多く輩出している点である。現在は日本の学校法における専門学校であるが、2011年に大学になることが予定されている。
所在地
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-16-30 昭和音楽大学北校舎の右隣に位置する。
- 以前の横浜スカイビルの頃の卒業生は、横浜何期、現在の新百合ヶ丘の卒業生は新百合何期(または映画学校何期)と呼称している。
歴史
- 1975年4月、今村昌平が横浜スカイビルに「横浜放送映画専門学院」を開校。この頃「今平学校」と呼ばれる。学院長は今村昌平。
- 1985年、小田急線新百合ヶ丘駅北口に移転。3年制の専門学校とし、学校名を「日本映画学校」と改める。理事長・学校長は今村昌平。
- 1992年、今村昌平は理事長に専念。学校長は石堂淑朗
- 1996年、映画評論家の佐藤忠男が学校長に就任。
- 2004年、理事長・学校長 佐藤忠男
- 2007年、理事長 佐々木史朗
- 2011年、日本映画大学になる事を予定している。
卒業者
- 月野木隆(映画監督) -横浜1期-
- 中田信一郎(映画監督)-横浜1期-
- 細野辰興(映画監督) -横浜2期-
- 三池崇史(映画監督) -横浜5期-
- 金秀吉(映画監督・脚本家・プロデューサー)-横浜6期
- 辻裕之(映画監督・脚本家・プロデューサー)-映画学校1期-
- 本広克行(映画監督)
- 李相日(映画監督)
- 松江哲明(映画監督)
- 宮島竜治(編集技師・映画監督)-映画学校1期-
- 喜屋武靖(映画監督)-映画学校1期-
- 窪田将治(映画監督)-映画学校9期-
- 佐々部清(映画監督)
- 山口雄大(映画監督)
- 林田賢太(映画監督)
- 石田秀範(映画監督)
- 木下高男(演出家)
- 谷口悟朗(アニメーション監督)-映画学校1期-
- 西村大樹(アニメーション監督)
- 井上文雄(プロデューサー)
- 中林千賀子(プロデューサー)
- 松林要樹(記録映画作家)
- 掛須秀一(編集技師・プロデューサー)-横浜1期-
- 田中一成(カメラマン)-横浜1期-
- 土屋和之(録音技師) -横浜1期-
- 岡雅一(カメラマン) -横浜3期-
- 中須岳士(照明技師)-映画学校1期-
- 小林元(カメラマン)-映画学校1期-
- 中山隆匡(録音技師)-映画学校1期-
- 早坂伸(カメラマン)-映画学校11期-
- 鄭義信(脚本家・劇作家)
- ケラリーノ・サンドロヴィッチ(ミュージシャン・劇作家・演出家)
- 平野靖士(脚本家)
- 港岳彦(脚本家)
- 山本英夫(カメラマン)
- 猪本雅三(カメラマン)
- 中村夏葉(カメラマン)
- 太田好治(カメラマン)
- 隆大介(俳優)-横浜1期-
- 長谷川初範(俳優)-横浜2期-
- ウッチャンナンチャン…内村光良・南原清隆(お笑いタレント)
- 出川哲朗(お笑いタレント)
- 入江雅人(俳優)
- ファンキーモンキークリニック (お笑いタレント)
- バカリズム(お笑いタレント)
- ホーム・チーム(お笑いタレント)
- 磁石(お笑いタレント)
- いっこく堂(腹話術師)
- 山内麻里子(ミュージシャン)
- こばやしけん太(お笑いタレント)
- 渡辺ラオウ(お笑いタレント)
- 狩野英孝(お笑いタレント)
- ニッチェ(お笑いタレント)
- ペ・ジョンミョン(俳優)
- 清水優(俳優)
劇場公開された卒業制作作品
- バナナシュート裁判(佐藤闘介監督)
- らせんの素描(小島康史監督)
- 妻はフィリピーナ(寺田靖範監督)
- ファザーレス 父なき時代(茂野良弥監督)
- 青〜chong〜(李相日監督)
- あんにょんキムチ(松江哲明監督)
- home(小林貴裕監督)
- 熊笹の遺言(今田哲史監督)
- 私をみつめて(木村茂之監督)