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| 活動内容 = 1989年:『[[春日局 (NHK大河ドラマ)|春日局]]』でデビュー |
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2009年3月28日 (土) 00:10時点における版
かがわ てるゆき 香川 照之 | |||||||||||||||
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生年月日 | 1965年12月7日(58歳) | ||||||||||||||
出生地 | 東京都 | ||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||
民族 | 日本人 | ||||||||||||||
血液型 | AB型 | ||||||||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台など | ||||||||||||||
活動期間 | 1989年 - 現在 | ||||||||||||||
活動内容 | 1989年:『春日局』でデビュー | ||||||||||||||
著名な家族 |
父:三代目市川猿之助(歌舞伎役者) 母:浜木綿子(女優・宝塚歌劇団の元雪組トップ娘役) 従兄弟:二代目市川亀治郎(歌舞伎役者) | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
映画 『犬、走る DOG RACE』 『鬼が来た!』『独立少年合唱団』 『美しい夏キリシマ』 『刑務所の中』『OUT』 『故郷の香り』『クイール』 『いつか読書する日』 『天国の本屋~恋火』 『北の零年』『ゆれる』 『嫌われ松子の一生』 『キサラギ』『憑神』 テレビドラマ 『利家とまつ』『マルサ!!』 『功名が辻』『天花』 『救命病棟24時』『役者魂!』 『アンフェア』 | |||||||||||||||
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香川 照之(かがわ てるゆき、1965年12月7日 - )は、東京都出身の日本の俳優。血液型はAB型。暁星高等学校、東京大学文学部第4類社会心理学専修卒業。所属事務所はコムスシフト。
家族
父:三代目市川猿之助(歌舞伎役者)
母:浜木綿子(女優・宝塚歌劇団の元雪組トップ娘役)
従兄弟:二代目市川亀治郎(歌舞伎役者)
来歴
両親は1968年に離婚。実母の浜木綿子が香川を引き取り女優活動を継続しながら育てた。大学卒業後の1989年、NHK大河ドラマ『春日局』で俳優デビュー。小早川秀秋を破滅的に演じ、話題を集めた。
デビュー当初は『静かなるドン』などのVシネマや橋田壽賀子脚本によるテレビドラマが活動の中心であり、業界における認識も「市川猿之助と浜木綿子との息子」といった程度であったが、『犬、走る DOG RACE』、『独立少年合唱団』、2002年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『鬼が来た!』での好演に伴い、徐々に知名度が高まった。さらに、NHK大河ドラマ『利家とまつ』で豊臣秀吉を演じたことで一般的にもその存在が広く知られるようになった。
2004年、再び中国映画『暖~ヌアン~(日本公開名『故郷(ふるさと)の香り』)』に準主演。同作で香川は東京国際映画祭の男優賞を受賞。主演女優賞の寺島しのぶと共に映画界の話題をさらう。私生活でも長男が誕生。この年の上半期の連続テレビ小説『天花』に出演。
人物
映画に関しての知識が豊富で、『キネマ旬報』に連載コラム「日本魅録」を持っている。このコラムが好評で、2006年のキネマ旬報読者賞を受賞。同年、スタジオジブリ映画『ゲド戦記』で声優に挑戦、アクの強い演技で非声優ながら優れた演技を見せた。
熱狂的なボクシングファンである。俳優として名前が売れる以前から、『ボクシングマガジン』(ベースボール・マガジン社)で連載「香川照之の熱病的思考法」を執筆していた。当時の記事によると、少年時代から国内はもちろん海外の試合のビデオや専門誌を通信販売で購入して研究するほどのマニアだったという。ボクシング番組『WOWOWエキサイトマッチ』に出演した際、その豊富な知識に、解説のマッチメイカー・評論家のジョー小泉や元世界王者の浜田剛史すら、番組内で舌を巻くほどだった。
謙虚で素朴・礼儀正しい俳優である。[1]
NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』の正岡子規役を演じるため、食事制限やランニングなどをして5か月で15キロ以上の減量を行った[2]。
出演作品
映画
- 静かなるドンシリーズ(OV)
- RAMPO 奥山監督版(1994年) - 横溝正史 役
- RAMPO 黛監督版(1994年) - 横溝正史 役
- 双頭の悪魔(1995年) - 江神二郎 役
- ブラック・ジャック(1996年、OV) - 辰巳久秀 役
- 犬、走る DOG RACE(1998年)
- 独立少年合唱団(2000年) - 清野省三 役
- 鬼が来た!(2000年)
- スリ(2000年)
- 刑務所の中(2002年)
- 美しい夏キリシマ(2002年)
- KT(2002年)
- OUT(2002年)
- 「竜二Forever」
- tokyo.sora(2002年)
- 嗤う伊右衛門(2003年)
- 故郷の香り(2003年)
- クイール(2003年)
- 赤い月(2003年)
- 天国の本屋~恋火(2004年)
- 鉄人28号(2004年)
- フリック(2004年)
- 北の零年(2004年) - 持田倉蔵 役
- ホテル ビーナス(2004年)
- 明日の記憶(2006年)
- ゆれる(2006年) - 早川稔 役
- 花よりもなほ(2006年) - 平野次郎左衛門 役
- 嫌われ松子の一生(2006年) - 川尻紀夫 役
- ゲド戦記(2006年7月) - ウサギ 役(声優)
- 出口のない海(2006年) - 鹿島艦長 役
- コワイ女(鋼-はがね-)(2006年)
- キサラギ(2007年) - イチゴ娘 役
- 憑神(2007年) - 甚平 役
- スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007年)
- HERO(2007年) - 黛雄作 役
- 闘茶〜Tea Fight〜(2008年) - 八木圭 役
- TOKYO!(2008年、仮題) - 主演
- ザ・マジックアワー(2008年) - 江洞潤 役
- 20世紀少年(2008年) - ヨシツネ(皆本剛) 役
- ヤーチャイカ(2008年)
- トウキョウソナタ(2008年)
- 20世紀少年 <第2章> 最後の希望(2009年) - ヨシツネ(皆本剛) 役
- 劒岳 点の記(2009年)- 宇治長次郎(山案内人)役
- カイジ(2009年)- 利根川幸雄 役
- 20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗(2009年) - ヨシツネ(皆本剛) 役
- リトル・カントリー (仮題)(2009年12月)
テレビドラマ
- 「雨月荘殺人事件」(1988年10月、東映)
- 新春時代劇ミステリー「大奥殺人事件」(1989年1月3日、東映) - 杉本新五郎 役
- 春日局(1989年、NHK大河ドラマ) - 小早川秀秋 役
- 渡る世間は鬼ばかり(1990~1991年、TBS) - 遠山昌之(岡倉長子の夫) 役
- 世にも奇妙な物語 『ともだち』(1991年、フジテレビ系)
- おんなは度胸(1992年、NHK連続テレビ小説)
- 私が愛したウルトラセブン(1993年、NHK土曜ドラマ) - 市川森一 役
- 雪(1994年、NHK正月ドラマ)- ヒロイン「ユキ(中島ひろ子)」の恋人役
- 赤ちゃんが来た(1994年、NHKドラマ新銀河)
- 八代将軍吉宗(1995年、NHK大河ドラマ) - 松平武元 役
- 新宿鮫 無間人形(1995年、NHKドラマ) - 香川進 役
- 葵徳川三代(2000年、NHK大河ドラマ) - 宇喜多秀家 役
- 利家とまつ(2002年、NHK大河ドラマ) - 豊臣秀吉 役
- 世にも奇妙な物語 春の特別篇「マンホール」(2002年、フジテレビ)
- マルサ!!(2003年、フジテレビ) - 財津一臣 役
- 彼女が死んじゃった。(2004年 日本テレビ) - 吉川良夫 役
- 天花(2004年、NHK連続テレビ小説) - 佐藤信夫 役
- 救命病棟24時(2005年、フジテレビ) - 黒木春正 役
- 功名が辻(2006年、NHK大河ドラマ) - 六平太 役
- 対岸の彼女(2006年、WOWOW) - 楢橋文雄 役
- アンフェア(2006年、フジテレビ) - 佐藤和夫 役
- アンフェア the special 「コード・ブレーキング~暗号解読」(2006年、フジテレビ) - 佐藤和夫 役
- 役者魂!(2006年、フジテレビ) - 柳沢光春 役
- 島根の弁護士(2007年、フジテレビ) - 秋田良市 役
- 鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜(2007年、NHKスペシャル) - 主演・丸山二等兵、水木しげる 役
- 坂の上の雲(2009年 - 2011年、NHK) - 正岡子規役
他のテレビ番組
- アスリート~すべての挑戦者に捧ぐ(テレビ東京 語り手)
- 知ってるつもり?!(女優の故・浦辺粂子の回ゲスト。日本テレビ)
- 徹子の部屋(テレビ朝日)
- 笑っていいとも!テレフォンショッキング(フジテレビ)
CM
ミュージックフィルム
- 月に沈む
舞台
脚注
- ^ 「劔岳 点の記」の撮影中、劔岳から下山中の登山者がすれ違いざまに握手を求めたところ、登山者のところまで降り、サングラスを外して笑顔で応対したというエピソードも残っている。[1]
- ^ オリコン (2009年1月16日). “香川照之、「あしたのジョー」並みに15キロ減量”. 2009年1月18日閲覧。
関連項目
関連項目
- TBS「いのちの響」