コンテンツにスキップ

勝野駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
勝野駅
駅西側より跨線橋を望む(2009年8月)
かつの
Katsuno
JC19 直方 (2.7 km)
(3.8 km) 小竹 JC17
地図
福岡県鞍手郡小竹町大字赤地兵丹[1]
北緯33度43分42.31秒 東経130度42分58.75秒 / 北緯33.7284194度 東経130.7163194度 / 33.7284194; 130.7163194座標: 北緯33度43分42.31秒 東経130度42分58.75秒 / 北緯33.7284194度 東経130.7163194度 / 33.7284194; 130.7163194
駅番号 JC  18 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 筑豊本線福北ゆたか線
キロ程 27.5 km(若松起点)
電報略号 カツ←カツノ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
開業年月日 1901年明治34年)2月13日[1]
備考 無人駅[1]自動券売機 有)
テンプレートを表示
勝野駅
かつの
Katsuno
(2.6 km) 磯光
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 宮田線
キロ程 0.0 km(勝野起点)
開業年月日 1902年明治35年)2月19日[2]
廃止年月日 1989年平成元年)12月23日[1][2]
テンプレートを表示
東側出入口(2009年8月)

勝野駅(かつのえき)は、福岡県鞍手郡小竹町大字赤地兵丹にある九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線福北ゆたか線)のである[1]。駅番号はJC18

かつては当駅から宮田線が分岐していた。

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅駅舎は無い[1]。新飯塚寄りに跨線橋の階段がある。跨線橋からは線路の東西の出入口につながっている。宮田線廃止以降、無人駅となっている[5]。近距離きっぷの自動券売機が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売とチャージ取扱は行わない[7]無人駅であるが、ワンマン列車は全ドアが開く。宮田線廃止以前は単式ホームが存在しており、合計で2面3線のホームを有していた。[8]

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先
1 JC 福北ゆたか線 下り 新飯塚博多方面
2 上り 直方折尾方面

停車列車

[編集]

普通列車のみ停車する。折尾駅から桂川駅までの区間(筑豊本線区間)で、唯一快速列車が通過する駅である[1]

2018年3月17日ダイヤ改正では日中の博多発着の普通列車が新飯塚駅で折り返しとなったことに伴い、日中は1時間2本の快速のうち1本が当駅に停車するようになったが、2021年3月12日ダイヤ改正により日中は博多駅 - 篠栗駅間の区間運転がなくなり1時間2本の快速のうち1本を普通列車としたため、快速列車については全列車が当駅通過となっている。

駅周辺

[編集]

小竹町北端部に位置する。駅名の「勝野」は小竹町南端、隣の小竹駅周辺の集落であり、当駅所在地は勝野地区では無い。駅前は田畑と小集落のみで閑散としている。

隣の駅

[編集]
九州旅客鉄道(JR九州)
JC 福北ゆたか線(筑豊本線)
快速
通過
普通
直方駅(JC19) - 勝野駅(JC18) - 小竹駅(JC17)

かつて存在した路線

[編集]
九州旅客鉄道(JR九州)
宮田線
勝野駅 - 磯光駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、22頁。 
  2. ^ a b c d 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、26頁
  3. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、13頁
  4. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、15頁
  5. ^ a b 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房、1993年10月15日、141-143頁。ISBN 4751205293 
  6. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  7. ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
  8. ^ 筑豊線・勝野駅-さいきの駅舎訪問”. ekisya.net. 2022年7月6日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「筑豊本線・日田彦山線・後藤寺線・篠栗線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第4号、朝日新聞出版、2009年8月2日。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
  • 勝野駅(駅情報) - 九州旅客鉄道