伊香保町
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いかほまち 伊香保町 | |
---|---|
伊香保温泉 | |
廃止日 | 2006年2月20日 |
廃止理由 |
新設合併 渋川市、伊香保町、小野上村、子持村、赤城村、北橘村→渋川市 |
現在の自治体 | 渋川市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 群馬県 |
郡 | 北群馬郡 |
市町村コード | 10343-8 |
面積 | 22.32 km2. |
総人口 |
3,705人 (2006年2月1日) |
隣接自治体 | 吉岡町、榛東村、高崎市、榛名町、東村、渋川市 |
町の木 | モミジ |
町の花 | ツツジ |
町の鳥 | ホトトギス |
伊香保町役場 | |
所在地 |
〒377-0192 群馬県北群馬郡伊香保町大字伊香保116番地1(現・渋川市伊香保町大字伊香保116番地1) |
座標 | 北緯36度30分00秒 東経138度55分09秒 / 北緯36.49997度 東経138.91911度座標: 北緯36度30分00秒 東経138度55分09秒 / 北緯36.49997度 東経138.91911度 |
ウィキプロジェクト |
2006年2月20日に渋川市、北群馬郡小野上村・子持村、勢多郡赤城村・北橘村とともに対等合併し、新たな渋川市となった。
伊香保温泉は東京周辺の人々の行楽地として名高い。また、名物に水沢うどんなどがある。
地理
[編集]隣接する自治体
[編集]歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、西群馬郡伊香保村、水沢村、湯中子村のの区域をもって成立。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 所属が群馬郡に変更。
- 1949年(昭和24年)10月1日 - 所属が北群馬郡に変更。
- 1981年(昭和56年) 昭和天皇が伊香保森林公園に行幸[2]。
- 1997年(平成9年) - アメリカ、ハワイ州ヒロ市と姉妹都市提携。
- 2006年(平成18年)2月20日 - 渋川市、勢多郡北橘村、赤城村、北群馬郡子持村、小野上村と新設合併し、改めて渋川市が発足。同日伊香保町廃止。
行政
[編集]町長
[編集]行政区は伊香保、湯中子、水沢[1]。町長は以下の通りである。
氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|
岸又太郎 | 明治22年6月19日 | 明治22年7月25日 | |
島田多朔 | 明治22年9月5日 | 明治24年2月20日 | |
福田与重 | 明治24年4月22日 | 明治24年10月2日 | |
同 | 明治26年5月13日 | 明治28年5月24日 | |
村松秀茂 | 明治28年9月6日 | 明治31年4月27日 | |
岸権三郎 | 明治31年5月13日 | 明治31年8月29日 | |
森田種次郎 | 明治31年10月18日 | 明治34年12月3日 | |
木暮金太夫 | 明治34年12月24日 | 明治36年7月28日 | |
木暮八郎 | 明治36年12月3日 | 明治37年11月23日 | 在任中死去 |
大島甚左衛門 | 明治38年4月6日 | 明治42年4月5日 | |
同 | 明治42年4月23日 | 大正2年4月23日 | |
同 | 大正2年6月27日 | 大正3年9月11日 | |
横手信太郎 | 大正4年10月12日 | 大正7年6月17日 | |
萩原重朔 | 大正8年5月16日 | 大正12年5月15日 | |
森田秋三郎 | 大正12年6月5日 | 大正14年11月9日 | |
大河原半作 | 大正14年11月30日 | 昭和2年9月17日 | |
横手信太郎 | 昭和2年9月23日 | 昭和6年9月23日 | |
同 | 昭和6年10月4日 | 総和7年6月23日 | |
岸権三郎 | 昭和8年5月23日 | 昭和12年5月22日 | 襲名前正一郎 |
同 | 昭和12年5月22日 | 昭和16年5月22日 | |
同 | 昭和16年5月23日 | 昭和20年5月22日 | |
横手信太郎 | 昭和20年6月13日 | 昭和21年2月12日 | |
大貫伊助 | 昭和21年4月6日 | 昭和23年9月9日 | |
横手賢一 | 昭和23年10月8日 | 昭和27年10月7日 | |
横内甲子吉 | 昭和27年10月8日 | 昭和31年10月7日 | |
同 | 昭和31年10月8日 | 昭和35年10月7日 | |
同 | 昭和35年10月8日 | 昭和39年10月7日 | |
同 | 昭和39年10月8日 | 昭和43年10月7日 | |
同 | 昭和43年10月8日 |
- 村尾隆史(2005年5月1日から)
経済
[編集]産業
[編集]- 企業
- 伊香保郵便局(日本郵政グループ)
- 電気
伊香保町は町営で電気事業を始めた1907年(明治40年)5月事業許可を受け、沼尾川に水力発電所(出力40kW)を建設し1908年(明治41年)9月より事業を開始した[4]。
姉妹都市・提携都市
[編集]伊香保町には以下の姉妹都市があった。これらの提携関係は渋川市によって継承された。
- 19世紀後半にハワイ王国駐日公使を務めたロバート・W・アルウィンの別邸が伊香保にあった縁[8]。1987年より伊香保とヒロ市との交流が始まる[5]。1992年5月26日、ハワイ郡ワイアケア中学校と伊香保町立伊香保中学校の間で姉妹校協定締結[7]。
人口
[編集]1930年に刊行された『市町村治績録 改訂第2版』によると、戸数512、人口3024[1]。
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]道路
[編集]施設
[編集]名所・旧跡・観光スポット
[編集]- 伊香保温泉[1]
- 五徳山無量寿院水沢寺(水沢観音)
- 竹久夢二伊香保記念館
- 徳富蘆花記念文学館
- 保科美術館
- 伊香保グリーン牧場
- ハラ ミュージアム アーク
- ハワイ王国公使別邸[9]
祭事・催事
[編集]- 伊香保まつり(毎年9月18日から20日)
出身著名人
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 『市町村治績録 改訂第2版』群馬県5頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月9日閲覧。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、151頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 伊香保町教育委員会 1970, p. 306.
- ^ 『電気事業要覧. 第〔5〕回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c d “姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2012年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年9月22日閲覧。
- ^ a b “イタリア・アバノテルメ市”. 渋川市. 2013年9月22日閲覧。
- ^ a b “アメリカ合衆国・ハワイ州ハワイ郡”. 渋川市. 2013年9月22日閲覧。
- ^ “ハワイ王国公使別邸を公開します”. 渋川市. 2013年9月22日閲覧。
- ^ ハワイ王国公使別邸渋川市教育部文化財保護課文化財係
参考文献
[編集]- 伊香保町教育委員会 編『伊香保誌』伊香保町役場、1970年10月1日。
- 日本自治協会編『市町村治績録 改訂第2版』日本自治協会、1930年。