ポール・ナース
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Paul Nurse ポール・ナース | |
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生誕 |
Paul Maxime Nurse 1949年1月25日(75歳) イギリス ノリッジ |
国籍 | イギリス |
研究分野 | |
研究機関 |
ロックフェラー大学 エディンバラ大学 オックスフォード大学 王立協会 |
出身校 |
バーミンガム大学 イースト・アングリア大学 |
博士論文 | The spatial and temporal organisation of amino acid pools in Candida utilis (1974) |
主な受賞歴 |
ガードナー国際賞(1992) ロイヤル・メダル(1995) アルバート・ラスカー基礎医学研究賞(1998) ノーベル生理学・医学賞(2001) コプリ・メダル(2005) |
公式サイト crick | |
プロジェクト:人物伝 |
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ポール・M・ナース(Paul M. Nurse OM CH FRS FMedSci HonFREng HonFBA 、1949年1月25日 - )は、イギリスの遺伝学者。元王立協会会長。
分裂酵母を材料にして細胞周期に欠損をもつ変異株の分離を手がけ、cdc2と呼ばれる遺伝子が細胞周期の主要な制御因子であることを見いだした。cdc2がコードするプロテインキナーゼは、サイクリンと複合体を形成して、細胞周期の進行を司ることが判明。この業績により、2001年にリーランド・ハートウェル、ティモシー・ハントとともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。
略歴
[編集]- 1949年:イギリス、ノーフォークノリッジ生まれ。
- 1970年:バーミンガム大学卒。
- 1973年:イースト・アングリア大学博士課程修了。
- 1984年:英国癌研究基金(Imperial Cancer Research Fund [ICRF])。
- 1988年:オックスフォード大学。
- 1993年:英国癌研究基金(Imperial Cancer Research Fund [ICRF])。
- 2002年:Cancer Research UK。
- 2003年:ロックフェラー大学総長。
- 2007年:キュリー研究所 (パリ)国際科学諮問委員会委員長
- 2010年:王立協会会長。
- 2017年:ブリストル大学総長[1]。
受賞歴
[編集]- 1992年 ガードナー国際賞、ローゼンスティール賞、ルイ=ジャンテ医学賞
- 1995年 ロイヤル・メダル
- 1996年 ハイネケン賞
- 1998年 アルバート・ラスカー基礎医学研究賞
- 2001年 ノーベル生理学・医学賞
- 2005年 コプリ・メダル
- 2013年 アルベルト・アインシュタイン世界科学賞
栄典
[編集]書籍
[編集]- 「WHAT IS LIFE? 生命とは何か」 竹内薫 訳、ダイヤモンド社 2021年 ISBN 978-4-478-11107-9
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Sir Paul Nurse Biographical Nobel Foundation
カテゴリ:
- 20世紀イギリスの生物学者
- 21世紀イギリスの生物学者
- イングランドの遺伝学者
- イングランドの生化学者
- ノーベル生理学・医学賞受賞者
- イギリスのノーベル賞受賞者
- ガードナー国際賞受賞者
- ロイヤル・メダル受賞者
- コプリ・メダル受賞者
- アルバート・ラスカー基礎医学研究賞受賞者
- ハイネケン賞受賞者
- メリット勲章
- 大英帝国勲章受章者
- 旭日重光章受章者
- コンパニオン・オブ・オナー勲章
- イギリス学士院フェロー
- 王立協会フェロー
- 王立協会会長
- 中国科学院外籍院士
- アメリカ合衆国の大学学長
- アメリカ芸術科学アカデミー会員
- 米国科学アカデミー外国人会員
- ヨーロッパ・アカデミー会員
- 欧州分子生物学機構会員
- ロックフェラー大学学長
- オックスフォード大学の教員
- キュリー研究所 (パリ)の人物
- バーミンガム大学出身の人物
- ノリッジ出身の人物
- 1949年生
- 存命人物