グレッグ・セメンザ

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グレッグ・レオナード・セメンザ
Gregg Leonard Semenza
グレッグ・セメンザ(2019)
生誕 (1956-07-01) 1956年7月1日(67歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究機関 ジョンズ・ホプキンズ大学
出身校 ハーバード大学
ペンシルベニア大学
デューク大学
主な業績 低酸素誘導因子
主な受賞歴 ガードナー国際賞(2010)
アルバート・ラスカー基礎医学研究賞(2016)
ノーベル生理学・医学賞(2019)
プロジェクト:人物伝
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ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:2019年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
受賞理由:細胞による酸素量の感知とその適応機序の解明

グレッグ・セメンザ(Gregg Leonard Semenza、1956年7月1日 - )はアメリカ合衆国の医学者。ニューヨーク市クイーンズ区生まれ。

ハーバード大学を卒業後、ペンシルベニア大学大学院で1984年に医学博士号を取得した。デューク大学メディカルセンターの助教授を経て、 ジョンズ・ホプキンズ大学1990年以来、小児科内科腫瘍学および放射線療法を教授している。

細胞酸素の欠乏した環境に適応することを可能にするHIF-1(低酸素誘導因子)を発見した。2019年ウィリアム・ケリンピーター・ラトクリフとともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。

なお、同氏は現在立憲民主党所属の衆議院議員である吉田統彦がメリーランド州のジョンズ・ホプキンズ大学のフェローであった際の共同研究者である[1]

ノーベル賞受賞の1年後に、多数の論文についてデータの不自然さがPubPeerで指摘された。2022年10月21日時点で17報について撤回・訂正・懸念の表明がされており[2]、2023年8月1日までの過去2年間で6本の論文が撤回された[3]

受賞歴[編集]

参照[編集]

脚注[編集]