ヒレル・ファステンバーグ
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Harry Furstenberg ヒレル・ファステンバーグ | |
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生誕 |
1935年9月29日(89歳) ドイツ国ベルリン |
国籍 |
イスラエル アメリカ合衆国 |
教育 |
イェシーバー大学 プリンストン大学 |
博士論文 | Prediction Theory (1958) |
博士課程 指導教員 | サロモン・ボホナー |
主な受賞歴 |
ウルフ賞数学部門(2006/7) アーベル賞(2020) |
プロジェクト:人物伝 |
ヒレル・ファステンバーグ(ヘブライ語: הלל (הארי) פורסטנברג ドイツ語: Hillel Furstenberg 1935年9月29日 - )はイスラエルの数学者。全米科学アカデミーの会員。
業績
[編集]数論やリー群の他、確率論やエルゴード理論の研究でも知られる。研究者になってすぐ、素数の無限性をトポロジーを使って証明し注目を集めた。彼は1970年代初頭に、双曲線リーマン面上のホロサイクルの固有のエルゴード性を証明した。1977年には、Szemerédi理論をエルゴード理論に基づいて再構築し、証明した。リーマン対称空間上のファステンバーグ境界やファステンバーグコンパクト化は彼の名前に由来している。
生い立ち
[編集]ベルリンで生まれ、すぐにアメリカ合衆国に移住した。イェシーバー大学で1955年に修士号をとった。博士号は1958年にプリンストン大学のSalomon Bochnerの下で得た。ミネソタ大学で研究を行った後、1965年にヘブライ大学の数学の教授となった。