ケイレブ・コーザム
フィラデルフィア・フィリーズ コーチ #65 | |
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シンシナティ・レッズでの現役時代 (2016年4月27日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | テネシー州ウィルソン郡マウント・ジュリエット |
生年月日 | 1987年11月6日(37歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 215 lb =約97.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2009年 MLBドラフト5巡目 |
初出場 | 2015年7月29日 |
最終出場 | 2016年5月26日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ケイレブ・ケント・コーザム(Caleb Kent Cotham, 1987年11月6日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州ウィルソン郡マウント・ジュリエット出身のプロ野球選手(投手)、野球指導者。右投右打。現在は、MLBのフィラデルフィア・フィリーズで投手コーチを務める。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]高校時代は2年時にジュニアとして地区優勝でMVP、地方選抜・三度の地区選抜に選ばれ、シニアではキャプテンとして地区優勝・プレーオフ進出に貢献し、9-AAAトーナメントMVPを受賞するなど活躍。
高校卒業後はMLBドラフトにかからなかったため、ヴァンダービルト大学に進学。1年時は中継ぎとしてデビューした。2年時にデビッド・プライスが大学を卒業したためローテーション入りを果たした。
プロ入りとヤンキース時代
[編集]2009年のMLBドラフト5巡目(全体165位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、期限いっぱいの8月17日に契約。その後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプロデビュー。中継ぎとして初登板し、2回を5奪三振だった。8月29日からA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプレーした。9月中旬に膝の怪我を悪化させ、休養をとるためチームを離脱した。
2010年は膝の怪我のためシーズンを棒に振った。
2011年6月21日、ルーキー級ガルフ・コーストリーグで復帰。6月24日からはA-級スタテンアイランドでプレーした。
2012年はA級チャールストン・リバードッグスで開幕を迎え、5月22日からA+級タンパ・ヤンキースでプレー。
2013年はAA級トレントン・サンダー、AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーしている。
2015年7月29日、メジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[1]。同日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビュー。メジャー1年目は12試合に登板し、防御率こそ6.52と芳しくなかったものの、与四球率0.9・奪三振率10.2という数値を記録し、安定した制球力と高い三振奪取能力を垣間見せた。
レッズ時代
[編集]2015年12月28日にアロルディス・チャップマンとのトレードで、エリック・ジャジーロ、ルーキー・デービス、トニー・レンダと共にシンシナティ・レッズへ移籍した[2]。
2016年は23試合に登板して0勝3敗、防御率7.40、21奪三振を記録した。オフの10月28日に40人枠から外れ、11月7日にFAとなった[3]。
引退後
[編集]2017年2月28日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結ぶ[4]が、3月10日に現役引退を表明した。
2019年よりレッズの投手コーチ補佐に就任し、2年間務めた。
2021年シーズンからはフィラデルフィア・フィリーズの投手コーチを務める[5]。
投球スタイル
[編集]投球の5割以上がスライダーで、他にはフォーシームとカーブを投げていた[6]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2015 | NYY | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 45 | 9.2 | 14 | 4 | 1 | 0 | 0 | 11 | 0 | 0 | 7 | 7 | 6.52 | 1.55 |
2016 | CIN | 23 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | .000 | 117 | 24.1 | 32 | 3 | 12 | 2 | 3 | 21 | 1 | 0 | 21 | 20 | 7.40 | 1.81 |
MLB:2年 | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 3 | .250 | 162 | 34.0 | 46 | 7 | 13 | 2 | 3 | 32 | 1 | 0 | 28 | 27 | 7.15 | 1.74 |
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2015 | NYY | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
2016 | CIN | 23 | 0 | 3 | 1 | 1 | .750 |
MLB | 35 | 0 | 3 | 1 | 1 | .750 |
背番号
[編集]- 53(2015年 - 同年途中)
- 65(2015年途中 - 同年終了、2019年 - )
- 54(2016年)
脚注
[編集]- ^ Justin Terranova (2015年7月29日). “Yankees choose youth, send Chris Capuano packing” (英語). ニューヨーク・ポスト 2015年7月30日閲覧。
- ^ Brown, David (2015年12月28日). “Yankees acquire closer Aroldis Chapman in trade with Reds”. CBS Sports. 2016年5月17日閲覧。
- ^ MLB公式プロフィール参照。2017年2月10日閲覧。
- ^ Jeff Todd (2016年2月28日). “Minor MLB Transactions: 2/28/17” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年12月7日閲覧。
- ^ Todd Zolecki (2020年11月20日). “No 'cookie-cutter' approach for Phils' Cotham” (英語). MLB.com. 2021年6月2日閲覧。
- ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2016』廣済堂出版、2016年、397頁頁。ISBN 978-4-331-52002-4。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Caleb Cotham stats MiLB.com
- Caleb Cotham (@ceetwo35) - X(旧Twitter)