禄剛埼灯台
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禄剛埼灯台 | |
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航路標識番号 [国際標識番号] | 1123 [M7196] |
位置 | 北緯37度31分44秒 東経137度19分35秒 / 北緯37.52889度 東経137.32639度座標: 北緯37度31分44秒 東経137度19分35秒 / 北緯37.52889度 東経137.32639度 |
所在地 | 石川県珠洲市狼煙町 |
塗色・構造 | 白色 塔形(円形) 石造 |
レンズ | 第2等不動フレネル式 |
灯質 | 等明暗白光 明3秒暗3秒 |
実効光度 | 55,000 cd |
光達距離 | 18海里(約 33 km) |
明弧 | 95度から312度まで |
塔高 | 12.0 m (地上 - 塔頂) |
灯火標高 | 48.0 m (平均海面 - 灯火) |
初点灯 | 1883年(明治16年)7月10日 |
管轄 |
海上保安庁 第九管区海上保安本部 |
禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)は、石川県珠洲市に位置する灯台。地元では、設置されている町の名前から「狼煙の灯台」と呼ばれている。歴史的・文化的価値の高さから、Aランクの保存灯台に指定されているほか、「日本の灯台50選」にも選ばれている。通常の灯台は、レンズを回転させることにより光を点滅させるが、この灯台では、レンズを固定し灯火の遮蔽板(しゃへいばん)を回転させることによって点滅させている。
周辺は、能登半島国定公園に指定されている風光明媚の地である。海抜 50 m ほどの断崖絶壁が続き、崖下には「千畳敷」と呼ばれる海食棚が発達する。また、2017年には恋する灯台に認定されている。[1]
歴史
- 1883年(明治16年)7月10日 - 設置、初点灯[2]。当初から白色塔形(円形)石造だが、石材は穴水町から船で運び、崖下から索道を架けて、人力で引き上げるという難工事で、完成までに2年を費やした。
- 1915年(大正4年)7月22日 - 燭光数、光達距離変更[3]。
- 1933年(昭和8年)3月30日 - 灯質変更[4][5]。
- 1940年(昭和15年)3月24日 - 電灯化、燭光数変更[6][7]。
- 1963年(昭和38年) - 機器の自動化により、無人化される。
- 2008年(平成20年)4月10日 - 無線方位信号所(レーマークビーコン)廃止[8]。
交通アクセス
- バス
脚注
- ^ https://romance-toudai.uminohi.jp/toudai/rokkouzaki.php
- ^ “法令全書. 明治16年”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月19日閲覧。
- ^ “逓信省告示第588号. 官報. 1915年07月28日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月19日閲覧。
- ^ “逓信省告示第237号. 官報. 1933年02月09日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月20日閲覧。
- ^ “逓信省告示第771号. 官報. 1933年04月05日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月20日閲覧。
- ^ “逓信省告示第217号. 官報. 1940年02月02日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月20日閲覧。
- ^ “逓信省告示第839号. 官報. 1940年04月01日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月20日閲覧。
- ^ “無線方位信号所(レーマークビーコン)の廃止について” (PDF). 海上保安庁交通部 (2007年1月24日). 2013年11月17日閲覧。
- ^ “「灯台を巡ろう!」キャンペーンがスタート!!”. 海と日本PROJECT in いしかわ. 2020年12月27日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 禄剛埼灯台 - 第九管区海上保安本部
- 石川県観光情報ホームページ ほっと石川旅ねっと 禄剛埼灯台