1923年の航空

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< 1923年

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航空に関する出来事[編集]

オートジャイロ(1930年の写真)
1923年6月27日の最初の空中給油
  • 1月9日 - スペイン人のフアン・デ・ラ・シエルバ、試作機4号機によりオートジャイロの初飛行。
  • 1月11日 - 朝日新聞社が主催した東西定期航空会が大阪の城東練兵場と東京・洲崎の埋立地第1号地間の定期郵便飛行を開始する。
  • 2月22日(2月5日説も) - ウイリアム・ジョルダン大尉、航空母艦 鳳翔への着艦に成功。
  • 2月22日 - 東西定期航空会の定期航空飛行で、島田武男の操縦するが白戸式25号が吹雪に遭遇し明神ガ岳に衝突し、民間定期航空最初の犠牲者となった。[1]
  • 3月 - ロシアの航空会社、アエロフロートがドブロフロートとして設立される。
  • 3月16日 - 吉良俊一大尉、日本人として初めて航空母艦への着艦に成功。
  • 4月14日 - フランスのエティエンヌ・ウーミシェンが国際飛行連盟に公認された最初のヘリコプターの距離記録となった358mの飛行を行う。
  • 5月2日〜3日 - 米陸軍のオークリー・G・ケリー中尉とジョン・A・マクレディー中尉がニューヨークからロサンゼルスの無着陸飛行に初めて成功。
  • 6月27日 - ローウェル・スミスとジョン・リヒターが空中給油に成功した。
  • 7月 - アメリカ合衆国の人力飛行機ガーハート サイクルプレーンが初飛行した。自動車で牽引されて浮上した後、切り離され、しばらく安定した水平飛行をすることができた。
  • 7月1日 - アルゼンチン生まれの発明家、ラウル・パテラス・ペスカラが同軸ローターを持つヘリコプターで86mの飛行を行う。(1923年中に4分13秒の飛行まで飛行時間を延ばす)
  • 8月15日 -ソビエト連邦、最初の単葉戦闘機ポリカルポフ I-1の原型機、IL-400が初飛行した。
  • 9月4日 -ヘリウムを充填してシェナンドーが初めて飛行した。
  • 9月28日 - シュナイダー・トロフィー・レースがイギリスの Cowesで行われ、アメリカ合衆国のディビッド・リッテンハウスがカーチス CR-3で平均速度285.5 km/hで優勝した。
  • 10月2日 - ベルリンのテンペルホーフ国際空港が開港した。
  • 10月23日 - ハインリヒ・フォッケ(製造担当)、ゲオルグ・ウルフ(テストパイロット)、ウェルナー・ノイマンによって、ブレーメンに 「ブレーマー航空機製造株式会社 (Bremer Flugzeugbau AG)」が設立された。翌年1月にフォッケウルフ社 (Focke-Wulf-Flugzeugbau AG) に改名された。

1923年に初飛行した機体の画像[編集]

航空に関する賞の受賞者[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「図説国産航空機の系譜」松崎豊一