1908年の航空

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1908年 社会 0 政治/経済//労働/教育/交通
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< 1908年

1907年の航空 - 1908年の航空 - 1909年の航空

航空に関する出来事[編集]

Bleriot VIII
  • 1908年 - ルイ・ブレリオが、Bleriot VIII(ブレリオ VIII)を開発。
  • 1908年 - イギリスにHM(Her Majesty's) Balloon Factoryが設立される。1911年にRoyal Aircraft Factoryに改組され、後にロイヤル・エアクラフト・エスタブリッシュメントとなる。
  • 1908年 - アウグスト・オイラーダルムシュタット近郊のグリースハイム演習場にドイツ最初の飛行場を作り、飛行訓練を行った。
  • 1月13日 - フランスのアンリ・ファルマンが、1分28秒かけて1kmの周回飛行に成功し、Deutsch-Archdeacon賞を受賞した。
  • 3月17日 - アメリカで、AEAレッド・ウィング号が2度目の飛行で墜落した。
  • 3月29日 - フランスのレオン・ドラグランジュが、アンリ・ファルマンを同乗させて138mを飛行した。最初の公式記録に残る同乗飛行となった。
  • 6月8日 - イギリスの航空エンジニア、アリオット・ヴァードン・ローが自作の飛行機でイギリスで自力離陸に成功したと主張した。
  • 6月28日 - デンマークの発明家、ヤコブ・エレハマーがドイツのキールで11秒の飛行を行い、ドイツにおける初の動力飛行に成功。
  • 7月4日 - アメリカのグレン・カーチスが1分42秒で1,550mの公開飛行を行い、サイエンティフィック・アメリカン・トロフィーを受賞した。
  • 7月8日 - フランスのテレーズ・ペルティエが、レオン・ドラグランジェの操縦する飛行機に同乗し、公式に飛行機で飛行した最初の女性となった。
  • 8月8日 - ウィルバー・ライトが、フランスのルマンのレース場で飛行を行った。
  • 8月28日 - ロシア製の飛行船、ウチェブニーが飛行に成功した。
  • 9月9日 - ウィルバー・ライトが1時間3分の飛行を行った。
  • 9月17日 - オーヴィル・ライトの操縦する飛行機が墜落し、同乗していたトーマス・セルフリッジが航空事故で死亡した最初の人物となった。オーヴィル・ライトも重症を負った。
  • 9月 - テレーズ・ペルティエが、イタリアのミラノで200mの飛行を行った。非公式に操縦飛行した最初の女性とされる。
  • 10月5日 - ツェッペリン飛行船、LZ IVがエヒテルディンゲンで炎上した。
  • 10月7日 - ウィルバー・ライトが、女性のHart O. Bergを同乗させ飛行した。
  • 10月14日 - アンリ・ファルマンが、ブーイからランスまでの27kmを20分で飛行した。
  • 10月16日 - アメリカ出身のサミュエル・フランクリン・コーディが「イギリス陸軍一号機」("British Army Aeroplane No.1.")を開発し、イギリスでの最初の飛行をおこなった。
  • 11月 - イギリスで、ユースタス・ショートとオズワルド・ショートがイギリス最初の航空機メーカー、ショート・ブラザーズを設立した。
  • 12月31日 - ウィルバー・ライトによる2時間28分ほどで123.2kmの飛行に対して、年度の最長飛行距離としてミシュランから、20,000フランの賞金が贈られた。

1908年に初飛行した機体の画像[編集]

航空に関する賞の受賞者[編集]

  • フランス飛行クラブ大賞(Grande Médaille de l'Aéro-Club de France ):アンリ・ファルマン、 ライト兄弟
  • イギリス飛行クラブ金賞:ライト兄弟

関連項目[編集]