.su

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.su
ソビエト連邦の旗
施行 1990年
TLDの種類 国別コードトップレベルドメイン
現在の状態 利用可能
管理団体 ロシア社会ネットワーク研究所英語版 (РосНИИРОС)
後援組織 ロシア社会ネットワーク研究所英語版 (РосНИИРОС)
利用地域 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦に関連のある団体
使用状況 旧ソ連諸国に関連のある団体によって使用されている。
登録の制限 パスポートの提示が必要
階層構造 セカンドレベルに直接登録が可能。
関連文書 fid.su/su/docs/
紛争解決方針 なし
ウェブサイト fid.su
DNSSEC 利用可能
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.suは、ソビエト連邦1990年に割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)である[1]。割り当ての1年後にソ連は崩壊したが、.suドメインは2019年現在でも使用されており、ロシア社会ネットワーク研究所英語版(РосНИИРОС (RosNIIROS), RIPN)によって管理されている。

歴史[編集]

1989年以降、.plポーランド)、.csチェコスロバキア)、.yuユーゴスラビア)、.dd東ドイツ)などの東欧諸国のドメインが作成されたが、その中にソ連のドメイン.suもあった[2]。当初、2文字のccTLDが標準になる前に、ソビエト連邦には.ussrドメインが割り当てられることになっていた。 .suというドメイン名は、当時19歳のフィンランド人学生Petri Ojalaによって提案された[3]。1991年12月26日にソ連は正式に消滅し、その構成共和国は独立を獲得した。その際に、東ドイツ、チェコスロバキア、ユーゴスラビアと同様に、.suドメインについても段階的廃止プロセスを開始させるべきだった。1993年まで[2]ロシアに割り当てられたccTLDがなかったため、ロシアではソ連のドメインを使用し続けた。1993年には.suドメインを置き換える.ruドメインが作成された[2](ロシア以外の旧ソ連諸国のドメインは、1990年代半ばに相次いで作成された。しかし、ロシア地域外のドメインの使用はわずかである)。.suドメインはICANNによって撤廃されることになっていたが、ロシアの政府とインターネットユーザの要求により保留された[2]

IANAは.suドメインを漸次廃止する意向を表明している[4]が、ロビイストは2007年9月に.suドメインを維持することについてICANNと交渉を開始したと述べた[5]。2008年の第1四半期に、.suドメインの登録は45%増加した[6]

利用[編集]

このドメインは、ソ連の機関や企業によって使用されることを意図していた。ソ連崩壊に伴い独立を獲得した諸国にccTLDが割り当てられたにも関わらず、.suドメインは依然として使用されている。2001年、ドメイン管理者は、新たな.su下の登録を受け入れることを宣言したが、この行動が、ICANNの方針に適合するものか明確ではない。ほとんどの.suドメインは、ロシアとアメリカ合衆国で登録されている[7]。RU-CENTERの2010年5月のデータによれば、.suドメインには93,500件以上のドメインが登録されている(.ruドメインの登録数は280万件以上である)[8]。.suドメインを使用している団体には、ロシアの親プーチン青少年組織のナーシ[9]や、ウクライナ東部の親ロシア武装反乱組織[10]などがある。ソ連にルーツを持つ組織も、.suドメインを依然として使用している[11]

このドメインは、ゆるやかで時代遅れの利用規約などから、多くのサイバー犯罪活動の発信源になっていると報告されている[12][13]。2013年以降、悪意のあるドメインを即時に停止する規則[14]が実施されている[13]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ロシアにおけるインターネットの普及”. 社団法人ロシア東欧貿易会 (2006年2月28日). 2019年3月29日閲覧。
  2. ^ a b c d Marcin Kryska. “Domena internetowa SU” (ポーランド語). 2012年6月11日閲覧。 [リンク切れ]
  3. ^ Юбилей Рунета: 10 лет назад финн Петри Ойала зарегистрировал домен .su” (ロシア語). 2010年1月12日閲覧。
  4. ^ .su Domain Delegation Data IANA
  5. ^ Kilner, James (2007年9月19日). “USSR still alive on Internet and won't go quietly”. Reuters. オリジナルの2007年12月13日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071213152504/https://www.reuters.com/article/internetNews/idUSL1986480720070919 2007年12月5日閲覧。 
  6. ^ Back in the USSR: Soviet Internet domain name resists death, Mansur Mirovalev, writing for Associated Press, 18 April 2008
  7. ^ Domena .su wciąż używana, chociaż ZSRR już nie ma” (ポーランド語). 2010年1月12日閲覧。
  8. ^ RU TLD: Registration and Delegation Statistics”. 2010年5月11日閲覧。
  9. ^ Nashi. “Акция” (ロシア語). 2010年1月12日閲覧。
  10. ^ Новороссия” (ロシア語). novorossia.su. 2019年3月29日閲覧。
  11. ^ Tons of Hackers are Hanging out in old Soviet Cyberspace”. Gizmodo. 2019年3月29日閲覧。
  12. ^ “Old Soviet Union domain name attracts cybercriminal interest”. (2013年5月31日). http://www.foxnews.com/tech/2013/05/31/ussr-old-domain-name-attracts-cybercriminals/ 2015年8月31日閲覧。 
  13. ^ a b Group-IB and Foundation for Internet Development sign an agreement to combat cyber threats in the .SU domain zone”. 2018年11月26日閲覧。
  14. ^ Генеральная уборка в домене SU”. 2019年3月29日閲覧。

外部リンク[編集]