長瀬駅

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長瀬駅
東口
東口
ながせ
Nagase
(近畿大学前)
D07 俊徳道 (1.1km)
(1.2km) 弥刀 D09
所在地 大阪府東大阪市菱屋西一丁目24-26
駅番号  D08 
所属事業者 近畿日本鉄道 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 D 大阪線
キロ程 6.2km(大阪上本町起点)
電報略号 ナカセ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
31,810人/日
-2015年-
開業年月日 1924年大正13年)10月31日
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プラットホーム

長瀬駅(ながせえき)は、大阪府東大阪市菱屋西一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線である。副駅名は近畿大学前で、到着時にアナウンスされる。駅番号はD08

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式2面2線のホームを持つ地上駅。駅舎は双方のホームの大阪上本町寄りに設けられている。隣の弥刀駅同様に改札口はホームごとに独立して設けられており、改札内に互いのホームを結ぶ経路は存在しない。ただし弥刀駅とは違い、改札外には連絡地下道があり、踏切を渡らずに線路の反対側に向かうことはできる。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 D 大阪線 下り 八尾河内国分大和八木伊勢志摩名古屋方面
2 上り 布施大阪上本町大阪難波尼崎神戸三宮生駒奈良方面

構内の案内表記では上記のようになっているが、当駅からの上り列車は大阪上本町駅までの運転、下り列車は名張駅までの運転である。

特徴[編集]

  • かつては窓口での特急券と定期券が購入できたが、2015年3月に廃止され、自動発売機のみになった。ただし4月の繁忙期のみ、窓口で定期券販売を行っている[3]
  • 近畿大学近畿大学短期大学部(本部・小若江キャンパス)およびその附属中高の大阪線における最寄駅であるため、朝夕は学生で混み合っている。

準急停車などの要望とその問題[編集]

近畿大学等の最寄駅であるため、その学生・教職員のほか、大阪のベッドタウンとして地元住民などの乗降者数が多いことから、地元では普通(各駅停車)の他に準急などの停車を求める声が多い。しかし、準急停車を実現するには、最大10両編成に対し、ホーム長は6両対応でしかないため、あと4両分のホーム延長工事が必要となるが、ホームの両端が踏切に接近しているために延長は困難である。以上の事から準急停車は今日に至るまで実現のめどは経っておらず、ドアカットによって対応する予定もない。また、2012年3月から新設された区間準急についても当駅は通過となる。

近畿大学の入試や同大学を会場とする資格試験などで混雑が予想される場合は、普通に加えて区間準急・準急・急行(6両編成以下)などの一部が当駅に臨時停車して、混雑を緩和させている。

利用状況[編集]

2015年11月10日における1日乗降人員31,810人である。

近年における当駅の1日乗降人員は以下の通りで、大阪線の駅では鶴橋駅、大阪上本町駅、布施駅、大和八木駅、近鉄八尾駅に次ぐ第6位で、普通のみ停車する駅では近鉄全線の駅で第1位である[4]

近年における1日乗降・乗車人員は以下の通り。

年度別1日乗降・乗車人員
年度 特定日 1日平均
乗車人員[5]
出典
調査日 乗降人員 乗車人員
2000年(平成12年) 11月07日 37,222 18,530 - [6]
2001年(平成13年) -
2002年(平成14年) -
2003年(平成15年) 11月11日 32,338 16,110 [7]
2004年(平成16年) -
2005年(平成17年) 11月08日 31,915 15,908 [8]
2006年(平成18年) - 17,132
2007年(平成19年) - 17,099
2008年(平成20年) 11月18日 30,925 15,503 16,330 [9]
2009年(平成21年) - 15,567
2010年(平成22年) 11月09日 30,281 15,051 15,929 [10]
2011年(平成23年) - 15,821
2012年(平成24年) 11月13日 30,476 15,283 15,960 [11]
2013年(平成25年) - 16,240
2014年(平成26年) - 15,002
2015年(平成27年) 11月10日 31,810 15,967 [12]

駅周辺[編集]

西口

駅東側に近畿大学があり、長瀬駅と大学の間は通称「学園通り(大学通り)」が続き、学生相手の各種商店が並ぶ関西有数の学生街となっている。駅北側にはかつての大和川であった長瀬川が流れている。駅周辺は住宅街である。駅の東側には旧小若江村(現在の東大阪市小若江)、旧上小阪村(現在の東大阪市上小阪、西上小阪)があった。駅の北側には旧横沼村(現在の東大阪市横沼、菱屋西)があった。駅の敷地から真南に長瀬川に沿って、吉松新田があった(現在の東大阪市吉松)。

旧小若江村
近畿大学を東の端とした駅から近畿大学までのびる旧「大学通り」の南側にあった村。戦前までは農業(都市近郊農業)主体の村。戦後、金偏景気とともに金網製造の町工場が乱立したが、現在は静かな旧村ののどかな風景がある。近隣には近畿大学の学生の住むワンルームマンションが多数見られる。村の神社は神剣(みつるぎ)神社。村の寺は真願寺。庄屋は武村家(現在の武村土地株式会社)。
旧上小阪村
近畿大学を東の端とした駅から近畿大学までのびる旧「大学通り」の北側にあった村。戦前までは農業(都市近郊農業)主体の村。戦後は次第に宅地化が進んだ。現在は新開地には商店街、マンションが乱立している。旧村は静かな村のたたずまいを見せている。村の神社は上小阪八幡神社。村の寺は常照寺。庄屋は竹中家。
旧横沼村
長瀬駅北側の長瀬川の西側にある土手下から近鉄大阪線までの間にあった村。戦前までは農業(都市近郊農業)主体の村。戦後は次第に宅地化が進んだ。区画整理後、新開地ができて人口が急増した。旧村の南側に新興住宅地ができた。旧村は東西に長い形であるが雑然としている。村の神社はない。村の寺は究意寺。庄屋は不明。
旧吉松新田
長瀬駅南側の長瀬川に沿って開発された新田。現在は吉松という町名になっている。旧村は存在しない。旧来は長瀬川の河川敷であり、新田開発後は衣摺村一部であった。

周辺施設[編集]

金融機関など

隣の駅[編集]

近畿日本鉄道
D 大阪線
快速急行・急行・準急・区間準急
通過(ただし近畿大学入試などの際に急行・準急・区間準急が臨時停車することもある)
普通
俊徳道駅 (D07) - 長瀬駅 (D08) - 弥刀駅 (D09)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7
  2. ^ “平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります” (pdf) (プレスリリース), 近畿日本鉄道, (2007年1月30日), http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf 2016年3月7日閲覧。 
  3. ^ PiTaPaの区間指定割引の登録・取消はできない。
  4. ^ 駅別乗降人員 大阪線 - 近畿日本鉄道
  5. ^ 東大阪市統計書
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 長瀬駅(駅の情報) - 近畿日本鉄道