布施駅

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布施駅*
布施駅(南側)
布施駅(南側)
ふせ
Fuse
所在地 大阪府東大阪市長堂一丁目1-18
所属事業者 近畿日本鉄道 近畿日本鉄道(近鉄)
電報略号 フセ
駅構造 高架駅(2層)
ホーム 計2面8線(うち4線は通過線)
乗降人員
-統計年度-
38,240人/日
-2015年-
開業年月日 1914年大正3年)4月30日
乗入路線 2 路線
所属路線 D 大阪線
駅番号  D06 
キロ程 4.1km(大阪上本町起点)
D05 今里 (1.3km)
(1.0km) 俊徳道 D07
所属路線 A 奈良線
駅番号  A06 
キロ程 0.0km(布施起点)
大阪難波から6.1km
A05 今里** (1.3km)
(0.8km) 河内永和 A07
備考 ** 今里方の線路名称は大阪線。
* 改称経歴
- 1922年 深江駅→足代駅
- 1925年 足代駅→布施駅
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奈良線プラットホーム
大阪線プラットホーム
構内(その1)
構内(その2)

布施駅(ふせえき)は、大阪府東大阪市長堂一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)の。駅長配置駅である。

概要[編集]

伊勢・名古屋方面(大阪線)と、奈良方面へ向かう線路(奈良線)が分岐する一大ジャンクションである。駅長が置かれ、大阪線の当駅から弥刀駅間の各駅と奈良線の河内永和駅から八戸ノ里駅間の各駅を管理している[1]。東大阪市の市街地の中心部に位置するが、市役所は当駅の近辺にはなく(けいはんな線荒本駅が最寄)、公共施設は隣の河内永和駅周辺に多い。

奈良線は書類上当駅を起点としているが、全ての列車が大阪難波に直通し、当駅で折り返す列車は存在しない。案内上も殆どの場合大阪上本町駅奈良線と難波線の境目として扱っている。また、大阪線は当駅から上本町までが複々線となっており、大阪線列車と奈良線列車は完全に分離されているが、当駅の手前で複々線を上下に分け、当駅のプラットホームを二重構造にすることにより、完全な立体化が達成されている。

分岐駅でありながら、特急の大部分は通過し(大阪線阪伊乙特急の一部のみ停車)、快速急行はすべて通過する。そのため、普通乗車券・回数乗車券・団体乗車券で奈良線河内永和駅方面と大阪線俊徳道駅方面の相互間を乗車するときに、当駅を通過する列車を利用して鶴橋駅で折り返すことが認められており、布施 - 鶴橋間の往復運賃の支払を要しない[2]。定期乗車券(通学定期券を含む)については、大阪上本町駅又は鶴橋駅を「経由」として購入することが可能で、折り返し乗車が認められるほか、折り返し区間内の駅でも乗降できる(この場合の定期運賃は、折り返し区間のキロ程を通算するため、単純に布施駅乗り換えとするより高くなる)。

利用可能な鉄道路線[編集]

  • 近畿日本鉄道(近鉄)

歴史[編集]

  • 1914年大正3年)4月30日 - 大阪電気軌道上本町(現・大阪上本町) - 奈良(高天町)間開通時に深江駅として開業[3]
  • 1922年(大正11年)3月 - 足代駅に改称[4]
  • 1924年(大正13年)10月31日 - 八木線(現大阪線、同日に大軌八尾駅(現・近鉄八尾駅)まで開業)分岐・連絡の便宜上200m東に移設。
  • 1925年(大正14年)9月 - 布施駅に改称[4]
  • 1929年昭和4年)1月5日 - 桜井線(同日に八木線より改称)の架線電圧を1500Vに昇圧。架線電圧600Vの奈良線との列車直通のため当駅構内にデッドセクションを設置。
  • 1941年(昭和16年)3月15日 - 参宮急行電鉄との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる[3]
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 社名変更により近畿日本鉄道の駅となる[3]
  • 1956年(昭和31年)12月8日 - 当駅 - 上本町間が線路別複々線[3]。新設の大阪線用2線は1500V電化されたため当駅構内のデッドセクションを廃止。
  • 1974年(昭和49年)10月13日 - 大阪線上りが高架化
  • 1975年(昭和50年)9月14日 - 奈良線上りが高架化。上本町駅 - 布施駅間を線路別複々線から方向別複々線に切り替え。
  • 1976年(昭和51年)8月8日 - 大阪線下りが高架化。
  • 1977年(昭和52年)6月26日 - 奈良線下りの高架化により、全線高架化完成。
  • 1978年(昭和53年)3月18日 - ダイヤ変更により、急行停車駅となる。急行は主に日中のみ運行とされ、当駅を通過する大阪線の急行・区間急行はそれぞれ「快速急行」「区間快速急行」に種別変更された。
  • 1988年(昭和63年)3月18日 - ダイヤ変更により、昼間の一部の阪伊乙特急の停車駅となる。
  • 2001年平成13年)2月1日 - SF(ストアードフェア)システムの導入および「スルッとKANSAI」対応カードの取り扱い開始に伴い、当駅における「途中下車指定駅」の制度が廃止される。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始[5]
  • 2015年度末 - 駅ナンバリングが導入される。(案内表示機は従来のまま)

駅構造[編集]

大阪線と奈良線のホームが異なる階にあるという2層式の高架駅となっている。大阪線(3階)、奈良線(4階)ともに島式1面2線のホームを持ち、その両側に通過線がある。通過線がある関係で、大阪線ホームが2・3番線、奈良線ホームが6・7番線となっている[6][注 1]。改札口は2ヶ所設けられている。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
大阪線ホーム
2 D 大阪線 下り D 河内国分大和八木方面 E 名古屋方面 M 伊勢志摩方面
3 上り D 鶴橋大阪上本町方面
奈良線ホーム
6 A 奈良線 下り A 東花園大和西大寺奈良方面
7 上り A 大阪上本町大阪難波尼崎神戸三宮方面
  • 1番線(下り)と4番線(上り)は大阪線の通過線、5番線(下り)と8番線(上り)は奈良線の通過線であり、ホームとしては欠番。これらの通過線が主本線となるため、停車列車が入るホームは全て副本線ということになる。
  • 7番のりばからは奈良方面への出発も可能である。

配線図[編集]


停車列車[編集]

  • 急行以下の一般列車が停車しており、大阪線では日中に限り一部の阪伊乙特急も停車している[7][8]
    • 停車する特急列車の詳細:大阪上本町駅地上ホームを9時 - 16時台の毎時50分、宇治山田駅を8時 - 15時台の毎時32分に発車する阪伊乙特急が停車する[7]。なお、当駅に停車する阪伊乙特急は全列車が榊原温泉口駅にも停車する[7]
  • 大阪難波方面は当駅を過ぎると大阪線列車は大阪上本町駅まで、奈良線列車は尼崎駅阪神本線阪神なんば線)まで列車待避が出来ないため、準急以下の列車は当駅で特急・快速急行の待避が頻繁に行われている[7][8]

利用状況[編集]

2015年11月10日における1日乗降人員38,240人である[9]

近年における1日乗降・乗車人員は以下の通り。

年度別1日乗降・乗車人員
年度 特定日 1日平均
乗車人員[10]
出典
調査日 乗降人員 乗車人員
1990年(平成02年) 11月06日 69,172 34,664 33,486 [11]
1991年(平成03年) - 33,007
1992年(平成04年) 11月10日 68,707 34,235 32,256 [12]
1993年(平成05年) - 31,365
1994年(平成06年) - 30,499
1995年(平成07年) 12月05日 64,226 32,252 30,139 [13]
1996年(平成08年) - 29,901
1997年(平成09年) - 28,725
1998年(平成10年) 11月10日 59,380 29,871 27,893 [14]
1999年(平成11年) - 25,931
2000年(平成12年) 11月07日 54,627 27,077 25,229 [15]
2001年(平成13年) - 25,459
2002年(平成14年) - 24,237
2003年(平成15年) 11月11日 48,634 24,346 23,577 [16]
2004年(平成16年) - 23,045
2005年(平成17年) 11月08日 48,527 24,176 22,773 [17]
2006年(平成18年) - 22,627
2007年(平成19年) - 21,753
2008年(平成20年) 11月18日 41,876 20,847 20,219 [18]
2009年(平成21年) - 19,330
2010年(平成22年) 11月09日 39,448 19,538 18,971 [19]
2011年(平成23年) - 18,502
2012年(平成24年) 11月13日 38,072 18,898 18,531 [20]
2013年(平成25年) - 18,902
2014年(平成26年) - 18,580
2015年(平成27年) 11月10日 38,240 19,007 [21]

駅周辺[編集]

付近一帯に商店街が広がる。河内永和駅までの高架下のスペースも商店街となっている。駅北側には市営の駐車場駐輪場が設置されている。

バス[編集]

北口には大阪市営バス大阪市交通局)と大阪バス高速バス・空港リムジンバス、南口には近鉄バスと大阪バスの一般路線バスが乗り入れる。毎年5月の第2日曜日(母の日)に「東大阪市民ふれあい祭り」が行われ、北口がふれあい通り会場となるため[22]、その日は大阪市営バスと大阪バスのバス停を北口から南口に臨時変更する[23]

北口

大阪市交通局(布施駅前停留所)

大阪バス(東大阪布施駅停留所)

  • 高速バス
南口

近鉄バス(布施駅前停留所)

かつては近鉄八尾駅(廃止ののち、下記大阪バスの路線として復活)・志紀車庫方面、上小阪住宅・樟蔭東・花園住宅方面、地下鉄南巽経由の平野駅前方面、蒲生四丁目方面や、エキスポランド方面の路線もあった。

大阪バス

隣の駅[編集]

近畿日本鉄道
D 大阪線
快速急行
通過
急行
鶴橋駅 (D04) - 布施駅 (D06) - 河内国分駅 (D18)
準急・区間準急
鶴橋駅 (D04) - 布施駅 (D06) - 近鉄八尾駅 (D11)
普通
今里駅 (D05) - 布施駅 (D06) - 俊徳道駅 (D07)
  • 近畿大学入試当日などに、急行・準急・区間準急の一部が長瀬駅に臨時停車することがある。
A 奈良線
快速急行
通過
急行
鶴橋駅 (A04) - 布施駅 (A06) - 石切駅 (A16)
準急・区間準急
鶴橋駅 (A04) - 布施駅 (A06) - 河内小阪駅 (A08)
普通
今里駅 (A05) - 布施駅 (A06) - 河内永和駅 (A07)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ このように通過線の番線を欠番にしている駅はほかに日暮里駅東急元住吉駅などがある。
  2. ^ 2017年4月29日改正に伴い、北口から移設[25]
  3. ^ 臨時停車例として、全国高等学校ラグビーフットボール大会、ラグビー国際試合、ジャパンラグビートップリーグ開催時が挙げられる。

出典[編集]

  1. ^ 『HAND BOOK 2010』、近畿日本鉄道総合企画部編、2010年9月
  2. ^ 運賃と使用時のご注意 - 近畿日本鉄道
  3. ^ a b c d 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7
  4. ^ a b 近畿日本鉄道株式会社 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 近畿日本鉄道、2010年12月、678頁。全国書誌番号:21906373
  5. ^ “平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります” (pdf) (プレスリリース), 近畿日本鉄道, (2007年1月30日), http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf 2016年3月2日閲覧。 
  6. ^ 米屋こうじ 『あなたの知らない大阪「駅」の謎』 洋泉社2016年、90-91頁。ISBN 978-4-8003-0924-2
  7. ^ a b c d 近鉄時刻表2016年3月19日ダイヤ変更号、p.120 - p.143・p.280 - p.302
  8. ^ a b 近鉄時刻表2016年3月19日ダイヤ変更号、p.202 - p.211・p.216 - p.225・p.360 - p.369・p.372 - p.381
  9. ^ 駅別乗降人員 奈良線 - 近畿日本鉄道
  10. ^ 東大阪市統計書
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  22. ^ ふれあい祭りってなに? - 東大阪市民ふれあい祭り(公式サイト)
  23. ^ 【お知らせ】市バス12号系統、86号系統ご利用のお客様へ(2015年度)[リンク切れ] - 2015年4月30日、大阪市交通局 新着情報
  24. ^ 市内路線バス(2017年4月29日からの時刻です) - 大阪バス2017年4月30日閲覧
  25. ^ 市内路線バス〔布施八尾線〕運行時刻・停留所の変更について(4月29日(土祝)より) - 大阪バス2017年4月20日、同4月30日閲覧
  26. ^ スクールバス 布施コース - 大阪信愛女学院小学校 2017年4月3日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]