越境台風

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

越境台風(えっきょうたいふう)とは、太平洋で発生する熱帯低気圧のうち、日本気象庁が観測対象とする範囲(太平洋北西部、南シナ海)以外で発生した熱帯低気圧(ハリケーンサイクロンなど)が、観測範囲の境界線を越えたことで「台風」と分類されるようになったものをいう俗称。普通、西経域の熱帯低気圧が経度180度線を越え東経域に入るもので、ここでは、これについて述べる。他にも東経域から西経域に入る台風や東経100度以西に進む台風もある。が、インド洋から域内に入る熱帯低気圧は殆どない。主に8月から9月に発生することが多く、また、近年は発生頻度が増えている[要出典]

台風の名前[編集]

台風の名前は、西経域で既に命名されていれば、その名前がそのまま使用される。

おもな越境台風[編集]

  • 平成6年台風20号 - 国際名ジョフン(John)。一時的に東経域に入ったのみ。3日間楕円状のルートを通っていた。2回再発達した。
  • 平成9年台風第19号 - 国際名オリーバ(Oliwa)。唯一日本に上陸した越境台風とされていた。
  • 平成18年台風第12号 - 国際名イオケ(Ioke)。南鳥島を直撃。
  • 平成25年台風第13号 - 国際名ペバ(Pewa)。
  • 平成25年台風第14号 - 国際名ウナラ(Unala)。越境してから6時間で熱帯低気圧に変わった。
  • 平成26年台風第13号 - 国際名ジェヌヴィーヴ(Genevieve)。東部太平洋でのハリケーンとしての発生から考えると約3週間存命したことになる。2回も勢力を弱めたが、越境後勢力のピークを迎えた。
  • 平成27年台風第12号 - 国際名ハロラ(Halola)。この台風の発生で3年連続で越境台風が発生したことになる。また、この台風は復活台風でもある。さらに、史上2個目の日本に上陸した越境台風となったほか、史上初の越境・復活・日本に上陸した台風にもなった
  • 平成27年台風第17号 - 国際名キロ(Kilo)。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]