絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-

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絶体絶命都市4 Plus
-Summer Memories-
ジャンル サバイバル・アクションアドベンチャー
対応機種 プレイステーション4
開発元 アイレムソフトウェアエンジニアリンググランゼーラ
発売元 日本の旗 グランゼーラ
人数 1人
メディア BD-ROM
発売日 日本の旗 2018年11月22日
対象年齢 日本の旗 CEROD(17才以上対象)
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絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』(ぜったいぜつめいとしフォープラス サマーメモリーズ)は、グランゼーラより2018年11月22日に発売されたPlayStation 4用ゲームソフト。シリーズ初のCEROD(17才以上対象)の作品[1]

震災で崩壊した都市から脱出するアクションアドベンチャーゲーム絶体絶命都市』シリーズの4作目。

以前にアイレムソフトウェアエンジニアリング(以下、“ アイレム ”)が開発していたが開発中止となったプレイステーション3ゲームソフト絶体絶命都市4 -Summer Memories-』をベースにしており、PS4へのプラットフォーム転換により大幅に表現が強化されたため「Plus」がつけられた。

ゲーム内容[編集]

本作は、震災で崩壊した都市から、取り残された人々と協力して脱出することを目的としている。前作『3』まで以上に災害に踏み込み、被災地の現状、復興への歩みなどもリアルに描写される。また、PlayStation VRに対応することも発表されている。

システム[編集]

セーブ[編集]

ステージの各所に、水色の「S」の字でセーブポイントが設けられている。セーブポイントはセーブの他、「ひと休みする」を選ぶことで下記の「ストレス」の値を解消することができる。

ステータス[編集]

本シリーズは「乾き」や「体調」など毎回独自のシステムを採用しているが、本作では『3』と同じく、「ストレス」が関係するシステムとなる。今作ではライフ以外に、下記のステータス値が設けられている。

ストレス
ライフゲージの下にストレスのゲージが表示され、ストレスのゲージが増えるほどライフゲージが減っていく。ストレスは各所にあるセーブポイントで解消することができる。
喉の渇き
行動するうちに、喉が渇いてくる。激しく喉が渇くと、ライフゲージの下に水のアイコンが表示される。渇きを解消するには、コンビニなどで入手できる飲料アイテムを使う必要がある。
空腹度
行動するうちに、お腹が減ってくる。腹ペコになると、ライフゲージの下に食事のアイコンが表示される。また、主人公は立ち止った状態の時に、お腹に手を当てるようになる。お腹を満たすには、コンビニなどで入手できる食料アイテムを使う必要がある。
排泄欲求
行動するうちに、排泄をもよおしてくる。激しくもよおすと、ライフゲージの下にトイレのアイコンが表示される。また、主人公は立ち止った状態の時に苦しそうな息遣いになり、股間に両手を当ててモジモジする動作をする。排泄欲求を解消するには、ステージのどこかにあるトイレで排泄をする必要がある。

ストーリー[編集]

201X年7月。主人公は就職面接を受けるため、バスで川瀬県ひすい市にやって来た。もうすぐ目的地に着くという時、突如自分を含む乗客たちの携帯電話に緊急地震速報が届き、一斉にアラーム音が鳴り響く。その直後にバスは巨大な揺れに襲われ、横転してしまう。

横転したバスからなんとか脱出した主人公は、地震で崩壊し一変した都市の風景に愕然とする。主人公は生き延びるために、土地勘のない都市をさまよい、現地の人々と助け合いながら都市からの脱出を図る。

※年代は公式では「201X年7月」とされているが、今作の登場人物の一人である比嘉夏海は前々作「絶体絶命都市2」(2010年12月の設定)では22歳だったため、比嘉が23歳の設定の今作はその翌年、つまり2011年の7月であると思われる。ちなみに、前作「絶体絶命都市3」は2011年3月の設定だったため、今作は前作から4か月後、前々作から7か月後の話ということになる。(つまり比嘉は、わずか7か月という短期間の間に3回も大災害の被災者になったことになる)

登場人物[編集]

主人公[編集]

市川 結子 (いちかわ ゆうこ) / 武田 正人 (たけだ まさと)
声 - 水野理紗 / 景浦大輔
本作の主人公で、就職活動中の学生。22歳。就職面接のためバスで志望先企業に向かっている時に大地震が起こり、被災する。
本作ではゲーム開始時に、主人公の性別を選択することができる。また、顔や髪形も複数の選択肢から選び、組み合わせることが可能。名前も自由に決めることができるが、デフォルトでは女性主人公は「市川結子」、男性主人公は「武田正人」という名前が設定されている。

主要人物[編集]

笠原 弥生 (かさはら やよい)
声 - 高瀬朝季
朝顔交差点のビルに取り残されていた女性。就職活動中に被災し取り残されたところを主人公に救出される。その後は紫陽花交差点付近の車ディーラー店へと身を寄せ、街からの脱出方法が見つかった時は連絡を取り合う約束をするなど主人公と交流を持つようになる。
被災5日目、宝石店で飛行場から町を脱出するためのチケットを手に入れるため、主人公とすれ違いでディーラーを出る。しかし、宝石店で2人組の暴漢に出くわし、暴行を受けてしまう。その後は主人公と行動を共にし、人身売買組織に拘束され外国に売り飛ばされそうになるが、主人公が船を爆破したことで脱出し、後に本物の救助ヘリで生還した。
富田 佳苗 (とみた かなえ)
声 - 並木のり子
地下鉄曙空木駅のホームで瓦礫の下敷きなっていた女性。風間智也の恋人で、智也とフェリー乗り場で合流する約束をしていた。主人公に助けられ、智也との再会を目指して同行する。睡蓮公園で智也と再会を果たし、彼から指輪を送られ婚約。彼の意志を聞き、共にひすい市に留まり町のために頑張る決意をする。
被災5日目には睡蓮公園でボランティアをしており、智也から預かった、飛行場から町を脱出すための整理券を配っていた、しかし、この整理券は外国に売り飛ばす被災者を集めるために智也が仕組んだ罠であり、その目的のために今まで智也に騙され利用されていた。主人公や弥生と共に船に拘束され、そこで智也の本性を知り落胆する。しかし、主人公が船を爆破したことに乗じて脱出し、後に本物の救助ヘリで生還した(主人公が町に残ることを選択した場合は、佳苗も一緒に残る)。
風間 智也 (かざま ともや)
声 - 篠原孝太朗
物語序盤で岡崎隆三に追われていた、黒いTシャツの若い男性。富田佳苗の恋人。朝顔交差点のコンビニのバックヤードに身を潜めていたところで主人公と出会う。地下鉄曙空木駅のコインロッカーに保管している大切なもの(婚約指輪)を取りに行ってほしいと、主人公に依頼してくる。その後は、佳苗とフェリー乗り場で待ち合わせをしていたが、亡き恩師の妻である前田の行方がわからなくなったため、被災地を回って前田を探していたという。睡蓮公園で前田を発見し、彼女と共にいたところで佳苗と再会。主人公から婚約指輪を受け取り、それを佳苗に渡して婚約した。被災したひすい市に残り、町の役に立とうと決心する。
しかし、その正体は人身売買組織の幹部。組織内では「キース」と呼ばれている。震災の混乱に乗じて被災者を攫い外国に売り飛ばそうとしており、その目的のために佳苗を利用していた。佳苗に配らせた飛行場から町を脱出するためのチケットも、攫う被災者を集めるための罠だった。主人公・佳苗・弥生ら15人の被災者を船に乗せるが、主人公に船を爆破され、最後には岡崎率いる警察に逮捕された。
前田 (まえだ)
声 - 七海入歌
プロローグで、主人公がバスの中で席を譲った老婦人。風間智也の恩師(大学の経済学教授、故人)の妻で、彼とは顔見知り。被災後は睡蓮公園におり、智也と再会した。智也と佳苗の婚約を心から喜んだ。
優しそうな老婆に見えるが、その正体は風間智也が所属する人身売買組織のボス。部下の風間と共に主人公ら15人の被災者を拘束し売り飛ばそうとしたが、主人公に船を爆破され、最後は岡崎率いる警察に逮捕された。
岡崎 隆三(おかざき りゅうぞう)
声 - 拝真之介
被災地を駆け回り黒いTシャツの男(風間智也)を追っている、強面の男。主人公の行く先々で何度か出くわし、風間を見かけなかったか聞いてくる。ヤクザのような威圧感のある風貌と口調をしている。
その正体は警察官。風間が人身売買組織に関わっていると目をつけて、以前からずっとマークしていた。最後は主人公や他の被災者と共に船に拘束されるが、主人公が船を爆破したことに乗じて脱出。風間の拳銃を撃ち飛ばし、仲間の警官隊と共に人身売買組織を一網打尽にした。

ひすい学院高校関係者[編集]

比嘉 夏海 (ひが なつみ)
声 - 立野香菜子
ひすい学院高校に勤務する新米教師。23歳。授業を抜け出した3人の女子生徒を探している最中に地震が発生し、被災。主人公に女子生徒の捜索の手伝いを依頼してくる。
「絶体絶命都市」シリーズ全作に登場しており、今回で4度目の被災となる。生徒想いの性格は変わっていない。今までの経験からか被災直後でも慌てる事なく冷静に生徒達をまとめようとする。
被災5日目、いじめを苦に投身自殺をしようとする浩子を止めるため、危険を冒して倒壊したビルへ侵入し主人公と共に彼女を救出した。しかし、脱出時に余震が発生し、浩子と主人公を外へ押し出したところで倒壊に巻き込まれ、主人公や生徒達の救出もむなしく死亡してしまう。
清水 秀美 (しみず ひでみ)
声 - 倉富ルツ
比嘉夏海が探しているひすい学院高校の女子生徒の1人。髪を赤く染めて派手な化粧をしたギャル風の女の子。比嘉を嫌っている。
赤坂 絵里 (あかさか えり)
声 - 川崎芽衣子
比嘉夏海が探しているひすい学院高校の女子生徒の1人。言葉遣いが丁寧で、お嬢様のような雰囲気を持つ女の子。秀美の友人で、彼女と同様に比嘉を嫌っている。
山内 浩子 (やまうち ひろこ)
声 - 佐々実ほの花
比嘉夏海が探しているひすい学院高校の女子生徒の1人。黒い髪に眼鏡をかけた真面目そうな女の子。秀美と絵里から嫌がらせを受けているらしく、それが嫌で学校を抜け出した。
震災後も、眠っている間に絵里から眼鏡を壊され、髪を切られる仕打ちを受ける。これ以上の仕打ちに耐えられなくなり、朝顔交差点の倒壊したビルから投身自殺を図ったが、主人公と比嘉に助けられた。
比嘉 春彦 (ひが はるひこ)
声 -
比嘉夏海の弟。第1作「絶体絶命都市」では生意気な小学生だったが、今作では成長し高校生になっている。寮で暮らしているため、姉とはしばらく会っていない。姉思いの性格は変わっておらず、夏海が教師になった時、お祝いに万年筆をプレゼントした。
地震から5日目、紫陽花交差点付近まで姉を探しに来た時に主人公と出会い、姉の死を知らされる。

「ベストラ」関係者[編集]

霧島 瞬(きりしま しゅん)
声 -木内秀信
IT企業「株式会社ベストラ」の社長。震災を機にデマが原因で自社の株価が下がっていることに危機感を表す。「自分の邪魔をする者は全員弾き飛ばす」など、不遜な言動や態度が目立つ。
若本(わかもと)
声 -
「株式会社ベストラ」の社長室長で、霧島の秘書。
中西(なかにし)
声 -
「株式会社ベストラ」の専務。ケルベロスの社長と会談し、ベストラに関するデマを流さないよう要請する。また、ケルベロスの社長から引き抜きの打診をされたが、きっぱりと断った。
相馬(そうま)
声 -
「株式会社ベストラ」の広報部長。社員と協力して、デマによる株価低下の対策に奔走している。
ケルベロスの社長
声 -
ベストラのライバルのIT企業「株式会社ケルベロス」の社長。ベストラの株価を下げようとデマを流しているという噂がある。ベストラの専務の中西と会談し、彼をベストラから引き抜こうとしたが、きっぱりと断られた。

イタリアンレストラン[編集]

泉 真奈美(いずみ まなみ)
声 -上月麻未
紫陽花交差点にあるイタリアンレストランの女性店長。イタリアでの料理修行を経て3年前にレストランを開業した。料理の腕は非常に評判が高い。
甲田 光男(こうだ みつお)
声 -小坪直幸
イタリアンレストランのコック。自分の職場の店が壊滅的な被害を受けたにもかかわらず、どこか他人事のような言い方をしている。
吉見 由香里(よしみ ゆかり)
声 -成田友絵
イタリアンレストランのウェイトレス。大金持ちの令嬢で、祖父の言いつけで不本意ながらレストランでアルバイトをしている。
斉藤(さいとう)
声 -
イタリアンレストランのコック見習い。甲田や吉見とは違い、店長の気持ちを慮る心優しい青年。

白き衣の会[編集]

アザミ駅周辺で被災者の勧誘活動をしている団体。本部はアザミ駅近くの地下の部屋。勧誘員は皆、白いTシャツとジーンズを着用している。震災にもかかわらず何らかの方法で電源を確保しており、豊富かつ豪華な食事(お酒まである)と冷房の効いた部屋を用意している。会の運営資金は、会員からの寄付で賄われている。会員たちは皆、代表の白洋に心酔している。一方で、会の趣旨に賛同しない者を拘束したり、裏切者を容赦なく始末しようとする残酷な一面も見られる。

白洋 (はくよう)
声 -
「白き衣の会」の代表。白いスーツにメガネにカイゼルヒゲという、特徴的な容姿をしている。会員たちからは「白洋様」と呼ばれ絶大な支持を受けており、心酔されている。
3人の人間を加入させるノルマを達成した主人公に、自分に替わり代表になってほしいとお願いしてくる。
小山 進 (こやま すすむ)
声 - 小田敏充
「白き衣の会」の勧誘員の男。アザミ駅前で主人公に勧誘をしてくる。「困っている人々を助けるために活動している」と主張するが、どこか怪しげな雰囲気がある。
会に反抗する西医師拘束した際、彼を解放した主人公を裏切り者扱いし、仲間に主人公の始末をけしかける。
大森 晴美 (おおもり はるみ)
声 - 野本実希
「白き衣の会」の勧誘員の女。小山と共にアザミ駅前で主人公に勧誘をしてくる。被災地には不相応な明るい口調と笑顔で勧誘してくるが、彼女にもどこか怪しげな雰囲気がある。
小山と共に会に反抗する西医師拘束した際、彼を解放した主人公を裏切り者扱いし、仲間に主人公の始末をけしかける。

くちなし小学校避難所[編集]

ひすい市の隣町のくちなし町にある避難所の一つ。体育館はもう定員オーバーの状態で、グランドで車中泊している人も多くみられる。震災のストレスから皆自分のことで精いっぱいになり、他の地区から来た人や外国人を「よそ者」と邪見にする者もいる。

西 (にし)
声 - 村上雄太
白き衣の会を怪しく思い、反抗している町医者。小山と大森に拘束されたが、主人公に解放される。後にくちなし小学校の避難所で再会し、清水キヨの脚を手当てした。
ダニー(だにー)
声 - 宮武嵐
海外から留学してきている大学生。心優しく誠実な若者で、キヨを背負っていた主人公を気遣い、座らせて休ませた。外国人ということから、地元の避難民たちに「よそ者」と邪見にされている。
くちなし小学校を追われた後に主人公と離別。避難所の人たちから無数の投石を受け、酷いケガを負って住処の鳳仙花商店街に帰っていたところで主人公と再会する。
ロアン(ろあん)
声 - 遠藤ゆかり
ダニーと共に留学してきた女子大学生。他の人に食料を分けてもらおうとしたところ、男たちにその代わりに体を触らせろとセクハラをされる。
ルアン(るあん)
声 - なし
ダニーたちと共にいた外国人の小学生。

その他[編集]

種田 真二 (たねだ しんじ)
声 - 山本兼平
就職活動中の学生。22歳。一流企業「Glitnir Inc.」の最終面接のため地方からやって来た。家が経済的に苦しく、母親が必死に就活費用を捻出してくれた。そのため、志望先を一社に絞り込み、やっとの思いで最終面接にこぎつけた。しかし、その大事な最終面接の直前に地震が発生。面接が中止になってしまい、ひどく落ち込む。
後に「白き衣の会」に入会。代表の白洋に心酔し、生きて帰れたら母も入会させたいと語る。
河村 勤 (かわむら つとむ)
声 - 浜添伸也
リストラに遭ったサラリーマン。53歳。家族にはリストラされたことを打ち明けられず、毎日出勤するふりをして公園で時間を潰していた。
後に主人公の説得に応じ、家族にすべてを正直に打ち明ける決心をし、帰っていった。
十和田 アケミ (とわだ あけみ)
声 - 鮭延未可
アパレルショップ「TWDA」の経営者兼デザイナー。24歳。起業して間もなく今回の地震が起こり、被災してしまった。バックヤードで荷物の下敷きになっていたところを、主人公に救助された。
熊沢 正義 (くまざわ まさよし)
声 - 高宮武郎
朝顔交差点のコンビニで店長を自称している、小太りの中年男性。横柄な態度で、物資が少ないことにつけ込んで商品を不当な高値で売りつけようとする。しかも、店長というのは真っ赤な嘘で、店員が誰もいないのをいいことに、店長になりすまして商売していた。本物のオーナーの福井が現れてニセモノとバレた際は、素知らぬふりをして鼻歌を歌いながら去っていった。
その後も懲りることなく、主人公の行く先々のコンビニで同じように店員になりすまし、商品を不当な高値で販売している。また、被災した建物から金目の物を盗んだりもしている。
福井(ふくい)
声 - 緒方賢一
白髪交じりの初老の男性で、朝顔交差点のコンビニの本当のオーナー。熊沢が赤子連れの女性にミネラルウォーターを4万円で売りつけようとしていた時に店に現れ、熊沢を叱責。赤子連れの女性に迷惑をかけたことを謝罪し、彼女にミネラルウォーターを無料で提供した。その後は、品数が少ないながらも従業員と共に店を営業し、食料や飲料を売ってくれる。
震災5日目に比嘉夏海が倒壊ビルの下敷きになった際は、主人公や生徒たちと共に彼女の救助にあたった。
木之下 美紀(きのした みき)
声 -山本小百合
カキツバタ大通りでギターの路上演奏をしている女性ミュージシャン。路上演奏をしながら、震災で疲労した町のことを気にかけている。また、主人公に2人組の暴漢について注意喚起をする。
2人組の男
声 -
地下鉄曙空木駅で酔って主人公たちに絡んできた男達。木之下美紀が話していた暴漢たちで、主人公と富田佳苗を捕まえ、縛り上げる。
被災5日目には、宝石店で弥生を襲い暴行した。その後の消息は不明。
水島 冬美(みずしま ふゆみ)
声 -
えにしだ団地A棟に住んでいる主婦。夫の裕也と長男のゆうま(7)、長女の杏里(0)との4人暮らし。夫が会社に行き、自宅に3人でいる時に被災。避難できず自室に留まっていた。被災のストレスから長男のゆうまが風邪をひいてしまったが、子供用の風邪薬を切らしていたため途方に暮れていた。偶然部屋にやって来た主人公に、子供用の風邪薬を持ってきてほしいとお願いする。薬をもらうと、お礼にと主人公と佳苗を一晩部屋に泊める。しかし翌朝、余震で地盤沈下が発生し、A棟が水没。冬美とその家族は消息不明となる。
清水 キヨ(しみず キヨ)
声 - 北川智繪
向日葵町で自宅近くの塀が余震で倒れ、足を負傷していた老婆。主人公に自宅まで負ぶっていってもらうが、家族から病院で診察してもらうよう言われる。主人公に病院まで連れて行ってもらうが、既に患者が一杯のため、くちなし小学校の避難所にある診療所に行くことになる。診療所では西医師の診察を受け、骨折と診断された。
息子のさとしとその妻のきょう子、孫のせいやとの4人暮らし。きょう子はキヨのことをよく思っていないらしく、主人公がキヨを自宅に連れてきた際に自宅に入れるのを拒んでいた。また、さとしはきょう子には頭が上がらない様子。孫のせいやは、祖母のために主人公に病院への抜け道を案内した。
ウメ(うめ)
声 - なし
個人商店「ステビア商店」を営む老婆。キヨとは古い付き合い。
竹辺 幸(たけべ ゆき)
声 -黒河奈美
紫陽花交差点の宝石店で宝石をあさっていた女性。シリーズ第1作「絶体絶命都市」と第2作「絶体絶命都市2」にも登場し、同じように宝石をあさっていた。
彼女のすぐそばに宝石店オーナーの刺殺体があるが、彼女が殺したのかは不明。

ステージ[編集]

本作の舞台は、高層ビルが立ち並ぶ川瀬県ひすい市という架空の大都市。地名を始め通り・交差点・駅・その他各種施設の名前は、全て花の名前が由来になっている。 また、一度訪れたエリアは、前作までは通路の崩落や水没などで二度と行けなくなったが、今作では時間を置いて同じエリアに何度か訪れることになる。

1日目
睡蓮公園周辺
ひすい市を訪れた主人公が被災した場所。大通りが交差する交差点で地震発生直後は交通事故や建物倒壊、道路陥没など様々な被害を出した。
朝顔交差点周辺
睡蓮交差点に隣接する交差点。この場所も地震により大きな被害を出しており、全方面の道路が陥没したことで陸の孤島となってしまっている。
紫陽花交差点周辺
歴史のあるホテルが建っていたが地震の影響で火災が発生し炎上している。周辺には他にも宝石店やイタリア料理店などがあるが、どれも地震による被害で営業停止となっている
カキツバタ大通り
高速道路が通り高層ビルが立ち並ぶ大通り。地震発生後も多くの人が行き交っていたが余震により高速道路が倒壊したことで多数の被害を出した。
地下鉄曙空木駅
街中にある地下鉄駅。地震の影響で大部分が崩落し運転を見合わせている。
撫子運河周辺
ハマユウ埠頭
港にある埠頭。フェリー等の船舶による救助が行われていたが余震により崩壊してしまった。
2日目
えにしだ団地
沿岸部にある団地。地震による地盤沈下で深刻な浸水被害を出している。
えにしだ団地駅前
地盤沈下の影響で周辺の家屋は軒並み倒壊し多くの死傷者を出している。駅構内は避難所となっているが、電車復旧の目処は立っておらず駅員、被災者共に疲労困憊している。
3日目
カキツバタ大通り全体
高速道路崩落の危険があるため高架下は進入禁止となっている。
紫陽花交差点周辺(2回目)
ホテルの火災は鎮火し警察による現場検証や重機による瓦礫の撤去が行われている。
朝顔交差点周辺(2回目)
道路陥没の影響のためこの近辺では復旧作業はほとんど行われていない。
睡蓮公園周辺(2回目)
余震のためかさらに倒壊した建物が見受けられる。重機が多数入り、瓦礫の撤去や道路の復旧作業が急ピッチで行われている。
4日目
アザミ駅前周辺
市内の繁華街で、多くの被災者が行き交っている。「白き衣の会」が勧誘活動をしている。
向日葵町
閑静な住宅街。多くの家屋が倒壊しており、付近の病院には負傷者が殺到している。
くちなし小学校避難所
避難所となっている小学校。避難所生活のストレスからか避難者達はやや攻撃的になっており、周辺住民同士で徒党を組み体育館内の占領や配給食糧の独占を行い、周辺住民でない者や外国人に対して冷遇を強いている。
5日目
鳳仙花商店街
市の北部にある小さな商店街。地震発生直後から大規模な火災が発生し、5日目にしてようやく鎮火した。そのためほとんどが焼け野原のなっており多くの死者を出している。
睡蓮公園周辺(3回目)
朝顔交差点周辺(3回目)
紫陽花交差点周辺(3回目)
6日目(分岐:空港ルート)
ガーベラ大橋周辺
ほおずき空港
6日目(分岐:副都心ルート)
千歳葛副都心
市役所前の広場が避難所となっており、多くの避難者が集まっている。物資や施設も比較的充実しているためここを目指す避難者は後を絶たない。
ひすい市庁舎

沿革[編集]

PS3版の開発中止に至る経緯
2010年東京ゲームショウ時は「今冬」発売予定だった。アイレム作品らしく選択肢が非常に豊富であり、前作同様主人公の性別や服装を好みに応じて変更できるシステムであることがPVで明らかにされていた。また、プレイステーション3のハード性能を活かし、PlayStation Networkを通じたネットワークプレイ、3Dテレビ表示PlayStation Move、5.1ch音声に対応する予定だった。
その後、延期を繰り返し、一時は2011年3月10日に発売予定とされていたが、2011年2月22日に同年の春へと発売を延期、さらに3月14日になって発売中止を発表した。同時に絶体絶命都市シリーズの過去作の生産中止も告知され、アイレムの公式サイトの大幅なコンテンツ縮小が行われた。
発売中止になった経緯については、アイレム側では明らかにしていないが、同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の影響が指摘されていた[2]。また、朝日新聞社の取材記事では発売中止の理由を、開発が遅れ気味だったのと、東日本大震災の被災者への配慮としている[3]が、公式では震災によるものではなく、以前から開発に関して会社側との折り合いがつかず延期を繰り返し、最終的に中止という形になったためと後日、話している。
本作の制作責任者の九条一馬はツイッターにて発売中止となった原因に付いて触れ、スケジュール調整が杜撰だったことが原因であるとしている。また、震災の裏にまつわるできごとも加えたところ、CEROと揉めていたとの事[4]。他にも、以前は本作を小説形式で連載していた。
名倉剛、九条一馬らゲーム部門の中核を担っていたスタッフはアイレムを退社した。
新会社の設立とPS4でのプロジェクト再始動
名倉・九条らは2011年4月に新たなゲーム会社グランゼーラを設立した。「災害を扱ったゲーム」を発売することはリスクが高いため、自分たちでその責任を取りたいとの思いからの独立であったという[5]。グランゼーラは2013年2月にPlayStation 4に参入することを発表した。
2014年12月、グランゼーラはアイレムより『絶体絶命都市』シリーズタイトル(新規タイトルを含む)に関する全世界でのIPおよび販売権を取得した[6]。2015年2月からはグランゼーラが歴代シリーズを順次ゲームアーカイブスのダウンロード流通で販売再開した。
2015年11月24日にはタイトルを『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』と一部変更し、PS4用にリメイクして発売することが発表された[7]

主題歌[編集]

「約束の日」
前作同様飯田舞が歌唱。東京ゲームショウ2010のアイレムブースで発表された他、プロモーションムービーでも聞くことができた。
ゲームの発売中止に伴い幻の曲となっていたが、挿入歌「君は君のままで」「夕立ち」「ただいま」の3曲と、エンディング曲「涙のかわりに」を含めた全5曲を収録したミニアルバムが2012年6月17日に発売された。
2015年11月27日、再始動した『絶体絶命都市4Plus』の主題歌として使用されることが発表された。

脚注[編集]

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  1. ^ それ以前にCEROの審査を受けたタイトルはB(12歳以上対象)かC(15歳以上対象)となるよう制作されていた。
  2. ^ “アイレム、PS3「絶体絶命都市4 -Summer Memories-」発売中止を発表。理由は明らかにせず”. GAME Watch. (2011年3月14日). http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20110314_432904.html 2011年3月14日閲覧。 
  3. ^
  4. ^ 九条さん 絶体絶命都市4についてつぶやく
  5. ^ 『絶体絶命都市』シリーズ復活に懸ける思いをグランゼーラ 九条一馬氏に訊く”. ファミ通.com. 2015年2月26日閲覧。
  6. ^ グランゼーラ、絶体絶命都市の版権を取得”. 株式会社グランゼーラ. 2014年12月25日閲覧。
  7. ^ 【先出し週刊ファミ通】『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』いよいよ再始動が決定!(2015年11月26日発売号)”. ファミ通.com. 2015年11月24日閲覧。

関連項目[編集]

  • MotorStorm: Apocalypse - 同様の理由で発売中止になったとされる作品。欧米では延期された後に発売された。

外部リンク[編集]