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田部 (部首)

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田甲申由甴电
康熙字典 214 部首
用部 田部 疋部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

田部(でんぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では102番目に置かれる(5画の8番目、午集の8番目)。

「田」字は農業耕作地を意味し、4つの「口」は区切られた耕作地を、「十」は畦道の形を象る。日本では特に、水を張ってを栽培する稲田を指し、その他の耕作地を和製漢字の「畑」や「畠」に分けているが、本来は稲のみならず五穀を植えた耕作地はすべて「田」である。

偏旁の意符としては農耕や田畑に関することを示し、区画された農地から引伸して行政区画に関することを示す(「界」「略」「畿」など)。左右構造では左の偏に置かれることが多く、上下構造では上の冠、下の脚両方に置かれる。

田部は上記のような意符を構成要素とする漢字を収め、また「甲」「申」「由」など「田」の字形を筆画にもつ漢字を収める。

部首の通称

  • 日本:た・たへん
  • 韓国:밭전부(bat jeon bu、はたけの田部)
  • 英米:Radical field

部首字

例字

・由・

  • 1:𤰓、2:、3:𤰞、4:畏・、5:畝・畔・畜6:・略・畢、7:異(異6)・畫(画3)・、8:當(当→小部)・、14:疆、17:疇(畴7)・疊(7)、27:𤴐、28:𤴑

和製漢字

最大画数

31:𤴒