比部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字が含まれています(詳細)。
康熙字典 214 部首
毋部 比部 毛部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

比部(ひぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では81番目に置かれる(4画の21番目)。

比の字は多くの意味を持つ多義字であり、並列する・寄り添う・結託する・連続して・全て・比較する…などを意味する。また、フィリピンの音写「比律賓」より、「比」の1文字でフィリピンのことを指す場合もある。篆書では、人部の人を逆向きしたものが二つ並んでいる。そこで『説文解字』は「人」が2つあるものが「从」(従う)であり、それが逆向きになったものが「比」(親密という意味)という。ともかくも二人の人が並んでいる様子に象っている。

偏旁の意符としては比べることに関することを示す。

比部は以上のような偏旁を構成要素にもつ漢字を収め、また「比」字の形を筆画にもつ漢字を収める

部首の通称[編集]

  • 日本:ならびひ、くらべる
  • 中国:比字頭・比字底
  • 韓国:견줄비부(gyeonjul bi bu、くらべる比部)
  • 英米:Radical Compare

部首字[編集]

  • 広韻 - 毗至・至韻、卑履切・旨韻
  • 詩韻 - 韻・去声、紙韻・上声
  • 三十六字母 - 並母
  • 日本語 - :ヒ :ならべる、くらべる…
  • 中国語 - ピンインbì・bǐ 注音ㄅㄧˋ, ㄅㄧˇ ウェード式:pi4, pi3
  • 朝鮮語 - 訓音견주다(gyeonjuda、くらべる)・비례(birye、比例) (bi)

例字[編集]