清水沢駅

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清水沢駅
駅舎(2017年7月)
駅舎(2017年7月)
しみずさわ
Shimizusawa
Y22 南清水沢 (1.5km)
(6.6km) 鹿ノ谷 Y24
所在地 北海道夕張市清水沢三丁目
駅番号 Y23
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石勝線(夕張支線)
キロ程 8.2km(新夕張起点)
電報略号 シミ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
12人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1897年明治30年)2月16日[1]
備考 無人駅
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清水沢駅
しみずさわ
Shimizusawa
(4.1km) 遠幌
所属事業者 三菱石炭鉱業
所属路線 大夕張鉄道線
開業年月日 1911年(明治44年)6月1日
廃止年月日 1987年昭和62年)7月22日
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清水沢駅(しみずさわえき)は北海道夕張市清水沢3丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線(夕張支線)のである。駅番号Y23電報略号シミ

概要[編集]

かつては石炭を運ぶ貨物列車が多く往来し、三菱大夕張炭鉱南大夕張炭鉱から石炭を運び出す三菱石炭鉱業大夕張鉄道線との結節点として栄えたが、炭鉱の閉山により石炭輸送は廃止され、現在は旅客列車のみが発着する。

新夕張駅 - 当駅間は北海道最後のタブレット閉塞方式の鉄道路線で、日本国内でも数少なくなった腕木式信号機が使われていた。2004年(平成16年)3月7日限りで交換設備は廃止され、北海道からタブレット閉塞と腕木式信号機は同時に姿を消した。

交換設備廃止後も日曜・祝日を除く毎日7時10分から14時まで駅員1人を配置していたが、2015年(平成27年)10月1日に無人駅となった[2]

歴史[編集]

1976年の夕張線(当時)の清水沢駅と周囲約1km×1.5km範囲。上が夕張方面。下が紅葉山方面及び右上へ向けて大カーブを切る三菱石炭鉱業大夕張鉄道南大夕張方面(上)及び北炭清水沢炭鉱の石炭積み込み線(下)。ホームは夕張に向かって右側にある駅舎に接する大夕張鉄道の単式ホーム1面1線と、間に4本の留置線を挟んで夕張線用の島式ホーム1面2線が長い跨線橋で連絡するという、国鉄側が駅舎から遠い一風変わった配線になっている。大夕張鉄道のカーブの下には転車台が残されている。北炭の積み込み施設は沼ノ沢の夕張新炭鉱に先立つ1980年の閉山後暫くして解体された。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線のみを持つ地上駅。交換を行っていた時代は島式ホーム1面2線であった。現在は旧2番のりば(旧下り線)を使用している。ホームと駅舎との間に跨線橋があったが現存しない。駅舎のあたりと線路の向こう側との間に、歩道橋がある。

新夕張駅管理の無人駅である。長らく新夕張駅所属の在勤駅員が配置されていた。当駅で交換を行っていた頃は、運転を取り扱う当務駅長が終日、出改札を行う営業担当が平日・土曜の日中のみ配置されていた。運転取扱廃止後は営業担当社員のみ配置。窓口営業時間は7時10分 - 14時00分(日曜・祝日休み)であった。みどりの窓口は当初から設置されていなかった。自動券売機が一時期設置されたが、有人時代末期は撤去された。

三菱石炭鉱業大夕張鉄道線のほか、北炭清水沢炭鉱専用側線も接続して多数の側線を有していた。

利用状況[編集]

乗車人員の推移は下記のとおりである。

年度 乗車人員 出典
年間
(百人)
1日平均
(人)
1964年(昭和39年) 2,600 [新聞 1]
2000年(平成12年) 175 50 [5]
2001年(平成13年) 164 50
2002年(平成14年) 117 30
2003年(平成15年) 128 40
2004年(平成16年) 88 20
2005年(平成17年) 80 20
2006年(平成18年) 77 20 [6]
2007年(平成19年) 73 20
2014年(平成26年) 12 [新聞 1]

駅周辺[編集]

1940年代までは農業地帯であったが、その後炭鉱開発により発展した。かつては東部の大夕張地区との接点でもあり賑わった。

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
石勝線(夕張支線)
南清水沢駅 (Y22) - 清水沢駅 (Y23) - 鹿ノ谷駅 (Y24)
三菱石炭鉱業
大夕張鉄道線(廃止)
新清水沢駅) - 遠幌駅

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、14-15頁。
  2. ^ 清水沢駅の無人化に対する対応について(案) - 平成27年度第2回夕張市地域交通協議会資料
  3. ^ “石勝線「楓駅」営業終了に伴う臨時列車の運転について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2004年2月25日), https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2003/040225.pdf 2014年7月5日閲覧。 
  4. ^ 駅等の窓口業務終了について - JR北海道
  5. ^ 10 運輸・通信 (PDF)”. 夕張市の統計書(平成18年版)第9号. 夕張市. p. 73 (2006年). 2018年2月8日閲覧。
  6. ^ 10 運輸・通信 (PDF)”. 夕張市の統計書(平成21年版)第10号. 夕張市. p. 84 (2006年). 2018年2月8日閲覧。

新聞記事[編集]

  1. ^ a b “夕張・清水沢駅120歳 16日に誕生日祝おう 「歴史を後世に」” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(道央) (北海道新聞社). (2017年2月12日). オリジナル2017年2月14日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20170214130327/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0367882.html 2017年2月14日閲覧。 

参考文献[編集]

  • 奥山道紀・赤城英昭 『三菱鉱業大夕張鉄道』 ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY 47〉、2003年、ISBN 4777050025

関連項目[編集]

外部リンク[編集]