広安市

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中華人民共和国 四川省 広安市
鄧小平故居
鄧小平故居
四川省中の広安市の位置
四川省中の広安市の位置
簡体字 广安
繁体字 廣安
拼音 Guăng'ān
カタカナ転写 グァンアン
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
四川
行政級別 地級市
面積
総面積 6,344 km²
人口
総人口(2004) 453 万人
経済
電話番号 0826
郵便番号 638500
ナンバープレート 川X
行政区画代碼 511600
公式ウェブサイト http://www.guang-an.gov.cn/

広安市(こうあん-し)は中華人民共和国四川省東部に位置する地級市

鄧小平の出生地で、広安区協興鎮牌坊村に生家と記念館がある。

地理[編集]

広安市は南は重慶市(墊江県、長寿区、渝北区、合川区)に接し、西は遂寧市蓬渓県と南充市嘉陵区・高坪区、北は南充市蓬安県、東は達州市渠県・大竹県が接する。

面積6,344平方kmで、東西130km、南北90kmにわたり広がる。地形は東高西低で、華鎣山が広安市域を分割しており市域内の地形はさまざまである。東部の隣水県は、川東(四川東部)の褶曲山地に属し深い山や谷が平行に走り、広安区、華鎣市、武勝県、岳池県は川中(四川中部)の丘陵地帯に属し、嘉陵江渠江が丘の間を流れる。丘陵地の面積が4,091平方kmと市域の64.66%を占め、高い丘が4.3%、山地は23%、平地が8.3%を占める。

気候は亜熱帯で、年平均気温は17度ほど、1月の平均気温も6度と冬でも温暖。7月は平均気温は27.8度になり、暑い日は40度を超えることもある。年平均降水量は1,014mmから1,282mmの間。

歴史[編集]

広安市は渠江沿いに東から四川盆地へと入る戦略上の要所である。四川省北部(川北)と東部(川東)が交じり合うところで、歴史上さまざまに分割され、南充や重慶など周辺の中心都市に属してきた。清朝に入り、現在の武勝県は川東道の重慶府・合州の管轄下となり、現在の広安区(広安県)、華鎣市、隣水県、岳池県は川北道の順慶府(南充)の管轄下となった。中華人民共和国に入ると、広安区、華鎣市、武勝県、岳池県は南充地区に入り、隣水県は達県地区(達州)の管轄となった。

1993年に周囲の地区から華鎣市、武勝県、岳池県、広安県、隣水県を独立させ、広安県に区所を置く広安地区が設立されたが、1998年7月31日に広安地区と広安県は廃止され、地級市・広安市となった。

2010年6月中旬、中国南部を襲った集中豪雨の影響を受け、市内は163年ぶりの大洪水。水位が7-10mに達するなど市街の大部分が浸水した[1]

行政区画[編集]

2市轄区・1県級市・3県を管轄下に置く。

広安市の地図

年表[編集]

広安地区[編集]

広安市[編集]

  • 1998年7月31日 - 広安地区が地級市の広安市に昇格。(1区1市3県)
    • 広安県が区制施行し、広安区となる。
  • 2013年2月8日 - 広安区の一部が分立し、前鋒区が発足。(2区1市3県)

経済[編集]

谷や川が多いため水力資源は豊富であり、水力発電用の大型ダムが多数建設されている。また石炭鉄鉱石石灰石岩塩天然ガスなどの鉱物資源も多様かつ大量。

2006年の市のGDPは281.11億元で、1人当たり7,493。農業が主な産業で、穀物、油、ブタ、養蚕、果物などが主。工業は資源を使った原材料工業(電力、採炭、コンクリート)と紡績業、食品産業などが中心。主な企業は炭鉱会社のほか、コンクリート会社や発電所、ビール会社など。

交通[編集]

鉄道

観光[編集]

  • 華鎣大峽谷

出典[編集]

  1. ^ 中国豪雨被害拡大、死者146人。広安市街の大部分浸水(47News)2011年6月18日閲覧

外部リンク[編集]