資陽市
中華人民共和国 四川省 資陽市 | |
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市街地の様子 | |
四川省中の資陽市の位置 | |
簡体字 | 资阳 |
繁体字 | 資陽 |
拼音 | Zīyáng |
カタカナ転写 | ズーヤン |
国家 | ![]() |
省 | 四川 |
行政級別 | 地級市 |
面積 | |
総面積 | 7,962 km² |
人口 | |
総人口(2004) | 360 万人 |
経済 | |
電話番号 | 028 |
郵便番号 | 641300 |
ナンバープレート | 川M |
行政区画代碼 | 512000 |
公式ウェブサイト: http://www.ziyang.gov.cn/ |
資陽市(しよう-し)とは中華人民共和国四川省中部に位置する地級市。
地理[編集]
資陽市は四川盆地の中部の丘陵地帯(川中丘陵)に属し、丘陵地が9割を占め、残りは低い山や川沿いの平地。市域の海抜はほとんど300mから550mの間に収まる。丘陵地のほとんどは耕地となっているが、森林が市域の3分の1を覆い、長江上流の重要な生態保護林に指定されている。沱江本流が東南方向へ流れるほか、沱江と涪江(ふうこう)の支流が丘陵地から多数流れ、地形を侵食している。
市域の西部には四川盆地を北東から南西に貫く龍泉山脈が走り、市内の最高地点である長松寺付近は1,059mに達する。西には省都・成都市が、東には直轄市・重慶市が隣接し、その他内江市に接する。
歴史[編集]
資陽の地名は前漢の武帝の治世に遡る。中央集権化を進めていた建元六年(紀元前135年)、この地に資陽県が置かれた。資水(沱江)の北に県城があったことから資陽の名がついた。2005年には中心市街地の雁江区の建設現場から、後漢に作られた青銅製の馬と馬車が出土した。高さ81cm、長さ205cm、幅125cmの馬車は保存状態が良く中国国内を驚かせた。
もとは内江地区、その後内江市に属したが、1995年に資陽県が県級市としての資陽市に改編、内江市から分離され四川省直轄市となった。さらに1998年には国務院の批准により内江市の管轄範囲から現在の4県市が資陽地区となり、2000年7月6日には地区が廃止されて資陽市となり、旧資陽市は雁江区となった。
行政区画[編集]
1市轄区・2県を管轄下に置く。
資陽市の地図 |
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年表[編集]
資陽地区[編集]
資陽市[編集]
経済[編集]
農業、漁業、畜産業が盛んで、ヤギやブタの飼育および漁獲高では四川省でも有数。レモン栽培に近年は力を入れる。また工業では、成都と重慶の間にある地の利を生かして盛んに投資が行われ、GDPも急成長している。観光資源も多く、市内には安岳石刻や半月山など、断崖に彫られた巨大な仏像が多数残る。
交通[編集]
成都と重慶(渝)の二大都市を結ぶ幹線が市域を通り駅やインターチェンジがあり、交通は非常に便利。
- 鉄道
- 高速道路
- 成渝高速公路
健康・医療・衛生[編集]
- 資陽市第一人民医院(雁江区)
- 安岳県人民医院(安岳県)
- 楽至県人民医院(楽至県)