医務技監

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医務技監(いむぎかん)は、日本における国家公務員官職および役職のひとつである。厚生労働省に置かれる事務次官級のポスト。定員は1名。 医師の資格を持つ医系技官が就任する。

概要[編集]

保険医療分野の重要施策を一元的に推進するための統括的役割として、「厚生労働省設置法の一部を改正する法律」に基づき2017年7月より創設された[1][2]

医務技監の在り方[編集]

ヒトゲノム解析や人工知能等をはじめとして、近年の保健医療分野における技術の進歩は著しく、また、その課題は多岐にわたっており、関係部局が連携して迅速に対応していくためのリーダーシップを執る。また、エボラ出血熱の流行等の公衆衛生危機や、高齢化対策等の重要性が高まっている国際保健分野において日本が貢献するための中心的役割を担っている[3]

現職[編集]

現職は鈴木康裕。1984年に旧厚生省に入省し、老人保健課長や医療課長などを歴任した[1]

創設までの流れ[編集]

厚生労働省の所掌事務の的確な遂行を図るため、医務技監を新設する改正厚生労働省設置法が2017年6月9日の参議院本会議で可決、成立した。

「厚生労働省設置法の一部を改正する法律案」は、2017年2月7日に閣議決定され、同日、国会に提出された。 国会での審議は、2017年4月19日の衆議院厚生労働委員会で法案の提案理由説明を行い、同21日の同委員会で質疑を行い、質疑終了後採決され、与党などの賛成多数で原案通り可決、同28日の本会議で可決し、参議院へ送られた。

参議院では、2017年6月6日の厚生労働委員会で法案の提案理由説明を行い、同8日の同委員会で質疑行い、質疑終了後に採決され、与党などの賛成多数で原案通り可決、翌9日の本会議で可決、成立した[4]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 《厚労省人事ウォッチング》第5回「医務技監」は名を残すポストになるか”. 集中MediaCon. 集中出版 (2018年3月21日). 2019年5月29日閲覧。
  2. ^ 第193回国会(常会)提出法律案”. 所管の法令等. 厚生労働省. 2019年5月29日閲覧。
  3. ^ 医務技監からのメッセージ”. 医系技官採用情報. 厚生労働省. 2019年5月29日閲覧。
  4. ^ 改正厚生労働省設置法が成立”. インフォメーション. 労働調査会 (2017年6月10日). 2019年5月29日閲覧。