全農サイロ

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全農サイロ株式会社
Zenno Silo Corporation.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
101-0063
東京都千代田区神田淡路町2-29
設立 1968年昭和43年)6月
業種 倉庫・運輸関連業
法人番号 2010001020622 ウィキデータを編集
事業内容 倉庫業・埠頭業・港湾運送業・貨物運送取扱事業・通関業
代表者 代表取締役社長 近藤徹也
資本金 13億円
売上高 100億4500万円
(2023年3月期)[1]
営業利益 8億2000万円
(2023年3月期)[1]
経常利益 10億0600万円
(2023年3月期)[1]
純利益 6億6300万円
(2023年3月期)[1]
純資産 144億9100万円
(2023年3月期)[1]
総資産 260億7300万円
(2023年3月期)[1]
従業員数 188名(2021年4月1日現在)
支店舗数 6支店[2]
主要株主 全国農業協同組合連合会(90%)
外部リンク http://www.zsilo.co.jp/
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全農サイロ株式会社(ぜんのうサイロ、英文名称Zennoh Silo Corporation)は、JA全農グループの倉庫会社。1968年設立の神戸サイロ株式会社、1969年設立の東海サイロ株式会社、1970年設立の鹿島サイロ株式会社の3社が1975年に合併して発足した。出資比率はJA全農が90%、東洋埠頭が4%、名港海運と三ッ輪運輸が各3%。

全国6箇所のサイロ飼料油糧用のとうもろこし大豆等を扱うほか、輸送コンテナでの牧草の輸送、大豆の選別などを行う。年間の取扱量は500万トン弱。

拠点[編集]

1969年に、東海サイロ株式会社として開設。サイロ収容能力は152,260トン。65,000トン級の岸壁と小型船岸壁4バース、平倉庫を有する。主な扱い品目は、飼料と食糧用とうもろこし。
1970年に、鹿島サイロ株式会社として開設。サイロ収容能力は245,305トンで、単一事業者としては日本最大。65,000トン級の岸壁と小型船岸壁3バース、定温倉庫を有する。主な扱い品目は、関東・南東北向け飼料と搾油用大豆。
サイロ収容能力は108,300トン。65,000トン級の岸壁と小型船岸壁4バース、平倉庫・定温倉庫を有する。主な扱い品目は、九州・沖縄・瀬戸内沿岸向け飼料と、九州・山口県向け牧草。
1988年に開設。サイロ収容能力は47,910トン。65,000トン級の岸壁と小型船岸壁1バース、平倉庫・定温倉庫を有する。新潟東港にあり、穀物専用岸壁としては本州日本海側唯一である。主な扱い品目は、近県向け飼料と食糧用小麦、米穀。
  • 倉敷支店 - 〒713-8103 岡山県倉敷市玉島乙島新湊8267
2017年に開設。サイロ収容能力は110,000トン。西日本地区の国際物流の重要拠点として整備の進む水島港玉島ハーバーアイランドにあり、飼料工場・製油工場とともに食料コンビナートを形成している。
サイロ収容能力は106,946トン。40,000トン級の岸壁2バース、平倉庫を有する。主な扱い品目は、酪農用飼料原料。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]