コンテンツにスキップ

吉野ケ里公園駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三田川駅から転送)
吉野ケ里公園駅*
駅舎(2007年7月)
よしのがりこうえん
Yoshinogari-kōen
JH04 中原 (4.6 km)
(2.6 km) 神埼 JH06
地図
所在地 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町吉田251-2
北緯33度19分29.7秒 東経130度23分58.39秒 / 北緯33.324917度 東経130.3995528度 / 33.324917; 130.3995528座標: 北緯33度19分29.7秒 東経130度23分58.39秒 / 北緯33.324917度 東経130.3995528度 / 33.324917; 130.3995528
駅番号 JH  05 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 長崎本線
キロ程 13.1 km(鳥栖起点)
電報略号 ヨリ←ミタ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,090人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1942年昭和17年)9月30日[2]
備考 業務委託駅
* 1993年に三田川駅から改称[2]
テンプレートを表示

吉野ケ里公園駅(よしのがりこうえんえき)は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町吉田にある、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線である。駅番号JH05

概要

[編集]

三田川町及び吉野ヶ里町の中心駅で、駅名も開設当初は「三田川駅」(みたがわえき)を名乗っていたが、1980年代後半以降発掘が進んだ吉野ヶ里遺跡(吉野ヶ里歴史公園)の最寄駅となったことから、1993年に現駅名へ改称された[1]

普通列車のみ停車する駅であったが、2011年3月12日ダイヤ改正より特急「みどりハウステンボス」が吉野ヶ里歴史公園観光を目的に1往復停車するようになった。

佐賀インターナショナルバルーンフェスタ有田陶器市の開催期間中には快速列車が停車する。

歴史

[編集]

駅構造

[編集]
北口にある観光案内所(2017年10月)

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅橋上駅舎を備える[1]。ホームは817系電車に対応して2両分が嵩上げされており、段差無しで乗降可能。エレベータは改札内1基(島式ホームに連絡)、改札外に北口・南口各1基、計3基設置されている。単式ホームには設置されていないが、自動ドアが設置されており、身体障害者はインターホンで駅員を呼び出すことによりホームとホーム外を行き来可能。

JR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅で、自動券売機が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取扱う。

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先
1 JH 長崎本線 下り 佐賀江北諫早長崎佐世保ハウステンボス方面
通常は1番のりばを使用(一部2番のりばを使用)
2 待避線
3 上り 鳥栖方面
通常は3番のりばを使用(一部2番のりばを使用)

利用状況

[編集]

2019年度の1日平均乗車人員は1,298人である[9]

年度 1日平均
乗車人員
2000年 1,119
2001年 1,084
2002年 1,065
2003年 1,063
2004年 1,065
2005年 1,075
2006年 1,096
2007年 1,096
2008年 1,130
2009年 1,172
2010年 1,192
2011年 1,204
2017年 1,329
2018年 1,325
2019年 1,298
2020年 1,037
2021年 1,090

駅周辺

[編集]
駅遠景(2011年5月)

住宅が多いが、駅付近には商店が点在する。

バス路線

[編集]
  • 吉野ヶ里町コミュニティバス
    • 吉野ヶ里公園駅北口 - 北口ロータリー内
      • 三田川庁舎方面
      • 東脊振庁舎・きらら館・山茶花の湯・永山方面
    • 吉野ヶ里公園駅南口 - 南口ロータリー内
      • 三田川庁舎方面
      • 目達原郵便局・川原団地・松葉・東脊振庁舎・きらら館方面
  • 西鉄バス
    • 三田川 - 南口より約200 m、国道34号線上
      • 神埼・佐賀方面
      • 目達原・久留米方面
      • 鳥栖方面

隣の駅

[編集]
九州旅客鉄道(JR九州)
JH 長崎本線
区間快速(上りのみ運転)・普通
中原駅 (JH04) - 吉野ケ里公園駅 (JH05) - 神埼駅 (JH06)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 27号 長崎駅・佐世保駅・大村駅ほか75駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年2月17日、19頁。 
  2. ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、712-713頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ “第五次「営近」交渉まとまる 門鉄、国鉄門司地本と”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年2月21日) 
  4. ^ “きょうから第五次営近実施へ 門鉄”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年3月5日) 
  5. ^ “通報”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1985年1月17日) 
  6. ^ “JR九州吉野ヶ里公園駅 橋上化完成で開業式”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2000年3月3日) 
  7. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  8. ^ 駅体制の見直しについて”. 九州旅客鉄道株式会社. 2021年12月23日閲覧。
  9. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年12月26日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]