ロンドン1966-1967

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ロンドン1966-1967
London 1966/1967
監督 ピーター・ホワイトヘッド
製作 コリン・マイルス、ピーター・ライ
出演者 ピンク・フロイドミック・ジャガーデイヴィッド・ホックニーマイケル・ケインジュリー・クリスティ
音楽 ピンク・フロイド
配給 シー・フォー・マイルズ
公開 1994年
上映時間 57分(DVD本編+特典)
言語 英語
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London '66–'67
ピンク・フロイドEP
リリース
録音 1967年1月11日-12日
サウンド・テクニクス・スタジオ
ジャンル サイケデリック・ロックスペース・ロックフュージョン
時間
レーベル シー・フォー・マイルズ、Kscope
プロデュース ジョー・ボイド
専門評論家によるレビュー
ピンク・フロイド アルバム 年表
P.U.L.S.E
(1995年)
London '66–'67
(1995年)
1967: The First Three Singles
(1997年)
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ロンドン1966-1967[3]London 1966/1967)は、ピンク・フロイドの演奏を記録した音楽映像作品およびEPであり、2曲の「失われた」楽曲(「Interstellar Overdrive」の拡張バージョンと未発表曲「Nick's Boogie」)が収録されている。これらの楽曲はもともと1967年にピーター・ホワイトヘッド監督の映画『愛と幻想の一夜 (Tonite Let's All Make Love)』のためロンドンで録音され[4]、前者のみが編集された形でサウンドトラック・アルバムに収録された[4]シー・フォー・マイルズ・レコードによる再発サウンドトラック・アルバム『Tonite Let's All Make Love In London ... Plus』で完全版がリリースされ、2015年に限定リリースされることとなる『1965: Their First Recordings』以前では商業的に入手可能な最も初期のピンク・フロイドのレコーディングであった。

EPはもともと1995年に発表され、その後、2005年9月13日にスナッパー・ミュージック (SMACD924X、2005年) によって、映画全体とオリジナル映画からの抜粋を収録したDVDおよびリマスターCDとして再発された。その音楽は、ジャズの影響を受けた即興演奏をサイケデリックな楽曲に組み込んだ、フュージョンというジャンルの初期の例と考えられている。

DVD収録内容[編集]

収録曲[編集]

  1. 星空のドライヴ - "Interstellar Overdrive" (Syd Barrett, Nick Mason, Roger Waters, Richard Wright) – 16:46
  2. ニックのブギー - "Nick's Boogie" (Mason) – 11:55

パーソネル[編集]

ピンク・フロイド

制作

売上認証[編集]

国/地域 認定 認定/売上数
カナダ (Music Canada)[5] Platinum 10,000^

^ 認定のみに基づく出荷枚数

脚注[編集]

  1. ^ Eder, Bruce (2011年). “London '66-'67 [See for Miles] - Pink Floyd | AllMusic”. allmusic.com. 2011年7月9日閲覧。
  2. ^ Larkin, Colin (2007). The Encyclopedia of Popular Music (4th ed.). Oxford University Press. ISBN 978-0195313734 
  3. ^ ロンドン66-67』が、VHSおよびLD(BMGビデオ BVLP-124)日本初出時の邦題。
  4. ^ a b Chapman, Rob (2010). “Distorted View – See Through Baby Blue”. Syd Barrett: A Very Irregular Head (Paperback ed.). London: Faber. p. 123. ISBN 978-0-571-23855-2. https://archive.org/details/sydbarrettveryir00chap 
  5. ^ "Canadian video certifications – Pink Floyd – London 1966 - 1967". Music Canada. 2022年1月17日閲覧

外部リンク[編集]