ロヂャース (小売店)

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北辰商事株式会社
Hokushin-Shouji co.,ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-6
設立 1970年2月
業種 小売業
事業内容 総合ディスカウントストア
代表者 代表取締役社長 太田実
資本金 5,000万円
売上高 479億3,200万円(2015年3月期)
総資産 592億4,000万円(2015年3月現在)
従業員数 2,100名(2016年4月現在)
支店舗数 12店舗(吉祥寺店を含む)
決算期 3月末日
主要子会社 株式会社ロヂャース(吉祥寺店)
外部リンク http://www.rogers.co.jp/
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ロヂャース東京都武蔵野市に本社を置く北辰商事株式会社(ほくしんしょうじ)が運営する、埼玉県内を中心に展開するディスカウントストアである。代表取締役社長は太田実。

概説[編集]

元は旧浦和市(現:さいたま市桜区)の新大宮バイパス埼大通りの埼大通り交差点付近(後の浦和店)に1972年開かれたボウリング場「ロヂャースボウル」である[1]。ゲームの景品が非常に豪華(洗濯機や冷蔵庫も景品として出していたと言われている)なことで当時有名であった。

しかしボウリングブームが急速に去ったことに伴い、数ヶ月後の1973年1月に「ロヂャース浦和店」を開店し[2]、小売業に転換した。「日本最初のディスカウントストア」と自ら謳い、当初は豪華景品の仕入れを基礎として、ごく簡単な改装(ボウリング場のレーンの上に床板を張っただけで、2005年の大規模改築まで屋上にはピンが設置されていたほど)での出発であった。

総合ディスカウントストアとして食料品、日用品雑貨、家電製品、衣料、レジャー用品、医薬品[3]など様々なものを取り扱っており、プライベートブランド商品「mykai マイカイ」も手がけている。

なお、クレジットカード払いは2003年頃から2007年頃までの間にソニーファイナンスと提携して発行された「ロヂャースカード」を除いて一切出来ず、現金販売に特化している。浦和店については埼大通り側の正面入口に1980年代後半から2000年頃まで東京シティファイナンスの「SEIYUキャッシュポイント」(現在は東京スター銀行ATMへ代替)が設置されていた。ネット店舗はクレジットカードの利用が可能である。

ちなみに「ロヂャース」の名称は太田社長の好きだった女優、ジンジャー・ロジャースから来ている。

多くの店舗は1990年代の後半に改築あるいは新規出店されたもので、実質的な本店であった浦和店も30年を経過した2005年にようやく建て替えに近い大改築を行ったため、ボウリング場であった面影を見ることは出来ない。

開業当初はディスカウントストアであったが、Webサイトでは開設時からディスカウントスーパーを名乗っている。

2016年1月からピーク時間帯のレジ行列解消に向けてセミセルフレジの導入を順次進めている[4]

店舗[編集]

各店舗の詳細は公式サイト「店舗情報」を参照。

その他[編集]

  • 映画「Shall we ダンス?」に協賛し、劇中のダンス大会の看板に「ロヂャース」と表示されていたことにより、全国的に有名になった。ちなみに、元々太田社長が自宅にダンス場を設けるほど社交ダンスを愛好している影響で、日本インターナショナルダンス選手権大会などのダンス競技会の会場でも協賛や看板を出しており、映画にだけ宣伝として出していたわけではない。
  • 以前は福岡県にも「ロヂャース」があった。これは、福岡県で貸衣装業「三角商事」を営んでいた三角光徳が北辰商事のことが書かれていた記事を目にして、1978年5月に現社長の太田を訪ねたのが始まりである。このとき太田は光徳に「いつでも修業においで」と言い、秋以降、光徳と弟・勝信が相次いで太田の家で修業。その成果を見た太田は実質的な「暖簾分け」を許し、福岡県でも「ロヂャース」がオープンすることとなった。もちろん、両社は互いに独立した別法人であり、その後三角商事が所有する店舗の名称は「ルミエール」と改称されている。
  • 進め!電波少年」で、「社長のカツラをかぶって人生の勝利者になりたい!」として放送され、太田社長が登場し,松村邦洋によって太田社長がつけていたカツラが外されかけた(1995年3月12日放映)。
  • 神奈川県鎌倉市手広に「鎌倉ロヂャース」という店舗が存在し、1991年に「はじめてのおつかい」内で当時3歳の少女が買い物をしている場面が放映されたが、2007年11月30日に閉店した。
  • 大宮店の看板には、かつて「ロヂャース2」と書かれていた。これは、開店当時、入荷のパレット状態の商品を大型の倉庫に並べて販売する陳列方法により、管理・陳列などのコスト(費用)などをさらに徹底的に抑えるコンセプト(現在のコストコのような陳列方法)ということで、新コンセプト=ロヂャース(part)2ということだった。しかし、うまくいかなかったため、後に一般的な陳列方法に変更し、通常の店舗名に変更した。
  • かつては「行くならみんなでロヂャース」というキャッチコピーのテレビCMが放映されていた。CMキャラクターは林家ペー&パー子
  • 太田社長の息子である太田万三彦はディスカウントストアのジェーソンを経営している。

店舗例ギャラリー[編集]

マスコットキャラクター[編集]

  • 辰(しん)ちゃん

脚注・出典[編集]

  1. ^ 朝日新聞、2010年10月16日夕刊、5面。
  2. ^ 公式HPより。
  3. ^ 久喜店、北本店、川口店及び、ロヂャースマート大和田店を除く。
  4. ^ 日本食糧新聞電子版 2016.08.08 11396号 04面より。

外部リンク[編集]