ロイヤルナイツ (デジタルモンスター)

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ロイヤルナイツデジタルモンスターシリーズに登場する架空の団体。

概要[編集]

デジタルモンスターシリーズにはデジモンたちがネットに流れるデータを元に独自の社会(=デジタルワールド)を形成しているという設定があり、人間の世界や神話・伝説の中に存在するグループをモチーフにしたグループが多数存在する。ロイヤルナイツはそのグループの一つであり、円卓の騎士をモチーフにしているとされている。ただし、それぞれのメンバーがガウェインランスロットといった特定の人物をモチーフにしているわけではない。

最初にこの騎士団の存在と所属が発表されたのは『デジモンフロンティア』(2004年)に登場したデュナスモンとロードナイトモンであり、後に『デジモンテイマーズ』(2001年)にも登場するデュークモン、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』他に登場したオメガモンや、『デジモンアドベンチャー02』に登場したマグナモンなどが構成員に加えられた。以降、ロイヤルナイツのメンバーが徐々に発表され、2014年に登場した13体目のジエスモンで全員が揃う事になった。

ペンデュラムXやデジモンアクセルなどアニメと独立して展開する商品群ではこの騎士団に所属するメンバーが高い頻度で登場する。

なお、数多くのデジモンのデザインイラストレーションを手掛けたイラストレーターAs'まりあはオメガモンとデュークモンを「ロイヤルナイツの両翼」と位置づけている[1]

基本設定[編集]

ネットワークセキュリティの最高位、或いは守護神と呼ばれている13種類の聖騎士型デジモンたちを指す。予言書の中に登場する存在で、デジタルワールドに重大な災厄が起こった時に予言に導かれ集うという。

ただし、絶対的な「」では無く、彼等がデジタルワールドの秩序維持の為に必要と判断すれば、時には大量破壊や大量殺戮などの非情な手段も行使する。しかもそれぞれの思想も微妙に異なっており、各々が信じる「正義」に従って行動しているため、それを巡って内紛が起こる事もある。

平時は実際に組織的な活動をしている訳ではないようだが、ネームバリューは大きく、一員であると詐称するデジモンもいる。

メンバー[編集]

“空白の席”の主とも呼ばれる抑止力的な存在も含めて13体存在している(カッコ内は媒体への初登場年と登場作品)。他にロイヤルナイツの始祖としてインペリアルドラモン パラディンモードも存在する。

メンバーの共通点はタイプが聖騎士型であることで(聖騎士型ならばロイヤルナイツの一員であるというわけではない)、ネットワークを守護するための組織であるにもかかわらずウィルス種のデジモンが現時点2名所属している(デュークモンロードナイトモン)。想定していた「敵」がデジモン以外の何かであるためなのか、単にあらゆるケースに対応できるように配慮しただけなのかは今の所不明。基本的に人型だが、スレイプモン、エグザモンなどの例外もある。

ジエスモンの解説で「長らく13体目が不在だった」という解説から、かつて最低でも1体ロイヤルナイツに所属していたデジモンも存在していたそうだが詳細は不明。

作品内での役回り[編集]

概要で述べたような理由から、設定上ロイヤルナイツであるデジモンでも作品中でロイヤルナイツであるとは限らない。

「正義の味方」として登場することもあれば悪役としての登場も多く(特に「ロイヤルナイツ」として登場する場合)、アニメ・漫画作品ではデジタルワールド自体を滅ぼそうとしていた『フロンティア』を除くと一方的な悪とは言えないが、アニメ・漫画に登場したナイツのうちアルファモン、スレイプモン、エグザモン以外は全て敵役として主人公側と対峙している。

デジモンフロンティア
終盤にロードナイトモン、デュナスモンが登場。ルーチェモンに忠誠を誓い、その復活のためデジタルワールドの全土のデジコードを奪っていく。他にもメンバーがいるかのようなセリフがあるが、17話のアキバマーケットの武器防具店内でワンカットだけ登場したデュークモン以外は未登場。
本来、デジタルワールドの守護を任務とするロイヤルナイツが何故デジタルワールドを滅ぼそうとしたのかは不明である。
デジモンクロニクル
オメガモン、デュークモン、アルファモンが登場。イグドラシルの「プロジェクトアーク」によりXプログラムで死なずにそれを取り込みX抗体を作り出し、X進化を遂げたデジモンたちを異分子とみなし排除行動を展開した。このXデジモンたちの排除はイグドラシルの命令だが、忠実に動いたと思われるのはオメガモンのみであり、デュークモンはXデジモンたちを試すような行動をしていた。
他のメンバーは何をしていたのか不明。
DIGITAL MONSTER X-evolution
オメガモン、デュークモン、マグナモン、ロードナイトモン、アルファモンが登場(ロードナイトモンは声のみの出演)。
本作のストーリーはデジモンクロニクルを基にしており、ロイヤルナイツの役回りも上述の通りである。
デジモンセイバーズ
人間界との度重なる干渉で相互消滅の危機に陥ったデジタルワールドを守るためという名目でイグドラシルの命令を受け、人間界を消滅させるべく動き出し、人間界各地で破壊活動を展開した。そのため大たちと対立する。
アニメ化作品では最もロイヤルナイツが出揃っている一方で、初登場が4クール以降で一体一体は大きく扱われずにクレニアムモン、スレイプモン、デュークモン以外はそれほどクローズアップされず、主人公と敵対する側なので酷い扱われ方をされた者も少なくない。
デュークモンをはじめオメガモン、マグナモン、アルフォースブイドラモンなど過去作品では主役であったデジモンも本作では明確に人間の敵として描かれているが、途中で戦死したロードナイトモンとドゥフトモン以外は後にイグドラシルに反旗を翻し、人間界とデジタルワールドの両方を救おうとする大たちに加勢している。ドゥフトモンが初登場した。
デジモンクロスウォーズ (漫画)
アルフォースブイドラモン、デュナスモン、ロードナイトモン、クレニアムモン、ドゥフトモンが作中に登場、また設定上およびWEB漫画にオメガモン、スレイプモン、デュークモン、マグナモン、エグザモン、アルファモンも登場。
勢力としてのロイヤルナイツが完全な主人公側の味方として登場したのは2016年現在本作が唯一である。
デジモンストーリー サイバースルゥース
オメガモンからジエスモンまでの全員が登場。ドゥフトモンをはじめとする「イーターがデジタルワールドを滅ぼした原因は人間にある」として人間界を滅ぼそうとする勢力と、オメガモンをはじめとする人間界を守ろうとする勢力に分かれて対立することとなる。

脚注[編集]