レジェンドレーシングドライバーズクラブ

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レジェンドレーシングドライバーズクラブ(Legend Racing Drivers Club)は、日本の元レーシングドライバーモータースポーツ関係者によって組織される任意団体。旧称はゴールドスタードライバーズクラブ(Gold Star Drivers Club of Japan)。

概要[編集]

第1回日本グランプリの開催から50周年にあたる2013年4月に発足。モータースポーツジャパンを主催する日本モータースポーツ推進機構が中心となり、発起人には同機構理事長の日置和夫、自動車ジャーナリストの大久保力、元レーシングドライバーの高橋国光の3名が名前を連ねた。

設立の目的(後述)を見てもわかるように、過去の名ドライバーたちを称えることが主な目的となっており、プロ野球における日本プロ野球名球会などに相当する組織といえる。

2017年12月の総会で、クラブ名称を現在のものに改めた[1]。2018年からは、毎年10~11月頃に会員によるワンメイクレース「レジェンドカップ」を主催している[2]

設立の目的[編集]

  • 長い歴史の中で生まれた、輝かしい栄光と誇りを持つレーサー/レーシングドライバーを選定し讃えること。
  • 組織会員同士及び社会との交流の場を作り、過去のモーターレーシングの歴史を残し後世に伝えること。
  • 歴史と経験を語り継ぎ、モータースポーツの更なる発展と社会に貢献する活動の母体となること。

(以上クラブ公式サイトより引用[3]

入会資格[編集]

入会には以下の3条件を満たした上で入会手続きを行う必要がある。

  1. 日本人であること
  2. 既にスーパーフォーミュラSUPER GT以上のシリーズから引退していること
  3. 以下のいずれかの条件を満たすこと
    1. 1973年以前の主要ワークスドライバー及び海外挑戦者
    2. 国内トップフォーミュラ(全日本F2000選手権全日本F2選手権全日本F3000選手権フォーミュラ・ニッポン)のシリーズチャンピオン経験者
    3. 富士グランチャンピオンレース(富士GC)[4]のシリーズチャンピオン経験者
    4. 全日本耐久選手権→全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)のシリーズチャンピオン経験者(グループAによる選手権は除外)
    5. その他、本組織の規定に沿って推薦された者

役員[編集]

※2018年11月現在。

過去の役員[編集]

会員[編集]

※2018年11月現在、役員は除く。故人は斜字で示す。

退会者[編集]

過去に会員だった記録があるものの[5]、現在クラブ公式サイトに名前がない者。

脚注[編集]

外部リンク[編集]