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マネックスグループ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マネックスグループ株式会社
Monex Group, Inc.
本社が入居するアーク森ビル
種類 株式会社
機関設計 指名委員会等設置会社[1]
市場情報
東証プライム 8698
2004年8月2日上場
本社所在地 日本の旗 日本
107-6025
東京都港区赤坂1丁目12番32号 アーク森ビル25階
設立 2004年(平成16年)8月2日
(マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社)
業種 証券、商品先物取引業
法人番号 8010001089066 ウィキデータを編集
事業内容 金融商品取引業等を営む会社の株式の保有
代表者 清明祐子(取締役兼代表執行役社長 CEO
資本金
  • 131億4300万円
  • (2025年3月31日)
発行済株式総数
  • 2億5364万7100株
  • (2025年3月31日)
売上高
  • 連結:738億1400万円
  • (営業収益、2025年3月期)
経常利益 連結:減少46億2600万円
(2025年3月期)
純利益 連結:減少50億6700万円
(2025年3月期)
純資産
  • 連結:1239億8400万円
  • (2025年3月期)
総資産
  • 連結:7096億4100万円
  • (2025年3月期)
従業員数
  • 連結:1078名
  • (2025年3月期)
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任あずさ監査法人
主要株主
関係する人物 松本大(取締役会議長)
外部リンク マネックスグループ株式会社
特記事項:2013年10月1日、株式分割(1:100)を実施。また、連結決算では国際会計基準を採用している(参照:『第21期(2025年3月期)有価証券報告書』、2025年6月27日、2-4頁、マネックスグループ)。
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マネックスグループ株式会社: Monex Group, Inc.)は東京都港区赤坂に本社を置き、オンライン証券を展開する金融持株会社(証券持株会社)。

概要

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ソニー(現・ソニーグループ)支援を受けた松本大が創業した初代マネックス証券と、日興コーディアルグループ(現・シティグループ・ジャパン・ホールディングス)の日興ビーンズ証券の経営統合で発足(後述)。

2008年、シティグループによる日興コーディアルグループの買収に伴い、マネックスグループはシティグループの持分法適用会社となった。

2024年1月4日、国内最大の通信キャリアNTTドコモとの資本業務提携により、2代目マネックス証券がNTTドコモとの共同経営体制に移行した(下記参照)。

沿革

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参照:[2][3]

マネックス・ビーンズ・ホールディングス

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  • 2004年(平成16年)
    • 3月:マネックス証券と日興ビーンズ証券が、共同株式移転方式の経営統合について基本合意[4]
    • 8月2日:両社の共同持株会社でマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社が発足。東証マザーズ市場に新規上場。
  • 2005年(平成17年)
    • 5月1日:子会社の日興ビーンズ証券がマネックス証券を合併のうえ、商号をマネックス・ビーンズ証券に変更[5]
    • 9月21日:東証第一部市場に銘柄指定替え。
    • 9月:米国投資銀行のWR Hambrecht+Co, LLCと合弁で、日本国内の投資銀行のWR Hambrecht & Co Japan(後のマネックス・ハンブレクト)を設立。
    • 11月11日:新規事業開発の子会社として、マネックス・ビジネス・インキュベーション(現・マネックスベンチャーズ)を設立。
    • 12月3日:マネックス・ビーンズ証券が商号を、2代目マネックス証券に変更。
  • 2006年(平成18年)
    • 4月3日:早稲田情報技術研究所と合弁で、投資助言サービスのトレード・サイエンスを設立(後に完全子会社化[6])。
  • 2008年(平成20年)
    • 3月5日:中国北京市に駐在員事務所を設置(2012年3月、マネックス証券の駐在員事務所に再編)。
    • 4月1日:短資会社の東短ホールディングス(現・東京短資)から、FX取引のトウキョウフォレックス(後のマネックスFX)の発行済み株式90.0%を取得[7]

マネックスグループ

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  • 2008年(平成20年)
    • 7月1日:商号をマネックス・ビーンズ・ホールディングスから、マネックスグループ株式会社に変更[8]
  • 2010年(平成22年)
    • 1月17日:オリックス証券株式交換で完全子会社化(同年5月1日、2代目マネックス証券に合併[9])。同社の親会社であったオリックスと資本業務提携、オリックスはマネックスグループの発行済み株式22.5%を取得[10]
    • 12月27日:香港のオンライン証券のBOOM証券グループの経営権を100.0%取得[11][12]
  • 2011年(平成23年)
    • 6月8日:米国のオンライン証券のTradeStation Group, Inc.に対するTOBが成立、同社の発行済み株式100.0%を取得[13]
    • 11月15日:米国持株会社のTradeStation Group, Inc.が、FX取引のIBFX Holdings, LLC(翌2012年3月に合併)の全持分を、IBFXの創業者らから取得[14][15]
  • 2012年(平成24年)
  • 2013年(平成25年)
  • 2014年(平成26年)
    • 4月7日:静岡銀行と資本業務提携[19]。静岡銀行がオリックスから、マネックスグループの保有分全株式22.5%を取得。
    • 8月29日:IBFX, Inc.とIBFX Australia Pty Ltdが、FX事業の一部を米国大手のFXCM Holdings, LLC.に売却[20]
  • 2015年(平成27年)
    • 2月1日:2代目マネックス証券が、マネックスFXを吸収合併[21]
    • 2月11日:中国に技術支援会社として、杭州財悦科技有限公司を設立。
    • 8月:大手クレジットカードクレディセゾン、世界三大資産運用のThe Vanguard Group, Inc.と合弁で、ラップ口座サービスの日本投資顧問(同年10月、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問に改称)を設立[22]
  • 2017年(平成29年)
    • 2月:本店を、東京都港区赤坂1丁目12番32号のアーク森ビルに移転。
    • 3月17日:グループの資金調達・供給の子会社として、マネックスファイナンスを設立。
    • 5月15日:2代目マネックス証券が、マネックス・ハンブレクトを吸収合併[23]
  • 2018年(平成30年)
  • 2019年(令和元年)
    • 7月11日:信託会社のしあわせパートナーズ信託(現・マネックスSP信託)の発行済み株式90.0%を取得[26]
  • 2020年(令和2年)
    • 6月:マネックス・アセットマネジメント(同年4月、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問より改称)の全株式を取得[27]
  • 2022年(令和4年)
    • 4月:東証の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行。
  • 2024年(令和6年)
    • 1月4日:NTTドコモと資本業務提携[28][29][30]。①2代目マネックス証券が単独株式移転で、ドコモマネックスホールディングスを設立(2023年12月6日、マネックスホールディングスの社名で設立)。②マネックスグループはドコモマネックスHDの株式49.0%(議決権ベース)を、NTTドコモに売却。③NTTドコモはドコモマネックスHDの取締役の過半数の指名権を有するため、実質支配力基準により、ドコモマネックスHDと2代目マネックス証券はNTTドコモの連結子会社となる。
    • 4月23日:カナダの大手暗号資産運用の3iQ Digital Holdings Inc.の発行済み株式77.2%を取得[31]
    • 10月4日:香港のBOOM証券グループを売却(売却先の詳細は非開示)。

主要関連会社

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証券事業

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  • ドコモマネックスホールディングス株式会社(マネックスグループ 51.0%、NTTドコモ 49.0%):マネックス証券の持株会社。
  • TradeStation Group, Inc.(100.0%):北米証券事業の統括・管理
  • TradeStation Securities, Inc.(100.0%):米国大手ネット証券
  • TradeStation Technologies, Inc.(100.0%):金融系Sler

暗号資産事業

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  • Coincheck Group N.V.(83.4%):暗号資産事業の統括・管理。米国NASDAQ上場(CNCK)
  • コインチェック株式会社(100.0%):暗号資産取引サービス
    • コインチェックテクノロジーズ株式会社(100.0%):NFTマーケットプレイス「miime」の運営等
  • 3iQ Digital Holdings Inc.(77.2%):暗号資産運用の統括・管理
    • 3iQ Corp.(100.0%):カナダの大手暗号資産運用サービス
  • マネックスクリプトバンク株式会社(100.0%):暗号資産、ブロックチェーンに関する調査研究・コンサルティング

アセットマネジメント・ウェルスマネジメント事業

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アセットマネジメント

  • マネックス・アセットマネジメント株式会社(100.0%):ラップ口座サービス、公募ファンドの運用
  • カタリスト投資顧問株式会社(100.0%):エンゲージメント投資の運用等
  • Westfield Capital Management Company, L.P.(20.0%):米国の成長株式を運用対象とした投資運用サービス

ウェルス・マネジメント

信託会社

  • マネックスSP信託株式会社(100.0%):信託財産(有価証券金銭等)の管理・処分、相続関連サービス

投資事業

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  • 有限会社トライアングルパートナーズ:匿名組合の持分の募集および管理

その他事業

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  • 株式会社ヴィリング(100.0%):STEAM教育バイリンガル教育事業
  • ジーネックス株式会社(100.0%):デジタルを活用したゲノム解析サービス等
  • マネックスライフセトルメント株式会社(100.0%):がん保険等の解約支援サービス
  • 株式会社クラフター(100.0%):マーケティングSaaS「CraftChat」の開発・運用
  • マネックスファイナンス株式会社(100.0%):資金調達・供給等
  • 杭州財悦科技有限公司(49.0%):中国杭州市での技術支援サービス

脚注

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  1. ^ コーポレート・ガバナンス - マネックスグループ株式会社
  2. ^ マネックスグループ 沿革”. マネックスグループ. 2024年1月16日閲覧。
  3. ^ 第21期(2025年3月期)有価証券報告書”. マネックスグループ (2025年6月27日). 2025年6月28日閲覧。
  4. ^ マネックスと日興ビーンズが経営統合”. ITmedia. 2004年3月23日閲覧。
  5. ^ “マネックス証券と日興ビーンズ証券が合併”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2005年5月2日) 
  6. ^ マネックスグループ<8698>、投資助言サービスのトレード・サイエンスを子会社化”. M&A Online. ストライク (2008年7月15日). 2008年7月19日閲覧。
  7. ^ マネックスがトウキョウフォレックスを子会社化 FX強化”. ITmedia NEWS. ITmedia (2008年3月21日). 2008年4月2日閲覧。
  8. ^ “マネックス・ビーンズHD、「マネックスグループ」に社名変更”. 日刊工業新聞 (日刊工業新聞社). (2008年1月30日) 
  9. ^ 武政秀明 (2009年11月10日). “マネックス証券の野望、2度目の大型再編へ”. 東洋経済新報社. 2009年11月13日閲覧。
  10. ^ マネックス証券とオリックス証券が合併、2010年5月めど”. 日経クロステック. 日経BP (2009年10月28日). 2009年10月31日閲覧。
  11. ^ マネックス、香港のネット証券買収 中国ビジネスを本格化”. 日本経済新聞社 (2010年7月27日). 2010年8月11日閲覧。
  12. ^ “マネックス、香港のブーム証券を買収”. 日刊工業新聞 (日刊工業新聞社). (2010年7月29日) 
  13. ^ マネックスグループ<8698>、オンライン証券の米トレードステーションをTOBで子会社化”. M&A Online. ストライク (2011年4月21日). 2011年5月7日閲覧。
  14. ^ マネックス、米FX会社を買収”. 日本経済新聞社 (2011年11月16日). 2011年11月22日閲覧。
  15. ^ マネックスグループ<8698>、米国のFX事業会社のIBFXグループを買収”. M&A Online. ストライク (2011年11月16日). 2011年11月22日閲覧。
  16. ^ 許斐健太 (2012年7月18日). “マネックスがソニーバンク証券を買収、証券統合に伴う合理化と新規顧客開拓が狙い”. 東洋経済新報社. 2012年7月21日閲覧。
  17. ^ マネックスG(8698)アストマックスに15%出資”. M&Aキャピタルパートナーズ. 2012年6月29日閲覧。
  18. ^ マネックスグループ(8698)、国内FX事業の再編により子会社間で吸収分割”. M&Aマガジン. 日本M&Aセンター (2013年1月29日). 2013年2月1日閲覧。
  19. ^ 静岡銀がマネックスの筆頭株主に、オリックスは全株売却”. ロイター通信. 2014年4月2日閲覧。
  20. ^ マネックスグループ<8698>、米国・豪州子会社のFX事業の一部を米国大手FXに譲渡”. M&A Online. ストライク (2014年9月8日). 2014年9月13日閲覧。
  21. ^ マネックス証券(株)「合併公告」『官報 平成26年本紙』第6438号、国立印刷局、2014年12月18日、31頁。 
  22. ^ マネックスとクレディセゾン、ラップ口座で新会社”. 日本経済新聞社 (2015年11月30日). 2015年12月10日閲覧。
  23. ^ マネックス証券(株)「合併公告」『官報 平成29年本紙』第6993号、国立印刷局、2017年4月6日、31頁。 
  24. ^ ネット証券大手マネックス コインチェックの買収発表”. テレ東BIZ. テレビ東京 (2018年4月6日). 2018年4月11日閲覧。
  25. ^ 鷺池秀樹; 中村友治 (2018年4月6日). “マネックスG、コインチェックを36億円で完全子会社化”. Bloomberg. ブルームバーグ. 2018年4月11日閲覧。
  26. ^ マネックスグループ(8698)、しあわせパートナーズ信託の株式90%取得”. M&Aマガジン. 日本M&Aセンター (2019年7月11日). 2019年7月12日閲覧。
  27. ^ マネックス、公募投信に本格参入”. 日本経済新聞社 (2020年6月26日). 2020年7月12日閲覧。
  28. ^ “NTTドコモ、マネックス証券を子会社化へ … 485億円出資”. 讀賣新聞 (読売新聞東京本社). (2023年10月4日) 
  29. ^ 松本, 真弥 (2023年10月4日). “ドコモ、マネックス証券を子会社化 金融本格参入 新NISA見据え”. 朝日新聞 (朝日新聞社) 
  30. ^ “ドコモ、マネックス資本提携 証券事業に初の本格参入”. 毎日新聞 (毎日新聞東京本社). (2023年10月5日). 2023-10-05 
  31. ^ マネックスグループ<8698>、暗号資産運用のカナダ3iQを子会社化へ”. M&A Online. ストライク (2023年12月28日). 2024年1月9日閲覧。

外部リンク

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