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ペトラ・クビトバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペトラ・クビトバ
Petra Kvitová
ペトラ・クビトバ
基本情報
国籍  チェコ
出身地 同・モラヴィア・スレスコ州ビーロヴェツ
居住地 モナコの旗 モナコ モンテカルロ
生年月日 (1990-03-08) 1990年3月8日(35歳)
身長 182cm
体重 70kg
利き手
バックハンド 両手打ち
デビュー年 2006年
引退年 2025年
生涯獲得賞金 37,252,032 アメリカ合衆国ドル
ツアー経歴・シングルス
ツアー通算 31勝
自己最高ランキング 2位(2011年10月31日)
生涯通算成績 634勝295敗
4大大会最高成績・シングルス
全豪 準優勝(2019)
全仏 ベスト4(2012・20)
ウィンブルドン 優勝(2011・14)
全米 ベスト8(2015・17)
優勝回数 2(英2)
ツアー経歴・ダブルス
ツアー通算 0勝
自己最高ランキング 196位(2011年2月28日)
生涯通算成績 13勝35敗
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 2回戦(2011)
全仏 2回戦(2010)
ウィンブルドン 1回戦(2008・10・11)
全米 1回戦(2008-10)
国別対抗戦最高成績
BJK杯 優勝(2011・12・14-16)
獲得メダル
女子 テニス
 チェコ
オリンピック
2016 リオデジャネイロ シングルス
2025年10月2日現在

ペトラ・クビトバ(Petra Kvitová,チェコ語発音: ˈpɛtra ˈkvɪtovaː[1],1990年3月8日 - )は、チェコビーロヴェツ英語版出身の女子プロテニス選手。これまでにWTAツアーでシングルス31勝を挙げている。身長182cm、体重70kg、左利き。バックハンド・ストロークは両手打ち。WTAランキング自己最高位はシングルス2位、ダブルス196位。

ウィンブルドン選手権優勝2回。2011年WTAツアー選手権優勝。ムチュア・マドリード・オープン優勝3回。

来歴

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プロ転向-2008年

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クビトバは3歳から父親の手ほどきでテニスを始め、2006年にプロ転向。2008年全仏オープン4大大会に初出場。1回戦で森上亜希子を 6-4, 6-2 で破り、3回戦では第12シードのアグネシュ・サバイに 7-6, 4-6, 6-3 で勝利して4回戦まで進出している。8月の北京五輪ではルーシー・サファロバと組んでダブルスに出場。1回戦でオーストラリア代表のサマンサ・ストーサー&レネ・スタブス組に 1-6, 0-6 で完敗している。

2009年 ツアー初優勝

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1月のモーリラ・ホバート国際で、仲のいいチェコの先輩のイベタ・ベネソバを決勝で7-5, 6-1で破りツアー初優勝を果たす[2]全米オープンでは3回戦で第1シードのディナラ・サフィナを 6-4, 2-6, 7-6 で破る番狂わせを起こした。4回戦でヤニナ・ウィックマイヤーに 6-4, 4-6, 5-7 で逆転負けをしてベスト8進出はならなかった。ウィックマイヤーとは10月のジェネラーリ・レディース・リンツでも決勝で対戦し、 3-6, 4-6 で敗れている。

2010年 躍進

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ウィンブルドンで2回戦で鄭潔、3回戦でビクトリア・アザレンカ、4回戦でキャロライン・ウォズニアッキとシード選手を破り4大大会初のベスト8に進出する。準々決勝では、カイア・カネピに 4-6, 7-6, 8-6 で競り勝ちノーシードからベスト4進出の快挙となった。準決勝ではで第1シードのセリーナ・ウィリアムズに 6-7, 2-6 で敗れ、決勝進出はならなかった。クビトバは2010年度の年間最優秀新人賞(WTA Newcomer of the Year)を受賞している。

2011年 グランドスラム初優勝・WTAファイナルズ優勝・フェドカップ制覇

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2011年ウィンブルドン選手権優勝

開幕戦のブリスベン国際の決勝でアンドレア・ペトコビッチを 6–1, 6–3 で破りツアー2勝目を挙げる。全豪オープンでは3回戦でサマンサ・ストーサー、4回戦でフラビア・ペンネッタを破りベスト8に進出する。準々決勝ではベラ・ズボナレワに 2–6, 4–6 で敗れた。2月のGDFスエズ・オープンではキム・クライシュテルスを 6–4, 6–3 で破り3勝目、5月のマドリード・マスターズではビクトリア・アザレンカを 7–6(3), 6–4 で勝利し4勝目を挙げるとともに初めてのトップ10入りを果たした。

全仏オープンでは4回戦で優勝した李娜に 6-2, 1-6, 3-6 で敗れたが、ウィンブルドンでは決勝でロシアのマリア・シャラポワを 6-3, 6-4で破り初優勝。左利きの選手の女子シングルス優勝はアン・ヘイドン=ジョーンズマルチナ・ナブラチロワに次ぐ3人目の快挙であった[3]全米オープンでは1回戦で敗退したが、10月のリンツ大会では決勝でドミニカ・チブルコバを 6–4, 6–1 で破りツアー6勝目を挙げた。最終戦のWTAツアー選手権でも決勝でビクトリア・アザレンカに 7–5, 4–6, 6–3 で勝利して、初出場で優勝した[4]。年間最終ランキングでは自己最高の2位を記録した。フェドカップ決勝にも出場し、ロシアのマリア・キリレンコを 6–2, 6–2 、スベトラーナ・クズネツォワを 4–6, 6–2, 6–3 で破りチェコを23年ぶりの優勝に導いた[5]

これらの功績により、 WTA年間最優秀選手ITF世界チャンピオンカレン・クランツケ スポーツマンシップ賞に選出された。

2012-13年

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2012年は年始のホップマンカップにチェコ代表としてトマーシュ・ベルディハと共に出場し、シングルス全勝の活躍で優勝した[6]全豪オープンではベスト4に進出し、準決勝でマリア・シャラポワに 2–6, 6–3, 4–6 で敗れた。全仏オープンでも準決勝でシャラポワに 3–6, 3–6 で敗れた。連覇を目指したウィンブルドンでは準々決勝でセリーナ・ウィリアムズに 3–6, 4–6 で敗退した。2度目の五輪出場となった7月のロンドン五輪では準々決勝でマリア・キリレンコに 6–7, 3–6 で敗れた。ロジャーズ・カップの決勝で李娜を 7–5, 2–6, 6–3 で破り2012年初のタイトルを獲得しツアー8勝目を挙げた。最終戦のWTAツアー選手権はウイルス性疾患のため棄権したが、セルビアとのフェドカップ決勝には出場しチェコの2連覇に貢献した[7]

2013年はドバイ・テニス選手権でこそ優勝したが、グランドスラムはウィンブルドンの準々決勝進出以外早期敗退に終わるなどムラがあり、トップ10から外れることもあった。それでも、東レ パン・パシフィック・オープンの優勝などアジアツアーで好成績を残し、年末順位を6位で終えた。カレン・クランツケ スポーツマンシップ賞を受賞。

2014年 ウィンブルドン2勝目

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2015年

2014年は呼吸器系の病気のためスタートが出遅れた。ウィンブルドンで3年ぶりに決勝進出、決勝でウージニー・ブシャールに勝利し2回目の優勝を果たした[8]。その後、2勝を挙げ、年末順位を4位で終えた。また、フェドカップでは負けなしの活躍で3回目の優勝に貢献した。

2015年

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2015年は春先に伝染性単核球症から感染しながらもツアーに出場し続け、ムチュア・マドリード・オープンではセリーナ・ウィリアムズに初めて勝つなどして、ツアー3勝を挙げた。WTAファイナルズでは決勝まで進んだが、アグニエシュカ・ラドワンスカに敗れ準優勝だった。

2016年 五輪銅メダル・フェドカップ最多優勝

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2016年は胃腸の病気により開幕を出遅れ、2月まで2勝4敗だった。全豪オープン後には長年タッグを組んだコーチ(デビッド・コティザ)と別れる変化もあった。その後も目立った成績は残せず、5月にはトップ10から落ちた。リオデジャネイロオリンピックにおいては、エリナ・スビトリナを破り4強入り。準決勝では優勝することになるモニカ・プイグに敗れたもの、3位決定戦でマディソン・キーズを7-5, 2-6, 6-2で下し銅メダルを獲得した[9]。その後、武漢オープンで優勝した。結局、WTAファイナルズ出場は久しぶりに逃したものの、WTAエリート・トロフィーを制覇した[10]。また、フェドカップの3連覇を達成し、通算5度目の優勝経験はチェコ人選手として最多記録になった。

強盗に襲われ重傷を負う

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12月20日、自宅で不法侵入した強盗に襲撃され、利き手の左手に重傷を負った[11]。指を切断する可能性もあるほどの大怪我で[12]、損傷した左手の神経を修復する手術を受け、復帰まで約6ヶ月かかる見込みであるとされた[13]

2017-18年 離脱と復活

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2017年全仏オープンで復帰し、フィリップ・シャトリエのオープニングマッチでジュリア・ボズラップに勝利し、復帰初戦を白星で飾るが[14]2回戦で敗退した。その後、バーミンガム・クラシックで優勝し、復活を印象付けた。ウィンブルドンでは2回戦で敗退するが、全米オープンでは準々決勝まで進出した。年間最終ランキングは29位で、6年ぶりに20位以下になった。

2018年は全豪オープンは1回戦で敗退したものの、サンクトペテルブルクオープンカタールオープンで優勝し、トップ10に復帰した[15]。その後プラハオープンバーミンガム・クラシックでも優勝、そしてマドリードオープンでは大会史上初となる3度目の制覇を果たし[16]、年間最終ランキングを7位とした。なお、フェドカップで6度目の優勝も経験している。

2019年 全豪準優勝

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2019年はまず年始のシドニー国際で優勝した。全豪オープンは1セットも落とすことなくアシュリー・バーティダニエル・コリンズらに勝利して、グランドスラムでは5年ぶり、同大会初の決勝進出を果たしたが、決勝で大坂なおみに敗れて準優勝に終わった[17]。しかし、これによって自身最高タイの2位に浮上した。ドバイ・テニス選手権も準優勝。ポルシェ・テニス・グランプリではシーズン2勝目をあげた。レースランキングでは首位に立つように成績を残していたが、全仏オープンは左腕の故障で欠場[18]ウィンブルドン選手権で復帰し、4回戦まで進んだ。WTAファイナルズでは3連敗を喫し、2015年の決勝以来7連敗となった。最終順位は7位。2010年代に年末順位をトップ10で終えた回数(7回)は、キャロライン・ウォズニアッキセリーナ・ウィリアムズと並んで、トップタイである。

2020-24年

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2020年の全豪オープンは準々決勝でバーティにリベンジされ、約2年ぶりにトップ10から陥落した。カタール・トータル・オープンで準優勝後、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、ツアーは中断された。その間、エキシビションマッチに出場したりもした[19]。8月に復帰し、全米オープンは4回戦進出、全仏オープンは8年ぶりのベスト4だった。2010年以来の優勝なしだったが、8位でシーズンを終えた。

2021年は、カタール・トータル・オープンガルビネ・ムグルサを破り、前年の雪辱を晴らす優勝。これにより、2000年代・2010年代・2020年代の3つの時代で優勝した初の1990年代生まれ選手になった[20]東京オリンピックでは、トマシュ・サトランスキーと共に代表団の旗手を務めたが、2回戦敗退に終わった。グランドスラムでは全米オープンの3回戦が最高と振るわず、最終順位は17位だった。

2022年の序盤は不調に苦しみ、特にクレーシーズンは全仏1回戦しか勝つことができず、世界ランキングは2011年以来となる30位台に落ちていた。それでも、グラスシーズンにはイーストボーン国際で優勝した。後半戦は、シンシナティ・オープンで第5シードのオンス・ジャバーらを破り準優勝までこぎ着けた。全米オープンでは、3回戦でムグルサを撃破して、キャリア通算600勝に到達した。また、これにより最終順位では16位まで戻した。

2023年はユナイテッド・カップで幕開けし、自身はシングルス2戦全勝を挙げたがチームは敗退した。3月のBNPパリバ・オープンでベスト8に入ると、続くマイアミ・オープンではエカテリーナ・アレクサンドロワらを抑え決勝に進出。決勝ではこの年の全豪準優のエレーナ・リバキナ相手に7-6(14), 6-2で勝利し、キャリア通算30勝目となる優勝を飾った[21]。また、約1年半ぶりのトップ10復帰も果たした。クレーシーズンは0勝2敗に終わったが、グラスシーズンのドイツ・オープンでは、第3シードのキャロリン・ガルシアを含め全ストレート勝ちで優勝した[22]。ウィンブルドン選手権は4回戦進出。後半戦は3回戦以上が1回しかなかった。最終順位は14位。

2024年は、出産のために全休した(結婚は2023年7月)[23][24]

2025年 引退

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2025年2月に復帰し、5月のBNLイタリア国際で復帰後初白星を挙げた。しかし、それ以外は勝てず、6月に全米オープン限りでの引退を表明した[25]。全米オープン1回戦で敗れ、キャリアに幕を下ろした[26]

プレースタイル

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サーブのスピードが速く、またレフティーを活かしたスライスサーブは特にアドバンテージサイドで威力を発揮する。アドサイドで相手のバック側(右利きの場合)にスライスサーブを入れて、次のボールをダウンザラインに決めていくパターンを得意にしていた。

ストロークはタイミングが独特なのが特徴。フォアハンドを早いタイミングで打つことが、ダウンザラインのウィナー量産につながっている。また、バックハンドには威力がある。リターンではコンパクトな動作をとることでサーブの速度に関係なく攻めていく。引き出しが多く、ボレーはコースが読みづらく、スライスは低く滑らせることができる[27]

弱点として、アグレッシブなプレースタイルのためにアンフォーストエラーが多い傾向にある[28]。また、集中力が持続しないことも問題だと自覚している[29]

WTAツアー決勝進出結果

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シングルス: 42回 (31勝11敗)

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大会グレード
2020年以前 2021年以後
グランドスラム (2–1)
WTAファイナルズ (1–1)
プレミア・マンダトリー (3–1) WTA1000 (1–1)
プレミア5 (5–2)
WTAエリート・トロフィー (1–0)
プレミア (11–2) WTA500 (3–0)
インターナショナル (4–3) WTA250 (0–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2009年1月16日 オーストラリアの旗 ホバート ハード チェコの旗 イベタ・ベネソバ 7-5, 6-1
準優勝 1. 2009年10月18日 オーストリアの旗 リンツ ハード (室内) ベルギーの旗 ヤニナ・ウィックマイヤー 3-6, 4-6
優勝 2. 2011年1月8日 オーストラリアの旗 ブリスベン ハード ドイツの旗 アンドレア・ペトコビッチ 6-1, 6-3
優勝 3. 2011年2月13日 フランスの旗 パリ ハード (室内) ベルギーの旗 キム・クライシュテルス 6-4, 6-3
優勝 4. 2011年5月8日 スペインの旗 マドリード クレー ベラルーシの旗 ビクトリア・アザレンカ 7-6(7-3), 6-4
準優勝 2. 2011年6月18日 イギリスの旗 イーストボーン フランスの旗 マリオン・バルトリ 1-6, 6-4, 5-7
優勝 5. 2011年7月2日 イギリスの旗 ウィンブルドン ロシアの旗 マリア・シャラポワ 6-3, 6-4
優勝 6. 2011年10月16日 オーストリアの旗 リンツ ハード (室内) スロバキアの旗 ドミニカ・チブルコバ 6-4, 6-1
優勝 7. 2011年10月30日 トルコの旗 イスタンブール ハード (室内) ベラルーシの旗 ビクトリア・アザレンカ 7-5, 4-6, 6-3
優勝 8. 2012年8月13日 カナダの旗 モントリオール ハード 中華人民共和国の旗 李娜 7-5, 2-6, 6-3
優勝 9. 2012年8月25日 アメリカ合衆国の旗 ニューヘイブン ハード ロシアの旗 マリア・キリレンコ 7-6(11-9), 7-5
優勝 10. 2013年2月23日 アラブ首長国連邦の旗 ドバイ ハード イタリアの旗 サラ・エラニ 6-2, 1-6, 6-1
準優勝 3. 2013年4月14日 ポーランドの旗 カトヴィツェ クレー イタリアの旗 ロベルタ・ビンチ 6-7(2-7), 1-6
準優勝 4. 2013年8月24日 アメリカ合衆国の旗 ニューヘイブン ハード ルーマニアの旗 シモナ・ハレプ 2-6, 2-6
優勝 11. 2013年9月28日 日本の旗 東京 ハード ドイツの旗 アンゲリク・ケルバー 6-2, 0-6, 6-3
優勝 12. 2014年7月5日 イギリスの旗 ウィンブルドン カナダの旗 ウージニー・ブシャール 6-3, 6-0
優勝 13. 2014年8月23日 アメリカ合衆国の旗 ニューヘイブン ハード スロバキアの旗 マグダレナ・リバリコバ 6-4, 6-2
優勝 14. 2014年9月27日 中華人民共和国の旗 武漢 ハード カナダの旗 ウージニー・ブシャール 6-3, 6-4
準優勝 5. 2014年10月5日 中華人民共和国の旗 北京 ハード ロシアの旗 マリア・シャラポワ 4-6, 6-2, 3-6
優勝 15. 2015年1月16日 オーストラリアの旗 シドニー ハード チェコの旗 カロリナ・プリスコバ 7-6(7-5), 7–6(8-6)
優勝 16. 2015年5月9日 スペインの旗 マドリード クレー ロシアの旗 スベトラーナ・クズネツォワ 6-1, 6-2
優勝 17. 2015年8月29日 アメリカ合衆国の旗 ニューヘイブン ハード チェコの旗 ルーシー・サファロバ 6-7(6-8), 6-2, 6-2
準優勝 6. 2015年11月1日 シンガポールの旗 シンガポール ハード (室内) ポーランドの旗 アグニエシュカ・ラドワンスカ 2-6, 6-4, 3-6
優勝 18. 2016年10月1日 中華人民共和国の旗 武漢 ハード スロバキアの旗 ドミニカ・チブルコバ 6-1, 6-1
準優勝 7. 2016年10月22日 ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク ハード (室内) ルーマニアの旗 モニカ・ニクレスク 4-6, 0-6
優勝 19. 2016年11月6日 中華人民共和国の旗 珠海 ハード (室内) ウクライナの旗 エリナ・スビトリナ 6-4, 6-2
優勝 20. 2017年6月25日 イギリスの旗 バーミンガム オーストラリアの旗 アシュリー・バーティ 4-6, 6-3, 6-2
優勝 21. 2018年2月4日 ロシアの旗 サンクトペテルブルク ハード (室内) フランスの旗 クリスティナ・ムラデノビッチ 6-1, 6-2
優勝 22. 2018年2月17日 カタールの旗 ドーハ ハード スペインの旗 ガルビネ・ムグルサ 3-6, 6-3, 6-4
優勝 23. 2018年5月5日 チェコの旗 プラハ クレー ルーマニアの旗 ミハエラ・ブザルネスク 4-6, 6-2, 6-3
優勝 24. 2018年5月12日 スペインの旗 マドリード クレー オランダの旗 キキ・ベルテンス 7-6(8-6), 4-6, 6-3
優勝 25. 2018年6月24日 イギリスの旗 バーミンガム スロバキアの旗 マグダレナ・リバリコバ 4-6, 6-1. 6-2
優勝 26. 2019年1月12日 オーストラリアの旗 シドニー ハード オーストラリアの旗 アシュリー・バーティ 1-6, 7-5, 7-6(7-3)
準優勝 8. 2019年1月26日 オーストラリアの旗 全豪オープン ハード 日本の旗 大坂なおみ 6-7(2-7), 7-5, 4-6
準優勝 9. 2019年2月24日 アラブ首長国連邦の旗 ドバイ ハード スイスの旗 ベリンダ・ベンチッチ 3-6, 6-1, 2-6
優勝 27. 2019年4月28日 ドイツの旗 シュトゥットガルト クレー (室内) エストニアの旗 アネット・コンタベイト 6-3, 7-6(7-2)
準優勝 10. 2020年2月29日 カタールの旗 カタール ハード ベラルーシの旗 アリーナ・サバレンカ 3-6, 3-6
優勝 28. 2021年3月6日 カタールの旗 カタール ハード スペインの旗 ガルビネ・ムグルサ 6-2, 6-1
優勝 29. 2022年6月25日 イギリスの旗 イーストボーン ラトビアの旗 エレナ・オスタペンコ 6-3, 6-2
準優勝 11. 2022年8月21日 アメリカ合衆国の旗 シンシナティ ハード フランスの旗 キャロリン・ガルシア 2-6, 4-6
優勝 30. 2023年4月1日 アメリカ合衆国の旗 マイアミ ハード カザフスタンの旗 エレーナ・リバキナ 7-6(16-14), 6-2
優勝 31. 2023年6月25日 ドイツの旗 ベルリン クロアチアの旗 ドナ・ベキッチ 6-2, 7-6(8-6)

4大大会優勝

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大会 対戦相手 試合結果
2011年 イギリスの旗 ウィンブルドン ロシアの旗 マリア・シャラポワ 6-3, 6-4
2014年 イギリスの旗 ウィンブルドン カナダの旗 ウージニー・ブシャール 6-3, 6-0

4大大会シングルス成績

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略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 通算成績
全豪オープン A LQ 1R 2R QF SF 2R 1R 3R 2R A 1R F QF 2R 1R 2R A A 26–14
全仏オープン A 4R A 1R 4R SF 3R 3R 4R 3R 2R 3R A SF 2R 2R 1R A 1R 30–14
ウィンブルドン A 1R 1R SF W QF QF W 3R 2R 2R 1R 4R NH 1R 3R 4R A 1R 38–14
全米オープン LQ 1R 4R 3R 1R 4R 3R 3R QF 4R QF 3R 2R 4R 3R 4R 2R A 1R 34–17

: 2013年全英2回戦の不戦勝と2021年全仏2回戦の不戦敗は勝通算成績に含まない

BJKカップ

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大会 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016
ビリー・ジーン・キング・カップ PO PO SF SF W W SF W W W

脚注

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出典

[編集]
  1. ^ Petra Kvitová の発音 Forvo
  2. ^ “テニス=ホバート国際、18歳クビトバが初優勝”. ロイター. (2009年1月17日). https://web.archive.org/web/20201025073336/http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-35924220090117 
  3. ^ “テニス=クビトバがウィンブルドン初優勝、シャラポワ下す”. ロイター. (2011年7月3日). https://web.archive.org/web/20201025085243/http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-22011620110703 
  4. ^ “テニス=WTAツアー選手権、クビトバ優勝で世界ランク2位に”. ロイター. (2011年10月31日). https://web.archive.org/web/20201025033200/http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-23908420111031 
  5. ^ “テニス=フェド杯決勝、チェコがロシア下し23年ぶりの優勝”. ロイター. (2011年11月7日). https://web.archive.org/web/20201025025000/http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-24016720111107 
  6. ^ チェコがフランス破り優勝◇ホップマン・カップ”. tennis365.net. 2025年9月15日閲覧。
  7. ^ “テニス=フェド杯、チェコがセルビア下し連覇達成”. ロイター. (2012年11月5日). https://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPTYE8A401Q20121105/ 
  8. ^ “クビトバが3年ぶりのウィンブルドン制覇、ブシャール寄せつけず”. AFPBB News. (2014年7月6日). https://www.afpbb.com/articles/-/3019762 2019年1月24日閲覧。 
  9. ^ クビトバがテニス女子シングルスで銅”. Olympic. 2025年9月15日閲覧。
  10. ^ “復調のクビトバ、スビトリーナ下しWTAエリート・トロフィー制覇”. AFPBB News. (2016年11月7日). https://www.afpbb.com/articles/-/3106451 2019年1月24日閲覧。 
  11. ^ “テニスのクビトバ選手、強盗被害で利き手重傷 手術受ける”. AFPBB News. (2016年12月21日). https://www.afpbb.com/articles/-/3111975 2019年1月24日閲覧。 
  12. ^ テニス女子自己最高世界2位クビトバの、強盗事件からの壮絶な復活劇を知っていますか? | 医師から「指を切断する可能性もある」と警告され…”. クーリエ・ジャポン (2019年5月7日). 2025年9月15日閲覧。
  13. ^ “テニス=クビトバの復帰まで約6ヶ月の見通し”. THE TENNIS DAILY. (2016年12月22日). http://www.thetennisdaily.jp/sp/news_detail.asp?idx=120709&page=1&code_s=100010001000 
  14. ^ “強盗襲撃の悪夢から半年、クビトバが涙の復帰戦白星 全仏OP”. AFPBB news. (2017年5月29日). https://www.afpbb.com/articles/-/3129918 2019年1月24日閲覧。 
  15. ^ “絶好調クビトバがトップ10復帰、ムグルサ破りカタールOP優勝”. AFPBB News. (2018年2月19日). https://www.afpbb.com/articles/-/3163046 2019年1月24日閲覧。 
  16. ^ “クビトバが大会史上初3度目の優勝、マドリードOP”. AFPBB News. (2018年5月13日). https://www.afpbb.com/articles/-/3174293 2019年1月24日閲覧。 
  17. ^ 襲撃事件から復活のクビトバ「多くのこと乗り越えた」 全豪準Vも誇り”. www.afpbb.com. 2019年1月27日閲覧。
  18. ^ 全豪準優勝のクビトバ 左腕の故障で全仏オープン欠場”. スポニチ. 2019年5月27日閲覧。
  19. ^ 女子はセバストワが2戦目を制す、クビトバはまたも準優勝 [bett1 ACES]”. tennismagazine.jp. 2025年9月15日閲覧。
  20. ^ Kvitova routs Muguruza to win second Doha title” (英語). Women's Tennis Association. 2025年9月15日閲覧。
  21. ^ クビトバがマイアミOP優勝、ルバキナ退けキャリア30勝目”. www.afpbb.com (2023年4月2日). 2025年9月15日閲覧。
  22. ^ クビトバがベキッチを倒してツアー31勝目、グラスコート大会で6度目の優勝「私はグラスコートが大好き」 [WTAベルリン]”. tennismagazine.jp. 2025年9月15日閲覧。
  23. ^ 昨年7月にコーチのバネク氏と結婚したクビトバが妊娠を発表”. tennismagazine.jp. 2025年9月15日閲覧。
  24. ^ クビトバが男児出産 女子テニス、ウィンブルドン優勝2回”. www.afpbb.com (2024年7月9日). 2025年9月15日閲覧。
  25. ^ 元世界2位 現役引退を表明”. テニス365. 2025年9月15日閲覧。
  26. ^ クビトバ、現役に別れ 不屈のウィンブルドン女王―全米テニス”. 時事ドットコム (2025年8月28日). 2025年9月15日閲覧。
  27. ^ Kvitova: the next big boss”. web.archive.org (2016年11月19日). 2019年1月27日閲覧。
  28. ^ DOYLE, PAUL. “Radwanska Overwhelms Defending Champion Kvitova In Connecticut Open Semifinals”. courant.com. 2019年1月27日閲覧。
  29. ^ 才能開花のクビトバに漂う、本格派新女王の予感。”. Number Web. 2019年1月27日閲覧。

外部リンク

[編集]
受賞
先代
アメリカ合衆国の旗 メラニー・ウダン
WTA年間最優秀新人賞
2010
次代
ルーマニアの旗 イリーナ=カメリア・ベグ
先代
ベルギーの旗 キム・クライシュテルス
WTA最優秀選手
2011
次代
アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ
先代
イタリアの旗 フランチェスカ・スキアボーネ
WTA最も上達した選手賞
2011
次代
イタリアの旗 サラ・エラニ