プジョー・2008

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
プジョー・2008
フロント
Peugeot 2008 front - Tokyo Motor Show 2013.jpg
リア
Peugeot 2008 rear - Tokyo Motor Show 2013.jpg
販売期間 2013年 - 現在
ボディタイプ 5ドアSUV
エンジン 直列3気筒1.2L VTi
直列3気筒1.2L PureTech
直列4気筒1.6L VTi
直列4気筒1.4L HDi
直列4気筒1.6L e-HDi
駆動方式 FWD
変速機 5速MT
6速MT
5速ETG
6速EGC
6速EAT (アイシン製)
全長 4,159mm
全幅 1,739mm
全高 1,556mm
ホイールベース 2,538mm
車両重量 1,045-1,180kg
-自動車のスペック表-

プジョー・2008 (Peugeot 2008) はフランスの自動車メーカー・プジョーが製造・販売する小型クロスオーバーSUVである。

概要[編集]

2012年9月のパリモーターショーにてコンセプトを出展[1]2013年1月7日に市販型の概要が発表され[2]、3月のジュネーヴモーターショーで正式に公開された[3][4]

2008は(三菱自動車からのOEM車種を除けば)3008に続いてプジョーで2番目となるクロスオーバー車であり、208をベースに開発されている。2008はプジョーで初めてヨーロッパ中華人民共和国南アメリカの従業員が同時に設計・開発に携わった車種である[5]

生産はフランスのミュルーズ工場にて行われ、ヨーロッパ以外にもトルコオーストラリア南アフリカ共和国日本ロシアにも輸出される。また、中国向けは武漢工場で、南米向けはブラジルのポルト・レアル工場で生産が行われる予定である[2]

2008の販売は好調で、発売2か月でヨーロッパ全体で2万6,000台以上を受注した。このためミュルーズ工場では増産に踏み切ることになった。当初の310台/日から10月半ばの時点で615台/日に倍増する[6]。発売開始から1年も経たない2014年2月14日には累計生産台数が10万台に到達した[7]。2014年4月1日には再度の増産(860台/日)が発表された。この時点で累計受注台数は12万台を超えている[8]

メカニズム[編集]

エンジンの種類は、ガソリンが直列3気筒1.2L VTi 60kW (82PS)と直列4気筒1.6L VTi 88kW(120PS)の2種類、ディーゼルが直列4気筒1.4L HDi 50kW(68PS)と直列4気筒1.6L e-HDi 68kW(92PS)、直列4気筒1.6L e-HDi 84kW (115PS)の3種類である。トランスミッションは1.6L e-HDi 84kWが6速MTで他は全て5速MTとなる。また、1.6L e-HDi 68kWには6速EGC搭載車もある。日本仕様では2016年モデルから、ガソリンの直列3気筒直噴ターボエンジン1.2L PureTech 81kW(110PS)を搭載した。

駆動方式は、FWDのみである。上位グレードには、地形や路面状況に応じて最適なトラクションを確保するグリップコントロールシステムが装備されており、センターコンソールのダイヤルを操作することで、雪道、砂地、沼地など5つのモードから選択することができる[4]

安全装備は、全車に標準で6エアバッグEBDトラクションコントロールシステム等が装備される[3]衝突被害軽減ブレーキ(アクティブシティブレーキ)は、日本仕様では2016年モデルから標準装備となった。

インテリア装備は、人間工学に基づいた「i-Cockpit(アイコックピット)」と呼ばれる、小径ステアリングの上からのぞくように配置されたヘッドアップディスプレイ風メーターパネル等から構成されている。7インチタッチスクリーンも標準で装備され、カーナビゲーションの他、Peugeot Connect Appsが組み込まれていて、天気予報や交通情報などの取得に3G接続を利用できる。アプリストアとソーシャルメディア、電子メール、ウィキペディアといった追加アプリも導入する予定である[3]。機能のアップグレードは、USB端子を介して可能としている。

PEUGEOT MIRROR SCREEN[9]Apple CarPlayAndroid Auto)は、2016年モデルから対応した。日本仕様は未対応(2018年5月現在)。

日本での販売[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Jeffrey N. Ross (2012年9月30日). “Peugeot 2008 Concept raises the roof for B-segment CUVs”. Autoblog. 2013年7月9日閲覧。
  2. ^ a b The new Peugeot 2008, a powerful symbol of PSA Peugeot Citroën's strategy”. PSA・プジョーシトロエンプレスリリース (2013年1月7日). 2013年7月9日閲覧。
  3. ^ a b c Geneva motor show: Peugeot 2008”. AUTOCAR (2013年3月5日). 2013年7月9日閲覧。
  4. ^ a b Seyth Miersma (2013年3月7日). “The 2013 Peugeot 2008 is a global crossover with efficiency at its heart [w/video]”. Autoblog. 2013年7月9日閲覧。
  5. ^ Nick Gibbs (2013年6月13日). “Peugeot will double output of 2008 small SUV”. Automotive News Europe. 2013年7月9日閲覧。
  6. ^ Successful Sales of the Peugeot 2008 Lead Mulhouse Plant to Increase Production”. PSA・プジョーシトロエンプレスリリース (2013年6月24日). 2013年7月9日閲覧。
  7. ^ The 100 000th PEUGEOT 2008 produced less than a year after its launch”. プジョー (2014年2月14日). 2014年4月3日閲覧。
  8. ^ Mulhouse Plant: Increases Peugeot 2008 Production and Organises Half Night Shift”. PSA・プジョーシトロエンプレスリリース (2014年4月1日). 2014年4月3日閲覧。
  9. ^ Peugeot Mirror Screen, Peugeot UK, (2016-10-16), http://www.peugeot.co.uk/peugeot-mirror-screen/ 2016年10月16日閲覧。 
  10. ^ プジョー、パワートレインを一新した「2008 クロスシティ」を発売, Autoblog 日本版, (2016-03-16), http://jp.autoblog.com/2016/03/16/peugeot-2008-crosscity/ 2016年3月16日閲覧。 

外部リンク[編集]