プジョー・2008

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プジョー・2008 (Peugeot 2008) はフランスの自動車メーカー・プジョーが製造・販売する小型SUVである。

初代(2012年-2019年)[編集]

プジョー・2008(初代)
前期型 フロント
2013 Peugeot 2008 (A94) Active wagon (2015-01-01) 01.jpg
後期型 フロント
2017 Peugeot 2008 Allure 1.2 Front.jpg
販売期間 2013年 - 2019年
ボディタイプ 5ドアSUV
エンジン 直列3気筒1.2L VTi
直列3気筒1.2L PureTech
直列4気筒1.6L VTi
直列4気筒1.4L HDi
直列4気筒1.6L e-HDi
駆動方式 FWD
変速機 5速MT
6速MT
5速ETG
6速EGC
6速EAT (アイシン製)
全長 4,159mm
全幅 1,739mm
全高 1,556mm
ホイールベース 2,538mm
車両重量 1,045-1,180kg
-自動車のスペック表-
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2012年9月のパリモーターショーにてコンセプトを出展[1]2013年1月7日に市販型の概要が発表され[2]、3月のジュネーヴモーターショーで正式に公開された[3][4]

2008は(三菱自動車からのOEM車種を除けば)3008に続いてプジョーで2番目となるSUVであり、208をベースに開発されている。2008はプジョーで初めてヨーロッパ中華人民共和国南アメリカの従業員が同時に設計・開発に携わった車種である[5]

生産はフランスのミュルーズ工場にて行われ、ヨーロッパ以外にもトルコオーストラリア南アフリカ共和国日本ロシアにも輸出される。また、中国向けは武漢工場で、南米向けはブラジルのポルト・レアル工場で生産が行われる予定である[2]

2008の販売は好調で、発売2か月でヨーロッパ全体で2万6,000台以上を受注した。このためミュルーズ工場では増産に踏み切ることになった。当初の310台/日から10月半ばの時点で615台/日に倍増する[6]。発売開始から1年も経たない2014年2月14日には累計生産台数が10万台に到達した[7]。2014年4月1日には再度の増産(860台/日)が発表された。この時点で累計受注台数は12万台を超えている[8]。日本においても人気で、2018年にはプジョー国内販売の約14%を占めている[9]

メカニズム[編集]

エンジンの種類は、ガソリンが直列3気筒1.2L VTi 60kW (82PS)と直列4気筒1.6L VTi 88kW(120PS)の2種類、ディーゼルが直列4気筒1.4L HDi 50kW(68PS)と直列4気筒1.6L e-HDi 68kW(92PS)、直列4気筒1.6L e-HDi 84kW (115PS)の3種類である。日本仕様では2016年モデルから、ガソリンの直列3気筒直噴ターボエンジン1.2L PureTech 81kW(110PS)を搭載した。

トランスミッションは、1.6L e-HDi 84kWが6速MTで他は全て5速MTとなる。また、1.6L e-HDi 68kWには6速EGC搭載車もある。日本仕様では2016年モデルから、アイシン製6速ATとなった。

駆動方式は、FWDのみである。上位グレードには、地形や路面状況に応じて最適なトラクションを確保するグリップコントロールシステムが装備されており、センターコンソールのダイヤルを操作することで、雪道、砂地、沼地など5つのモードから選択することができる[4]

安全装備は、全車に標準で6エアバッグEBDトラクションコントロールシステム等が装備される[3]衝突被害軽減ブレーキ(アクティブシティブレーキ)は、日本仕様では2016年モデルから標準装備となった。

インテリア装備は、人間工学に基づいた「i-Cockpit(アイコックピット)」と呼ばれる、小径ステアリングの上からのぞくように配置されたヘッドアップディスプレイ風メーターパネル等から構成されている。7インチタッチスクリーンも標準で装備され、カーナビゲーションの他、Peugeot Connect Appsが組み込まれていて、天気予報や交通情報などの取得に3G接続を利用できる。アプリストアとソーシャルメディア、電子メール、ウィキペディアといった追加アプリも導入する予定である[3]。機能のアップグレードは、USB端子を介して可能としている。

PEUGEOT MIRROR SCREEN[10]Apple CarPlayAndroid Auto)は、2016年モデルから対応した。

日本での販売[編集]

  • 2013年11月東京モーターショーで初公開された。
  • 2014年2月15日から販売開始。グレードはPremiumとCieloの2つで、いずれも1.2L、直列3気筒自然吸気エンジンと5速ETGが設定された。
  • 2016年3月7日アイシン製6速AT、1.2L、直列3気筒直噴ターボエンジン(PureTech)、17インチアルミホイール等を装備した、CROSSCITY(クロスシティ)を販売開始[11]
  • 2016年9月15日、マイナーチェンジ[12]。フロントグリルやボンネットなどが変更されたほか、グレードが「アリュール」と「GTライン」の2つとなった。
  • 2017年10月10日、「アリュール」をベースにした特別仕様車、「クロスシティ」を再設定[13]。専用ロゴをフロントドアやフロアマットなどに配したほか、「グリップコントロール」、16インチアロイホイールなどを装備する。
  • 2018年10月10日、ロールオーバーバルブに不具合があるとしてリコールを届け出た[14]
  • 2018年12月18日、「アリュール」をベースにした特別仕様車、「クロスシティ」を再設定[15]。2017年仕様の装備内容にバックアイカメラを加える。
  • 2019年6月10日、特別仕様車「2008GTライン・ブラックパック」を発売[9]

2代目(2019年-)[編集]

プジョー・2008(2代目)
フロント
Peugeot 2008 B Sindelfingen 2020 IMG 2412.jpg
リア
Peugeot 2008 B Sindelfingen 2020 IMG 2411.jpg
販売期間 2019年 - 現在
ボディタイプ 5ドアSUV
全長 4,300mm
全幅 1,770mm
全高 1,540mm
プラットフォーム PSA・EMP1プラットフォーム
-自動車のスペック表-
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2019年6月19日、2代目となる2008を欧州にて発表[16]。実車は2019年の広州モーターショーにて世界初公開された[17]2020年1月6日、フランス本国にて発売[18]。PSAグループ共通で使用される「CMP」(コモン・モジュラー・プラットフォーム)をベースに開発された。

e-2008[編集]

2019年6月19日、新型2008と同時に発表された[19]。PSAグループの「e-CMP」をベースに開発された電気自動車で、最大出力136hp、最大トルク26.5kgmを発揮するモーターを搭載する。バッテリーは蓄電容量が50kWhで、1回の充電での航続距離は最大430km(NEDC計測)。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ Jeffrey N. Ross (2012年9月30日). “Peugeot 2008 Concept raises the roof for B-segment CUVs”. Autoblog. 2013年7月9日閲覧。
  2. ^ a b The new Peugeot 2008, a powerful symbol of PSA Peugeot Citroën's strategy”. PSA・プジョーシトロエンプレスリリース (2013年1月7日). 2013年7月9日閲覧。
  3. ^ a b c Geneva motor show: Peugeot 2008”. AUTOCAR (2013年3月5日). 2013年7月9日閲覧。
  4. ^ a b Seyth Miersma (2013年3月7日). “The 2013 Peugeot 2008 is a global crossover with efficiency at its heart [w/video]”. Autoblog. 2013年7月9日閲覧。
  5. ^ Nick Gibbs (2013年6月13日). “Peugeot will double output of 2008 small SUV”. Automotive News Europe. 2013年7月9日閲覧。
  6. ^ Successful Sales of the Peugeot 2008 Lead Mulhouse Plant to Increase Production”. PSA・プジョーシトロエンプレスリリース (2013年6月24日). 2013年7月9日閲覧。
  7. ^ The 100 000th PEUGEOT 2008 produced less than a year after its launch”. プジョー (2014年2月14日). 2014年4月3日閲覧。
  8. ^ Mulhouse Plant: Increases Peugeot 2008 Production and Organises Half Night Shift”. PSA・プジョーシトロエンプレスリリース (2014年4月1日). 2014年4月3日閲覧。
  9. ^ a b プジョー 2008 に特別仕様「GTライン・ブラックパック」設定 価格は299万9000円から[訂正]”. response. (2019年6月11日). 2020年8月4日閲覧。
  10. ^ Peugeot Mirror Screen, Peugeot UK, (2016-10-16), http://www.peugeot.co.uk/peugeot-mirror-screen/ 2016年10月16日閲覧。 
  11. ^ 祝6速AT搭載! 特別仕様車「プジョー2008クロスシティ」がデビュー, CARSMEET WEB, (2016-03-07), https://carsmeet.jp/2016/03/07/6891/ 2016年3月7日閲覧。 
  12. ^ プジョー 2008 改良新型を発売…SUVらしさ進化、262万円より”. response. (2016年9月15日). 2020年8月4日閲覧。
  13. ^ 目印はコンパス、「プジョー2008クロスシティ」発売”. web CG (2017年10月12日). 2020年8月4日閲覧。
  14. ^ プジョー 2008/208、横転時に燃料漏れのおそれ リコール”. response. (2018年10月10日). 2020年8月4日閲覧。
  15. ^ 「プジョー2008」の特別仕様車「クロスシティー」発売”. web CG (2018年12月18日). 2020年8月4日閲覧。
  16. ^ プジョーのBセグSUV、2008 に新型…欧州で発表”. response. (2019年6月21日). 2020年8月4日閲覧。
  17. ^ プジョー 2008 新型、世界初公開…広州モーターショー2019”. response. (2019年11月26日). 2020年8月4日閲覧。
  18. ^ プジョー 2008 新型、フランスで発売…小型クロスオーバー”. response. (2020年1月8日). 2020年8月4日閲覧。
  19. ^ プジョー 2008 新型にEV、『e-2008』…航続最大430km”. response. (2019年6月22日). 2020年8月4日閲覧。

外部リンク[編集]