テディ賞
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ベルリン国際映画祭におけるテディ賞(Teddy Award)は、ベルリン国際映画祭の独立賞のひとつ。LGBTやクィアをテーマにした映画に与えられる。
歴史
[編集]1987年、ドイツの映画監督ウィーランド・スペックとマンフレッド・ザルツゲーバーは、LGBT映画を表彰する賞を創設するため、国際ゲイ&レズビアン映画祭協会(IGLFFA)と呼ばれる審査員団を結成。テディ賞を立ち上げた。
1992年からベルリン国際映画祭の正式な賞と認められ、1997年からはNPOが運営している。ベルリン国際映画祭の審査員とは独立した審査員によって選ばれる。
同様の賞としてヴェネツィア国際映画祭のクィア獅子賞(2007年 - )、カンヌ国際映画祭のクィア・パルム(2010年 - )があるが、テディ賞はそれらの20年以上前から実施されている、最も歴史ある賞である。
1987年の第1回テディ賞では、最優秀長編映画賞にペドロ・アルモドバル監督の『欲望の法則』、最優秀短編映画賞にガス・ヴァン・サント監督の『My New Friend』並びに『Five Ways to Kill Yourself and My New Friend』が選出された(両者とも同性愛者として知られる)。
2016年に開催された第66回ベルリン国際映画祭では、テディ賞創設30周年を祝うプログラムとして、LGBT関連の古典映画30作品を集めた「Teddy30」が上映された。
カテゴリー
[編集]の3部門があり、それぞれ最優秀作品に選ばれた映画には3,000ユーロが授与される。これに加え、
- 審査員特別賞(Jury Award)
- Siegessäule読者賞/Männer読者賞(Siegessäule Readers' Jury Award/Männer Readers' Jury Award)
- 特別賞(Special Award)
- LGBT映画史にとって重要な貢献をした者に贈られる功労賞
などの賞がある。
受賞作
[編集]年度 | 部門 | 邦題 原題 |
監督・対象 | 製作国 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
1987年 | 長編映画賞 | 欲望の法則 Law of Desire |
ペドロ・アルモドバル | スペイン | [1] [2] |
短編映画賞 | My New Friend | ガス・ヴァン・サント | アメリカ合衆国 | ||
Five Ways to Kill Yourself | |||||
1988年 | 長編映画賞 | ラスト・オブ・イングランド The Last of England |
デレク・ジャーマン | イギリス | [3] [4] |
ドキュメンタリー映画賞 | Rights And Reactions: Lesbian & Gay Rights On Trial | フィル・ツウィッカー ジェーン・リップマン |
アメリカ合衆国 | ||
エッセイ映画賞 | The Meadow of Things | ハインツ・エミホルツ | ドイツ | ||
短編映画賞 | Alfalfa | リチャード・クウィートニオウスキー | イギリス | ||
審査員特別賞 | None | ティルダ・スウィントン | None | ||
Siegessäule読者賞 | ラスト・オブ・イングランド The Last of England |
デレク・ジャーマン | イギリス | ||
1989年 | 長編映画賞 | ルッキング・フォー・ラングストン Looking for Langston |
アイザック・ジュリアン | イギリス | [3] [5] |
ニューヨークへ行こう! Fun Down There! |
ロジャー・スティグリアーノ | アメリカ合衆国 | |||
ドキュメンタリー映画賞 | Tiny & Ruby: Hell Divin' Women | グレタ・シラー アンドレア・ワイス |
アメリカ合衆国 | ||
エッセイ映画賞 | Urinal | ジョン・グレイソン | カナダ | ||
1990年 | 長編映画賞 | カミング・アウト Coming Out |
ハイナー・カーロウ | ドイツ | [6] [7] |
ドキュメンタリー映画賞 | Tongues Untied | マーロン・リッグス | アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | Trojans | コンスタンティン・ジャンナリス | イギリス ギリシャ | ||
審査員特別賞 | Silence = Death | ローザ・フォン・プラウンハイム | ドイツ | ||
1991年 | 長編映画賞 | ポイズン Poison |
トッド・ヘインズ | アメリカ合衆国 | [6] [8] |
ドキュメンタリー映画賞 | パリ、夜は眠らない Paris Is Burning |
ジェニー・リビングストン | アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | Relax | クリス・ニュービー | イギリス | ||
審査員特別賞 | The Making of Monsters | ジョン・グレイソン | カナダ | ||
特別賞 | Forbidden Love | ウラジスラフ・クヴァスニシュカ | チェコ | ||
1992年 | 長編映画賞 | Together Alone | P. J. カステリャネタ | アメリカ合衆国 | [9] [10] |
ドキュメンタリー映画賞 | Voices from the Front | デビッド・メイラン ロビン・ハット サンドラ・エルギア |
アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | Caught Looking | コンスタンティン・ジャンナリス | イギリス | ||
審査員特別賞 | エドワードII Edward II |
デレク・ジャーマン | イギリス | ||
観客賞 | 恍惚 Swoon |
トム・ケイリン | アメリカ合衆国 | ||
1993年 | 長編映画賞 | ウィトゲンシュタイン Wittgenstein |
デレク・ジャーマン | イギリス | [11] [12] |
ドキュメンタリー映画賞 | Silverlake Life | トム・ジョスリン ピーター・フリードマン |
アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | P(l)ain Truth | イルッポ・ポジョラ | フィンランド | ||
観客賞 | Sex is... | マーク・ウエスティス | アメリカ合衆国 | ||
1994年 | 長編映画賞 | GO fish Go Fish |
ローズ・トローシュ | アメリカ合衆国 | [13] [14] |
ドキュメンタリー映画賞 | Coming Out Under Fire | アーサー・ドン | アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | Carmelita Tropicana: Your Kunst Is Your Waffen | カメリータ・トロピカーナ | アメリカ合衆国 | ||
審査員特別賞 | リメンバランス/記憶の高速スキャン Remembrance of Things Fast |
ジョン・メイブリー | イギリス | ||
Siegessäule読者賞 | Heavy Blow | ホアン・A・ズオン | アメリカ合衆国 | ||
観客賞 | 苺とチョコレート Strawberry and Chocolate |
トマス・グティエレス・アレア フアン・カルロス・タビオ |
キューバ メキシコ | ||
1995年 | 長編映画賞 | The Last Supper | シンシア・ロバーツ | カナダ | [15] [16] |
ドキュメンタリー映画賞 | Complaints of a Dutiful Daughter | デボラ・ホフマン | アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | Trevor | ペギー・ライスキー | アメリカ合衆国 | ||
審査員特別賞 | Marble Ass | ジェリミール・ジルニク | セルビア | ||
Siegessäule読者賞 | Ballot Measure 9 | ヘザー・マクドナルド | アメリカ合衆国 | ||
観客賞 | 司祭 Priest |
アントニア・バード | イギリス | ||
1996年 | 長編映画賞 | ウォーターメロン・ウーマン The Watermelon Woman |
シェリル・デュニエ | アメリカ合衆国 | [17] [18] |
ドキュメンタリー映画賞 | セルロイド・クローゼット The Celluloid Closet |
ロブ・エプスタイン ジェフリー・フリードマン |
アメリカ合衆国 | ||
エッセイ映画賞 | I'll Be Your Mirror | ナン・ゴールディン エドモンド・クルサード |
イギリス | ||
短編映画賞 | Unbound | クラウディア・モルガド・エスカニージャ | カナダ | ||
Alkali, Iowa | マーク・クリストファー | アメリカ合衆国 | |||
審査員特別賞 | None | Jerry Tartaglia / Plaster Foundation | None | ||
Siegessäule読者賞 | パリ・ワズ・ア・ウーマン Paris Was a Woman |
グリータ・シラー | イギリス アメリカ合衆国 | ||
1997年 | 長編映画賞 | All Over Me | アレックス・シチェル | アメリカ合衆国 | [19] [20] |
エッセイ映画賞 | イヴォンヌ・レイナーの殺人/サツジン Murder and Murder |
イヴォンヌ・レイナー | アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | Heroines of Love | ナタリー・パーシリエ リリー・ベシリー |
ドイツ | ||
特別賞 | None | ロミー・ハーグ | None | ||
Siegessäule読者賞 | All Over Me | アレックス・シチェル | アメリカ合衆国 | ||
1998年 | 長編映画賞 | ホールド・ユー・タイト 愈快樂愈墮落 |
關錦鵬(スタンリー・クワン) | 香港 | [21] [22] |
ドキュメンタリー映画賞 | ブランドン・ティーナ・ストーリー The Brandon Teena Story |
スーザン・ミュスカ グレタ・オラファドティ |
アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | Peppermills | イザベル・ヘグナー | アメリカ合衆国 スイス | ||
審査員特別賞 | Ang Lalaki sa Buhay ni Selya | カルロス・シギオン・レイナ | フィリピン | ||
Siegessäule読者賞 | ブランドン・ティーナ・ストーリー The Brandon Teena Story |
スーザン・ミュスカ グレタ・オラファドティ |
アメリカ合衆国 | ||
特別賞 | None | リチャード・オブライエン | None | ||
特別言及賞 | Uncut | ジョン・グレイソン | カナダ | ||
1999年 | 長編映画賞 | ショー・ミー・ラヴ Show Me Love |
ルーカス・ムーディソン | スウェーデン | [23] [24] |
ドキュメンタリー映画賞 | The Man Who Drove With Mandela | グレタ・シラー | イギリス オランダ | ||
短編映画賞 | Liu Awaiting Spring | アンドリュー・スー | オーストラリア | ||
審査員特別賞 | 1999年公開のLGBT関連のドイツ映画5作品[注釈 1] | None | None | ||
Siegessäule読者賞 | トリック Trick |
ジム・フォール | アメリカ合衆国 | ||
2000年 | 長編映画賞 | 焼け石に水 Water Drops on Burning Rocks |
フランソワ・オゾン | フランス | [25] [26] |
ドキュメンタリー映画賞 | 刑法175条 Paragraph 175 |
ロブ・エプスタイン ジェフリー・フリードマン (映画監督) |
アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | Hartes Brot | ナタリー・パーシリエ | ドイツ | ||
審査員特別賞 | 愉快なフェリックス Drôle de Félix |
オリヴィエ・デュカステル ジャック・マルティノー |
フランス | ||
Chrissy | ジャッキー・ノース | オーストラリア | |||
Siegessäule読者賞 | 愉快なフェリックス Drôle de Félix |
オリヴィエ・デュカステル ジャック・マルティノー |
フランス | ||
2001年 | 長編映画賞 | ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ Hedwig and the Angry Inch |
ジョン・キャメロン・ミッチェル | アメリカ合衆国 | [27] [28] |
ドキュメンタリー映画賞 | Trembling Before G-d | サンディ・シムチャ・デュボウスキ | アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | Erè Mèla Mèla | ダニエル・ウィロス | フランス ルクセンブルク | ||
審査員特別賞 | Forbidden Fruit | スー・マルワ・ブルース ベアテ・クナト |
ドイツ ジンバブエ | ||
Siegessäule読者賞 | アタック・ナンバーハーフ The Iron Ladies |
ヨンユット・トンコントーン | タイ王国 | ||
特別賞 | None | モーリッツ・デ・ハデルン | None | ||
特別言及賞 | Chop Suey | ブルース・ウェーバー | アメリカ合衆国 | ||
アタック・ナンバーハーフ The Iron Ladies |
ヨンユット・トンコントーン | タイ王国 | |||
2002年 | 長編映画賞 | Walking on Water | トニー・エアーズ | オーストラリア | [29] [30] |
ドキュメンタリー映画賞 | オール・アバウト・マイ・ファーザー All About My Father |
エーヴェン・ベーネスター | ノルウェー デンマーク | ||
短編映画賞 | Celebration | ダニエル・ステッドマン | アメリカ合衆国 | ||
審査員特別賞 | Just a Woman | ミトラ・ファラハニ | フランス イラン | ||
Siegessäule読者賞 | Walking on Water | トニー・エアーズ | オーストラリア | ||
2003年 | 長編映画賞 | A Thousand Clouds of Peace | フリアン・エルナンデス | カナダ | [31] [32] |
ドキュメンタリー映画賞 | Talk Straight: The World of Rural Queers | ヨッヘン・ヒック | ドイツ | ||
短編映画賞 | Precious Moments | ラース・クルツコフ ジャン・ダルヒョウ |
ノルウェー | ||
Siegessäule読者賞 | The Event | トム・フィッツジェラルド | カナダ | ||
特別賞 | None | F. W. ムルナウ | None | ||
2004年 | 長編映画賞 | Wild Side | セバスチャン・リフシッツ | フランス | [33] [34] |
ドキュメンタリー映画賞 | The Nomi Song | アンドリュー・ホーン | ドイツ | ||
短編映画賞 | Con qué la lavaré? | マリア・トレナー | スペイン | ||
Siegessäule読者賞 | 恋のミニスカウエポン D.E.B.S. |
アンジェラ・ロビンソン | アメリカ合衆国 | ||
特別賞 | None | Edition Salzgeber | None | ||
2005年 | 長編映画賞 | A Year Without Love | アナヒ・ベルネリ | アルゼンチン | [35] [36] |
ドキュメンタリー映画賞 | Feline Masquerade | ヴェロニカ・ミンダー | スイス | ||
短編映画賞 | The Intervention | ジェイ・デュプラス | アメリカ合衆国 | ||
Siegessäule読者賞 | トランスアメリカ Transamerica |
ダンカン・タッカー | アメリカ合衆国 | ||
2006年 | 長編映画賞 | The Blossoming of Maximo Oliveros | アウレウス・ソリト | フィリピン | [37] [38] |
ドキュメンタリー映画賞 | Beyond Hatred | オリビエ・メイロウ | フランス | ||
短編映画賞 | El día que morí | マリアム・ケシャヴァルズ | アルゼンチン アメリカ合衆国 | ||
審査員特別賞 | Combat | パトリック・カーペンティア | ベルギー | ||
Siegessäule読者賞 | Paper Dolls | トメル・ハイマン | イスラエル スイス | ||
2007年 | 長編映画賞 | Tattoo -刺青 刺青 |
周美玲(ゼロ・チョウ) | 中華民国 | [39] [40] |
ドキュメンタリー映画賞 | A Walk Into the Sea: Danny Williams and the Warhol Factory | エスター・B・ロビンソン | アメリカ合衆国 | ||
観客賞 | あるスキャンダルの覚え書き Notes on a Scandal |
リチャード・エアー | アメリカ合衆国 イギリス | ||
Siegessäule読者賞 | The Bubble | エイタン・フォックス | イスラエル | ||
ソーシャルスポット賞 | Security Camera Love Hurts |
None | None | ||
特別賞 | None | ヘルムート・バーガー | None | ||
特別言及賞 | La León | サンティアゴ・オテガイ | アルゼンチン フランス | ||
2008年 | 長編映画賞 | The Amazing Truth About Queen Raquela | オーラフ・デ・フルール | アイスランド | [41] [42] |
ドキュメンタリー映画賞 | Football Under Cover | デビッド・アスマン アヤト・ナジャフィ |
ドイツ | ||
観客賞 | |||||
短編映画賞 | Tá | フェリペ・ショール | ブラジル | ||
審査員特別賞 | フツウに生きたい Be Like Others |
タナーズ・エシャギアン | アメリカ合衆国 カナダ イラン | ||
Siegessäule読者賞 | |||||
特別賞 | None | ハンス・ステンペル マーティン・リプケンス |
None | ||
None | キース・コリンズ サイモン・フィッシャー・ターナー アイザック・ジュリアン ジェームス・マッケイ ティルダ・スウィントン |
None | |||
2009年 | 長編映画賞 | Raging Sun, Raging Sky | フリアン・エルナンデス | メキシコ | [43] [44] |
ドキュメンタリー映画賞 | Fig Trees | ジョン・グレイソン | カナダ | ||
短編映画賞 | A Horse Is Not a Metaphor | バーバラ・ハマー | アメリカ合衆国 | ||
Siegessäule読者賞 | City of Borders | ユン・スー | アメリカ合衆国 | ||
特別賞 | None | ジョー・ダレッサンドロ | None | ||
None | ジョン・ハート | None | |||
2010年 | 長編映画賞 | キッズ・オールライト The Kids Are All Right |
Lisa Cholodenko | アメリカ合衆国 フランス | [45] [46] |
ドキュメンタリー映画賞 | Mouth of the Wolf | ピエトロ・マルチェッロ | イタリア | ||
短編映画賞 | The Feast of Stephen | ジェームズ・フランコ | アメリカ合衆国 | ||
審査員特別賞 | Open | ジェイク・ユズナ | アメリカ合衆国 | ||
Siegessäule読者賞 | Postcard to Daddy | マイケル・ストック | ドイツ | ||
特別賞 | None | ヴェルナー・シュレーター | None | ||
2011年 | 長編映画賞 | Ausente | マルコ・ベルヘール | アルゼンチン | [47] [48] |
ドキュメンタリー映画賞 | The Ballad of Genesis and Lady Jaye | マリー・ロシエ | アメリカ合衆国 フランス | ||
短編映画賞 | Generations | バーバラ・ハマー ジーナ・カードゥッチ |
アメリカ合衆国 | ||
Maya Deren's Sink | バーバラ・ハマー | アメリカ合衆国 | |||
審査員特別賞 | トムボーイ Tomboy |
セリーヌ・シアマ | フランス | ||
特別賞 | None | ピーテル・ダーク・ウイス | None | ||
2012年 | 長編作品賞 | Keep the Lights On | アイラ・サックス | アメリカ合衆国 | [49] [50] |
ドキュメンタリー映画賞 | Call Me Kuchu | マリカ・ゾハリ・ウォラル キャサリン・フェアファックス・ライト |
アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | Loxoro | クラウディア・リョサ | スペイン ペルー アルゼンチン アメリカ合衆国 | ||
審査員特別賞 | Jaurès | ヴァンサン・デュートル | フランス | ||
Siegessäule読者賞 | Parada | スルタン・ドラゴイェビッチ | セルビア クロアチア マケドニア スロベニア | ||
特別賞 | None | ウルリケ・オッティンガー | None | ||
None | マリオ・モンテス | None | |||
2013年 | 長編映画賞 | In the Name of | マウゴシュカ・シュモフスカ | ポーランド | [51] [52] |
ドキュメンタリー映画賞 | Bambi | セバスチャン・リフシッツ | フランス | ||
短編映画賞 | Undress Me | ヴィクター・リンドグレン | スウェーデン | ||
審査員特別賞 | アビーと秘密の部屋 Concussion |
ステイシー・パッソン | アメリカ合衆国 | ||
Siegessäule読者賞 | In the Name of | マウゴシュカ・シュモフスカ | ポーランド | ||
特別賞 | None | STEPS for the Future | None | ||
2014年 | 長編映画賞 | 彼の見つめる先に The Way He Looks |
ダニエル ・ヒベイロ | ブラジル | [53] [54] |
ドキュメンタリー映画賞 | The Circle | ステファン・ハウプト | スイス | ||
短編映画賞 | Mondial 2010 | ロイ・ディブ | レバノン | ||
審査員特別賞 | Pierrot Lunaire | ブルース・ラ・ブルース | ドイツ カナダ | ||
特別賞 | None | ローザ・フォン・プラウン・ハイム | None | ||
2015年 | 長編映画賞 | Nasty Baby | ステファン・シルヴァ | アメリカ合衆国 チリ フランス | [55] [56] |
ドキュメンタリー映画賞 | The New Man | アルド・ガライ | ウルグアイ チリ | ||
短編映画賞 | San Cristóbal | オマール・スニガ・イダルゴ | チリ | ||
審査員特別賞 | Stories of Our Lives | ジム・チュチュ | ケニア | ||
特別賞 | None | ウド・キア | None | ||
2016年 | 長編映画賞 | Tomcat | クラウス・ヘンデル | オーストリア | [57] [58] |
ドキュメンタリー/エッセイ映画賞 | キキ -夜明けはまだ遠く- Kiki |
サラ・ジョルディノ | スウェーデン アメリカ合衆国 | ||
短編映画賞 | Moms on Fire | ジョアンナ・リテル | スウェーデン | ||
審査員特別賞 | You'll Never Be Alone | アレックス・アンワンダー | チリ | ||
観客賞 | Paris 05:59: Théo & Hugo | オリヴィエ・デュカステル ジャック・マルティノー |
フランス | ||
Männer読者賞 | Don't Call Me Son | アンナ・ミュラート | ブラジル | ||
特別賞 | None | クリスティン・ヴァション | None | ||
2017年 | 長編映画賞 | ナチュラルウーマン Una mujer fantástica |
セバスティアン・レリオ | チリ | [59] [60] |
ドキュメンタリー/エッセイ映画賞 | 日常対話 | 黄恵陈 | 中華民国 | ||
短編映画賞 | My Gay Sister | リア・ヒエタラ | スウェーデン ノルウェー | ||
審査員特別賞 | 彼らが本気で編むときは、 | 荻上直子 | 日本 | ||
Männer読者賞(ハーヴェイ) | ゴッズ・オウン・カントリー God's Own Country |
フランシス・リー | イギリス | ||
特別賞 | None | モニカ・トロイト | None | ||
2018年 | 長編映画賞 | ハード・ペイント Tinta bruta |
フィリペ・マッツェンバシェル マルシオ・ヘオロン |
ブラジル | [61] [62] |
ドキュメンタリー/エッセイ映画賞 | Bixa travesti | クラウディア・プリシラ キコ・ゴイフマン |
ブラジル | ||
短編映画賞 | Three Centimetres | ララ・ゼイダーン | イギリス | ||
審査員特別賞 | Obscuro Barroco | エヴァンジェリア・クラニオティ | フランス ギリシャ | ||
新人賞 | Retablo | アルバロ・デルガド・アパリシオ | ペルー ドイツ ノルウェー | ||
Männer読者賞 | The Heiresses | マルセロ・マルティネスシ | パラグアイ | ||
2019年 | 長編映画賞 | Brief Story from the Green Planet | サンティアゴ・ロサ | アルゼンチン ドイツ ブラジル スペイン | [63] [64] |
ドキュメンタリー/エッセイ映画賞 | Lemebel | ジョアンナ・レポジ・ガリバルディ | チリ コロンビア | ||
短編映画賞 | Entropia | フローラ・アンナ・ブダ | ハンガリー | ||
審査員特別賞 | A Dog Barking at the Moon | リサ・ジシャン | 中国 スペイン | ||
Männer読者賞 | Brief Story from the Green Planet | サンティアゴ・ロサ | アルゼンチン ドイツ ブラジル スペイン | ||
特別賞 | None | フォーク・リヒター | None | ||
2020年 | 長編映画賞 | Futur Drei | ファラズ・シャリアット | ドイツ | [65] |
ドキュメンタリー/エッセイ映画賞 | Si c'était de l'amour | パトリック・チハ | フランス | ||
短編映画賞 | Playback. Ensayo de una despedida | アグスティナ・コメディ | アルゼンチン | ||
審査員特別賞 | 日子 | 蔡明亮 | 中華民国 | ||
Männer読者賞 | Futur Drei | ファラズ・シャリアット | ドイツ | ||
アクティビスト賞 | Welcome to Chechnya | デビッド・イスティーエフ オルガ・バラノヴァ マキシム・ラプノフ |
None |
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1999年の第49回ベルリン国際映画祭で、ドイツのLGBT関連の5作品の映画が「並外れたクオリティと多様性」があるとして認められた。その5作品とは、『Aimée&Jaguar』(Max Färberböck監督)、『Lola und Bilidikid』(Kutluğ Ataman監督)、『Gendernauts:A Journey Through Shifting ID』(Monika Treut監督)、『Ferkel』(Luc Feit監督)、および『NY'NY 'n Why Not』(Michael Brynntrup監督)である。ウィーランド・スペックはこれらの作品に賞を授与した。
出典
[編集]- ^ Aschenneller 2009, p. 26
- ^ “Annual Archives: 1987 Programme”. Berlin International Film Festival. 23 November 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ a b Winners in 1988 and 1989:
- All except the 1988 Reader Award: Aschenneller 2009, p. 25
- The 1988 Reader Award: “The Last of England (1987)”. Teddy Award. 7 July 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。28 July 2019閲覧。
- ^ “Annual Archives: 1988 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ “Annual Archives: 1989 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ a b Aschenneller 2009, p. 24
- ^ “Annual Archives: 1990 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ “Annual Archives: 1991 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ Winners in 1992:
- All except the Audience Award: Aschenneller 2009, p. 23
- The Audience Award: “Swoon (1992)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ “Annual Archives: 1992 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ Winners in 1993:
- All except the Audience Award: Aschenneller 2009, p. 22
- The Audience Award: “Sex is... (1993)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ “Annual Archives: 1993 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ Winners in 1994:
- All except the Reader Award and Audience Award: Aschenneller 2009, p. 21
- The Reader Award: “Heavy Blow (1993)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。28 July 2019閲覧。
- The Audience Award: “Fresa y chocolate (1993)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月3日閲覧。
- ^ “Annual Archives: 1994 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ Winners in 1995:
- All except the Reader Award and Audience Award: Aschenneller 2009, p. 20
- The Reader Award: “Ballot Measure 9 (1995)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。28 July 2019閲覧。
- The Audience Award: “Priest (1995)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月3日閲覧。
- ^ “Annual Archives: 1995 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ Winners in 1996:
- All except the Reader Award: Aschenneller 2009, p. 19
- The Reader Award: “Paris Was a Woman (1996)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。28 July 2019閲覧。
- ^ “Annual Archives: 1995 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ Winners in 1997:
- All except the Reader Award: Aschenneller 2009, p. 18
- The Reader Award: “All Over Me (1997)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。28 July 2019閲覧。
- ^ “Annual Archives: 1997 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ Winners in 1998:
- All except the Reader Award and Special Mention: Aschenneller 2009, p. 17
- The Reader Award: “The Brandon Teena Story (1998)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。28 July 2019閲覧。
- Special Mention: “Uncut (1998)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。28 July 2019閲覧。
- ^ “Annual Archives: 1998 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ Winners in 1999:
- All except the Reader Award: Aschenneller 2009, p. 16
- The Reader Award: “Trick (1999)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。28 July 2019閲覧。
- ^ “Annual Archives: 1999 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ Winners in 2000:
- All except the Reader Award: Aschenneller 2009, p. 15
- The Reader Award: “Drôle de Félix (2000)”. Teddy Award. 29 July 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。28 July 2019閲覧。
- ^ “Annual Archives: 2000 Programme”. Berlin International Film Festival. 8 May 2005時点のオリジナルよりアーカイブ。29 July 2019閲覧。
- ^ Winners in 2001:
- All except the Reader Award: Aschenneller 2009, pp. 13–14
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