スーパーマリオカート

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スーパーマリオカート
Super Mario Kart
ジャンル レースゲーム
対応機種 スーパーファミコン(SFC)
開発元 任天堂情報開発本部
発売元 任天堂
プロデューサー 宮本茂
ディレクター 杉山直
紺野秀樹
プログラマー 木村雅人
矢嶋肇
山本健誌
音楽 岡素世
坂東太郎
美術 小田部羊一
MIE YOSHIMURA
小泉歓晃
シリーズ マリオカートシリーズ
人数 1 - 2人
メディア 4メガビットロムカセット
DSP-1チップ搭載
発売日 SFC
日本の旗 1992年8月27日
アメリカ合衆国の旗 1992年9月1日
欧州連合の旗 1993年1月21日
Wii(バーチャルコンソール(VC))
日本の旗 2009年6月9日
アメリカ合衆国の旗 2009年11月23日
欧州連合の旗 2010年4月2日
Wii U(VC)
日本の旗 2013年6月19日
アメリカ合衆国の旗 2014年3月27日
欧州連合の旗 2014年8月6日
Newニンテンドー3DS(VC)
欧州連合の旗 2016年3月17日
アメリカ合衆国の旗 2016年3月24日
日本の旗 2016年5月9日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI3
売上本数 日本の旗 約382万本
世界 約876万本
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スーパーマリオカート』(Super Mario Kart) は、任天堂1992年8月27日に発売したスーパーファミコン用ソフト。マリオカートシリーズの1作目であり、この作品で確立された各種基本フレームは最新作に至っても変わることなく受け継がれている。その完成度の高さから「カートレースゲーム」の原型的存在として現在も根強い人気を持つ。日本国内におけるスーパーファミコン用ソフトの最高売り上げを記録した[1]

バーチャルコンソール版は2009年6月9日よりWiiにて、2013年6月19日よりWii Uにて、2016年5月9日よりNewニンテンドー3DSにて、それぞれ配信が開始されたほか、2017年10月5日に発売されたスーパーファミコンの復刻版「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」に本作が収録されている。

概要[編集]

マリオシリーズのキャラクター達がカートでレース&バトルするゲームである。純粋なレースゲームに他のカートへの妨害要素を加え、しかもそれをユニークに表現している。

モードは4つに大別され、カップ毎に5つのコースを渡り歩いて各レース結果に応じた「ドライバーズポイント」を稼いで総合順位を競う「マリオカートGP」、敵カートからの妨害を受けることなく単独でコースに挑戦し自らの限界タイムに挑む「タイムアタック」、そして対人要素として既存のコースをひとつ選び勝敗を競う「VSマッチレース」、他のカートへの妨害要素そのものをテーマにした対決を専用コースで行う「バトルゲーム」が用意されている。4タイプ8人のキャラクターの中から好きなドライバーが選べる。

コースは3つのカップ(キノコ・フラワー・スター)にそれぞれ5コースずつ・合計15種類が原則だが、追加要素としてスペシャルカップが追加され、この5コースを含めて最終的なコースの総数は20となっている。

バトルゲーム以外は、全て5周でゴールインとなる。なお、プレイヤー(2人プレイの場合は先行しているプレイヤー)が5周目(ファイナルラップ)に突入すると、BGMのテンポが速くなる。

コース中に落ちているコインを拾えば最大10段階までスピードUPできるが、他のカートとの接触で1枚、水没・転落で2枚、アイテム接触によるスピンで4枚のコインを失う。コインが無い状態で他のカートと接触すると、カートがスピンして一時的に止まってしまう。

本作ではシリーズ中唯一、ゲームモードに関わらず(ひとりプレイでも)ゲーム中の画面が上下2分割されている。これは2人でプレイすることを重視しているためである[2]

1人プレイの場合、上半分がレース画面・下半分がコース全体図もしくはバックミラーとして背後の様子(プレイヤーの操作もしくは背後のキャラクターがアイテムで攻撃する際に切り替わる)が表示される[3]

作曲者は岡素世、坂東太郎。おばけ沼BGMとクッパ城BGM及びスターによる無敵BGM以外は過去のスーパーマリオシリーズ作品のBGMを使用しておらず、ほとんどがオリジナルのものとなっている。

プレイモード[編集]

1Pモードで2種類、2Pモードで3種類存在する。なお、本作のみマリオカートGP以外では全て100ccでの走行となる。

マリオカートGP[編集]

8台のカートで競争を行い、コースごとの結果を積み重ねて総合優勝を目指すモードである。1P・2Pどちらでもプレイできる。

このモードのみ排気量の選択が可能で、50ccクラス・100ccクラスがあり、排気量が大きいとカートの最高速度が上がることで難易度も高くなる。

プレイヤーは、最初にクラス・ドライバー・カップを選択する。ここで選択したドライバー以外はCOMとなる。ラウンド1のプレーヤーのスタート位置は8位、2Pモードの場合1P側が8位・2P側が7位となる。ラウンド2以降のスタート位置は前ラウンドの順位となる。また、プレイヤーキャラに応じてCOMキャラクターの初期スタート位置が固定されており、更に上位4人には強力な序列が付加され、順位を落としてもすぐに元の順位にまで戻って来る。

ゴールした時の順位が4位以内なら次のコースへ進めるが、5位以下だとそのコースをやり直し(リトライ)になる。リトライには回数制限があり、初期状態では3回(レース中はカートの台数で表示されている)。リトライを拒否したり、リトライ回数0の状態で5位以下になるとゲームオーバーとなり、タイトル画面に戻る。同じ順位を3回取った場合はリトライ回数が1増える(ゲームオーバー条件と重なってもこちらが優先される)。

2人プレイの場合は、片方が4位以内であれば次のコースへ進めるが、5位以下の場合は次のコースへ進む際にリトライ回数を1消費する(回数0ならそのプレイヤーだけゲームオーバー)。リトライ決定権は、両者とも5位以下なら順位の高いプレイヤー、片方もゴールせずリタイアしたならリタイアを決定したプレイヤーとなり、どちらも互いのリトライ回数を1ずつ消費する。なお、途中のリタイアは最下位と同じ扱いだが、リトライ回数増加の条件にはあたらない。

プレイヤーが次のコースへ進むたびに、上位4人のドライバーへ「ドライバーズポイント」が加算[4]され、プレイヤーが最終コースを4位以内でゴールした時点で、最終コースのドライバーズポイントを加算した総合成績を競う。総合成績発表は表彰式となり、総合成績3位以内であればトロフィーも贈呈されてデータに記録される[5]

スペシャルカップの解禁は、このモードで100ccの全てのカップでの優勝が条件となっている(50ccクラスには追加されない)。また、スペシャルカップでも優勝した場合、さらに排気量の高い150ccクラスが新たに解禁される。

ちなみに、コースの設計がタイムアタック・VSマッチレースと一部異なっている部分がある。

タイムアタック[編集]

1Pモードのみプレイ可能。コースを1台のみで走行し、いかに速くゴールできるかを目指すモードである。アイテムが配置されていない、コース構成がマリオカートGPと若干異なる等、いくつか条件もある。本作のみレース開始時にキノコを所持していない。

完走すると直前の走行の様子をビデオ再生する「リプレイ」コマンドが現れる。また、コースアウトや障害物への衝突などミスをせずに完走した場合は、「リプレイ」の時にL・Rボタンでアングルを変えながら見ることができる他、その走り方をそっくり再現する「ゴースト」が次回のタイムアタックから出現する。

なお、特定コマンドを入力することで、スペシャルカップをこのモードのみ無条件に出現させたり、ゴーストのデータを1つだけ保存することが可能。

VSマッチレース[編集]

2Pモードのみプレイ可能。1つのコースを走り、相手より先にゴールすることを目指すモードである。マリオカートGPと同様にアイテムが出現する。

なお、特定コマンドを入力することでスペシャルカップを無条件に出現させることが可能。

バトルゲーム[編集]

2Pモードのみプレイ可能。アイテムを使用した攻撃そのもので勝敗を競う。そのため、カートとアイテムを利用した純粋なバトルとなっており、レース形式を一切採らないため、ゴールというものが存在しない。コースも専用のものを使用し、4種類から選択する。

双方のカートに3つの風船が付いており、攻撃を受けるごとに1個減るため、何度攻撃を受けたかがわかるようになっている。先に相手の風船を全て割ったプレーヤーが勝者となる。

キャラクター[編集]

本作では8人のキャラクターが2人ずつ4つのタイプに分けられ、タイプごとに最高速度、加速力、コーナリング性能などが異なっている。同じタイプのキャラの性能は同じ。

標準性能カート - マリオルイージ
標準的なステータスで、多くのコースに対応しやすい。最高速度は高速安定カートに次いで速く、逆に加速力は高速安定カートに次いで低い。
加速重視カート - ピーチヨッシー
最高速度はやや遅いが、加速力が最も高く、最高速度に達するまでの時間が一番短い。敵カートに攻撃されてもすぐに態勢を立て直すことができるので、バトルモードに向いている。逆にコーナリング性能が低いため、滑りやすいオフロードコースは苦手。なお、重さは標準性能カートと同じ。
高速安定カート - クッパドンキーコングJr.
最高速度が最も速く、コーナリング性能も標準性能カートと同じのため、タイムアタックには最適。逆に加速力は最も低く、最高速度に達するまで時間がかかる。重量級であるため他車との衝突に強く、高速で体当たりすれば相手カートをはじき飛ばすことができる。
軽量機敏カート - ノコノコキノピオ
最高速度は最も遅いが、加速力は加速重視カートに次いで良い。加えてコーナリング性能が高く、苦手なコースはほとんどない。ただし軽量級のため、他のカートとの接触には弱い。本作のCOMキャラクターは決められた序列およびプレイヤーとの差に基づいてスピードが変化するため、加速力とコーナリング性能を両立したこのタイプはグランプリ向きともいえる。

コース[編集]

一部コースは後の『マリオカートシリーズ』でも再登場している(例外で『マリオカートアドバンス』ではバトルコースを除く全20コースが再登場)。( ) 内の名称は日本国外のもの。今作のみ全てのコースが5周でゴールとなっている[6]

キノコカップ[編集]

マリオサーキット1 (Mario Circuit 1) -(任天堂公認目標タイム 1'03"68、左回り)
マリオがとある場所に設計したサーキットコース。障害物は土管のみで、特に難しいコーナーや場所もないため、非常に走りやすい。全ての基本となるコースゆえに、公式のタイムアタックや、発売当時に放送されていたテレビ番組『スーパーマリオクラブ』でも取り扱われ、様々な企画で多用されたコースである。全20コース中、1周の距離と走行時間が最も短い。
後に『マリオカートDS』でこうらカップに再登場する。
ドーナツ平野1 (Donut Plains 1) -(任天堂公認目標タイム 1'27"44、右回り)
平野の中にあるオフロードの自然系コース。沈む池の仕掛け(落下)が初登場する。池に落ちた場合は一定時間内に自力脱出すればジュゲムの救出を待たずにコース復帰が可能。マリオサーキット1よりは複雑だが、特に難しい場所もないまだ練習向けの内容となっている。コース中盤から終盤に掛けて3連続ヘアピンカーブがある。
後に『マリオカートDS』でバナナカップに再登場する。
おばけ沼1 (Ghost Valley 1) -(任天堂公認目標タイム 1'12"12、左回り)
所々に穴が開いた板張りのコース。ジャンプバンの仕掛けが初登場する。
おばけ沼コース全ての共通点として、アイテムを使わないと利用できずコントロールの難しいショートカットルートがコース内に1か所存在する。コース端の木製ブロックに衝突するとブロックは崩れて消えてしまう。ブロックのない場所でコースアウトすると転落し、ジュゲムに救出されることになり、コイン2枚を失い大幅なタイムロスとなる。
おばけ沼コース系統の音楽は『スーパーマリオワールド』におけるお化け屋敷ステージの音楽のアレンジが使用されている。
クッパ城1 (Bowser Castle 1) -(任天堂公認目標タイム 1'41"90、左回り)
煮えたぎる溶岩の上に敷かれたコース。ダッシュバンが初めて登場する。『スーパーマリオ』シリーズではお馴染みの敵キャラクター「ドッスン」が障害物として行く手を阻む。ドッスンは同じ場所で落下と上昇を繰り返し、落下時に真下にいると押し潰されて大幅なタイムロスとなるほか、着地している間はカートの行く手を阻む。
クッパ城コースは、コースの大部分が壊れない石のガードレールに覆われており、おばけ沼に比べるとコース外に転落しにくいが、ジャンプバンで溶岩を飛び越える場所が多い。溶岩に落ちると即ジュゲムに釣り上げられることになる。
クッパ城コース系統の音楽は『スーパーマリオワールド』におけるクッパとの対決時の音楽のアレンジが使用されている。
マリオサーキット2 (Mario Circuit 2) -(任天堂公認目標タイム 1'23"58、左回り)
1より若干長くなったサーキットコース。コース終盤にはダッシュバンとジャンプバンを組み合わせた立体交差が初めて登場する(今作唯一の立体交差でもある)。成功すればすぐゴールだが、失敗すれば交差点からやり直しとコースの要になっている。このコース以降のマリオサーキットコースにはオイルが撒かれている場所があり、その上を通ると小スピンしてしまう。
後に『マリオカート7』でバナナカップに再登場するが、立体交差では下に落ちるとコースアウト扱いになる。

フラワーカップ[編集]

チョコレー島1 (Choco Island 1) -(任天堂公認目標タイム 1'09"40、左回り)
褐色の荒野を舞台とするオフロードの凸凹コース。
チョコレー島コース共通の特徴として、路面が滑りやすく、至る所にギャップがあり、ギャップの上に乗るとカートが少し飛び上がる。またチョコレート色の沼の部分は速度が下がり、泥がカートに絡み付き路面より滑りやすく、コントロールが難しい。さらに側部のダートは非常に重く、入ると大幅に速度が下がる。お邪魔キャラのパックンフラワーに当たると小スピンする。
おばけ沼2 (Ghost Valley 2) -(任天堂公認目標タイム 1'23"58、右回り)
コースの所々が崩落して穴が開き、難易度が高くなったおばけ沼のコース。1と比べコース全長がほぼ変わっていない。
後に『マリオカートWii』でこうらカップに再登場。「タイムアタック」「Wi-Fi」でプレイする際、外壁に関してはぶつかっても崩れないものの、時間経過で自動的に崩れる仕組みとなった。
ドーナツ平野2 (Donut Plains 2) -(任天堂公認目標タイム 1'43"66、左回り)
平野のある場所にあるオフロードの自然系コース。ドーナツ平野1と比べコース幅も狭くなり、ヘアピンカーブも多くなっている。ドーナツ平野コースの中では唯一橋が架かっていない。ダッシュキノコを湖でうまく利用すれば、ショートカットも狙える。こちらのカートに張り付いて減速させるチョロプーの飛び出す穴が存在する。
クッパ城2 (Bowser Castle 2) -(任天堂公認目標タイム 1'58"98、右回り)
コース幅が狭い簡単な分岐ルートが初めて登場したコース。中盤にショートカットルートも用意されている。全20コース中、1周の距離と走行時間が最も長い。
マリオサーキット3 (Mario Circuit 3) -(任天堂公認目標タイム 1'46"48、右回り)
2よりさらにコース全長が長くなったアルファベットの「K」の字のような形をしたサーキットコース。スタート序盤からコーナーが連発する。さらに、コース中盤は左に急に回るコーナー、終盤には蛇の様な形をしたコーナーがあり、どの場所も追い抜きが難しくなっている。
後に『マリオカートWii』でサンダーカップに再登場する。

スターカップ[編集]

ノコノコビーチ1 (Koopa Beach 1) -(任天堂公認目標タイム 1'05"66、右回り)
浅瀬上の小島を駆け抜ける海系コース。海の色が薄い浅瀬は速度が若干落ちるものの通れるが、海の色が濃い場所に進入するとドーナツ平野の湖と同様に沈む。跳ねているプクプクに接触すると小スピンさせられる。
チョコレー島2 (Choco Island 2) -(任天堂公認目標タイム 1'22"40、右回り)
コース中盤に配置された広大なチョコレート沼が特徴の凸凹コース。チョコレー島1以上に複雑な構造で、ダートに突入しないコーナリングや、沼への突入に無駄が無いコース取りなどが要求される。
後に『マリオカートDS』サンダーカップに再登場する。
バニラレイク1 (Vanilla Lake 1) -(任天堂公認目標タイム 1'04"24、右回り)
雪原と氷原とで構成されたコース。氷で出来た路面のため滑りやすく、カートのコントロールが難しくなっている。コース上のアイスブロックは衝突することで破壊出来るが、上手く衝突しないとタイムロスも激しいため、繊細なコース取りが要求される。ダート部分の雪原では大幅に速度が下がる。氷が割れて穴が空いている場所に落ちるとドーナツ平野の湖・ノコノコビーチの深い海と同様、水に転落したことになる。
クッパ城3 (Bowser Castle 3) -(任天堂公認目標タイム 1'53"26、左回り)
コース幅が更に全体的に狭まり、複雑な分岐ルートも追加されたコース。中盤には道路いっぱいにドッスンが並んでいる所があり、運が悪いとそこで足止めを余儀なくされてしまう。追い抜きには非常に難しいコース設計。
マリオサーキット4 (Mario Circuit 4) -(任天堂公認目標タイム 1'56"78、左回り)
序盤から息つく間もない連続カーブとコース中央の連続ヘアピンカーブが特徴のコース。特に最初のヘアピン手前には土管が4基も配置されているため、安定したコース取りが必要とされる。
現時点では本作のマリオサーキットで唯一、(『アドバンス』以外の作品に)再登場してないコースである。

スペシャルカップ(50cc以外)[編集]

ドーナツ平野3 (Donut Plains 3) -(任天堂公認目標タイム 1'39"88、右回り)
コース中央の池に掛かった2か所の桟橋を駆け抜ける自然系コース。複雑なコーナーがある。また崩れた桟橋をジャンプで飛び越えなければならない場所がある。
後に『マリオカート8』でバナナカップに再登場するが、崩れた桟橋をジャンプで飛び越えることなく、池の中を走行する事が出来るようになった他、コース中盤では水中を走るルートが新たに追加された。
ノコノコビーチ2 (Koopa Beach 2) -(任天堂公認目標タイム 1'13"47、左回り)
ノコノコビーチ1とは異なり、一つの小島の周りを走る海系コース。1周は短いが、アイテムが使いづらく海に落ちやすい。
後に『マリオカートDS』でこのはカップに再登場する。
おばけ沼3 (Ghost Valley 3) -(任天堂公認目標タイム 1'35"81、右回り)
暗闇の中を走るコース。コース全長が長く、終盤には非常に道幅が狭い箇所がある。さらに、コース上には数多くの穴が点在し落下を誘う。
バニラレイク2 (Vanilla Lake 2) -(任天堂公認目標タイム 1'12"22、左回り)
コース中央の氷の池が目を引くコース。滑りやすい上、道幅が非常に狭いためにコース上をうまく走るのは難しい。中盤から終盤に掛けて、浮かぶ氷の割れ目を上手くジャンプで渡ることでショートカットが狙える。
レインボーロード (Rainbow Road) -(任天堂公認目標タイム 1'35"81、右回り)
本作の最終コースで、宇宙に浮かぶ虹色のタイルの上を走るコース。直角カーブであり、路肩には一切フェンスがない上に外部は全て穴である。コースの幅も狭く非常にコースアウトしやすい。また、踏まれると潰されるだけではなく、当たるだけでスピンしてしまう厄介なお邪魔キャラ「スーパードッスン」が大量に点在する。そのため、コース難易度は最後に相応しく非常に難しい。
本作で唯一ナンバリングが付いていないコース。後のシリーズ作品においても、最終コースはこのコースと同じく「レインボーロード」の名称を冠するのが伝統となっている。
後に『マリオカート7』に再登場し、クラシックコースの最後を飾る。その後『マリオカート8』で、有料DLCで配信されるコースのひとつとして再々登場。

バトルコース[編集]

バトルコース1 (Battle Course 1) -(ドーナツ平野)
シンプルなバトルコース。
後に『マリオカート8デラックス』で再登場するが、大幅にデザインが変わっている。
バトルコース2 (Battle Course 2) -(ノコノコビーチ)
フェンスの配置が他の3コースと異なっており、ハテナブロックが通常のコース以外に、羽根で飛び越えなければ入れない水場(浅瀬)にも数箇所ある。
バトルコース3 (Battle Course 3) -(バニラレイク)
コーナーにアイスブロックが置かれており、路面は非常に滑りやすい。スターカップなどのバニラレイクコースに存在した反射光(白いライン)は、ここには全く存在しない。
バトルコース4 (Battle Course 4) -(マリオサーキット)
最もフェンス(間仕切り)が多く、面積も大きい。中央に砂のダートが存在する。オイルはない。
後に『マリオカートWii』で再登場する。

アイテム[編集]

コース内で「?マーク」が書かれたアイテムパネルを踏むことで、ルーレット形式で手に入る。レース時は順位によって出現アイテムが異なる。パネルは1枚につき1回しかアイテムが出現しない(バトルゲーム除く)。

  • キノコ
  • 羽根
  • スーパースター
  • ミドリこうら
  • アカこうら
  • バナナ
  • コイン
  • イナズマ
  • テレサ
COMキャラクターのアイテム使用について

プレイヤーが2位以下のとき、すぐ前方を走っている1台のみか、プレイヤーが1位のとき、すぐ後方を走る1台(周回遅れ含む)が使う。原則的にアイテムは種類に関わらず「設置する」のみ(プレイヤーが1位または周回遅れの場合は放物線上に投げる)。プレイヤーと異なり制限無く使用可能だが、キャラクターによって使用アイテムが限定されている。

  • マリオ・ルイージ…スーパースター(通常通り無敵の効果)
  • クッパ…火の玉
  • ノコノコ…ミドリこうら
  • キノピオ・ピーチ姫…毒キノコ
  • ヨッシー…卵
  • ドンキーコングJr.…バナナ

その他[編集]

  • 本作の世界観・背景は2年前に発売された『スーパーマリオワールド』のものを踏襲している。「チョコレー島」や「ドーナツ平野」といったコースが代表例である。
  • 日本版では優勝したキャラが表彰式でシャンパンを一気飲みするシーンがあるが、海外版では飲酒表現に対する自主規制が入り、変更されている[7]
  • シリーズ3作目の『マリオカートアドバンス』では、一定条件を満たすと本作の全コースが隠しコースとしてプレイできるようになる。
  • ニンテンドーDSソフト「大合奏!バンドブラザーズDX」において、Nintendo製作の「スーパーマリオカートメドレー」がダウンロード楽曲として配信された。
  • バーチャルコンソール版はアイテムのサンダーを使用した時の画面が点滅表現になっているため、赤色がなくなって青色のみの1色の点滅表現に変更されている。
  • 発売当時のCMは、マリオ達がレースする物だった。途中でヨッシーがドッスンに潰されている。
  • グランプリとVSマッチレースでは、ファイナルラップに突入すると、順位に応じて順位表示に青または赤の色が付く。グランプリモードではファイナルラップで5位以下になると警告音が入る。
  • グランプリでリタイア、あるいは5位以下でゴールした場合、画面が暗転してカートがキャラクターごと消滅する演出が入る。また、ラップタイムの代わりに、リタイア時を除き「失格!」の文字が入る。

スタッフ[編集]

  • エグゼクティブ・プロデューサー:山内溥
  • プロデューサー:宮本茂
  • プログラマー:木村雅人、矢嶋肇、山本健誌
  • C.G.デザイナー:杉山直、森直樹
  • サウンド・コンポーザー:岡素世、坂東太郎
  • イラストレーター:小田部羊一、MIE YOSHIMURA、小泉歓晃
  • マニュアル・エディター:手嶋敦史
  • ディレクター:杉山直、紺野秀樹

評価[編集]

ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計32点(満40点)でゴールド殿堂入りを獲得[8]、「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り24.6点(満30点)[9]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.5 3.9 3.9 4.0 4.3 4.1 24.6

脚注[編集]

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  1. ^ 株式会社QBQ編 『懐かしスーパーファミコン パーフェクトガイド』 マガジンボックス(M.B.ムック)、2016年。ISBN 9784866400082 p6
  2. ^ 小学館『任天堂公式ガイドブック スーパーマリオカート』p11、1992年
  3. ^ プレイモード選択時にコントローラー2で特定コマンドを入力すると、下半分がレース画面・上半分がコース全体図もしくはバックミラーという逆の構図でプレイ可能。
  4. ^ 1位が9ポイント、2位が6ポイント、3位が3ポイント、4位が1ポイント。
  5. ^ 同じ順位の場合は先に順位の高かった者が優先される。
  6. ^ マリオカートDS』以降で再登場した際はコースが大きくなり、スピードが下がっているため3周でゴールとなる。
  7. ^ 株式会社QBQ編 『懐かしスーパーファミコン パーフェクトガイド』 マガジンボックス(M.B.ムック)、2016年。ISBN 9784866400082 p65
  8. ^ スーパーマリオカート [スーパーファミコン]/ ファミ通.com”. KADOKAWA CORPORATION. 2015年4月12日閲覧。
  9. ^ 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 284頁、 ISBN 雑誌26556-4/15

外部リンク[編集]