ジョン・ジェイソ

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ジョン・ジェイソ
John Jaso
タンパベイ・レイズ #28
John Jaso May 10 2013.jpg
アスレチックス時代(2013年5月10日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州チュラビスタ
生年月日 1983年9月19日(31歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 捕手
プロ入り 2003年 ドラフト12巡目(全体338位)でタンパベイ・デビルレイズから指名
初出場 2008年9月6日
年俸 $1,800,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジョン・エドワード・ジェイソJohn Edward Jaso , 1983年9月19日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州チュラビスタ出身のプロ野球選手捕手)。MLBタンパベイ・レイズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

少年時代は家庭にケーブルテレビが設置されていなかったため、地元に近いサンディエゴ・パドレスなどのMLB球団の試合を見ることもあまりなく、野球よりも釣りキャンプに夢中になっていた。当時の夢は数学の教師になることで、野球でプロになることを意識し始めたのはサウスウェスタン大学の2年生になってからであった[2]

プロ入りとレイズ時代[編集]

2003年MLBドラフト12巡目(全体338位)でタンパベイ・デビルレイズに入団。この年は傘下のA-級ハドソンバレー・レネゲイズでプレー。47試合に出場し、打率.227・2本塁打・20打点・2盗塁だった。

2004年もA-級ハドソンバレーでプレー。57試合に出場し、打率.302・2本塁打・35打点・1盗塁だった。

2005年はA級サウスウエストミシガン・デビルレイズで92試合に出場し、打率.307・14本塁打・50打点・3盗塁だった。

2006年はA+級バイセイリア・オークスで95試合に出場し、打率.309・10本塁打・55打点・1盗塁だった。

2007年はAA級モンゴメリー・ビスケッツで109試合に出場し、打率.316・12本塁打・71打点・2盗塁・OPS.893を記録した。オフに行われるルール5ドラフトでの流出を防ぐため、11月20日40人枠入りした[3]

2008年はAA級モンゴメリーで85試合に出場。7月からAAA級ダーラム・ブルズでプレーした。9月6日トロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー。5試合に出場した。

2009年はメジャー出場はなく、AAA級ダーラムで104試合に出場し、打率.266・5本塁打・30打点・1盗塁だった。

2010年はAAA級ダーラムで開幕を迎えたが、4月13日にメジャー昇格[4]。自己最多の109試合に出場する活躍を見せた。打率は.263ながらも、39三振に対して59四球を選んで出塁率は.372をマーク。高出塁率を買われ、45試合で一番打者を務めた(捕手としての出場時は41試合)。1試合のみであるが、一塁手としても出場した[5]。捕手が一番打者を務めるのは珍しく、1シーズンでジェイソより多く「一番・捕手」として出場した選手は過去にロウリー・ヘムズリージェイソン・ケンドールの2人しかいない[2]

2011年は自身初の開幕ロースター入りを果たし、89試合に出場。打率.224・5本塁打・27打点・1盗塁だった。

マリナーズ時代[編集]

2011年11月27日ジョシュ・ルーキーとのトレードで、シアトル・マリナーズに移籍した[6]

2012年は正捕手ミゲル・オリーボ、ルーキーのヘスス・モンテロのバックアップとして108試合に出場。8月15日の古巣・レイズ戦ではフェリックス・ヘルナンデスをリードし、メジャー史上23人目となる完全試合に導いた[7]。打撃面では規定打席にこそ到達しなかったものの打率.276、出塁率.394と好成績を収め、シーズンを通して安定した働きを見せた。

アスレチックス時代[編集]

2013年1月16日A・J・コールマイケル・モースが絡む三角トレードで、オークランド・アスレチックスに移籍[8]。開幕ロースター入りし70試合に出場したが、7月24日ロサンゼルス・エンゼルス戦で8回裏にファウルチップがマスクに当たり、脳震盪を起こした[9]ため、翌25日に7日間の故障者リスト入りした[10]8月9日に15日間の故障者リストに異動。ポストシーズンのロースターからも外れ、シーズンを終えた。

2014年1月16日にアスレチックスと1年契約を結んだ[11]。前年に引き続きデレク・ノリスとの正捕手争いとなったが、開幕戦では先発マスクをかぶった。その後は指名打者を兼任し、正捕手をノリスに譲ることとなった。8月上旬にファールボウルがマスクに直撃して以来、吐き気や頭痛が日に日に増し[12]、前年に経験したような症状だったため、8月24日に脳震盪で7日間の故障者リスト入りした[13]9月8日に15日間の故障者リストへ異動し、打撃練習などリハビリを開始。代打としての出場が期待されていた[14]が、医師の許可が下りず、前年と同様にそのままシーズンを終えた。この年は99試合に出場し、打率.264・9本塁打・40打点・2盗塁だった。シーズン終了後も捕手として活動できるか不透明だったため、アスレチックスは捕手のジョシュ・フェグリーを獲得。第3捕手で一塁手のスティーブン・ボートは打撃面で活躍し、正捕手の有力候補となったため、ジェイソは指名打者との兼用もしくはトレード放出が有力視されていた[15]

レイズ復帰[編集]

2015年1月10日ベン・ゾブリストユネル・エスコバーとのトレードで、ダニエル・ロバートソンブーグ・パウエルと共に古巣のレイズへ移籍した[16]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2008 TB 5 10 10 2 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1 .200 .200 .200 .400
2010 109 404 339 57 89 18 3 5 128 44 4 0 1 3 59 1 2 39 8 .263 .372 .378 .750
2011 89 273 246 26 55 15 1 5 87 27 1 2 1 0 25 0 1 36 9 .224 .298 .354 .651
2012 SEA 108 361 294 41 81 19 2 10 134 50 5 0 1 5 56 1 5 51 6 .276 .394 .456 .850
2013 OAK 70 249 207 31 56 12 0 3 77 21 2 1 1 1 38 0 2 45 5 .271 .387 .372 .759
2014 99 344 307 42 81 18 3 9 132 40 2 0 0 2 28 1 7 60 5 .264 .337 .430 .767
通算:6年 480 1641 1403 199 364 82 9 32 560 182 14 3 4 11 206 3 17 233 34 .259 .359 .399 .758
  • 2014年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 28 (2008年、2010年 - 2011年、2015年 - )
  • 27 (2012年)
  • 5 (2013年 - 2014年)

脚注[編集]

  1. ^ John Jaso Contract, Salaries, and Transactions” (英語). Spotrac.com. 2013年10月16日閲覧。
  2. ^ a b Mooney, Roger(2011-03-01). Rays' John Jaso not your typical leadoff hitter. TBO.com(英語). 2011年9月24日閲覧
  3. ^ Rays add four to 40-man roster; Two designated for assignment”. MLB.com Rays Press Release (2007年11月20日). 2014年1月17日閲覧。
  4. ^ Rays Place Shoppach on 15-Day Disabled List; Recall Jaso from Durham”. MLB.com Rays Press Release (2010年4月13日). 2014年1月17日閲覧。
  5. ^ John Jaso 2010 Batting Splits. Baseball-Reference.com(英語). 2011年9月24日閲覧
  6. ^ Mariners acquire Jaso from Rays for Lueke”. MLB.com Mariners Press Release (2011年11月27日). 2014年1月17日閲覧。
  7. ^ “【MLB】F.ヘルナンデスが完全試合、「リード通りに投げた」”. ISM. (2012年8月16日). http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120816-00000212-ism-base 2012年10月20日閲覧。 
  8. ^ A’s acquire C John Jaso from Seattle in three-team deal”. MLB.com Athletics Press Release (2013年1月16日). 2014年1月17日閲覧。
  9. ^ A's place catcher John Jaso on DL”. ESPN MLB (2013年7月25日). 2014年1月17日閲覧。
  10. ^ A's place Jaso on 7-day disabled list; recall Vogt from Sacramento”. MLB.com Athletics Press Release (2013年7月25日). 2014年1月17日閲覧。
  11. ^ A's Agree to Terms with C John Jaso on One-Year Contract”. MLB.com Athletics Press Release (2014年1月16日). 2014年1月17日閲覧。
  12. ^ Jane Lee (2014年8月25日). “A's acquire catcher Soto as Jaso hits 7-day DL”. MLB.com. 2015年1月11日閲覧。
  13. ^ A's Place C John Jaso on 7-day Disabled List”. MLB.com Athletics Press Release (2014年8月24日). 2015年1月11日閲覧。
  14. ^ Jane Lee (2014年9月8日). “Jaso to return from concussion this week”. MLB.com. 2015年1月11日閲覧。
  15. ^ Jane Lee (2015年1月6日). “Opportunity awaits Phegley at catcher for A's”. MLB.com. 2015年1月11日閲覧。
  16. ^ Rays Send Zobrist, Escobar to A's In Five-Player Trade; Sign Cabrera to One-Year Contract”. MLB.com Rays Press Release (2015年1月10日). 2015年1月11日閲覧。

外部リンク[編集]