ゴーダーヴァリ級フリゲート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ゴーダーヴァリ級フリゲート
INS Godavari (F20)+INS Brahmaputra (F31)+INS Beas (F39).jpg
INS ゴーダーヴァリ(先頭)
艦級概観
艦種 フリゲート
建造数 3隻
就役数 3隻
前級 ニルギリ級フリゲート
次級 ブラマプトラ級フリゲート
性能諸元
排水量 基準:3,600 t
満載:3,850 t
全長 126.4m
全幅 14.5m
吃水 4.5m
機関 蒸気タービン方式, 2軸推進
ボイラー×1基+タービン×1基(30,000 hp 2組
速力 最大 28 kt
航続距離 4,500 nmi /12 kt
乗員 313名(士官40名、航空要員13名含む)
兵装 76 mm単装速射砲 1基
AK-630 30mmCIWS 4基
P-15M「テルミート2」SSM単装発射機 4基
バラクSAM VLS
(8セル)
3基
324mm3連装魚雷発射管(A.244/S ないし NST-58 魚雷)
2基
艦載機 チェタクまたはシーキングヘリコプター 2機
レーダー バーラト RAWL-02 (オランダ シグナール LW-08) 対空用 1基
EL/M-2238 STAR 対空用 1基
EL/M-2221 STGR バラク 管制用用 1基
バーラト RASHMI(シグナール ZW-06) 航海用 2基
ソナー SQS-505 船底装備式 1基
SQS-502 攻撃(170型) 1基

ゴーダーヴァリ級フリゲート(Godavari class frigates)は、インド海軍フリゲート。プロジェクト16に基づき1983年から1988年にかけて3隻建造された。イギリス12I型フリゲートの設計に基づいて国産化したニルギリ級フリゲートを拡大した様な設計で、インドが初めて独自に設計・建造したフリゲートである。

概要[編集]

ニルギリ級フリゲートを拡大した様な船体にソ連製を中心に一部欧米の兵装・レーダーを搭載し就役した。

兵装[編集]

2008年に撮られた「ゴーダーヴァリ(Godavari)」。

兵器に関しては、当時導入中のソ連ナヌチュカ-II型コルベットと同型の対艦・対空ミサイル及び艦砲が搭載された。対艦ミサイルは、P-15M「テルミート2」単装発射機4基が艦前部に搭載され、同ミサイルが大きかったことより両舷に張り出しが設けられた。

艦対空ミサイル4K33 オサーM(SA-N-4)の昇降式連装発射機1基を搭載していたが、バラクVLSに換装した。

両用砲としてAK-725ロシア語版 57mm連装速射砲を搭載したが後に76 mm単装速射砲に換装している。 対空機関砲も新造時のAK-230連装機関砲からAK-630ガトリング機関砲へ換装したことが確認されている。

対潜兵装としては324mm3連装魚雷発射管を2基装備したが、ニルギリ級まで装備していた前投式の対潜兵器は搭載していない。

ヘリコプター設備はニルギリ級と比較し強化されている。ヘリコプター格納庫を拡大しフランスアルエットIIIライセンス生産したチェタクまたはシーキングヘリコプター2機を搭載できる。

レーダーについても、同時期に導入したラージプート級駆逐艦にも搭載されたMR-310U アンガラー対空レーダーを就役後、艦対空ミサイル換装に併せイスラエル製EL/M-2238 STARレーダーに換装している。

同型艦[編集]

艦番号 艦名 起工 進水 就役 退役
F20 ゴーダーヴァリ
(Godavari)
1978年
6月2日
1980年
5月15日
1983年
12月10日
F22 ガンガ
(Ganga)
1980年 1981年
11月15日
1985年
12月30日
F21 ゴマティ
(Gomati)
1981年 1984年
3月20日
1988年
4月16日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]