ニルギリ級フリゲート
ニルギリ級フリゲート | ||
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艦級概観 | ||
艦種 | フリゲート | |
建造数 | 6隻 | |
前級 | タルワー級フリゲート | |
次級 | ゴーダーヴァリ級フリゲート | |
性能要目 | ||
排水量 | 基準:2,962 t | |
3,250 t (F41,F42) | ||
全長 | 113m | |
全幅 | 13m | |
吃水 | 4.3m | |
機関 | 蒸気タービン(30,000 hp) | 2基 |
速力 | 最大 28 kt | |
航続距離 | 4,500 nmi /12 kt | |
乗員 | 370名(士官40名) | |
兵装 | ヴィッカーズMk.6 114mm連装砲 | 1基 |
AK-230 30mmCIWS | 2基 | |
M/50 375mm対潜ロケット連装発射機(F41,F42) | 1基 | |
リンボーMk 10 3連装対潜迫撃砲 (F33-F36) |
1基 | |
324mm3連装魚雷発射管 (F41,F42) |
2基 | |
艦載機 | チェタクまたはシーキングヘリコプター(F41,F42) | 1機 |
レーダー | BEL PFN513(シグナール DA-05) | 1基 |
BEL RAWL02(シグナール LW-08)対空レーダー | 1基 | |
BEL RASHMI(シグナール ZW-06)航海レーダー | 1基 | |
シグナール M-45航海レーダー | 1基 | |
ソナー | SQS-505 船底装備 | 1基 |
SQS-502 攻撃(170型) | 1基 |
ニルギリ級フリゲート (Nilgiri class frigates) は、インド海軍のフリゲート。イギリスの12I型フリゲートの設計に基づいて国産化したもので、インドが初めて建造したフリゲートである。1972年から1981年にかけて6隻建造された。老朽化に伴いシヴァリク級フリゲートやタルワー級フリゲートと入れ替えられる形で退役が進められ、2013年6月27日に最後の1隻となった「タラギリ」が退役したことにより全艦が退役した。
概要[編集]
イギリスのリアンダー級フリゲート幅広型が基になっているが、細部で異なっており、ヘリコプター格納庫は入れ子式である(リアンダー級フリゲートは固定式)。レーダーは初期の艦はイギリス製を搭載していたが、後に後期建造艦と同様国産のもの(オランダ製をライセンス生産)に換装している。
ヘリコプターは6隻の内4隻はフランス製アルエットIIIをライセンス国産したチェタクを1機搭載し、最後に建造された2隻はヘリコプター格納庫を拡大し、カナダ製ベアトラップ着艦拘束装置を導入、より大型のシーキングヘリコプター1機を搭載できるようヘリコプター運用能力が強化された。
艦対空ミサイルとして新造時シーキャットを2基搭載していたが、後にAK-230連装機関砲に換装している。
同型艦[編集]
艦番号 | 艦名 | 起工 | 進水 | 就役 | 退役 |
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F33 | ニルギリ INS Nilgiri |
1966年 10月 |
1968年 10月 |
1972年 6月23日 |
1996年 5月31日 |
F34 | ヒムギリ INS Himgiri |
1967年 | 1970年 6月5日 |
1974年 2月18日 |
2005年 5月6日 |
F35 | ウダイギリ INS Udaygiri |
1970年 9月14日 |
1972年 10月24日 |
1976年 2月18日 |
2007年 8月24日 |
F36 | ドゥナギリ INS Dunagiri |
1973年 1月 |
1974年 3月9日 |
1977年 5月5日 |
2010年 10月20日 |
F41 | タラギリ INS Taragiri |
1974年 | 1976年 10月25日 |
1980年 5月16日 |
2013年 6月27日 |
F42 | ヴィンデャギリ INS Vindhyagiri |
1976年 | 1977年 11月12日 |
1981年 7月8日 |
2012年 6月11日 |
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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