キ112 (航空機)

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キ112は、大日本帝国陸軍によって計画された爆撃機。実機の製作には至っていない。

概要[編集]

キ112は陸軍から三菱重工業に対して試作指示が行われた近距離爆撃機で、1944年昭和19年)初夏の時点で基礎研究が開始されていた。当初、三菱は自社製の「ハ214」空冷星型18気筒エンジン(離昇2,500 hp)[1]に2段過給器をつけたものを使用する計画を立てていたが、1944年10月に軍需省から排気タービンを有する「ハ214ル」(離昇2,300 hp)[1]へのエンジン変更を命じられた。三菱はエンジン変更の困難さからこれに反対してハ214のままでの計画継続を希望し、この意見の相違を原因として開発が停滞したまま計画は中止された。

脚注[編集]

  1. ^ a b 粟野誠一ほか編 『日本航空学術史(1910-1945)』日本航空学術史編集委員会、1990年、43頁。全国書誌番号:90036751

参考文献[編集]