キ53 (航空機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

キ53は、大日本帝国陸軍が計画した多座戦闘機。計画のみで実機は存在しない。

概要[編集]

1939年昭和14年)、陸軍は同年の研究方針で、爆撃機編隊の掩護を行う多座戦闘機を新たに正規の機種とした。これを受け、中島飛行機による新規開発機としてキ53が計画されたが、計画段階で中止となった。キ53自体の詳細な設計は不明だが、キ53を含む多座戦闘機は、飛行性能が重爆撃機と同等の大型機であり、重武装による爆撃機編隊内での直接掩護を主な用途とするという、通常の戦闘機とは大きく性格が異なる機体とされていた。

キ53と同種の多座戦闘機(爆撃掩護機)として陸軍が計画した機体にはキ58とキ69があるが、新規開発機であるキ53と異なり、キ58は一〇〇式重爆撃機の、キ69はキ67(のちの四式重爆撃機)の改造機となっている。このうち、キ69は計画のみに終わったが、キ58は試作に漕ぎ着けている。また、海軍十二試陸上攻撃機改を試作している。

参考文献[編集]

関連項目[編集]