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オデーサ州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オデーサ州
Одеська область
オデーサ州の旗オデーサ州の印
州旗州章
オデーサ州の位置
ウクライナ
州庁所在地オデーサ(オデッサ)
面積
 - 総計
 - 陸地
 - 水域
全ウクライナ第1位
33,310 km²
? km²
? km² (?%)
人口2008年
 - 総計
 - 人口密度
全ウクライナ第4位
2,387,543
73人/km²
地区26
領域共同体x,xxx
市町村総数
 - うち市の数
 - うち町の数
 - うち村の数

19
33
1,138
州知事オレ・キペル英語版
ISO 3166-2:UAUA-51
電話番号コード+380-48
公式サイト合同庁
地図
オデーサ州の位置

オデーサ州(オデーサしゅう、ウクライナ語: Одеська область オデースィカ・オーブラスチ)は、ウクライナの一つ。州都オデーサ(オデッサ)。2015年から州知事は元ジョージア大統領ミヘイル・サアカシュヴィリが務めていた。

地理

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母語話者(オデーサ州) 2001
ウクライナ語
  
46.3%
ロシア語
  
41.9%
その他
  
11.8%

オデーサ州は、ウクライナの西南部、南ブーフ川ドニステル川ドナウ川の河口地帯に位置している。北はヴィーンヌィツャ州キロヴォフラード州、東はムィコラーイウ州、西はモルドバ、西南はルーマニアと接し、南は黒海に面している。オデーサ州の面積は主に草原が占めている。

オデーサ州の北部は深い峡谷に刻まれたポドィーリャ高地、南部は池や湖のある平地が広がっている。オデーサ州の地で黒海に注ぐ河川は200余りあり、その内もっとも大きなものは、ドナウ川、ドニステル川、コードィマ川サウランカ川である。モルドバ共和国の南に突き出した部分はブジャクといい、歴史的にはベッサラビアの一部でありルーマニアに属していたこともある。

気候は大陸性気候である。1月の平均気温は、-3.5 °С、7月の平均気温は、22 °Сとなっている。

歴史

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人口

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2001年ウクライナ国勢調査によるデータ。

  • 総人口2,469,000人[1]
  • 都市人口1,624,600人(66%);農村人口:844,400人(44%)[2]
  • 性別人口:男性1,155,400人(47%);女性1,313,600人(53%)[3]
民族構成[4]
ウクライナ人
  
1,542,300人 (62.8%)
ロシア人
  
508,500人 (20.7%)
ブルガリア人
  
150,600人 (6.1%)
モルドヴァ人
  
123,700人 (5.0%)
ガガウズ人
  
27,600人 (1.1%)
ユダヤ人
  
13,300人 (0.5%)
ベラルーシ人
  
12,700人 (0.5%)
アルメニア人
  
7,400人 (0.3%)
ロマ人
  
4,000人 (0.2%)

観光

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脚注

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  1. ^ ウクライナ国立統計委員会 (2001年12月5日). “2001年ウクライナ国勢調査。ウクライナの総人口” (ウクライナ語). 2011年12月14日閲覧。
  2. ^ ウクライナ国立統計委員会 (2001年12月5日). “2001年ウクライナ国勢調査。ウクライナの都市人口・農村人口” (ウクライナ語). 2011年12月14日閲覧。
  3. ^ ウクライナ国立統計委員会 (2001年12月5日). “2001年ウクライナ国勢調査。ウクライナの性別人口” (ウクライナ語). 2011年12月14日閲覧。
  4. ^ ウクライナ国立統計委員会 (2001年12月5日). “2001年ウクライナ国勢調査。地域別民族構成” (ウクライナ語). 2011年12月14日閲覧。

参考文献

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  • 伊東孝之、井内敏夫、中井和夫 編『ポーランド・ウクライナ・バルト史』山川出版社〈世界各国史; 20〉、1998年12月。ISBN 4-634-41500-3 
  • 黒川祐次『物語ウクライナの歴史 : ヨーロッパ最後の大国』中央公論新社中公新書; 1655〉、2002年8月。ISBN 4-12-101655-6 
  • (ウクライナ語) Історія міст і сіл Української РСР. Одеська область. Київ: УРЕ АН УРСР. (1969) 

関連項目

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外部リンク

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