エコーはがき

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エコーはがきとは、日本郵便株式会社が発行するはがき(官製はがき)の一種である。

概要[編集]

エコーはがきは、官製はがきの下部スペースの一部(3分の1以内)をスポンサー(広告主)の提供する広告に当て、通常の官製はがきの売価が1枚52円のところを、広告を掲載することで5円分を差し引いた1枚47円で販売される。また、「エコーはがき(47円)」に地球環境保全のための寄付金(3円)が付加される「グリーンエコー」はがきも発売されることがある。

名称には、広告の内容が「山びこ(エコー)」のように利用者(送り手、受け手)双方に伝わるという意味合いや、売価が5円安いことから、「エコノミー(経済性に優れた)」という意味合いも込められている。

実際のエコーはがきの発行はスポンサーが決まってからとなり、また地域や数量が限定されることや、売価が5円(グリーンエコーは2円)安いことから一部に大量購入するヘビーユーザー(主に懸賞などの応募用や雑誌の投稿欄・視聴者リスナー参加型放送番組への投稿用が考えられる)、さらに収集家(コレクター)も存在することなどから、発売日当日に品切れになることが多く、通常の官製はがきのように郵便局でいつでも購入できるとは限らない欠点もある。

利用(広告)の条件[編集]

  • 対象 - 通常の官製はがき、並びにお年玉付郵便はがき夏のおたより郵便葉書などのくじ付きはがき
  • 発行枚数 - 全国版の場合は700万枚以上、準全国版(複数の都道府県や地域にまたがって発行するもの)は300万枚以上、地方版(都道府県単位)は5万枚以上から受け付ける。ただし、くじ付きの場合は、全国版2000万枚以上、準全国版700万枚以上、地方版100万枚以上となる。
  • 広告スペース - はがき下段の3分の1以内(くじ付きの場合はくじの部分を含めて3分の1以内とする)。

初期には東京証券取引所一部上場クラスの大手有名企業による全国版も多かったが、1990年代以後のいわゆるバブル崩壊後は、ほとんどが広告主の所在する周辺地域で発売される、最小ロット5万枚の地方版であり、入手難に拍車をかけている(特に沖縄県では2004年度は全く発売されず、2005年度の販売もなかった、という)。

日本郵便株式会社の支社によっては、エコーはがきのスポンサーを積極的に開拓していないようで、スポンサーは主に地方自治体関係が多く、国営時代には郵便貯金簡易保険といった身内の広告で発売したこともあった。その他では、私立大学公益法人、地域の中小企業など。大手企業では平成17年度の実績では、東京ディズニーランドなどを経営するオリエンタルランドもあるが、施設周辺の浦安市船橋市市川市で最小の5万枚の発行に留まる。

略歴[編集]

  • 1981年(昭和56年)7月7日 - 全国版2種の発売が第一号。当初は「エコーはがき」という名称はなく、「広告つき葉書」として発売された。
  • 上記第一号の広告はがきの販売後、愛称が公募され「エコーはがき」に決定。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]