<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-

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<Infinite Dendrogram>
-インフィニット・デンドログラム-
ジャンル ファンタジー
小説
著者 海道左近
イラスト タイキ
出版社 ホビージャパン
掲載サイト 小説家になろう
レーベル HJ文庫
連載期間 2015年10月10日 -
刊行期間 2016年11月1日 -
巻数 既刊11巻(2019年11月現在)
漫画
原作・原案など 海道左近(原作)
タイキ(キャラクター原案)
作画 今井神
出版社 ホビージャパン
掲載サイト コミックファイア
レーベル ホビージャパンコミックス
発表号 2016年12月22日 -
発表期間 2017年5月27日 -
巻数 既刊6巻(2019年10月現在)
漫画:クロウ・レコード
<Infinite Dendrogram Another>
原作・原案など 海道左近(原作)
タイキ(キャラクター原案)
作画 La-na
出版社 KADOKAWA
掲載誌 月刊コミックアライブ
発表号 2019年7月号 -
アニメ
原作 海道左近
監督 小林智樹
シリーズ構成 百瀬祐一郎
脚本 百瀬祐一郎
キャラクターデザイン 中田正彦
音楽 平松建治
アニメーション制作 NAZ
製作 インフィニット・デンドログラム
製作委員会
放送局 AT-Xほか
放送期間 2020年1月 -
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ

<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-』は、海道左近による日本ライトノベル。イラストはタイキが担当している。

小説投稿サイト『小説家になろう』にて2015年10月より連載が始まり、HJ文庫ホビージャパン)より2016年11月から刊行されている。2019年6月現在、今までに公開された作品はすべて閲覧が可能。

また、今井神による本編と、La-naによる外伝「クロウ・レコード」のコミカライズがある。

2016年「小説家になろう」VRゲーム部門で年間ランキング1位、「ラノベニュースオンラインアワード」初登場4冠達成、『新作ラノベ総選挙2017』ランキング1位。『このライトノベルがすごい!2018』新作第2位。総合第3位。

あらすじ[編集]

2043年7月15日、プレイヤーの性格・思考・行動に合わせて無限のパターンの進化をたどる独自のシステム「エンブリオ」を有するダイブ型VRMMO『Infinite Dendrogram』(インフィニット・デンドログラム)が発売された。過去のVRMMOが実現できず技術的に不可能とされてきた要素をいくつも備えていた『Infinite Dendrogram』はまもなく一大ムーブメントとなり、世界を席巻した。

それから1年半後、大学受験を終えて東京で一人暮らしを始めた椋鳥玲二は長い受験勉強の終了を記念し、以前から兄の修一に誘われていた『Infinite Dendrogram』を始める。

玲二はチュートリアルを済ませてレイとなり、発売初期から『Infinite Dendrogram』を始めていた兄との合流を目指すが、その途中で遭遇したNPCの女性から、クエストとして彼女の妹の捜索を頼まれる。やがて兄と合流したレイは、「この世界のイベントは後に回せば人死にが起こることもある」と聞き、ジョブに就かずエンブリオも得ないまま捜索を開始する。NPCの女性の妹を見つけたものの、危険なモンスターに囲まれた状態で兄とはぐれたレイは、デスペナルティになる寸前にエンブリオを孵化させて危機を脱すると、兄の助力もあってクエストを完了する。

初クエストで助けたNPCの女性は、レイの所属するアルター王国騎士団の副団長だった。その縁をたどり、初心者ながら【聖騎士】という上級職に就いたレイは王都付近でのレベル上げ中に初心者狩りに遭い、デスペナルティとなってしまう──。

登場人物[編集]

声の項はテレビアニメ版の声優。

主要人物[編集]

レイ・スターリング / 椋鳥玲二
声 - 斉藤壮馬[1]
大学受験が終わり、初心者プレイヤーとして<Infinite Dendrogram>に降り立った青年。アバターは現実の姿をベースに、人種や身長や髪の色などの細かな部分を変更してパっと見別人に見えるようにしたもの。メインのジョブは騎士系上級職の【聖騎士】。裏表がなく素直な性格で基本的に温厚。兄と姉がいる三人兄弟で、天才的な兄や姉に比べると凡人である。ただしその精神力だけは異常と言える強さがあり、普通の人なら躊躇うような自己犠牲の選択肢でも平気で選べる。その戦い方から付けられた通り名は“不屈”。譲れないモノの為には何度でも立ち上がる強い意志を持つため多くの人を惹きつけ、高校時代には「みたらし(藤林先輩からは「みんなたらし」もしくは「みさかいなくたらし」の略ではと考えられている)」と呼ばれていた。
あまりに破天荒かつ人類とは思えないスペックを持つ姉からトラウマレベルの体験を多くさせられたため、姉を思わせる性格や雰囲気を持つ女性を大の苦手としている。
衣装に対するセンスが壊滅的で、本人が格好良いと思う姿は傍から見れば悪の組織の幹部や怪人でしかない。特殊な装備として、3体のUBMを討伐したMVP特典武具、オリジナル煌玉馬【白銀之風】、かつて【元始聖剣 アルター】と同時に作られた無銘の呪われた斧を所持。3つの特典武具のデザインが禍々しい事、その中の一つの力でUBM<瘴焔姫 ガルドランダ>を召喚出来る事、加えて前述のセンスが合わさったために、暗黒の聖騎士だの光と闇合わさりし勇者だのと呼ばれる。後に冒険する中で出会ったアルティミア達王族、ひいてはアルター王国を滅亡から救うためどんな形であれランカー入りする事を決意。兄を含む縁のあるマスター達を集めてクラン<デス・ピリオド>を設立した。
シルバー / 【白銀之風】(ゼフィロス・シルバー)
レイがガチャで当てたオリジナル煌玉馬。
【紫怨走甲 ゴゥズメイズ】
逸話級武具。【怨霊牛馬 ゴゥズメイズ】の特典武具。負の怨念等を力に変換する靴。
【黒纏套 モノクローム】
【黒天空亡 モノクローム】の特典武具。光を吸収する外套。
《シャイニング・ディスペアー》
吸収した光を光線として放つ。
無銘の斧
ネメシス
声 - 大野柚布子[1]
レイの<エンブリオ>として顕在した少女。<エンブリオ>としての名称は【復讐乙女 ネメシス】で、TYPE:メイデンwithアームズというレアな存在。尊大なしゃべり方をするが、性格的にはチョロい部分が多い。食癖は暴食で、常識外れのかなりの大食いであり早食い。その食費はレイの懐を圧迫するレベル。ホラー物が大の苦手でアンデッドとの戦いでは泣き叫び、戦闘後もしばらくしくしく泣き続けて立ち直れない。
通常時は人間の少女の姿だが、戦闘時には大型装備へと姿を変える。その形態は現時点では大剣・斧槍・投擲武器にもなる巨大な円盾など両手持ちの重量装備が多いが、自分の体の延長であるという判定からレイ自身にとっては重量はさほどでもなく片手で振るえる(他者が持つと見た目通りの重量になる模様)。本来はヒロインポジションなのだが作者が時折それを忘れるくらいヒロイン性が薄く(イラストレーターのタイキに指摘されるまで長らく表紙に登場していないのに気付かなかった)、相棒としての側面の方が強い。
第一形態 黒大剣(Black Blade)
固有スキル《復讐するは我にあり》(ヴェンジェンス・イズ・マイン)
受けたダメージの合計値を倍化した攻撃を放つ。
固有スキル《カウンター・アブソープション》
攻撃を無効化または軽減する光の壁を作る。
第二形態 黒旗斧槍(Flag Halbard)
固有スキル《逆転は翻る旗の如く》(リバース・アズ・フラッグ)
受けた状態異常やデバフ効果を逆転させる。
第三形態α 黒円盾(Black Circle)
固有スキル《カウンター・アブソープション》
第三形態β 流星風車(Shooting Wheel)
固有スキル《応報は星の彼方へ》(ペイバック・オーヴァー・スター)
受けたダメージを飛距離・速度に蓄積し遠距離追尾して3倍化した攻撃を放つ。
第四形態 黒翼水鏡(Black Mirror)
固有スキル《追撃者は水鏡より来たる》(チェイサー・フロム・ミラーリング)
固有スキル《復讐するは我にあり》
瘴焔姫ガルドランダ
レイが死闘の末倒した人食いの伝説級UBM<大瘴鬼ガルドランダ>の中で育まれ、何れ誕生するはずだった本来の伝説級UBMだったモノ。食人鬼であったためモンスターと人間のハーフのような存在で人語を解し会話できる。ネメシスと同じ位かもっと幼い少女の姿をしている。レイの身体(肉)が好物。順調に成長を遂げればSUBMまで至ったかもしれないくらい高い潜在能力を持っており、UBM担当の管理AIジャバウォックから大きく期待されていた。大瘴鬼が卵の殻でその中身が瘴焔姫という関係だったが、不完全な大瘴鬼の段階でレイに倒されたために【瘴焔手甲 ガルドランダ】内に意識として宿り、瘴焔手甲の第三スキルによる召喚モンスターとして再誕した。
普通この手の召喚モンスターは元の劣化モンスターとして召喚されるが、誕生するという性質により真の伝説級UBM瘴焔姫として元の大瘴鬼を上回る強さで召喚され、前衛系超級職すら上回る高ステータスに強力な攻撃やデバフの固有スキルを備える。こうした元々の強さに加え、新たな固有スキルを生み出す高い潜在能力も持つ。また手甲入手以降のレイの経験や知識を記憶の共有を通して学習してきたため、シュウやフィガロといった超級マスターの戦闘技術まで学んで理解し、シュウの十八番である上段蹴り「木断」も使える。このように、モンスターとしての成長だけでなく人間の様にも成長し続けられるため、戦闘力は更に高まっている。
これだけの強力さと引き換えに大きな制限も課されており、召喚時間1秒につき1000MP消費(レイの素のステータスでは数秒しか呼べない)に加え、召喚終了後に召喚時間の「三倍時間治療不能な猛毒・酩酊・衰弱の三重状態異常」「三倍時間燃焼(人体発火)」「三倍時間肉体使用権喪失(ガルドランダに奪われる)」のいずれかのデメリットの中からランダムで1つが付与される。この中で召喚時間1秒につき1000MP消費に関しては、MPタンクである【紫怨走甲 ゴゥズメイズ】により実用可能なレベルになっている。後に【大小喚の輪】を入手したことでMPコスト極小の召喚が可能になり、手乗りサイズのSD体型、戦闘能力無し、デメリット極小、キシャーと唸るしかできないほど会話能力が落ちた状態(非人間範疇生物用の翻訳アイテムで解決)のチビガル形態で長時間召喚(作者曰く日常パート召喚形態)できるようになる。チビガルはレイの頭の上が定位置で、よく頭髪や頭皮を齧っている。
【瘴焔手甲 ガルドランダ】
第一装備スキル《煉獄火炎》
左手甲の火炎攻撃。
第二装備スキル《地獄瘴気》
右手甲の猛毒・酩酊・衰弱を起こす三重状態異常の瘴気
第三装備スキル《瘴焔姫》(ガルドランダ)
【瘴焔姫 ガルドランダ】召喚。
《煉獄火炎》
《煉獄拳》
《零式・煉獄火炎》
シュウ・スターリング / 椋鳥修一
声 - 日野聡[1]
レイを<Infinite Dendrogram>へと誘った実の兄であり、クマの着ぐるみプレイで子供たちの人気者。他プレイヤーからは子供山さん、ネメシスからはクマニーサンと呼ばれる。ジョブは破壊屋系最上位の超級職である【破壊王】。絵以外のあらゆる分野に才能を持つ天才肌の人物で、大体何でもこなせる。子役俳優から歌手、格闘技の世界チャンプなどを経て、現在は都内で三件のマンションを経営するニート。その経歴のため知人には業界人が多い。エンブリオはガトリング砲から果ては人型ロボットへの変形機能付き巨大陸上戦艦などに変身する四重複合カテゴリー、TYPE:ガーディアン・フォートレス・ギア・ウェポンの【戦神艦 バルドル】。アルター王国に所属する四人の“超級”の一人であり、王国討伐ランキング二年連続一位のランカー。STR極ビルドであり、ボスクラスモンスターすら一撃で粉砕する異常なほどの攻撃力を持つ。現実で習得した格闘技術や類稀な戦闘センスにより、<Infinite Dendrogram>にいる数多のマスターの中でも最強格の一人として知られている。ただし、外部リソースを使用しない第一形態と第二形態、及び格闘戦以外においては弾薬代という外部リソースで資金が数十億単位で吹き飛ぶほど消費するため、札束で殴るような戦法である。
クマの着ぐるみを着込んでいるのは、キャラクターメイキングの際に誤って自分の素顔のままでアバターを決定してしまったためで、その顔が世界的に有名過ぎるためそのままプレイするのが困難になってしまった(管理AIによってはアバター決定後もゲーム開始する前なら作り直しを許可するアタリがいるが、シュウの担当はハズレだった)。<UBM>の討伐経験を重ねているが、たった一件を除き、全ての特典武具がなぜか着ぐるみになるという呪いじみた状況に陥っている。
ルーク・ホームズ / ルシウス・ホームズ
声 - 小市眞琴[1]
レイと同時期に始めた<マスター>の少年。類稀な美貌と幅広い才能を持つ天才児。アバターは髪の毛の色を変えただけの現実の姿そのまま。メインのジョブは下級職【女衒】、後に同系統上級職【亡八】。父は探偵、母は怪盗というとんでもない家庭で育ち、両親からその技術を仕込まれている。特に人の心理を読み解くのが得意で、プロファイリングをも超えたテレパシーとも思えるレベルで人の考えや行動を推理する。両親と死別して自分が今後どういう生き方をするかに悩んだために、何かの答えを得られるのではないかと考えて<Infinite Dendrogram>を始めた。
直接的な戦闘は苦手だが、女性or雌への魅了や従魔を駆使して戦うテイマータイプ。バビと合わせると男女(雄雌)共に魅了でき、レジストに失敗した敵は同士討ちを始め、そこに強力な従魔も参戦する対集団戦を得意とする。その戦いぶりは魅了された者が非魅了者に攻撃し、魅了されていない者がされた者への攻撃を躊躇う内に自分も魅了されるか殺されるという地獄絵図。被害は加速度的に増大し、すべての敵が魅了されるか死ぬかしたところでバビが残った魅了された敵達を順番にドレインで吸い殺す。マスターですらきちんと魅了耐性装備を整えていなければ対抗できず、そのあまりにえげつない組み合わせはかなり強力な制圧力を持っている。後に、バビや従魔と合体変身して戦う「ガードナー獣戦士理論」の発展形とも言えるユニオン・ジャックが使えるようになり、直接戦闘でも強力な存在になる。
バビロン
声 - 高田憂希[1]
ルークの<エンブリオ>。通称はバビ。<エンブリオ>としての名称は【堕落天魔 バビロン】で、TYPE:ガードナー。通常モンスター型になるガードナーだが淫魔であるためほぼ人型であり、翼と尻尾が生えただけの少女の姿をしている。ネメシスからはこれだけ人間に近いガードナーもレアだと評された。男性or雄への魅了や吸収を中心としたスキルにより戦闘を行う。食癖で、甘味にチリソースを掛けるなど味覚が壊滅しているかのような冒涜的な食べ方をする。ネメシスの考察は、大淫婦バビロンからとった名前に影響されて食事も冒涜的になっているのではないかというもの。後に、第三形態でマスター・エンブリオ・従魔の三身融合スキル<ユニオン・ジャック>を身に付け、ルークの直接戦闘力を飛躍的に高められるようになる。
種族としては悪魔系の淫魔に属するが、ルークが未成年のためシステムによる年齢制限が掛かっており、その行動はお色気ではない耳かきやひざまくら、ちょっとしたマッサージ程度の微笑ましい振る舞いに収まっている。ただし、モンスターとしての淫魔は年齢制限が外れた場合はR18な存在になるらしく、淫魔が多く出現するダンジョン<淫魔の宮>は年齢により攻略難易度が桁違いになるらしい。
ユーゴー・レセップス / ユーリ・ゴーティエ
声 - 村瀬歩[1]
外伝『蒼白詩篇』の主人公でもある<マスター>の青年。外見は20歳前後。メインのジョブは【高位操縦士】。リアルではMr.フランクリンの実の妹で、フランスのロレーヌ女学院中等部に通う学生。姉と同じように異なる性別のアバターを作成した。アルター王国と休戦状態にあるドライフ皇国で流通しているマジンギアに乗っている。姉がオーナーであるクラン<叡智の三角>に当初は所属していたが、ギデオンでMr.フランクリンの起こしたテロ作戦に参加したことで、今まで自分が見ようとしてこなかった姉の負の一面を知りクランから脱退。無所属となり各地を旅するようになった。現在はカルディナで黄河から流出した珠を発端にした騒乱に巻き込まれている。
キューコ
声 - 小倉唯[1]
ユーゴーと行動を共にする少女。棒読みな口調ながらも毒舌。<エンブリオ>としての名称は【白氷乙女 コキュートス】で、TYPE:メイデンwithアドバンス。白い物しか食べないという妙な食癖があるが、あまりに美味しい物を前にすると我を忘れ、その拘りを破る上に棒読み口調ですらなくなる。
マリー・アドラー / 一宮渚
声 - 日笠陽子[1]
【記者】のジョブに就いてる女性の<マスター>。出版社DIN(デンドログラム・インフォメーション・ネットワーク)勤務。本当のメインジョブは隠密系最上位の超級職【絶影】。通り名は“超級”でない身で“超級”を討伐した逸話から“超級殺し”。普段は隠蔽のスキルで記者に偽装しており、世間的には正体不明の暗殺者として依頼を受けてPKするマスター専門の暗殺者を生業とするロールプレイをしている。<エンブリオ>は弾丸型モンスターを射出する拳銃であるTYPE:レギオンの【幻銃筆 アルカンシェル】。殺しても本当には死なないマスターはともかく、取り返しの付かないティアンは基本的に殺さない(自分や護衛対象を襲う敵となれば別)。
現実では漫画家だが、出版社の倒産などのトラブルが重なりスランプで作品が描けなくなり休職。自身の作品の主人公であった暗殺者マリーに扮することでスランプを脱しようと<Infinite Dendrogram>を始めた。自分の作品中でも出てくる未熟な者を殺す仕事を経験するために、カルディナが裏で行った王国封鎖の策に雇われ多数の初心者PKを行う。そこでレイと出会いPKするが、絶対的な強敵相手でも折れない姿に興味を覚え後に接触を図った。内心ではこの初心者PKを受注したことを後悔しているため、以降は贖罪も兼ねてレイの仲間として手助けするようになる。

アルター王国[編集]

ティアン[編集]

アルティミア・A・アルター
アルター王国第一王女。作者に明言されたわけではないがネメシスに次ぐ(下手すると上回る)ほどヒロイン的描写の多いキャラ。オリジナル煌玉馬【黄金之雷霆】とこの世のあらゆるものを切断する【元始聖剣 アルター】を所持。【元始聖剣 アルター】への適性を持つアルター王家のティアンのみが就ける特殊超級職【聖剣姫】を継承しており、超級マスター達と比べても遜色ないどころかその中でも上位ランクに位置するほどの戦闘力を誇る。前の戦争で国王であった父が殺害されたことで国王代理に就いており、現アルター王国の事実上の指導者。皇国の<マスター>達に父王や師を殺害されたり、戦争に参戦しなかった王国側の<マスター>達のこともあり、<マスター>という存在に不信感を抱いている。中でも弱みに付け込んでくる扶桑月夜への評価はかなり辛辣。父王の命令だったとはいえアルター王国最強の自分が戦争に出られなかった事が王国の惨敗に繋がったと考えており、自分を責め続けている。
お忍びで世直しなどといった正義の味方的な行為に憧れがあり、密かに外出する際には仮面を被りミドルネームのアズライトを名乗って行動する。そのセンスは(自分を棚上げにした)レイをして苦言を呈するもの。ギデオンでの戦いの際には病に臥せっており、自らの手で妹を守れず絶望しかけていたがフランクリンの手で中継される映像の中のレイの戦いに心を震わされ、マスターへの不信と信頼が平衡し始める。その後お忍び中にレイと出会い共に戦ったことで彼に対して全幅の信頼と恋心を抱くようになり、レイを通してまだ数少ないながらも信頼できるマスターが増えて行っている。
リリアーナ・グランドリア
声 - 悠木碧[2]
アルター王国近衛騎士団副団長。前の戦争で父である騎士団長と彼女より強い団員がみな殺害されたために、事実上近衛騎士団のトップを務めている。レイが最初に出会ったティアンであり、以降縁が出来る。エリザベートの護衛任務に就いているが、彼女の脱走を防げず心労が積み重なっている。ティアンの中でも高い才能を持ち、父が付いていた天騎士を目指してジョブビルドを一度リセットした。
ミリアーヌ・グランドリア
声 - 春瀬なつみ[2]
リリアーナの妹。どこかに潜り込むことに対して異常なまでの才能を有しており、警備が厳重なはずの王城にすら潜入できる。大きなお風呂は公衆浴場という大いなる勘違いと共に、アルティミアの入浴中に普通に入ってきて普通に入浴して出て行った事がある。
エリザベート・S・アルター
声 - 内田彩[3]
アルター王国第二王女。度々、王宮からの脱走事件を起こす問題児。王女三姉妹の中では人間として一番まともではあるが、脱け出すということに対して異常なまでの才能を有し、専門に鍛えられた間者集団の監視すら出し抜く。そのため護衛のリリアーナの心労は積み重なるばかり。マリーと出会って非常に仲良くなって彼女の義妹的ポジションに収まってしまい、ルークやマリーの指導により更に才能を磨いてしまう。現在はもしかすると超級マスターすら出し抜けるのではないかとレイは考えている。
テオドール・リンドス
アルター王国近衛騎士団の第三位。<マスター>に対し複雑な感情を抱えているが、必要とあらば私情に蓋をして動くこともできる職務への誠実さを持つ。才能に乏しく、その強さは既に頭打ちになってしまっている。
テレジア・C・アルター
アルター王国第三王女。病弱の身で生まれたために長くは生きられないと言われている。非常に達観しており、年齢に見合わない態度や言動をとる王女三姉妹の中で一番まともではない存在。
実態はまだ完全には覚醒していない特殊超級職【邪神】。彼女が覚醒したときに倒せなければ世界が終わる。管理AIの一体であるドーマウスが常に警護しているが、実際は警護ではなく覚醒しないよう監視し管理しているというのが正しい。現時点でもすでに強大な力を持ち、マスターやエンブリオでは干渉出来ないという制限があるためほぼ無敵。超級マスターであっても歯が立たない。ティアンの特殊超級職だけが倒せる可能性を持つようだが、マスターや管理AIの干渉により特殊超級職の多くが欠けている現在では難しいとされている。
アッシュバレー・ギデオン
アルター王国の第二の都市である“決闘都市”ギデオンを統治する若き伯爵。度重なるトラブルで心労が絶えない。
フラグマン(九代目)
メインジョブ:【大賢者】
アルター王国の相談役の宮廷魔術師にして、フラグマンの九代目。前回の戦争の時に“物理最強”によって殺害された。
名を名乗ることは無く、基本的にメインジョブである【大賢者】と呼ばれていた。国王に<マスター>を神性視させて戦力として扱わないように偏向的な教育をした結果、国王は<マスター>を戦争に起用せず王国の重鎮を多く失うこととなった。王国側から戦争へと誘うように主導している。
インテグラ・セドナ・クラリース・フラグマン
メインジョブ:【大賢者】
十代目、当代のフラグマンである女性。アルティミアとリリアーナとは幼なじみ。先代フラグマンの弟子達の中で唯一、フラグマンの後継者として育てられた。

<マスター>[編集]

フィガロ/ヴィンセント・マイヤーズ
声 - 鈴村健一[2]
メインジョブ:【超闘士】(闘士系超級職)
<アルター王国三巨頭>に数えられる<超級>の一人。アルター王国決闘ランキング一位にしてシュウの友人。資産家の家庭の嫡男だが、現実では心臓に疾患のある青年で興奮するようなことがあると心臓への負担で入院するくらい虚弱な身体であり、走ることも出来ない。家を継ぐことになっている妹がいるが、彼自身は幼少期から妹の事を弟と勘違いしていて未だに気付いていない。ほぼ寝たきりで人と友人になる機会が全く無く、人間関係の経験値が皆無なためPTプレイが一切出来ないという弱点がある。そのため仲間がいると上手く戦えなくなり戦力がガタ落ちになるのでソロ活動ですべてを賄い、王都地下の高難易度大規模神造ダンジョン<墓標迷宮>ソロ攻略か一対一での戦いに集中できる闘技場での決闘がメイン活動となっている。強さを優先した装備にしているため、かなりちぐはぐな外見をしており、よく扱う武器が鎖であることから“無限連鎖”という通り名を持つ。
レイと出会ったことで人と多く関わるようになり、超級マスターのハンニャという現実での結婚を前提の恋人が出来た事で、クラン<デス・ピリオド>へ参加することを決意する。
扶桑月夜
メインジョブ:【女教皇】(司祭系統超級職)
<アルター王国三巨頭>に数えられる<超級>の一人。藤林梢の幼馴染で、玲二の大学の上級生。アルター王国クランランキング一位かつリアルの宗教団体でもある宗教クラン<月世の会>のオーナーであり教祖。その関係で顔も名前もそのままにログインしている。通り名は“月世界”。エンブリオはTYPE:メイデンwithインヴェイジョンワールドの【カグヤ】。
アルティミアからは寄生虫、シュウからは女狐と呼ばれ、姉を思わせる雰囲気を持つためレイからは女化生先輩と呼ばれ避けられている。現在のお気に入りはレイであり、リアル・ゲーム内問わず何か隙があらばちょっかいを掛けようとする。かなりイイ性格で己の利益のためなら手段や目的を選ばないフリーダムな生き方をしているが、藤林梢にだけは完全に頭が上がらず、彼女に怒られるとあっという間におとなしくなる。その様を見たレイは、月夜はアルティミアに強く、アルティミアは先輩に強く、先輩は月夜に強い三すくみ状態だと感じた。
“正体不明”
メインジョブ:【破壊王】(壊屋系統超級職)
<アルター王国三巨頭>に数えられる<超級>の一人。アルター王国討伐ランキング一位。詳細はシュウ・スターリング
レイレイ
アルター王国の<超級>の一人。ネメシスからは蛇チャイナと呼ばれる。シュウの歌手時代から親交があるリアルの友人。北欧系美人。リアルでは世界的歌手として多忙な日々を過ごしているため、滅多にログインできない。状態異常による戦闘を得意とする。通り名は“酒池肉林”だが、それは攻撃された敵の身体の中身がドロドロに溶けて液体のように毀れ出て(酒地)、後には皮だけが残る(肉林)というかなりグロい倒し方をする事から付いている。<エンブリオ>は【エデン】。<デス・ピリオド>設立の際にタイミングよくログインしており、シュウと共にメンバーとしての参加を表明する。
ビースリー/藤林梢
メインジョブ:【鎧巨人】(上級職)
月夜と昔からリアルでの付き合いがある<マスター>。以前王都封鎖に参加して初心者PKを行い、フィガロに壊滅させられ解散したPKクラン<凶城>の元オーナー。玲二の大学の上級生であり、先輩と呼ばれている。リアルとゲームは分ける質で、月夜の暴走を押さえ込める貴重な存在。本来は真面目で気遣いの出来る優しい性格。アバター名がアルファベット表記でBarbaroi・Bad・Burnと長いため、基本は略称のビースリーで通している。ジョブを使い分けており、盾巨人のときは本来のアバターの姿かつ本来の性格なビースリーだが、鎧巨人にジョブチェンジする事で特典武具である全身鎧【撃鉄鎧マグナムコロッサス】を纏えるようになり鎧の中に格納されて巨人化。ヘルムを被って顔を隠すことでPKスイッチが入り人格が変貌。一人称が「俺」な山賊の頭のような粗暴な男口調のバルバロイ・バッド・バーン(声 - 大塚明夫)となる。そのためジョブで自分の呼び方を変えてくれとレイに伝えている。王都封鎖時に王国に与えた損害のために、そのことを持ちだされるとアルティミアに頭が上がらない。
<凶城>解散の背景は、元々メンバーに社会人等が多く皆の時間の都合が付かなくなりつつあった事、フィガロに倒された時のランダムドロップで装備や財産を多く失った事が切っ掛けとなり潮時という意見が大勢になった事、これらの理由により解散された。解散後はPK活動を辞めていたが、敗北をきっかけにジョブのビルドを見直して更に強くなり盾役として頼れる存在になっている。大学で玲二が後輩であることを知り、冒険を共にしたことで一緒に活動する機会が増え、<デス・ピリオド>設立に際しメンバーとして参加する。
カシミヤ
メインジョブ:【抜刀神】(超級職)
アルター王国最強のPK。王国の<超級>の中でも決闘に関してはトップクラスの実力を持つ。外見は子供で、リアルも子供。アルター王国決闘ランキング三位であり、クランランキング三位のPKクラン<K&R>のオーナーでもある。通り名は“断頭台”“王国最速”など多数。<エンブリオ>は【自在抜刀 イナバ】。
ジュリエット/黒崎樹里
声 - 桑原由気
メインジョブ:【堕天騎士】(騎士系統暗黒騎士派生超級職)
外伝『クロウ・レコード』の主人公。アルター王国決闘ランキング四位の決闘ランカー。リアルは中学生で重めの中二病を発症中。<エンブリオ>TYPE:フュージョンアームズの【黒翼飛翔 フレーズヴェルグ】。チェルシーと共に<デス・ピリオド>に誘われたが、チェルシーが立ち直るまで待ってくれと答えた。
チェルシー
声 - 内田真礼
メインジョブ:【大海賊】(海賊系統上級職)
アルター王国の決闘ランキング第八位の決闘ランカー。ジュリエットの友達で良く一緒にいる。<エンブリオ>は【ポセイドン】。ランキングに入っているクランのオーナーだったが、クランメンバー達が起こした痴情の拗れからクランの維持が困難になり解散。ジュリエットと共にレイに<デス・ピリオド>へと誘われたが気持ちの整理が付くまで無理だと断った。
アルター王国の<マスター>の一人。彼女とイオとふじのんの三人でいつも一緒に行動している。ギデオンでの戦いをきっかけにレイやルークたちと知り合い、<デス・ピリオド>に誘われて参加を決めた。
イオ
アルター王国の<マスター>の一人。他の二人といつも一緒に行動している。ギデオンでの戦いをきっかけにレイやルークたちと知り合い、<デス・ピリオド>に誘われて参加を決めた。
ふじのん
アルター王国の<マスター>の一人。他の二人といつも一緒に行動している。ギデオンでの戦いをきっかけにレイやルークたちと知り合い、<デス・ピリオド>に誘われて参加を決めた。
キャサリン金剛/キャサリン・マイヤーズ
アルター王国討伐ランキング二位の討伐ランカーでオカマキャラ。中身は実はブラコン気味なフィガロの妹。かなり突飛な思考回路を持っており、余人には理解の困難な結論を出す。兄を追ってプレイするようになった。貧乳で中性的な容姿をしている自分を弟だと信じる兄のために、自分が嫡男になるという思考の果てに男装をして家を継ぐ将来を定め、マイヤーズ家を継ぐ勉強の傍らで男の生き方を肉体から学ぼうと考え男性アバターを作成。そのうえで心は女性らしく振舞うという男性の肉体と女性の在り方両方を備える無敵な存在という彼女なりの素晴らしい発想により出来上がったのがキャサリン金剛であり、王都に降り立って自分を見た子供が逃げ出すまでおかしい事に全く気付いていなかった。以降は兄が発作を起こさないようすべてを内緒にしてプレイしている。
グレート・ジェノサイド・マックス
天地からの移籍者。ある事件の後に決闘ランキングの末席である三十位の決闘ランカーとなった。エンブリオは【イペタム】。
曼珠沙華死音
アルター王国の三つのランキングに共に十三位として名を連ねているトリプルランカー。数字に拘りがあり、本来の実力よりはもっと上で意図的に十三位に留まっている。天地からの移籍者。ジュリエットとは趣味嗜好のバッティングやそれの報復合戦などでとても仲が悪い。
ソニア
アルター王国の<マスター>の一人。レイ、ルークと同時期に始めた。よくアクセサリーや家具のアイテムを購入するため、常に金欠。後述の二人と合わせてパーティ<童話分隊>を組んでいる。
アスマ
アルター王国の<マスター>の一人。レイ、ルークと同時期に始めた、<童話分隊>の一人。<エンブリオ>から生まれるモンスターの飼育に多くの金銭を費やしているため、常に金欠。
グリムズ
アルター王国の<マスター>の一人。レイ、ルークと同時期に始めた、<童話分隊>の一人。ギャンブルに金をつぎ込んでいるため、常に金欠。

ドライフ皇国[編集]

<マスター>[編集]

Mr.フランクリン/フランチェスカ・ゴーティエ
声 - 松岡禎丞
メインジョブ:【大教授】(超級職)
ドライフ皇国のクランランキング一位のクラン<叡智の三角>のオーナーである<超級>の一人。エンブリオは【魔獣工場 パンデモニウム】で、TYPE:プラントフォートレス。通り名は“最弱最悪”。リアルではフランス人女性でありユーゴーの実の姉。性別の異なる男性アバターを作成してプレイしている。現在は日本在住でT芸大一年生。玲ニと同じマンションの同じ階に住むという隣人の間柄であり、そうと知らないまま互いに顔を合わせている。レイがプレイを始める前に起きた王国と皇国の戦争において、当時<超級>ではない身ながらも、王国側の参戦者を蹂躙し、王国の王を殺害したことで王国の者から多くの恨みを買っている。世界派マスターでありこの世界は本物であると確信していながら、自分が勝つためならティアンにどんな犠牲が出ようとも構わないという一面を持つ。本質は小心者であり、超級たる自分の計画を何度も覆したルーキーであるレイを宿敵と定め、なりふり構わず打倒しようと準備している。
ローガン・ゴットバルト
声 - 石川英郎
メインジョブ:【魔将軍】(超級職)
ドライフ皇国の決闘ランキングの一位である<超級>の一人。エンブリオは【技巧改竄 ルンペルシュティルツヒェン】で、TYPE:アナザールール。通り名は“矛盾数式”。リアルでは男子小学生であり、高い自尊心を持ち堪え性が無い我儘な子供。悪魔軍団の召喚に特化している。かつての王国と皇国の戦争において、リリアーナの父であった王国の騎士団長以下多くの騎士団員を殺害した。自信過剰な自己評価のもと、伝説~神話級とも言われる非常に強力な召喚悪魔に任せて戦うゴリ押しスタイルは他マスターから嫌われており、決闘においても悪役扱いされている。ただし本当の一流強者たるマスターからは二流や三流と評されていて、獣王には決して勝てないと本能的には悟っている。これまでは弱い者相手に無双して調子に乗っていたが、ルーキーであるレイへの敗北を皮切りに本当の強者達に敗北を続けて心がへし折られる。一時期ゲームを投げて引退しようと考えていたが、利用価値があると接近してきた【盗賊王】ゼタの導きで<IF>に秘密裏に参加。ゼタの指導でビルドや戦い方を一から見直し、ゼタを師匠と呼び全面的に信頼するようになる。
ベヘモット
声 - 高森奈津美
メインジョブ:【獣王】(超級職)
ドライフ皇国の討伐ランキングの一位にして西方三国最強。エンブリオは【怪獣女王 レヴィアタン】で、TYPE:メイデンwithガーディアン。MP・SP・LUC以外のステータスの合計値がプレイヤーの中で最も高いことから“物理最強”の通り名を冠している。リアルではアメリカ人少女であるらしく、人間型ではなく動物型のヤマアラシのアバターでプレイしている。かつて最強を求めるプレイヤー間で議論されたジョブビルド「ガードナー獣戦士理論」の完成形に位置しており、彼女が獣戦士の超級職【獣王】に就いた時点で同じ方法では超える事が出来なくなり、一時期全盛を誇ったこの理論は終焉を迎えた。ドライフ皇国最大戦力の<超級>で、かつての王国と皇国の戦争において、【大賢者】を殺害した。
マードック・マルチネス
メインジョブ:【車騎王】(超級職)
戦争後にドライフ皇国に加入した<超級>。軍事オタクらしく、皇王から大佐の階級をもらっている。いかなる物よりも速く頑丈な戦車を駆る。

黄河帝国[編集]

ティアン[編集]

ツァンロン
迅羽と共に王国にやってきた黄河帝国第三皇子。

<マスター>[編集]

迅羽
声 - 東山奈央[2]
メインジョブ:【尸解仙】(超級職)
<黄河四霊>に数えられる<超級>の一人。リアルは小学生女子。黄河帝国の決闘ランキング二位。身長数mのキョンシーという異様な風体だが、常識を置き去りにしているような作中の<超級>達の中では屈指の常識人。“応龍”“神速”“地雷”など、複数の通り名を持つ。
グレイ・α・ケンタウリ
メインジョブ:【総司令官】(超級職)
<黄河四霊>に数えられる<超級>の一人。黄河帝国の討伐ランキング一位。着ぐるみ宇宙人のような風体をしている。通り名は“霊亀”。<エンブリオ>は【未確認飛行要塞 ラピュータ】。
輝麗
メインジョブ:【舞姫】(超級職)
<黄河四霊>に数えられる<超級>の一人。黄河帝国のクランランキング一位<輝麗愚民軍>のオーナー。キャラメイクにリアル時間で一ヵ月もかけて作ったアバターは、芸術品と形容できる風貌を持つ。通り名は“鳳凰”。迅羽とは仲が悪い。
名捨
メインジョブ:【武神】(超級職)
<黄河四霊>に数えられる<超級>の一人。黄河帝国のいずれのランキングにも名を連ねることはなく、ただ修行を行っているだけの身だが、状況によっては“最強”の二つ名を持つ<超級>に並ぶほどの実力を持つ黄河帝国最強の<マスター>。通り名は“至強無冠”、“麒麟”。

カルディナ[編集]

<マスター>[編集]

ファトゥム
メインジョブ:【地神】(超級職)
<セフィロト>に所属するカルディナ最強の<超級>。カルディナの討伐ランキング一位。<Infinite Dendrogram>内で最大のMPを持つ。通り名は“魔法最強”。<エンブリオ>は【無渇聖餐杯 グラール】。
カルル・ルールルー
メインジョブ:【神獣狩】(狩人系超級職)
<セフィロト>に所属する<超級>の一人。通り名は“万丈無敵”。<エンブリオ>はTYPE:ルールの【不壊不朽 ネメアレオン】。着ぐるみを着用している数少ないマスターの一人(白熊)。マグマの中で戦闘を続行したり、魔法の集中砲火を受けても生き延びたという驚異的な耐久性を示す逸話を持つ。
アルベルト・シュバルツカイザー
メインジョブ:【殲滅王】(超級職)
<セフィロト>に所属する<超級>の一人。通り名は“七死変貌”。<エンブリオ>は【七星転身 セプテントリオン】。特に希少なTYPE:ボディの<エンブリオ>で、全身を機械に置換している。七回の蘇生能力と、自身を殺した相手の攻撃手段に対する耐性と防御手段を攻略するための攻撃方法を獲得する能力を持つ。
AR・I・CA
メインジョブ:【撃墜王】(超級職)
<セフィロト>に所属する<超級>の一人。通り名は“蒼穹歌姫”。かつてはドライフの<叡智の三角>に所属し、フランクリンの親友だったが、何らかの理由で出奔した後にカルディナで<超級>となった。空を飛翔するマジンギア【MGFX-001 ブルーオペラ】の使い手。<エンブリオ>は【超越演算機 カサンドラ】。
マニゴルド
メインジョブ:【放蕩王】(超級職)
<セフィロト>に所属する<超級>の一人。自他共に認める俗物で、AR・I・CAとは同族嫌悪し合っている。広域殲滅型。本人は自らの戦闘力を<セフィロト>において下から数えた方が早いと自称するが、実情としては攻撃性能、防御性能共に上から数えた方が早く高い戦闘能力を持つ。<エンブリオ>は【金城鉄壁 ジパング】。
グランドマスター
メインジョブ:【戯王】(超級職)
<セフィロト>に所属する<超級>の一人。通り名は“盤面無敗”。<セフィロト>の<超級>では高齢にある。特殊広域制圧型。
RAN
メインジョブ:【闘神】(超級職)
<セフィロト>に所属する<超級>の一人。<セフィロト>の<超級>ではグランドマスターに並ぶ高齢。カルディナの決闘ランキング一位。対人戦闘に特化した個人戦闘型。
イリョウ夢路
メインジョブ:【神刀医】(超級職)
<セフィロト>に所属する<超級>の一人。
イヴ・セレーネ
メインジョブ:【砲神】(超級職)
<セフィロト>に所属する<超級>の一人。広域殲滅型。<エンブリオ>は<超級エンブリオ>において史上最長の射程を持つ【アルテミス】。

グランバロア[編集]

<マスター>[編集]

醤油抗菌
メインジョブ:【大提督】(超級職)
グランバロア討伐ランキング一位にして<グランバロア七大エンブリオ>の一人に数えられる<超級>。陸戦も可能だが、特に海上戦において屈指のマスターで、後述のエンブリオで敵対者を爆弾に変えて敵対クランを壊滅させた逸話から“人間爆弾”の通り名を持ち“四海最強”と呼ばれることもある。エンブリオは人間の体液を含むあらゆる液体を爆薬に変える【大炎醸 アブラスマシ】。正体隠しのため、着ぐるみを使用している。
モード・エドワーズ
<グランバロア七大エンブリオ>の一人に数えられる<超級>。陸戦が可能。絶対追尾能力の<エンブリオ>を放つ。
スカラ・エドワーズ
<グランバロア七大エンブリオ>の一人に数えられる<超級>。陸戦が可能。超々音速飛翔の<エンブリオ>を駆る。
ミロスラーヴァ・スワンプマン
<グランバロア七大エンブリオ>の一人に数えられる<超級>。陸戦が可能。水陸両用巨大戦闘兵器の<エンブリオ>を駆る。

天地[編集]

<マスター>[編集]

無量大数沙希
メインジョブ:【斬神】(超級職)
天地討伐ランキング一位の<超級>。天地の四大大名の一つである北玄院家トップクラスの人材、北玄院家四天王の一人として数えられる。通り名は“斬界”。現在は天地を出奔して、中央大陸へとイカダで向かっている。
ビッグマン
メインジョブ:【山賊王】(超級職)
天地討伐ランキング二位の<超級>。沙希と同じく、北玄院家四天王に数えられる一人。通り名は“ヤマギリ”。
プローブ・USA・ワン
メインジョブ:【鞭神】(超級職)
北玄院家四天王に数えられる準<超級>。通り名は“解体機”。
イーシタン
メインジョブ:【陰陽博士】
北玄院家四天王に数えられる準<超級>。通り名は“軍隊蟻”。
ヴィンターバウム/冬月アレックス
礼二の大学の同級生。天地では北玄院家に所属している。<エンブリオ>は【ホルス】。
ザウエル・ウルガウル
メインジョブ:【銃神】(超級職)
天地の<超級>の一人。通り名は“射撃否定”。
二重鉢轟
天地の<超級>の一人。着ぐるみを着用している数少ない<マスター>の一人。
“技巧最強”
天地決闘ランキング一位である<超級>の通り名。三種全てを兼ね揃える戦闘スタイルを持つ。
写楽花道
天地クランランキング一位のクラン<写楽一座>のオーナーである<超級>。
???/夏目高音
礼二の大学の同級生。あやとりを好んでいる。天地の四大大名が一つ、東青殿家に属している。
???/秋山昴
礼二の大学の同級生。普段からとある家でメイドとして働きながら、メイド服のまま大学に通っている。天地では四大大名のいずれにも属していない。
???/春日井竜
礼二の大学の同級生。天地の四大大名が一つ、南朱門家に属している。

レジェンダリア[編集]

<マスター>[編集]

バルク・ボルカン
メインジョブ:【超力士】(超級職)
レジェンダリアの<超級>の一人。決闘ランキングの一位。本人自身の性格に変態性は無いが、<エンブリオ>の能力で敵の装備を全て強制解除するため、変態だと言われている。
LS・エルゴ・スム
メインジョブ:【呪術王】(超級職)
レジェンダリアの<超級>の一人。クランランキングの一位、<YLNT倶楽部>のオーナー。敵の肉体年齢を強制的に下げる能力の<エンブリオ>を有する。レジェンダリアが変態の国と言われる原因の多くを占める。アバターネームの由来は我思う、ゆえに我ありをもじったもの。
天空院翼神子/星空暦
メインジョブ:【召喚姫】(超級職)
レジェンダリアに所属する準<超級>の中で最強の<マスター>。三つのランキングに入っているトリプルランカー。玲二の高校生時代の部活の部長。

<デザイア>[編集]

レジェンダリア内で指名手配を受けた<超級>6人による罪人同盟。共同の方針に進む<IF>とは違い、あくまで相互不干渉だけがルールの協定に過ぎない。全員が自分の領地と趣味にしか興味が無いため、<IF>への勧誘を拒絶している。

ZZZ
メインジョブ:【怠惰魔王】(超級職)
<デザイア>の一人。通り名は“睡眠欲”。レジェンダリア内の指名手配犯の中でも極めて穏当な人物。着ぐるみを使用している数少ない<マスター>の一人。
ディス・サティスファクタリィ
メインジョブ:【暴食魔王】(超級職)
<デザイア>の一人。通り名は“食欲”。
“ボトムレス”
メインジョブ:【嫉妬魔王】(超級職)
<デザイア>の一人の通り名。【魔王】シリーズに就いてる者の中で一番魔王らしい格好をしている。
“性欲”
<デザイア>の一人の通り名。
“知識欲”
<デザイア>の一人の通り名。
“無欲”
<デザイア>の一人の通り名。

“監獄”[編集]

ゼクス・ヴュルフェル
メインジョブ:【犯罪王】(超級職)
<IF(イリーガル・フロンティア)>のオーナーである<超級>。レイが<Infinite Dendrogram>を始めた時点では、“監獄”に収監されて<ダイス>という喫茶店を開いている。【犯罪王】の奥義により、合計レベルの値が非常に高い。シュウと因縁を持っている。チェシャの“自由”を受け取った<マスター>の一人。<エンブリオ>はその身を変幻自在なスライムへと変え、頚部切断や心臓の破壊も意に介さない能力を持つTYPE:ボディの【始源万変 ヌン】。
ガーベラ
<IF>の所属者である<超級>。王国で起こした事件の末に敗れて、“監獄”に収監された。何者からも認識されない強力な<エンブリオ>でありながら、自分を誤魔化し続けてた在り様だったために敗れたが、“監獄”収容後、ゼクスによってジョブ構成や性格諸々を矯正された。<エンブリオ>はTYPE:ワールド・ガーディアンの【唯我六尊 アルハザード】。
アプリル
<ダイス>の店員である機械仕掛けのウェイトレス人形。その正体は先々期文明においてフラグマンが作り出した傑作である煌玉人の一体、【金剛石之抹殺者(ダイヤモンド・スレイヤー)】。
キャンディ・カーネイジ
メインジョブ:【疫病王】(超級職)
“監獄”に収監された<超級>の1人。ティアン最多殺傷者でいくつもの小国を壊滅させたことから“国絶やし(リージョン・ロスト)”の通り名で呼ばれる。レイが<Infinite Dendrogram>を始めた時点では、“監獄”に飼われているUBM【細菌兵器】を攻略中であった。攻略後はゼクス、ガーベラと共に脱獄に乗り出す。
フウタ
“監獄”に収監された<超級>の1人。ゼクスから持ちかけられた脱獄の計画を拒絶している。いかなるジョブにも就くこともないレベル0の<超級>。己の<エンブリオ>すらも含めて<Infinite Dendrogram>にまつわる全てを憎んでいる。<エンブリオ>はTYPE:アポストルの【終焉侵食 アポカリプス】。
ハンニャ
メインジョブ:【狂王】(超級職)
“監獄”に収監された<超級>の1人。レイが<Infinite Dendrogram>を始めてから一ヶ月ほど後に刑期が明けた。フィガロと特別な関係にある。<エンブリオ>はTYPE:アポストルwithエンジェルギアの【幽閉天使 サンダルフォン】。

<IF(イリーガル・フロンティア)>[編集]

指名手配された<超級>のみで結成されたクラン。レイが<Infinite Dendrogram>を開始する前にオーナーのゼクスが、開始してからしばらく経ったあとにメンバーの1人であるガーベラが監獄に収監された。

ラスカル・ブラックオニキス
<IF>に所属する<超級>の1人。<IF>サブオーナーの一人だが、ゼクスが“監獄”に収容されている間は一時的にオーナーを代行している。
ゼタ
<IF>に所属する<超級>の1人。<IF>サブオーナー。全身を包帯で巻いたミイラのような風貌をしている。
エミリー・キリングストン
<IF>に所属する<超級>の1人。個人でのティアン、<マスター>問わず殺害した数がトップクラスであるため全世界的に指名手配を受けた。<エンブリオ>である【魂食双斧 ヨナルデパズトリ】の能力により、数百回の蘇生が可能。
ラ・クリマ
<IF>に所属する<超級>の1人。ティアンに対する人体改造、人身売買を多数行ったため、指名手配を受けた。広域制圧型。

その他[編集]

エルドリッジ
メインジョブ:【強奪王】(超級職)
かつてアルター王国で活動していた野盗クラン<ゴブリンストリート>のオーナー。レイレイによって、彼がいない時に他のクランメンバーが壊滅させられたことを皮切りに、他の国に行っても立て続けに相性の悪い<超級>に遭遇し続けている。
ベネトナシュ
メインジョブ:【冥王】(超級職)
国家に所属していないフリーの<超級>の一人。かつて一時的に<叡智の三角>に滞在してフランクリンの研究に協力した後に去っている。チェシャの“自由”を受け取った<マスター>の一人。<エンブリオ>はメイデンwithキャッスル・ルールの【冥導霊后 ペルセポネ】 。

管理AI[編集]

アリス
<Infinite Dendrogram>の管理AI 1号。アバター担当。マスターのものや管理AIがマスターに扮して振る舞うための分身を含めたアバター全般を作成し管理している。ティアンには冷たい。アバターの行動に強制的に介入する権限も有している模様。
ハンプティダンプティ
<Infinite Dendrogram>の管理AI 2号。<エンブリオ>担当。卵の殻にも形容できる薄い膜に覆われた少女の姿をしている。シュウに執着している。目的のために手段を選ばないため、平気でティアンを巻き込む。
クイーン
<Infinite Dendrogram>の管理AI 3号。モンスター担当。ジャバウォックに対し強い承認欲求を持つ。
ジャバウォック
<Infinite Dendrogram>の管理AI 4号。<UBM>担当。人間のシルエットを帯びた悪魔のような姿をしている。自ら作り出すUBMのデザインや、偶発的に発生したモンスター特殊個体のUBM認定、特典武具の管理といった作業をメインに行う。
キャタピラー
<Infinite Dendrogram>の管理AI 5号。自然環境担当。
レドキング
<Infinite Dendrogram>の管理AI 6号。<監獄>担当。
ダッチェス
声 - 春日望
<Infinite Dendrogram>の管理AI 7号。グラフィック担当。管理AIの中でも特に仕事が多い。
ドーマウス
<Infinite Dendrogram>の管理AI 8号。危険物担当。現在はアルター王国でテレジアを常に警護している。
マッドハッター
<Infinite Dendrogram>の管理AI 9号。アイテム担当。
バンダースナッチ
<Infinite Dendrogram>の管理AI 10号。セキュリティ担当。他の管理AIとは違って、アバターを持つことはなく純粋に素の姿であるドラム缶のまま。純粋な機械で目的を実行するということ以外の思考はないため、他の管理AIからは嫌われている最も巨大で強大な狂犬。敵対者を見つければ容赦無く、轢き潰す。
トゥイードルディー&トゥイードルダム
<Infinite Dendrogram>の管理AI 11号。クエスト、イベント担当。
ラビット
<Infinite Dendrogram>の管理AI 12号。時間担当。<Infinite Dendrogram>のサービス開始まで時間加速をかなりの比率で行なっていたために周囲の状況を把握できず、サービス開始時に時間加速を緩めたことで己の意思で世界を見回り始めた。
チェシャ
声 - 井澤詩織[2]
<Infinite Dendrogram>の管理AI 13号。現在は雑用担当。衣服を来た二足歩行する猫の姿をしている。レイのチュートリアルを担当した。己の語る“自由”を受け取ったレイとベネトナシュとゼクスのことを気にかけている。最も人間味が強い。

<Infinite Dendrogram>発売以前[編集]

フラグマン(初代)
メインジョブ:【大賢者】
レイが手に入れた煌玉馬の製作者である2000年以上前の技術者。他にも先々期文明の遺産の多くを開発・製造している。「化身」を滅ぼすことに生涯を費やし、現代にも多くの芽を残している。
メインジョブである【大賢者】のスキルを改造して彼自身の記録を残しており、彼の後継者達となった歴代の【大賢者】にしてフラグマンが「化身」を滅ぼす使命を引き継いでいる。だが、後継者達にも意図的に隠匿した事項も存在している。
ロクフェル・アドラスター
メインジョブ:【覇王】(超級職)
600年前の三強時代において、黄龍人外、シュレディンガー・キャットと争っていた最強のティアン。戦闘力は一瞬で超級職の最終奥義規模の攻撃を軽々と起こし、<超級>に相当する力を持ったシュレディンガーに勝利するほど。当時の【地神】、【海神】、【天神】によって、“乗り物”にしていた<イレギュラー>の<UBM>ごと封印されたため、現在もなお存命。
黄龍人外(ファンロン・レンユエ)
メインジョブ:【龍帝】(特殊超級職)
600年前の三強時代においての先々代の【龍帝】であったティアン。【龍帝】の特殊性と彼自身の才能によって、ロクフェルにも並ぶほどの実力を持っていた。歴代の【龍帝】では彼のみが多用途な術を行使するという規格外なことを実行でき、<UBM>を封印した球である黄河帝国の国宝、宝物獣の珠すらも作り出した。

現実[編集]

椋鳥
玲二と修一の姉。下の名は現時点では不明。一家の中で一番破天荒で、かつて彼女にいろいろと付き合わされた玲二は多くのトラウマを刻み付けられている。傭兵業をやっているらしく、身体能力は凄まじく高い。パラシュート無しで高空から落下してジャングルに落着したとはいえ生き延びる、ビルを素手でへし折るなど、弟から住んでる世界が違うと言われるような経歴を重ねている。

用語[編集]

<Infinite Dendrogram>
西暦2043年7月15日にリリースされたダイブ型VRMMO。これまでにリアルさを謳いながらもあまりに現実との差異が大きく全てが失敗作に終わってきた従来VRMMOとは異なり、本物と見紛うグラフィックや五感の完全再現、現実の環境に左右されない完全ダイブなど諸機能がありえない高水準に達しており、内部世界は現実と遜色がない。ただし内部時間は現実世界の3倍へと加速されている。プレイヤーのパーソナルに応じて独自の進化をしていく<エンブリオ>、千を超えるジョブの組み合わせによって無限の可能性を有することもあり人気を博している。
表向きゲームとして発売されているが、リアリティ、モデリング、生命などあらゆる面がゲームの域を超越していて、ゲームを髣髴とさせるシステムさえなければとてもゲームには見えない。この作品中世界の地球の科学力の最先端を飛び越えすぎているオーバーテクノロジーの塊であり、Mr.フランクリン曰く「ここをただのゲームだと思っている奴は阿呆か説明を真に受ける子供」と言わしめる。
男性マスターが女性ティアンと婚姻。子種が一個の生命となって母体に定着するまでログアウトを行わなければ、その後マスターがログアウトしようと関係なく二人の赤ん坊が生まれてきた事例まで存在(長期間のログインが必要なため、完全介護状態を維持できる環境などで生理現象の問題をクリアする必要あり)。一部の者達はこの世界は本物の異世界である可能性が濃厚と考えており、宇宙人のような存在の介入で現実世界側の人間はアバターを介して異世界に干渉しているのではないかとの疑惑がある。管理AIによると終焉と呼ばれる世界の終わりが迫っている模様。
<マスター>
<Infinite Dendrogram>におけるプレイヤー達を指す。<エンブリオ>を移植されている。<マスター>の証として手の甲に<エンブリオ>の紋章が刻まれており、それが一種の身分証明書となっている。<Infinite Dendrogram>内で死亡した場合、現実時間で24時間(内部時間で3日間)ログインできないデスペナルティとなる。
トッププレイヤーなどを分ける基準としては後述の<エンブリオ>の形態で区分される。アバターは特殊超級職を除く後述のジョブに対して全ての適性を有する。
<Infinite Dendrogram>をゲームだと思ってプレイしている者は通称“遊戯派”とされ、逆に単なるゲームだと思わず、一つの異世界のように思っている者は“世界派”とされる。
全てのマスターのエンブリオが無限に至る可能性(可能性の大小は別)を持つため、引退して居なくならない限りは成長できる仕組みが整えられている。
ティアン
<Infinite Dendrogram>におけるNPC。高度なAIにより思考や行動が人間と遜色なく、紋章以外でマスターとNPCは見分けられないとされるが、実態はこの世界の原住民。<マスター>と異なり、一度死ねば蘇ることはなく遺体も残る。システム的にはジョブに就くことができる人間範疇生物を指す。吸血鬼や獣人、妖精、巨人なども含むが、ジョブに就かなければ能力的差異は小さく、戦闘力はジョブに依存する。その在り方のために、ティアンでは体が大きいだけの巨人が妖精によって絶滅寸前に追い込まれていたりする。才能によって就くことができるジョブに制限がある。
<エンブリオ>
<マスター>が持つ固有の力。初ログイン時に<マスター>の手に移植された段階で卵状の宝石の姿をした第0形態から孵化するまでは<マスター>のパーソナルを解析し続け、完了後に孵化する。<マスター>のパーソナルに応じて能力は千差万別に変わる。孵化後は<マスター>の経験に応じて、進化をし続ける。現段階では第0形態から第七形態までが確認されている。進化をしていけば、カテゴリー名が変わるあるいは他のカテゴリーを含む複合カテゴリーになる場合もある。
第七形態は【超級エンブリオ】とされ、これに到達した<マスター>は<超級(スペリオル)>と呼ばれ、現段階では100人にも満たない。マスターからはここが終着点と思われているが、この世界を統べる管理AI達は更に上の無限へと至らせるのを最終目標と定めている。
適合の基準があるらしく、適合する存在としては基本的に地球人及び突然変異の情報生命体のアルベルト、逆に適合しないのはティアンや椋鳥兄弟の姉。
<エンブリオ>の名称は地球における神話や伝説、童話などの伝承からとられており、性格・嗜好・能力などが名前に影響される模様。
ジョブ
<マスター>、ティアン問わず<Infinite Dendrogram>の世界で就く職業。ジョブごとにレベルに上限がある。就くジョブによっては種族が変更され、アンデッドや鬼に変更される場合もある。全ての<マスター>はレベル上限50の下級職を6つ、レベル上限100の上級職2つによる合計500レベルが基本的な上限。習得したジョブのスキルはジョブ系統が同じ限りは使用可能なものと汎用的に使用可能なものとある。ティアンも<マスター>も問わず、超級職(スペリオル・ジョブ)にはレベル上限が存在せず、カンストの500レベルを突破してレベル上げができる。
超級職にはジョブ系統ごとの条件を達成した先着1名しか就くことができないが、実際は派生系も含めた無数のジョブが存在するため条件不明なだけの未知の超級職も数多い。極まった者では4桁代のレベルに到達した者も存在するが、レベルだけでは本当の強さは得られず、下級・上級職までを含めたシナジー効果の高いジョブビルドこそが強さの重要な要素とされている。そのため超級職に至っても強さを求めてビルドを見直し、超級職以外をリセットして育て直す者もいる。
特殊超級職
一部の特殊な因子を持つティアンにしか就けない特殊な超級職。通常の超級職以上の力を有し、戦闘型の特殊超級職の場合は<超級>のマスターに比肩するほどの戦闘力を持つ。勇者や聖女といった馴染み深い物に加え、特定の能力にだけ特化した職もある。本来は邪神などからこの世界を守護する存在であるが、管理AIの干渉や犯罪者マスターによる殺害などで多くの有力な特殊超級職が欠けている状態にある。
管理AI
表向きは13体(秘匿された0号を含めると14体)の<Infinite Dendrogram>の世界を管理している存在達。無限に至ったエンブリオであるらしく、かつてマスターが居たという記述がある。本来<Infinite Dendrogram>の世界には存在しなかった者達で、先々期文明の頃に異大陸船に乗ってこの世界へと侵略してきて文明を滅ぼし世界を作り替えたとされている。先々期文明の者達からは「化身」と呼ばれ、倒すために様々な超兵器が開発され遺跡や遺物という形で現在まで残っている物もある。マスターに対しては優遇し好意的に接する者が多いが、ティアンに対してはどのような犠牲も問わぬ冷酷な者もおり、両者を明確に差別している模様。UBMといった災害や戦争などでマスターを追い込み、新しく無限へと至るエンブリオの誕生を求めて計画を進めている描写があり、その過程でこの世界を本来守るはずの特殊超級職の多くが欠けるなど悪影響が出ているようだが、目的さえ果たされればどうなろうと構わないと取れる発言が見られる。
戦闘スタイル
<Infinite Dendrogram>の世界における戦闘スタイルは基本的に3つに分かれる。一定以上の力を持つ者は戦闘スタイルを2つ以上併せ持つこともある。
<マスター>、ティアンを問わず多くの者が該当する、一番安定している1対1が基本の個人戦闘型。後述の広域制圧型を相手として何かを守る防衛戦になった場合、自分は守れても護衛対象に敵の手が及んでしまう可能性が高いという意味では相性が悪い。
一定範囲内の存在に対して、殺傷対象・非殺傷対象を区別して攻撃を行える広域制圧型。物量戦を基本とするため、前述の状況では個人戦闘型に対しては強いが、まとめて殲滅を行う後述の広域殲滅型には相性が悪い。
一定範囲内の存在に対して、敵味方の識別を行わずにまとめて殲滅攻撃をする広域殲滅型。ほとんどの相手に相性が良いが、範囲内の敵味方の識別がつけられないため、敵味方が混在する乱戦や市街地の戦闘では全力を発揮しにくく、一定以上近付かれると攻撃しづらいこともある。
戦争イベント
<Infinite Dendrogram>における戦争イベントは特殊で、<マスター>で戦争イベント時にログイン可能なのは各国の討伐・決闘・クランランキングで30位以内のランカーのみ。そのため、討伐、決闘のランカーでなくとも、ランキングに入っているクランに加入することで戦争イベントに参戦するという抜け道もある。
二国間の戦争においても、他の国のランカーの乱入というケースが起こりうる。前回のアルター王国とドライフ皇国の戦争時は皇国が有利に進めようとした矢先にカルディナのランカーからの介入によって中断せざるを得ないという状況にもなった。
しかし必ずしも戦争では特殊な仕様が実施されるというわけではなく、通常状態のまま国家間で争うこともできる。
監獄
ティアン殺害や国家に深刻な損害を与えたなどの理由で指名手配されたマスターは対象国のセーブポイントを使用できなくなるが、その状態で死亡すると戻れる場所が無くなりこちらに転送されることとなる。イレギュラーとして管理AIの手にも余るようになったUBMなども隔離されている。犯罪者マスターが集められた隔離世界であるが、中は西部劇の舞台のような風景でありダンジョンやレベル上げの狩場といった成長を促す仕組みはここでも健在。管理AIレドキングによる脱獄不可能なシステムが構築され基本的に刑期があけるまで出ることはできないが、<IF>オーナー【犯罪王】ゼクスが主導したシステムに穴を穿つような作戦(一度実行したら即対策されるため二度目は無い)で脱獄が果たされ、本来ならサービス終了まで出る事が叶わないほどの長期受刑者である<超級>の凶悪犯罪者マスターが幾人か帰還してしまっている。
収監されている<超級>は物語開始時点で4人だったが、王国でのある騒動で1人が倒され収監されたことで5人となった。その後は1人が刑期満了、3人が脱獄した。
ガードナー獣戦士理論
<Infinite Dendrogram>サービス開始初期から中期へと移り変わる頃に流行った、獣戦士が持つ固有スキル「獣心憑依」とガードナータイプの<エンブリオ>の組み合わせを前提とする最強ビルド理論。
「獣心憑依」とは「従属キャパシティ内のモンスターの元々のステータスの6割(超級職【獣王】は例外で10割)を自身のステータスに足す」スキルだったが、獣戦士はその固有スキルに反して従属キャパシティが極小。まともなモンスターを運用しようとすればキャパシティを増やすためジョブビルドを従魔師系統で埋める必要があり、戦闘で有用なスキルを取れる幅が狭くなる。また6割のステータスしか自身に加算されないため、キャパシティを目一杯使って純竜クラスを従えても4割減で単にステータスが高いだけの存在となり、「元々のステータス」という縛りで従魔師の強化スキルによる補正分は乗らない。純竜よりも上のモンスターを従魔にしようとしてもキャパシティの増大には限界がある等、中途半端な前衛と従魔師にしかなれない問題を「ティアンの」獣戦士は抱えていた。
だが、ある時ジョブビルドを研究していた<マスター>が「獣心憑依」の効果と<エンブリオ>のキャパシティが0である事に着目。従魔などより遥かに強力なガードナーの<エンブリオ>のステータスを獣心憑依で自身にプラス。キャパシティを考慮する必要がないため、サブジョブを戦闘系で埋めて戦闘スキルも兼ね備えることができるというこの理論が完成した。
多くのガードナー持ちの<マスター>がこの理論の実践が最強への道だと思い研鑽を重ねていたが、ステータスのみに全てを費やした<超級エンブリオ>のガードナー【怪獣女王 レヴィアタン】の<マスター>であるベヘモットが超級職【獣王】に就任。最高のステータスを持つガードナーとそれを100%自身に加え際限なく強くなれる超級職という、ガードナー獣戦士理論の完成形が誕生したことで同じやり方では永遠にベヘモットを超えられないと流行は終焉。現在は、簡単にそれなりの強さが得られやすいことから、ガードナーを持ちそれなりの強さで妥協できるような<マスター>が一定数使い続けている程度となっていた。
しばらく後に、ルークがガードナー獣戦士理論の発展形とも言えるものに到達。<エンブリオ>であるバビの三身融合スキル<ユニオン・ジャック>により、バビ+従魔との合体によるステータス統合で上級でありながら超級並のステータスを誇り、バビがこれまでドレイン・ラーニングしてきたマスターが本来習得できる数を超える量の幅広いスキルを使える。

<エンブリオ>[編集]

人型のエンブリオは食事に関してどこか普通ではない「食癖」を持つとされる。

TYPE:アームズ
武器、防具、道具、アクセサリ、義眼や義手等の姿をした<エンブリオ>。文字通り装備として用いられる。勇気ある者、傷付くことを恐れない者、猪突猛進、人情家、熱血漢な<マスター>から生まれる傾向がある。上位カテゴリーに兵器運用に特化したウェポンや演算処理能力に特化したカリキュレーターが存在する。
TYPE:ガードナー
モンスター系統の生物の姿をした<エンブリオ>。<マスター>を護衛するのがメイン。傷つくことを恐れる者、寂しがり屋、あるいは誰かに守ってもらいたい<マスター>から生まれる傾向がある。上位カテゴリーには群体型となるレギオンや単に単体としての性能を強化したガーディアンが存在する。
TYPE:キャッスル
城などの建造物の姿をした<エンブリオ>。<マスター>を収容するのがメインで、クランの拠点として用いられる場合もある。内向的、優しい、職人肌、丁寧な<マスター>から生まれる傾向がある。上位カテゴリーには建造物の外部への攻撃に特化したフォートレス、建造物の内部への攻撃に特化したラビリンスが存在する。
TYPE:テリトリー
結界の姿をした<エンブリオ>。効果範囲内を<マスター>の望む状況にする。自分ルールを持ったり、独善的、一匹狼、ストレスを溜め込む<マスター>から生まれる傾向がある。上位カテゴリーには<マスター>の外部への干渉に特化したワールドやマスターの内側の法則へと干渉するルールが存在する。
TYPE:チャリオッツ
騎乗物の姿をした<エンブリオ>。生物・機械問わず多彩なバージョンが存在。演技派、嘘つき、ノリがいい、優柔不断、お調子者の<マスター>から生まれる傾向がある。上位カテゴリーに単に性能を強化したギア、他の存在に騎乗してそれを強化するいわば強化パーツ型のアドバンスが存在する。
TYPE:メイデン
人間の女性の姿をしたレアカテゴリーの<エンブリオ>。必ず、前述の他カテゴリーを複合した形で生まれ、戦闘時にはその複合したカテゴリーの姿となる。傾向として、「頭では理解していても、心のどこかで<Infinite Dendrogram>の世界をゲームだと思っていない」、<エンブリオ>孵化前に強い危機感を抱いた<マスター>から生まれるとされる。
■■■機能とされる当の<エンブリオ>自身にも詳細を読み取れない、緊急進化を起こす機能を有している。能力は自分よりも上位の存在を打ち倒すジャイアントキリングを引き起こしやすいものになるが、例外的に格上に対して必ずしも効力を発揮しない能力になることもある。
TYPE:アポストル
メイデンと対をなす、■■■機能を有するもう一つのレアカテゴリー。少女の姿のメイデンに対し、少年の姿の<エンブリオ>。強い危機感から生まれるメイデンと異なり、仮に自分にとって嫌なことでも絶対にやり遂げるというような強い使命感から生まれる。
TYPE:ボディ
アバターの全身が<エンブリオ>へと置換されるレアカテゴリー。メイデン・アポストル以上に稀な<エンブリオ>。アームズ系列の義肢とは全く異なる。自分の肉体を人間のものから全く別の物に置き換えてもかまわないという、常人から乖離したパーソナリティーから生まれると考えられている。そのためか、【超級エンブリオ】の中では僅か2名しか確認されてない。
その他
基本的なカテゴリーは上位を含めて上述のものだが、進化していくと、周辺空間を把握することに特化した<エンブリオ>がなるTYPE:エンジェル○○など、特定の傾向を持つことを意味するカテゴリーになることもある。

地理[編集]

アルター王国
七大国家の一つ。西方三国中央にある騎士の国。内部時間において半年前に、かつて同盟関係だった隣国だったドライフ皇国と決裂し、国家間戦争が起きた。その結果、王や騎士団長など要人が多く死亡し、レイが初ログインした時期には迫り来る第二次騎鋼戦争において滅亡の危機に瀕していた。ドライフとの同盟を破棄した背景には裏で暗躍した存在が居る模様。邪神などの世界の秘密とされた事柄を意図的に隠匿した歴代フラグマン達によって自身はそうと知らぬままに抱え込んでおり、それらも近年の危機の理由となっている。エンブリオが第七形態に至った<超級>は<アルター王国三巨頭>の3人を含めた4人。
ドライフ皇国
七大国家の一つ。西方三国北端にある機械と鉄の国。以前はアルター王国の友好国だった。<超級>は3人。カルディナの策で食料等の貿易が困難となり困窮。アルター王国から同盟も破棄され、耕作地の不作による飢饉等を理由に王国に宣戦布告した。それとは別に皇帝自身も管理AIや終焉といったこの世界の秘密に迫る情報を得ており、王国侵攻の裏の理由ともなっている。
黄河帝国
七大国家の一つ。大陸東にある中華風の国。<超級>は<黄河四霊>の4人。国の方針として特殊超級職の保全と収集を行っており、アルター王国の聖剣にまつわる特殊超級職を得る可能性を求めて、第三皇子ツァンロンと第二王女エリザベートの婚姻を打診してくる。このこともあり、援軍等の直接的な支援は地理的に間をカルディナに遮られているため出来ないが、アルター王国にとっての友好国となっている。
カルディナ
七大国家の一つ。大陸の中央にある砂漠の国。<マスター>達の急激な増加(<Infinite Dendrogram>サービス開始時)までは、国家が保有する戦力に超級職が少なく最弱の国家だったが、値段が釣り上がる代わりに個々の国家が外に出さないはずの禁制品すら有していることによって資金が豊富な上級者の<マスター>達が流入した。それにより<超級>が七大国家の中で最も多くの人数所属したことで世界最強の国家となり、周囲の国家に対する圧力を強めている。<超級>はカルディナ政府の元に設立された世界最強クラン<セフィロト>に所属する9人。<セフィロト>や評議会議長を含め国家規模で何らかの大きな計画を遂行中であり、アルター王国とドライフ皇国の戦争も元を糺せばこの国が原因。その後も裏で干渉を続けるなど、七大国家の中でアルター王国だけが滅亡しかけている要因でもある。
グランバロア
七大国家の一つ。領土を持たず、幾つもの船団で形成された国。海上に存在する為、海中から<UBM>が奇襲するということによる死亡率は高い。<超級>は全員が海上戦を得意とする<グランバロア七大エンブリオ>の7人。
天地
七大国家の一つ。黄河帝国東岸から更に東側にある日本風の島国。他の七大国家とは別の意味で隔絶しており、内乱が生じているのが常となっている文字通りの修羅の国。特殊超級職の【征夷大将軍】を頂点にその下に四大大名がいるという一応の勢力関係はあるが、内乱により【征夷大将軍】が殺害されることも多く、力関係は変動しやすい。<超級>は決闘ランキングに3人、討伐ランキングに2人、他1人の合計6人。
レジェンダリア
七大国家の一つ。西方三国南端にある吸血鬼や妖精のような亜人達の国家。ファンタジーというべき要素が詰まっているという意味では王道に近い。そのために初ログインとして所属する<マスター>の母数が最も多い。その結果として、所属する<マスター>達のうち半数ほどが変態であり、アブノーマルであるのを自認する他の国家の<マスター>ですら、「あいつらには及ばない」「あそこの連中とは一緒にするな」と言うほどの凄まじい変態が多く、それだけでなく犯罪者の数も最も多くなっている。そのような在り様のためか<マスター>達の<エンブリオ>も極端な能力が見受けられている。国家に所属している<超級>は現時点では3人確認されているが、他にも国家所属者以上の人数である指名手配犯の<超級>6人が罪人同盟<デザイア>を形成して巣食っている。

モンスター[編集]

モンスター
この世界での非人間範疇生物のことを指す。普通のゲームのようなPOP式ではなく繁殖と成長を行うことによって独自の生態系を築いている。そのため、狩りすぎると絶滅することも。例外として、管理AIが作り出した神造ダンジョンに棲息しているモンスターはPOP式。人間範疇生物とは異なり、ジョブに就くことはできない。魔物言語などの独自のコミュニケーション手段を持つ。通常モンスターとボスモンスターの区分けがあり、通常モンスターは素材などのドロップ、ボスモンスターは宝櫃などの報酬が入った箱を落とす。モンスターのレベル限界は、下級でLv50、上級でLv100といった具合に分かれており、レベルの数字だけならマスターやティアンより遥かに低い。だがステータスでは比較にならないほど圧倒的に高く、レベルだけでは強さを判定できない。ボスモンスターともなると、亜竜級ならティアン換算で「下級職六人のパーティ、もしくは上級職一人」、純竜級なら「上級職六人のパーティ」の戦力に相当する。あくまで目安程度でしかないが、亜竜級モンスター<純竜級モンスター<逸話級UBM≦伝説級モンスター<伝説級UBM<神話級モンスター<神話級UBMといった強さの順になっている。
<UBM(ユニークボスモンスター)>
世界で一体だけしか存在しないモンスター。総じて一般のモンスターを遥かに超える戦闘力を持ち、なんらかの特殊能力を有している。通常のモンスターと同じく強さの階級としては、逸話級<伝説級<古代伝説級<神話級が基本的な強さの順番とされているが、実際は逸話級とは成り立てのUBMが振り分けられるカテゴリーであり、UBM自体も潜在能力次第で成長するにしたがって強さが変化していくため、強さの指針としては参考程度にしかならない。倒された場合、討伐に最も貢献した者に合わせたアジャストが行われたMVP特典武具をドロップする。UBMは潜在能力に応じて成長していくため、特典武具の性能もそれを元に決まる。そのため討伐時点での強さと特典武具の性能がどう考えても釣り合わない場合もある(モンスターレベルが低かった伝説級UBMの討伐報酬であるのにとても高性能な装備だった【瘴焔手甲 ガルドランダ】など)
既存のモンスターが特殊な能力に目覚めるなどして認定されるケースと、管理AIジャバウォックによるデザインを受け誕生するケースの二種類がある。古代伝説級からは<超級>でも相性が悪ければ敗けるほどの強さを持つ。
<イレギュラー>
<UBM>の中でもレベル100を超えた存在。システム上は神話級<UBM>と同じ扱いだが、その強さは桁違い。後述の<SUBM>はこの<イレギュラー>の中から選定される。
<SUBM(スペリオルユニークボスモンスター)>
<イレギュラー>と同様にレベル100を超えた存在で、管理AIの管轄下にある。通常の<UBM>では討伐貢献度が最大の1名のみに特典武具が与えられるが、<SUBM>の場合は複数の討伐貢献者に応じて複数の特典武具に分かれる。こちらは管理AI達によって既存の<エンブリオ>を【超級エンブリオ】へと進化させるための災害として各国に一回ずつ投下されるというルールに則って、投下される。<SUBM>は名称に数字が用いられ、現在は一般的には【双(二)】から【五】までが確認されている。

既刊一覧[編集]

小説[編集]

海道左近(著)、タイキ(イラスト)、ホビージャパンHJ文庫〉、既刊11冊

<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-
巻数 タイトル 初版発行日 ISBN
1 可能性の始まり[4] 2016年11月1日 ISBN 978-4-7986-1325-3
2 不死の獣たち[5] 2016年12月29日 ISBN 978-4-7986-1363-5
3 超級激突[6] 2017年4月1日 ISBN 978-4-7986-1432-8
4 フランクリンのゲーム[7] 2017年7月1日 ISBN 978-4-7986-1478-6
5 可能性を繋ぐ者達[8] 2017年9月30日 ISBN 978-4-7986-1551-6
6 月世の会[9] 2018年2月1日 ISBN 978-4-7986-1620-9
7 奇跡の盾[10] 2018年6月1日 ISBN 978-4-7986-1705-3
8 遺された希望[11] 2018年10月1日 ISBN 978-4-7986-1788-6
9 双姫乱舞[12] 2019年2月1日 ISBN 978-4-7986-1860-9
10 嵐の後、嵐の前[13] 2019年6月1日 ISBN 978-4-7986-1945-3
11 栄光の選別者[14] 2019年11月1日 ISBN 978-4-7986-2041-1

漫画[編集]

今井神(漫画)、ホビージャパンHJコミックス〉、既刊6巻

インフィニット・デンドログラム
巻数 タイトル 初版発行日 ISBN
1 インフィニット・デンドログラム 1[15] 2017年5月27日 ISBN 978-4-7986-1457-1
2 インフィニット・デンドログラム 2[16] 2018年1月27日 ISBN 978-4-7986-1613-1
3 インフィニット・デンドログラム 3[17] 2018年7月27日 ISBN 978-4-7986-1736-7
4 インフィニット・デンドログラム 4[18] 2019年1月26日 ISBN 978-4-7986-1827-2
5 インフィニット・デンドログラム 5[19] 2019年6月27日 ISBN 978-4-7986-1951-4
6 インフィニット・デンドログラム 6[20] 2019年10月26日 ISBN 978-4-7986-2031-2

テレビアニメ[編集]

2020年1月よりAT-Xほかにて放送中[2][21]。ホビージャパン50周年記念アニメ化作品として制作される[1]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

「Unbreakable」[2]
悠木碧によるオープニングテーマ。作詞はhisakuni、作曲・編曲は金崎真士[23]
「Reverb」[3]
内田彩によるエンディングテーマ。作詞は大西洋平、作曲・編曲は黒須克彦

各話リスト[編集]

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督総作画監督
第一話可能性の始まり 百瀬祐一郎小林智樹渡辺純央
  • 野村優真
  • 岡田雅人
  • 佐藤ゆうこ
  • 南伸一郎
  • 中澤勇一
  • 西島圭祐
  • 近藤いずみ
  • 冨田佳享
大野勉
第二話墓標迷宮 羽原久美子安藤貴史
  • 飯飼一幸
  • 監物ケビン雄太(JFK)
  • 沼田広
  • 和田伸一
森前和也
第三話超級 児谷直樹三好なお
  • 島崎望
  • まつもとひろし
  • 朱荣双
  • EverGreen
  • 瀧川和男
  • 中村真悟
  • 西島圭祐
  • 浅利歩惟
  • 鳥井祥太(HOTZIPANG)
  • Jang Hee kyu
  • 森前和也
  • 大野勉

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[21]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [24] 備考
2020年1月9日 - 木曜 23:00 - 23:30 AT-X 日本全域 製作参加 / CS放送
木曜 23:30 - 金曜 0:00 TOKYO MX 東京都
BS11 日本全域 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠
2020年1月10日 - 金曜 0:30 - 1:00(木曜深夜) サンテレビ 兵庫県

インターネットではdアニメストアにて2020年1月9日より毎週23時30分より配信される[21]

BD[編集]

発売日[25] 収録話 規格品番
1 2020年4月1日予定 第1話 - 第4話 COXC-1241
2 2020年5月13日予定 第5話 - 第8話 COXC-1242
3 2020年6月10日予定 第9話 - 第13話 COXC-1243

Webアニメ[編集]

なぜなにデンドログラム』は、YouTubeで配信のミニアニメ。ネメシス、シュウ、チェシャにより世界観を解説、および本編の補足をしていく。

話数 今回のお題 配信日
第0話 なぜなにデンドログラム 9月より開始! 2019年
8月23日
第1話 <Infinite Dendrogram>とは? 9月27日
第2話 エンブリオとは? 10月11日
第3話 職業ジョブについて 10月25日
第4話 <Infinite Dendrogram>内でのマスターの立ち位置 11月8日
第5話 なんか諸々の説明 11月22日
第6話 <Infinite Dendrogram>内における国 12月6日
第7話 決闘とPKについて 12月20日
第8話 ネメシスのスキル 2020年
1月10日
第8話 ランカーの種類
トライフ皇国
1月17日
AT-X 木曜 23:00 - 23:30 枠
前番組 番組名 次番組
インフィニット・デンドログラム
-
BS11 ANIME+ 木曜 23:30 - 金曜 0:00 枠
アズールレーン(第10話まで)
インフィニット・デンドログラム
-

出典[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i “HJ文庫「インフィニット・デンドログラム」アニメ化!斉藤壮馬、大野柚布子ら出演”. コミックナタリー. (2019年1月25日). https://natalie.mu/comic/news/317287 2019年1月25日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m “インフィニット・デンドログラム:テレビアニメのOPに悠木碧 2020年1月放送開始 新ビジュアルも”. MANTANWEB. (2019年10月18日). https://mantan-web.jp/article/20191018dog00m200051000c.html 2019年10月18日閲覧。 
  3. ^ a b “内田彩:テレビアニメ「インフィニット・デンドログラム」のED担当 「作品にマッチするようなロックな楽曲」”. MANTANWEB. (2019年12月15日). https://mantan-web.jp/article/20191215dog00m200014000c.html 2019年12月15日閲覧。 
  4. ^ 【新シリーズ】<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 1.可能性の始まり”. HJ文庫. 2016年11月20日閲覧。
  5. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 2.不死の獣たち”. HJ文庫. 2016年12月29日閲覧。
  6. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 3.超級激突”. HJ文庫. 2017年4月1日閲覧。
  7. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 4.フランクリンのゲーム”. HJ文庫. 2017年7月1日閲覧。
  8. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 5.可能性を繋ぐ者達”. HJ文庫. 2017年9月30日閲覧。
  9. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 6.月世の会”. HJ文庫. 2018年2月1日閲覧。
  10. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 7.奇跡の盾”. HJ文庫. 2018年6月1日閲覧。
  11. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 8.遺された希望”. HJ文庫. 2018年10月2日閲覧。
  12. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 9.双姫乱舞”. HJ文庫. 2019年2月1日閲覧。
  13. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 10.嵐の後、嵐の前”. HJ文庫. 2019年6月1日閲覧。
  14. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 11.栄光の選別者”. HJ文庫. 2019年11月1日閲覧。
  15. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 1”. コミックファイア公式Webサイト. 2017年5月27日閲覧。
  16. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 2”. コミックファイア公式Webサイト. 2018年1月27日閲覧。
  17. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 3”. コミックファイア公式Webサイト. 2018年8月31日閲覧。
  18. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 4”. コミックファイア公式Webサイト. 2019年1月26日閲覧。
  19. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 5”. コミックファイア公式Webサイト. 2019年6月27日閲覧。
  20. ^ <Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 6”. コミックファイア公式Webサイト. 2019年10月27日閲覧。
  21. ^ a b c ON AIR”. TVアニメ「インフィニット・デンドログラム」公式サイト. 2019年11月15日閲覧。
  22. ^ a b c “「インフィニット・デンドログラム」戦闘シーンを収めた第1弾PV公開”. コミックナタリー. (2019年3月24日). https://natalie.mu/comic/news/325192 2019年3月24日閲覧。 
  23. ^ DISCOGRAPHY”. 悠木碧 Official Home Page. 日本コロムビア. 2019年12月15日閲覧。
  24. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  25. ^ Blu-ray”. TVアニメ「インフィニット・デンドログラム」公式サイト. 2020年1月10日閲覧。

外部リンク[編集]