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ل
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語末形
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語中形
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語頭形
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ـل
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لـ
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ل
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ﻝ(ラーム, لام)はアラビア文字の23番目に位置する文字。歯茎側面接近音 /l/ を表す。
フェニキア文字から受け継がれた文字の一つで、ヘブライ文字の ל、ギリシャ文字の Λ、キリル文字の Л、ラテン文字の L に対応する。元は雄牛を追い立てる棒の形から来たといわれている。
直後にアリフが来る場合、合字لا(ラーム・アリフ)を作る。
このラーム1文字で意味をなす語としては動作の対象や方向などを表す前置詞(日本語の「~に」「~へ」)であるلِ(li,リ)や強調・宣誓のلَ(la,ラ)が挙げられる。
前置詞لِ(li,リ)のように1文字しか無い場合は後続の語とつなげてつづられる。定冠詞اَلْ(al-,アル=)のついた語が続く場合は語頭のハムザトルワスル(اَ)が脱落しلِلْ(li-l,リ・ル=)となる。
符号位置[編集]
文字 |
Unicode |
JIS X 0213 |
文字参照 |
説明
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ل |
U+0644 |
‐ |
ل
ل |
ラーム
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ڵ |
U+06B5 |
‐ |
ڵ
ڵ |
クルド語 /ɫ/
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ڶ |
U+06B6 |
‐ |
ڶ
ڶ |
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ڷ |
U+06B7 |
‐ |
ڷ
ڷ |
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ڸ |
U+06B8 |
‐ |
ڸ
ڸ |
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