額田駅 (大阪府)
額田駅 | |
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奈良方面駅舎 | |
ぬかた NUKATA | |
◄枚岡 (0.7 km) (1.1 km) 石切► | |
所在地 | 大阪府東大阪市山手町2-10 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | 奈良線 |
キロ程 |
9.0km(布施起点) 大阪難波から15.1 km |
電報略号 | ヌカタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
3,490人/日 -2008年- |
開業年月日 | 1920年(大正9年)7月13日 |
額田駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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額田駅(ぬかたえき)は、大阪府東大阪市山手町にある、近畿日本鉄道(近鉄)奈良線の駅。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。30パーミルを超える勾配の途中に駅が設置されている。ホーム有効長は6両。互いのホームを結ぶ跨線橋も地下道も無いため、両ホームとも改札口が別々に存在する。
便所は1番ホームの改札内のみにあり、男女別の水洗式。2008年8月に工事を行い、水洗化された。当駅の水洗化により、奈良線のトイレは全て水洗となった。 石切側の踏切は一旦遮断機が下りるとなかなか渡ることができない。理由として、奈良方面行き普通(区間準急)が次の石切駅で急行(快速急行)の退避を行うが過密ダイヤゆえ後続列車が低速で先行列車を追いかけるかたちとなる。また難波方面は石切駅で先行する急行(快速急行)の後を普通(区間準急)が追いかける。そしてその上下列車の現象が僅差で額田駅付近で起こるため、1度遮断機が下りると4本の列車の通過を待つことになるのである。そのため遮断機をくぐって渡る者も少なくない。
のりば
1 | ■奈良線(下り) | 生駒・大和西大寺・奈良・天理方面 |
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2 | ■奈良線(上り) | 布施・大阪上本町・大阪難波・尼崎・甲子園・三宮方面 |
なお自動改札機は東芝製が設置されている。赤い自動改札機(EG-2000)は出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。
利用状況
- 2008年11月18日の調査結果によると、1日の利用客は3,490人(前回2005年11月8日の調査では3,371人)。
- 難波線・奈良線の駅(大阪線複々線区間や他線接続駅含む)としては24駅中24位で、同線の駅の中では最も利用客が少ない。
- 近鉄の全調査対象駅の中では287駅中151位。
- 大阪府内の近鉄の駅としては61駅中54位。
駅周辺
生駒山の中腹にあり、駅東西の斜面に住宅街が広がっている。また、石切駅にかけて車窓から見下ろす夜景が美しいことでも知られる。
- 東大阪豊浦郵便局
- 東大阪市立枚岡東小学校
- 枚岡公園
- 妙徳寺
- 上行院
- 月宮寺
- 国道308号
歴史
- 1920年(大正9年)7月13日 - 大阪電気軌道の枚岡 - 石切間に新設開業。
- 1941年(昭和16年)3月15日 - 参宮急行電鉄との合併により関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 2006年(平成18年)3月21日 - この日より新設された区間準急の停車駅になる。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。
戦前に大阪環状線桜ノ宮駅を起点、この駅を終点とする四条畷線が計画され、一部区間では着工されていたが、結局は未成線となった。