野辺山駅
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野辺山駅 | |
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![]() 駅舎(2011年8月撮影) | |
のべやま Nobeyama | |
◄清里 (5.9 km) (8.1 km) 信濃川上► | |
所在地 | 長野県南佐久郡南牧村大字野辺山306 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■小海線 |
キロ程 | 23.4 km(小淵沢起点) |
電報略号 | ノヘ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
197人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)11月29日 |
備考 |
みどりの窓口 有 標高:1,345.67m(JRグループ最高) |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/83/JRE-Koumi-line-Highest-point.jpg/220px-JRE-Koumi-line-Highest-point.jpg)
野辺山駅(のべやまえき)は、長野県南佐久郡南牧村大字野辺山にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)小海線の駅。
概要
小海線の長野県の南端に位置する駅で、駅の標高は1,345.67m[1][2]で、JRグループの駅(また、日本の普通鉄道の駅)としては日本一標高が高い地点に位置する[1]。隣接する清里駅との間にJRグループの最高標高地点(1,375m)がある。
ただし、トロリーバスといった普通鉄道以外の鉄道を含めると、最高地点にある駅は立山黒部貫光立山トンネルトロリーバスの室堂駅(2,450m)となる。また、索道(ロープウェイ)を含めると駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅(2,611.5m)となる。なお、世界最高標高の鉄道駅は中国チベット自治区にあるタングラ駅(5,068.63m)である。
旧・日本国有鉄道(国鉄)時代から「国鉄一高い駅」と「国鉄一深い駅」の縁で総武快速線馬喰町駅と友好関係にある。また、当駅で販売されている記念入場券には「空にいちばん近い駅」とある。
歴史
- 1935年(昭和10年)11月29日 - 国鉄小海線 清里駅 - 信濃川上駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1978年(昭和53年)9月22日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1983年(昭和58年)3月16日 - 新駅舎完成。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。留置線を有する。互いのホームは構内踏切で連絡している。
みどりの窓口(営業時間 8:20 - 17:00)設置駅。自動券売機は設置されていない。
のりば
1 | ■小海線(下り) | 小海・小諸方面 |
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2 | ■小海線(上り) | 清里・小淵沢方面 |
3 | ■小海線 | (待避線) |
利用状況
2010年度の1日平均乗車人員は197人である。
駅周辺
- 国立天文台野辺山宇宙電波観測所 - 清里駅から野辺山駅に向かう間に大きなパラボラアンテナ(ミリ波電波望遠鏡)が見え、小海線のワンマン列車の車内放送にもその案内が入れられている。
- 国道141号
- 野辺山簡易郵便局
- セブン-イレブン南牧野辺山店
- 野辺山ドライブイン菊本
- ローソン野辺山店
- 南牧村立南牧南小学校 - 日本で最も標高が高い学校(1,327.5m[3])。
- 野辺山SLランド - JRグループの最高標高地点(1,375m)に近い場所にある遊園地。
隣の駅
脚注
- ^ a b えきねっと(JR東日本)|小海線 高原列車の旅|旅どきnet(2011年11月20日閲覧)
- ^ 長野県南牧村ホームページ 南牧村の日本一(2011年11月20日閲覧)
- ^ 南牧村立南牧南小学校ホームページ(2011年11月20日閲覧)
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 室堂駅 - 日本で最も標高が高い地点にある駅。
- 吉岡海底駅 - 日本で最も標高が低い地点にある地下駅。
- 弥富駅・近鉄弥富駅 - 日本で最も低い地点にある地上駅。
- フォトデッキ駅 - 1986年(昭和61年)の一時期、普通鉄道最高地点の駅となった。
- 野辺山高原
- 高原へいらっしゃい
- ウルトラセブン - 旧駅舎が第24話「北へ還れ!」に登場した。