桂川駅 (福岡県)
表示
桂川駅* | |
---|---|
駅舎(2006年8月13日) | |
けいせん Keisen | |
所在地 | 福岡県嘉穂郡桂川町大字豆田131-6 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
電報略号 | ケイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1901年(明治34年)12月9日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 筑豊本線** |
キロ程 | 45.3 km(若松起点) |
◄天道 (3.0 km) (2.8 km) 上穂波► | |
所属路線 | 篠栗線** |
キロ程 | 0.0 km(桂川起点) |
(3.2km) 筑前大分► | |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
桂川駅(けいせんえき)は、福岡県嘉穂郡桂川町大字豆田にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。
概要
筑豊本線を所属線[1]とし、当駅を起点とする篠栗線を加えた2路線が乗り入れている。
筑豊本線においては当駅が運行上の境界駅となっている。当駅から折尾駅方面は篠栗線と共に電化され、「福北ゆたか線」の愛称で一体運転が行われており、1時間あたり快速列車が2本、普通列車が1 - 2本と本数も多い。一方、当駅から原田駅方面は非電化で、「原田線」の愛称が付けられているが、こちらは1日に普通列車が8往復のみの運転である。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合わせて2面3線を有する地上駅。保線車両留置用の側線がある。互いのホームは跨線橋で連絡している。
九州交通企画が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口がある。改札は自動改札機で行う。SUGOCAの利用が可能であるが、原田線に関しては、中間駅の上穂波駅、筑前内野駅、筑前山家駅で下車することは出来ない(当該駅にも運行車両にもカードリーダーが設置されていないため)。
のりば
1 | ■福北ゆたか線(上り) | 新飯塚・直方・折尾方面 |
2 | ■原田線* | 上穂波・原田方面 |
3 | ■福北ゆたか線(下り) | 篠栗・博多方面 |
* 福北ゆたか線(上り・下り)の一部も使用
駅周辺
当駅は桂川町の中心部から2kmほど離れた町外れの場所にあるため、駅前は数軒の小規模商店と民家が点在する程度で閑散としている。駅前にはタクシーが常駐し、また桂川町中心部・飯塚市・嘉麻市方面へバスが運行されている。
- 王塚古墳 - 北へ約800m
- やぶれ饅頭
- 千鳥屋桂川店
バス路線
- 27系統 飯塚・西鉄大隈方面
- 28系統 飯塚・吉隈(一部嘉穂総合高校経由)方面
飯塚市コミュニティバス
- 米ノ山線
- 熊ヶ畑方面
歴史
計画段階では上穂波村長尾地区(現在の飯塚市)に駅が開設される予定であったが、資金不足等により現在の位置に九州鉄道長尾駅として開設され、「長尾」の地名を駅に冠した。背景に地元有力政治家の圧力があったとされる。(日鉄嘉穂炭鉱史より)
- 1901年(明治34年)12月9日 - 長尾駅として九州鉄道(初代)が開設。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され、帝国鉄道庁が所管。
- 1929年(昭和4年)12月7日 - 筑前内野 - 原田駅間開通により筑豊本線所属駅に編入。
- 1940年(昭和15年)12月1日 - 桂川駅に駅名改称。
- 1968年(昭和43年)5月25日 - 篠栗線篠栗 - 当駅間開業により全通。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2001年(平成13年)10月6日 - 筑豊本線東折尾 - 直方 - 桂川駅間および篠栗線吉塚 - 当駅間電化。
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
隣の駅
脚注
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
関連項目
外部リンク
- 桂川駅(駅情報) - 九州旅客鉄道