井原市立平櫛田中美術館
井原市立田中美術館 Denchu Art Museum | |
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施設情報 | |
正式名称 | 井原市立田中美術館 |
愛称 | 田中館 |
前身 | 井原市立田中館 |
専門分野 | 平櫛田中 |
事業主体 | 井原市 |
管理運営 | 井原市教育委員会 |
建物設計 | 丸川建築設計事務所[1] |
開館 | 1969年(昭和44年) |
所在地 |
〒715-8601 岡山県井原市井原町315番地 |
位置 | 北緯34度35分53秒 東経133度27分48秒 / 北緯34.59806度 東経133.46333度座標: 北緯34度35分53秒 東経133度27分48秒 / 北緯34.59806度 東経133.46333度 |
プロジェクト:GLAM |
井原市立田中美術館(いばらしりつでんちゅうびじゅつかん)は、岡山県井原市にある平櫛田中を題材とした美術館。
2023年(令和5年)4月18日にリニューアルオープンすることになっており、名称が井原市立平櫛田中美術館に変更される[2]。
概要
井原市出身[注釈 1]の平櫛田中の作品を保存するために、1969年(昭和44年)に「田中館」として開館したのが始まり。その名の名残から地元では今でも田中館と呼ばれ親しまれている。
所蔵品には、平櫛田中の死後に遺族から送られた遺品や、市内の小・中・高校に寄贈されていた作品を中心としている。また、平櫛田中だけでなく平櫛田中賞を受賞した作家の作品も一部を展示している他、平櫛田中が数々の名作をつくり出した東京都台東区上野桜木町のアトリエを再現し、当時の面影を偲ばせる展示がなされている。
2023年(令和5年)4月18日にリニューアルオープンすることになり、名称を「井原市立田中美術館」から平櫛のフルネームを含めた「井原市立平櫛田中美術館」に変更する[2]。
建物データ
沿革
年表
- 1969年(昭和44年) : 「田中館」として開館。
- 1973年(昭和48年) : 博物館法により登録され、「田中美術館」と改称。
- 1983年(昭和58年) : 井原市制30周年を記念し、これまでの建物の西隣に新築移転。
- 2018年(平成30年) 10月1日 : 新館の建設に向け、井原市教育委員会が整備計画案を公表[3]。
- 2020年(令和2年) 12月28日 : 新館の建設に伴い、休館[4]。
- 2023年(令和5年) 4月18日 : リニューアルオープン予定(名称を井原市立平櫛田中美術館に変更)[2]。
アクセス
自動車
- 最寄IC : E2 山陽自動車道 (20) 笠岡IC、(21) 福山東IC
- 最寄ICより井原市中心部へ(笠岡ICより約20分。福山東ICより約25分。)。
- 駐車場 : 有(井原市役所および井原市民会館と兼用。)
交通機関
- 最寄駅 : 井原鉄道井原線 井原駅
- 最寄駅より徒歩で約10分(最寄駅より路線バスを利用する場合は、井原あいあいバス(市内循環バス)の田中美術館線で「田中美術館バス停」下車。)。
- JR笠岡駅からの場合は、井笠バス井原行きで「駅前通りバス停」下車(「駅前通りバス停」より西へ徒歩で約3分。)。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d 岡山建築士会建築マップ編集員会 2002, p. 132.
- ^ a b c “井原の田中美術館、2023年にリニューアルオープン「平櫛田中美術館」に名称変更”. 中国新聞 (2022年9月26日). 2022年9月27日閲覧。
- ^ “田中美術館新館の計画案を公表 井原市教委、本館と合わせ再整備 (ウェイバックマシン)”. 山陽新聞 (山陽新聞社). (2018年10月2日). オリジナルの2018年10月2日時点におけるアーカイブ。 2018年10月4日閲覧。
- ^ “井原・田中美術館で「感謝展」 新館建設のため28日から休館 (ウェイバックマシン)”. 山陽新聞 (山陽新聞社). (2020年12月10日). オリジナルの2020年12月10日時点におけるアーカイブ。 2021年1月1日閲覧。
参考文献
- 岡山建築士会建築マップ編集員会『岡山建築散策マップ』社団法人岡山建築士会、2002年。ISBN 4-86069-002-8。
関連項目
- 田中苑 …… 近くにある日本庭園の公園。
- 小平市平櫛田中彫刻美術館 …… 東京都小平市にある同美術館と同じ題材の美術館。