三遠南信自動車道
一般国道自動車専用道路(B) (無料) | |
---|---|
三遠南信自動車道 | |
路線延長 | 99.0km |
開通年 | 1994年(平成6年) - |
起点 | 長野県飯田市 飯田山本IC(北緯35度28分4.66秒 東経137度45分29.84秒) |
主な 経由都市 |
愛知県新城市 |
終点 | 静岡県浜松市北区 三ヶ日JCT(北緯34度49分32.43秒 東経137度32分44.21秒) |
接続する 主な道路 (記法) |
中央自動車道 新東名高速道路 新東名高速道路引佐連絡路 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
三遠南信自動車道(さんえんなんしんじどうしゃどう)は、長野県飯田市の中央自動車道・飯田山本インターチェンジ (IC) から愛知県を経由して静岡県浜松市北区の新東名高速道路・浜松いなさジャンクション (JCT) に至る、総延長約100kmの高規格幹線道路である。
国道474号の自動車専用道路(国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路))に指定されている。
概要
中央構造線や赤石山脈(南アルプス)を中心とした険しい山岳地帯を通る。特に静岡県浜松市天竜区水窪町と長野県飯田市南信濃の県境を結ぶ青崩峠は地盤が脆弱でありながら地下水位が高く出水しやすいため、青崩トンネルの掘削は三遠南信道全体の工事の中でも最難関とされている[1][2]。
国道474号
一般国道の路線を指定する政令および一般国道の指定区間を指定する政令に基づく国道474号の概要は以下の通り。
- 起点 : 長野県飯田市山本3643番1号(飯田山本IC)
- 終点 : 静岡県浜松市北区引佐町東黒田字桑田263番3(浜松いなさJCT)
- 重要な経過地 : 長野県下伊那郡上村(現飯田市)、静岡県磐田郡水窪町佐久間町(現浜松市)、愛知県北設楽郡東栄町、同県南設楽郡鳳来町(現新城市)
- 指定区間 : 長野県飯田市山本3762番2-長野県飯田市上村138番14、静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家5564番1-同区水窪町奥領家5012番、同区佐久間町川合787番2-同市北区引佐町東黒田字桑田263番3[3]
通過市町村
一般国道の路線を指定する政令はいわゆる平成の大合併以前の市町村名で記述されており、合併にあわせた改正などは行われていない。合併により上村は飯田市の一部に、水窪町および佐久間町は浜松市天竜区の一部に、鳳来町は新城市の一部に、引佐町は浜松市北区の一部になっているため、現在の市町村名による通過市町村は以下のとおりである。
当面の整備方針の概要
飯喬道路
- 起点 : 長野県飯田市山本(飯田山本IC)
- 終点 : 長野県下伊那郡喬木村氏乗(喬木IC)
- 延長 : L=22.1km
- 構造規格 : 第1種第3級(飯田山本IC-飯田東IC)、第1種第4級(飯田東IC-喬木IC)
- 設計速度 : 80km/h(飯田山本IC-飯田東IC)、60km/h(飯田東IC-喬木IC)
- 標準道路幅員
- 飯田山本IC-天龍峡IC : W=20.5m(暫定W=10.5m)
- 天龍峡IC-飯田東IC : W=12.0m
- 飯田東IC-喬木IC : W=10.5m
- 車線幅員 : W=3.5m
- 車線数
- 飯田山本IC-天龍峡IC : 4車線(暫定2車線)
- 天龍峡IC-喬木IC : 2車線
長野県飯田市の中央自動車道から分岐し同市内を横断し長野県下伊那郡喬木村まで至る、現在建設中の自動車専用道路である。基本計画・整備計画では起点を長野県飯田市山本(飯田山本IC)、終点を長野県飯田市上久堅(飯田東IC)とする延長約14.6kmの道路とされている。飯田東IC-喬木ICの7.5km区間は2004年度(平成16年度)小川路峠道路から飯喬道路に編入されたが、基本計画と整備計画は変更されていない。[要出典]
2014年5月、飯田市龍江で建設中の19号橋工事において、施工業者の測量にミスがあり、設計図と実際に建設された橋の上部位置が最大で41.5cmずれていることが判明した。飯田国道事務所は延滞損害金を徴収するとともに工期を2015年3月20日まで延期することを認めた。建設工事の全体工程に影響はないとしているものの、道路構造令の基準不適合により是正工事が必要となった[4]。
小川路峠道路
- 起点 : 長野県下伊那郡喬木村氏乗(喬木IC)
- 終点 : 長野県飯田市上村程野(程野IC)
- 延長 : L=6.0km
- 構造規格 : 第1種第3級
- 設計速度 : 80km/h
- 標準道路幅員 : W=20.5m(暫定トンネル部 W=9.5m)
- 車線幅員 : W=3.5m
- 車線数 : 4車線(暫定2車線)
- 事業費 : 約550億円
長野県飯田市から長野県下伊那郡喬木村を経て長野県飯田市上村に至る道路である。延長6.0kmのうち起点寄り4.8kmの区間が供用済みであるが、矢筈トンネル東側坑口付近で国道152号に接続する暫定出入口から程野ICへ至る1.2kmは現道活用区間(後述)のため着工しない予定。 基本計画・整備計画では起点を長野県飯田市上久堅(飯田東IC)、終点を長野県飯田市上村程野(程野IC)とする延長13.5kmの道路とされている。飯田東IC-喬木ICの7.5km区間は2004年度(平成16年度)小川路峠道路から飯喬道路に編入されたが、基本計画と整備計画は変更されていない。[要出典]
現道活用区間
小川路峠道路終点から青崩峠道路起点へ至る区間は約12kmに亘る南信濃道路を調査中としつつ、概ね並行する国道152号の区間を長野県が改良整備しており現道活用区間として当面利用するとされた。三遠南信自動車道の全線整備に際して国土交通省は、現道を活用するなどなるべく短期間で整備及び開通効果を上げる方針のためとしている[5][6][7]。
国道152号 向井万場拡幅
急峻な地形のため急カーブが多いほか浦の沢トンネルが交互通行となっているなど幅員狭小個所が多く、落石による被害や通行止もあったため、線形を改良するとともに完全2車線化する事業。1977年(昭和52年)に着手、2011年(平成23年)7月3日に上中郷工区(豆嵐トンネルとその前後)1.162km が供用開始され、全線開通。[8]
- 起点 : 長野県飯田市上村程野(小沢橋南詰付近・小川路峠道路終点)
- 終点 : 長野県飯田市上村上町(県道251号交点付近)
- 延長 : L=6.320km
- 全体幅員 : W=9.0m
- 車線幅員 : W=3.25m
- 車線数: 2車線
- 事業費: 約164億円
向井万場拡幅終点から小道木バイパス起点へ至る6.6kmの区間は、1972年(昭和47年)から1995年(平成7年)にかけて上町小道木拡幅として整備された[9][10]。
国道152号 小道木バイパス
急峻な地形により急カーブが多く幅員狭小のため、2車線のバイパスを建設する事業。渓谷沿いの現道を2本のトンネルと2つの橋梁により短絡する。2008年度(平成20年度)に着手し、2015年(平成27年度)10月17日に全線供用された。[11]
- 起点 : 長野県飯田市南信濃小道木(熊野神社付近)
- 終点 : 長野県飯田市南信濃押出(林道千遠線交点・和田バイパス起点)
- 延長 : L=1.700km
- 全体幅員 : W=7.5m
- 車線幅員 : W=3.0m
- 車線数 : 2車線
- 事業費 : 約54億円
国道152号 和田バイパス
渓谷に開けた住宅密集地を通過するため幅員狭小でカーブが多いので、住宅地を避ける形で2車線のバイパスを建設する事業。現道を2本のトンネルと3つの橋梁により付け替える。1998年度(平成10年度)に着手し、2010年度(平成22年度)までに林道千遠線交点からかぐら大橋南詰現道交点の間(約2.1km)、2015年(平成27年)3月23日に下市場トンネル(仮称)周辺を除いた区間(約1.4km)の約3.5kmが開通済み。[12]
- 起点 : 長野県飯田市南信濃押出(林道千遠線交点・小道木バイパス終点)
- 終点 : 長野県飯田市南信濃梶谷(民宿せせらぎの里付近・小嵐バイパス起点)
- 延長 : L=4.114km
- 全体幅員 : W=12.0m
- 車線幅員 : W=3.25m
- 車線数 : 2車線
- 事業費 : 約61億円
国道152号 小嵐バイパス
青崩峠へ 向かっての幅員狭小かつ急カーブが連続する急勾配の道路で、大型車両の通行が特に困難であるため、これを改築する事業。現道の改良が主だが、兵越林道分岐の北約500m付近地点で現道から逸れて南南西に向かい、谷を越えた所で青崩峠道路に接続する。2007年度(平成19年度)着手、2015年(平成27年)3月23日に和田バイパス終点から現道交点の間、約0.4kmが開通。
- 起点 : 長野県飯田市南信濃梶谷(民宿せせらぎの里付近・和田バイパス終点)
- 終点 : 長野県飯田市南信濃小嵐(青崩峠道路接続部(小嵐IC))
- 延長 : L=2.425km
- 全体幅員 : W=7.5m
- 車線幅員 : W=3.0m
- 車線数 : 2車線
- 事業費 : 約49億円
青崩峠道路
- 起点 : 長野県飯田市南信濃和田(南信濃IC)
- 終点 : 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家(水窪北IC)
- 延長 : L=13.1km
- 標準道路幅員
- トンネル部 : W=9.5m
- 土工部 : W=10.5m
- 車線幅員 : W=3.5m
国道152号の不通区間である青崩峠の西側を、青崩トンネル(仮称・4,998m)[13]等によって迂回する道路である。 延長13.1kmのうち、長野県飯田市南信濃和田(南信濃IC)から長野県飯田市南信濃八重河内(小嵐IC)まで7.2kmについては当面国道152号現道を活用し、小嵐ICから終点である静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家(水窪北IC)までの5.9kmのみ早期供用を目指して先行整備する事としている[14]。
当初は国道152号の東側に沿って兵越峠直下を通過する計画で、そのルートに従って草木トンネル(草木IC-水窪北IC間)が建設・供用された。しかし同トンネル供用後の1997年(平成9年)に、兵越峠直下にあたる地盤が脆弱なことが判明し、2008年(平成20年)までに計画が地盤のやや硬い青崩峠西側を通るルートに変更された[15]。そのため、草木トンネルは三遠南信自動車道のルートから外れて一般道路へ格下げされる事となり、高速道路規格から一般道路規格に格下げされた[注釈 1]
変更項目 | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
構造規格 | 第1種第3級 | 第1種第4級 |
設計速度 | 80km/h | 60km/h |
車線数 | 完成4車線 (暫定2車線) |
完成2車線 |
別途新設される事となった青崩トンネルについては、2009年の民主党への政権交代の煽りを受け事業費圧縮を目的とした規格変更(右表)をしており、計画自体が当初のものより縮小されている。 トンネルのルート周囲の地盤が脆く地下水位が高いため難工事が予想され、整備に相応の期間を要する事が懸念されたため沿線自治体である飯田市・浜松市・豊橋市は連携して早期着工に関する中央要望を行っていた[16]。 2014年3月9日に調査坑の起工式が開催されると、牧野光朗飯田市長や鈴木康友浜松市長、国道交通省中部地方整備局長のほか地元選出の国会議員ら約130人が駆け付け、早期開通を祈願した[2]。2017年3月までに飯田市側から1,544m、浜松市側から1,364mを掘削して地質調査を行い、その後本坑を着工する計画である(飯田国道事務所によれば“ある程度調査坑の掘削が進んだ段階で、本坑に着手する可能性もある”としている)[17]。
三遠南信自動車道(水窪北~佐久間)
青崩峠道路終点の水窪北ICから佐久間道路起点の佐久間ICに至る約21kmについては長い間計画中とされており、三遠南信道約100kmの中で唯一の未事業化区間として残っている[18]。 ルート選定にあたっては、(1)全線で道路を新設する案、(2)佐久間IC寄りの14kmのみ道路を新設し、残りの7km間は国道152号現道を活用する案、(3)全線で現道を活用する案、の3案が検討され[注釈 2] 、道路と中央構造線との位置関係や有識者による自然環境への影響検証結果、2013年4月から5月にかけて実施された沿線住民らを対象とするアンケートの回答[19]などを踏まえ、2013年12月26日開催の社会資本整備審議会(道路分科会中部地方小委員会)において(2)案を採用する方針を固めた[20][21][注釈 3]。 開通見込時期は未定ながらも三遠南信道の全線供用の目途が付いた事に対し沿線自治体や住民からは歓迎の声が相次いぐ一方、早期の事業化・着工を求める声も聞かれた[23]。
2014年10月より環境影響評価(アセスメント)縦覧が開始され、今後は費用便益分析など新規事業採択時評価を経て事業着手し、インターチェンジの位置等を含めたルートの詳細設計が行われる事となる[24]。
佐久間道路
静岡県浜松市から愛知県北設楽郡東栄町に至る、全長約7kmの事業中の自動車専用道路である。
三遠道路
愛知県北設楽郡東栄町から静岡県浜松市北区の新東名高速道路に至る、全長約21kmの事業中の自動車専用道路である。事業着手当初、2007年度(平成19年度)末には鳳来峡IC-浜松いなさJCT間の開通が予定されていたが、三遠トンネル(4,520m)の建設が予想以上に難航し、2012年(平成24年)3月4日に鳳来峡IC-浜松いなさ北IC間が開通[25][26]、また2012年(平成24年)4月14日には浜松いなさ北IC-浜松いなさJCT間が開通し、新東名高速道路と接続した[27]。
- 起点 : 愛知県北設楽郡東栄町三輪(東栄IC)
- 終点 : 静岡県浜松市北区引佐町東黒田(浜松いなさJCT)
- 延長 : L=21.0km
- 規格 : 第1種第3級
- 設計速度 : 80km/h
- 規制速度 : 70km/h(明かり部)、60km/h(トンネル部)
- 標準幅員
- 土工部・橋梁部・高架部 : W=10.5m
- トンネル部 : W=12.0m
- 車線幅員 : W=3.5m
- 車線数 : 2車線
愛知・静岡県境付近で中央構造線を横切るため地形が険しく、その付近には三遠トンネルをはじめ大小様々なトンネル・高架橋が建設された。これにより浜松市北区引佐町東黒田から東栄町三輪まで国道257号および国道151号を利用するのに比べ30分程度短縮される。
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色が■である部分については施設の供用開始済みを示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用開始されていない、または完成していないことを示す。なお、未開通区間の各施設名称は仮称である。
- 当路線の終点から接続している、浜松いなさJCT - 三ケ日JCT間は新東名高速道路引佐連絡路であり、当道による事業区間ではない。
IC番号 | 施設名 | 接続路線名 | 起点 から |
備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|
(26-1) | 飯田山本IC | 中央自動車道 国道153号 |
0.0 | 長野県 | 飯田市 | |
天龍峡IC | 国道151号 | 7.2 | ||||
- | 千代IC | 県道1号飯田富山佐久間線 | - | 地域振興IC 飯田方面出入口のみ | ||
- | 龍江IC[28] | 11.2 | 2017年度(平成29年度)開通予定 地域振興IC | |||
- | 飯田東IC | 国道256号 | 14.6 | 2017年度(平成29年度)開通予定 | ||
- | 氏乗IC | - | 追加IC[29] | 喬木村 | ||
喬木IC | 県道251号上飯田線 | 22.1 | ||||
国道152号仮接続部 | 国道152号 | 26.9 | 飯田市 | |||
- | 程野IC | 国道152号 | 28.1 | 当面は着工しない区間 飯田方面出入口のみ | ||
計画中 | ||||||
- | 南信濃IC | 国道152号 | - | 当面は着工しない区間 | ||
- | 小嵐IC | 国道152号 | - | 2019年度(平成31年度)以降開通予定 | ||
- | 水窪北IC | 国道152号 | - | 静岡県 | 浜松市 | |
- | 水窪IC | - | 調査中 | |||
- | 佐久間IC | 国道473号 | 71.1 | 2018年度(平成30年度)開通予定 | ||
- | 浦川IC | - | 2018年度(平成30年度)開通予定 追加IC[29]、浜松方面出入口のみ | |||
- | 東栄IC | 国道151号 | 78.0 | 2018年度(平成30年度)開通予定(飯田方面) 2020年度(平成32年度)開通予定(浜松方面) |
愛知県 | 東栄町 |
鳳来峡IC | 県道519号七郷一色名号線 国道151号 |
85.1 | 地域振興IC | 新城市 | ||
渋川寺野IC | 静岡県道298号渋川鳳来線 県道47号引佐六郎沢線 県道299号渋川都田停車場線 |
92.5 | 浜松方面出入口のみ | 静岡県 | 浜松市 | |
浜松いなさ北IC | 県道47号引佐六郎沢線 | 98.5 | 飯田方面出入口のみ | |||
- | 浜松いなさ北料金所 | 本線料金所 | ||||
(15) | 浜松いなさJCT | 新東名高速道路 | 99.0 | |||
新東名高速道路引佐連絡路 三ヶ日JCT方面 |
トンネルと主な橋
- 矢筈トンネル(喬木IC-程野IC) : 4,176m
- 三遠名号トンネル(鳳来峡IC-渋川寺野IC) : 1,056m
- 三遠大島トンネル(鳳来峡IC-渋川寺野IC) : 172m
- 三遠トンネル(鳳来峡IC-渋川寺野IC) : 4,525m
- 渋川トンネル(渋川寺野IC-浜松いなさ北IC) : 1,598m
- 別所トンネル(渋川寺野IC-浜松いなさ北IC) : 948m
トンネルと橋の数
区間 | トンネル | 橋梁 | ||
---|---|---|---|---|
上り線 | 下り線 | 上り線 | 下り線 | |
飯田山本IC-天龍峡IC | 1 | 1 | 8 | 8 |
天龍峡IC-喬木IC | ? | ? | ? | ? |
喬木IC-程野IC | 1 | 1 | 3 | 3 |
程野IC-佐久間IC | ? | ? | ? | ? |
佐久間IC-浦川IC | 1 | 1 | ? | ? |
浦川IC-東栄IC | 1 | 1 | ? | ? |
東栄IC-鳳来峡IC | ? | ? | ? | ? |
鳳来峡IC-渋川寺野IC | 3 | 3 | ? | ? |
渋川寺野IC-浜松いなさ北IC | 2 | 2 | ? | ? |
浜松いなさ北IC-浜松いなさJCT | 0 | 0 | ? | ? |
合計 | 9? | 9? | 11? | 11? |
歴史
- 1983年度(昭和58年度) : 青崩峠道路事業化
- 1984年度(昭和59年度) : 喬木IC-程野IC間を事業化
- 1985年度(昭和60年度) : 青崩峠道路用地買収に着手
- 1986年度(昭和61年度) : 小川路峠道路用地買収に着手、小川路峠道路・青崩峠道路着工
- 1987年6月30日(昭和62年) : 三遠南信自動車道閣議決定(第四次全国総合開発計画)
- 1988年度(昭和63年度) : 矢筈トンネル着工
- 1989年8月8日(平成元年) : 小川路峠道路基本計画・整備計画決定
- 1989年度(平成元年度) : 飯田東IC-喬木IC間を事業化
- 1990年11月1日(平成2年) : 飯喬道路基本計画決定
- 1992年度(平成4年度) : 飯喬道路事業化
- 1993年度(平成5年度) : 三遠道路事業化
- 1994年(平成6年)
- 1995年度(平成7年度) : 佐久間道路事業化
- 1997年(平成9年)2月5日 : 飯喬道路整備計画決定
- 1999年度(平成11年度) : 飯喬道路着工
- 2003年度(平成15年度) : 三遠道路着工
- 2004年度(平成16年度) : 飯田東IC-喬木IC間が飯喬道路へ編入
- 2008年(平成20年)4月13日 : 飯田山本IC-天竜峡IC間開通
- 2008年度(平成20年度) : 草木トンネル区間をルートから除外、同区間を一般道路に格下げ。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
開通予定年度
- 2017年度(平成29年度) : 龍江IC-飯田東IC[32]
- 2018年度(平成30年度) : 佐久間IC-東栄IC[33]
- 未定(工程精査中) : 天龍峡IC-龍江IC[32]
- 未定(2019年度(平成31年度)以降) : 飯田東IC-喬木IC[32]、小嵐IC-水窪北IC[32]、東栄IC-鳳来峡IC
- 未定(調査中) : 水窪北IC-佐久間IC
- 未定(当面着工しない区間) : 国道152号仮接続部-程野IC、南信濃IC-小嵐IC
- 未定(計画中) : 程野IC-南信濃IC
交通量
24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)
- 長野県下伊那郡喬木村大字矢筈 : 1,178台
- 静岡県浜松市天竜区水窪町大字奥領家字池島 : 240台
脚注
注釈
- ^ その際に、トンネル内に歩道を取り付け車線幅も3.5mから3mに縮小されているほか、非常電話や情報板などの多くが取り外され、規格も下記の通り変更された。
- 構造規格 : 1種3級(自動車専用道路) → 3種3級(一般国道)
- 車線数 : 完成4車線(暫定2車線) → 完成2車線
- 制限速度 : (暫定2車線のため)60km/h → 50km/h
- ^ 国土交通省の検討資料によれば、(1)案の場合は道路延長約21kmで設計速度が全線で80km/h、(2)案は道路延長が同じく約21kmで設計速度がバイパス部分80km/h、現道活用部分は50km/h、(3)案は道路延長約27kmで設計速度が全線で50km/hが想定されていた。
- ^ ただし国土交通省では現道活用による早期ネットワーク完成を当初より念頭に置いており、2009年の第4回国幹会議の配布資料で既に当該区間を、浜松市が進める3事業(半島拡幅・長尾拡幅・大原拡幅)の高速道路への活用事例として紹介している[22]。
出典
- ^ “三遠南信道・青崩トンネル ルート最難関、着工へ”. 中日新聞 (中日新聞社). (2014年3月9日)
- ^ a b “三遠南信道の最難所 県境「青崩トンネル」起工”. 静岡新聞 (静岡新聞社). (2014年3月9日)
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令”. e-Gov. 2012年4月1日閲覧。
- ^ a b “三遠南信道の龍江19号橋で施工不具合”. 南信州新聞 (南信州新聞社). (2014年5月5日)
- ^ 青崩峠道路 || 三遠南信自動車道 国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所
- ^ 平成25年度第2回中部地方小委員会 国土交通省中部地方整備局
- ^ 平成25年飯伊地域「知事と市町村長との意見交換会」 長野県下伊那地方事務所
- ^ “国道152号の豆嵐橋、豆嵐トンネル、宮の下橋が7月3日(日)午後2時から開通します” (PDF). 長野県(飯田建設事務所)(プレスリリース) (2011年6月20日). 2012年4月1日閲覧。
- ^ 平成25年度第1回中部地方小委員会 国土交通省中部地方整備局
- ^ 長野県下伊那南部建設事務所
- ^ 南信州新聞
- ^ http://www.pref.nagano.lg.jp/nambuken/jigyo/shuyojigyo/wada.html (国)152号 和田バイパス
- ^ 青崩トンネル起工式、阿智村のひな祭り訪問、飯田市後援会上郷支部国政報告会開催、駒ヶ根市菅沼市議後援会総会に出席 衆議院議員宮下一郎ブログサイト
- ^ 平成24年度 第2回中部地方整備局事業評価監視委員会 道路事業説明資料 一般国道474号(三遠南信自動車道)青崩峠道路(国土交通省中部地方整備局)2012年10月12日 (PDF, 1.56 MiB)
- ^ a b “三遠南信道・県境トンネル区間着工前に安全祈願祭”. 南信州新聞 (南信州新聞社). (2012年12月16日)
- ^ “飯田市などが三遠南信道整備促進を求める提言活動”. 南信州新聞 (南信州新聞社). (2010年12月6日)
- ^ a b “青崩トンネル調査坑着工”. 南信州新聞 (南信州新聞社). (2014年3月10日)
- ^ 三遠南信自動車道(水窪北~佐久間)計画段階評価資料(国土交通省中部地方整備局)2014年1月7日 (PDF, 11.55 MiB)
- ^ 三遠南信自動車道[水窪北~佐久間]の計画検討に関するアンケートの結果を報告します(国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所)2014年1月7日 (PDF, 1.50 MiB)
- ^ “三遠南信道全線固まる 「佐久間―水窪北」決定へ”. 中日新聞 (中日新聞社). (2013年12月27日)
- ^ “三遠南信自動車道、ルート固まる 水窪北―佐久間”. 静岡新聞 (静岡新聞社). (2013年12月27日)
- ^ 第4回国土開発幹線自動車道建設会議説明資料 ~現道活用の事例(三遠南信自動車道)~(国土交通省)2009年4月27日 (PDF, 1.85 MiB)
- ^ “「ずっと待っていた」三遠南信道ルート案 歓迎や注文相次ぐ”. 中日新聞 (中日新聞社). (2013年12月27日)
- ^ “遠南信道・水窪-佐久間IC間 アセス方法書の縦覧始まる”. 中日新聞 (中日新聞社). (2014年10月2日)
- ^ a b “三遠南信自動車道:浜松いなさ北-鳳来峡、きょう開通 /静岡”. 毎日新聞. (2012年3月4日) 2012年3月5日閲覧。
- ^ a b “三遠南信道 きょう開通 浜松いなさ北-鳳来峡の13キロ”. 中日新聞. (2012年3月4日) 2012年3月5日閲覧。
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- ^ “南信州広域連合がリニア講演会開く”. 南信州新聞. (2011年2月18日) 2012年3月5日閲覧。
- ^ a b c 追加インターチェンジ(無料区間)一覧 (PDF) (国土交通省道路局2013年6月11日付プレスリリース、同日閲覧)
- ^ 三遠南信道路 青崩峠工事用道路に着手 南信州新聞・2012年2月15日付
- ^ 青崩峠道路 本線着工に向け詰所新設 南信州新聞・2013年3月30日付
- ^ a b c d “直轄事業の事業計画(長野県関連分)について” (PDF) (2014年4月25日). 2015年2月25日閲覧。
- ^ “直轄事業の事業計画(浜松市関連分)について” (PDF) (2012年5月10日). 2012年7月31日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 三遠南信自動車道 - 国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所
- 三遠南信自動車道 - 国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所
- 三遠南信自動車道 - 静岡県交通基盤部道路局道路企画課
- 長野県の高速道路 三遠南信自動車道 - 長野県建設部道路建設課
- 事業紹介(静岡県土木施工管理技士会)