ディビジョン (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ツーリン (会話 | 投稿記録) による 2016年4月5日 (火) 13:40個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ディビジョン
Tom Clancy's The Division
ジャンル オンラインRPG
対応機種 PlayStation 4
Xbox One
Microsoft Windows 7/8.1/10
開発元 Massive Entertainment
発売元 ユービーアイソフト
人数 オンライン時1人-24人
メディア BD-ROM/ダウンロード
発売日 日本の旗 2016年3月10日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
売上本数 日本の旗8万1,660本[1]
その他 オンライン専用
テンプレートを表示

ディビジョン』(原題:Tom Clancy's The Division) は、ユービーアイソフトより2016年3月10日に発売されたコンピュータゲーム。対応プラットフォームはPlayStation 4Xbox OneMicrosoft Windows7/8.1/10。

トム・クランシーシリーズ初のオープンワールドゲームかつ、オンラインRPG[2]

概要

ウィルステロによって荒廃したニューヨークを舞台にしたオンライン専用RPG。オンライン専用ゲームであり、協力プレイやダークゾーンへの侵入はPS4版ではPlayStation Plusへの加入が、Xbox One版ではXbox Liveのゴールドメンバーシップへの加入が必要となる。成長要素があるため「RPG」と銘打たれているが、サードパーソン・シューティングゲームの要素が強い[3]

舞台となる荒廃したニューヨークはオープンワールドでリアルに再現される。

オンラインでは基本的には1人から4人までの協力プレイだが、「ダークゾーン」と呼ばれる特に汚染された隔離地域では対人対戦が可能となっている。ここでは他のプレイヤーを攻撃し金品を奪えるが、「ローグ」(盗賊)に認定されてしまう。ローグに認定されると賞金が設定され、他のプレイヤーから狙われやすくなる。

シーズンパスが同梱された「ゴールドエディション」もダウンロード版限定で発売された。

2016年2月に行われたオープンベータテストでは全世界で640万人が参加し、新規IPでは最大規模だとユービーアイソフトの公式サイトで発表された。

ストーリー

ブラックフライデーに勃発した新型ウィルスによるバイオテロにより、ニューヨークは壊滅した。水や食料も底を尽き、街は無法者が跋扈するようになった。プレイヤーは特殊機関「ディビジョン」のメンバーとして、ウィルスによって崩壊したニューヨークの復興を目指す。

組織

ディビジョン
プレイヤーが所属する組織。普段は市民に紛れているが、問題が起こった時に治安を維持する。プレイヤーは暴徒化勢力の台頭により統率がとれなくなってしまった第一波のエージェントたちに続く第二波として派遣される。
JTF(ジョイントタスクフォース)
米軍の統合任務部隊。ニューヨークの街の治安維持や物資の輸送、医療や仮設住居の提供など、様々な活動をしている。ディビジョンエージェントと協力関係にある。
クリーナーズ
ニューヨークの清掃局員の生き残りによって組織された集団。ウィルスを浄化するためと称して火炎放射器を手に全てを焼き払おうとする。βテスト時には消防士の生き残りという設定であった。
ライカーズ
ライカーズ島に収容されていた重犯罪者によって組織された集団。ララエ・バレットが彼らをまとめ上げ、反権威主義の下、略奪や不法占拠、JTFやディビジョンエージェントらの惨殺を繰り返す。自らの居場所を求めている。
LMB(ラスト・マン・バタリオン)
元米国軍人チャールズ・ブリス率いるPMC。元はウォール街の証券会社を守るためにマンハッタンに送り込まれた部隊だったが、暴徒相手に歯が立たないJTFの惨状に失望。LMBの支配による治安回復を名目に蜂起した。

評価

週刊ファミ通のクロスレビューでは、10点、9点、8点、9点の合計36点(40点満点)でプラチナ殿堂入りした。

関連書籍

Tom Clancy's The Division New York Collapse
作中に登場する書籍「New York Collapse 」を実際に出版したもの。著者はアレックス・アーヴァイン

出典

外部リンク